みなさんはあんこをどれくらいの頻度で食べているでしょうか?
あんこを作ったら作りすぎてしまった、買ってきたけど使い切れない、という経験はありませんか?
今回は、
✅余ったあんこは冷凍できるのか
✅あんこはどのくらい日持ちするのか?
✅便利なあんこの冷凍方法
✅美味しく食べられる解凍方法
をご紹介したいと思います。
あんこは冷凍できる?日持ちはどれくらい?賞味期限ってあるの?
✅手作りのあんこは3日
✅市販のあんこは60日~3年
と賞味期限に大きな差があります。
市販のあんこは衛生的な工場で製造され、加熱殺菌なども徹底しているので賞味期限が長いです。
一方で手作りのあんこは冷ましたり、保存容器に移す際に細菌が入ってしまう為、賞味期限の目安は3日と短くなっています。
市販商品の賞味期限は長いですがこれは未開封の場合で、開封してしまうと1日しか日持ちしません。
しかし、あんこを使い切れず余ってしまうことがありますよね?
そんな時は冷凍保存がおすすめです。
市販、手作り共に冷凍保存が可能です。
あんこは冷凍すると2ヶ月程度、保存することができます。
冷蔵では1~2日程度しか美味しく食べることができないので、2ヶ月も保存できるのはびっくりですね。
しかも、あんこには大量の砂糖が使われており、冷凍してもカチコチになりません。
タッパーなどに入れて冷凍庫に保存しても固まらないので、使う分だけスプーンですくうことができますよ。
少しずつ使えるのはとても便利ですよね。
冷凍保存をすることで雑菌の繁殖を抑える効果もあります。
小豆には食物繊維やポリフェノール、ビタミンB群やミネラルが豊富に含まれており、栄養価の高さで注目を集めています。
さらに、鉄分やイソフラボンも豊富で貧血予防や更年期障害をやわらげる効果もあります。
あんこは魅力たっぷりの食材だったのですね!
栄養豊富なあんこですが、冷凍しても栄養価が失われることもなく、食感の変化もないので、保存は冷凍が便利でおすすめです。
簡単!あんこを冷凍するやり方
あんこを冷凍するときにおすすめの保存方法は、ジップロックなどの食品保存袋にあんこを入れて、厚さ1cm程度になるように伸ばします。
そして、菜箸などで板チョコのように割線を入れておくと、使いたい分だけ割ることができるので便利ですよ!
袋がない場合や使いづらいときは、製氷皿を使ったり、小分けにしてラップに包んで冷凍してもOKです。
あんこがあまってしまった場合は、ぜひ冷凍保存を試してみてくださいね。
あんこが冷凍臭い!冷凍臭を取る方法
冷凍すれば2ヶ月も保存可能だそうですが、味や食感に変わりはないのでしょうか?
あんこはほかの食品の臭いを吸収しやすいので、冷凍保存する場合にはほかの食品と離した方がいいでしょう。
冷凍するときに空気に触れてしまうと、その部分から雑菌が繁殖したり、臭いが移ったりします。
また空気に触れる面積が多いと、あんこが乾燥したり酸化する可能性もあるので、なるべく空気に触れないようにラップで包むことが大切です。
あんこを冷凍するときには急速冷凍がおすすめです。
時間をかけて凍らせると、中の水分が大きな氷の結晶となり、細胞が傷つけられることで風味や食感が落ちてしまいます。
急速冷凍機能を使って細胞の傷を減らせるよう意識すると、美味しいあんこを長く味わえますよ。
それでも臭いがついてしまった場合には、鍋に少量の水と解凍したあんこ入れ、こげないように気をつけて加熱しながら練ると、小豆の風味が復活して美味しく食べることができます。
あんこ味を落とさない上手な解凍方法
冷凍したあんこを解凍するには、
✅自然解凍
✅電子レンジ
✅鍋で加熱する
という方法があります。
冷凍したあんこを自然解凍する方法
その中でおすすめなのは、冷蔵室や室内で自然解凍する方法です。
自然解凍は風味も落ちにくく、1番美味しい状態で解凍できる方法です。
冷凍あんこを電子レンジで解凍する方法
時間がないときなどは電子レンジで解凍することもできます。
電子レンジを使う場合は、100グラムのあんこに対し、30秒から40秒くらいで柔らかくなります。(電子レンジによって異なります)
電子レンジでの解凍はあんこの温まり方にムラがでたり、風味が飛んでしまいやすいです。
加熱しすぎると小豆が乾いてしまい、美味しく食べられなくなってしまうのでご注意ください。
冷凍あんこを鍋で解凍する方法
鍋で解凍する場合には、水とあんこを鍋にいれて練るようにします。
自然解凍より短時間で解凍することができますが、焦げやすいので気をつけましょう。
おしるこなど、加熱してからあんこを食べる時は、解凍しないで凍ったまま使うことができます。
手軽に使えて時短にもなるので嬉しいですね。
冷凍あんこの簡単レシピ♪
冷凍したあんこ、長期保存できるとはいえ毎回同じメニューだと飽きてしまうし、消費方法に悩みますよね。
ここではレシピといえるか分からないほど、とっても簡単にできる冷凍あんこを使ったレシピをご紹介します。
とっても簡単ですが味は間違いないので、ぜひ試してみてください。
あずきバー風デザート
1つめのレシピは『あずきバー風デザート』です。
材料はなんと冷凍あんこのみです。しかも調理手順もありません。
冷凍あんこをそのまま食べるだけ!
斬新ですが、井村屋のあずきバーに似た味わいでとても美味しいです。
涼しげな器に盛りつければ立派なデザートになりますよ。
暑い夏や、ちょっと甘いものが食べたい時にぴったりですね!
あんこミルク
次にご紹介するレシピは、冷凍つぶあんと牛乳を混ぜた『あんこミルク』です。
見た目はタピオカミルクティーにそっくり!
下に溜まったあんこをスプーンですくうか、ストローで飲んでお楽しみください♪
テレビを見ながらほっと一息、コーヒーの代わりにいかがでしょうか。
あんバタートースト
私も大好きなあんバタートースト!
今回は2つのパターンをご紹介したいと思います。
あんバタートースト①
調理手順は食パンの上に、凍っているあんことバターを乗せて焼くだけ!
とっても簡単に、美味しいあんバタートーストができます。
あんことバターは相性抜群です!
冷凍あんこはカチコチに固まりませんが、食パンに塗りづらい場合には少し常温で柔らかくしてから塗ってみてください。
あんことバターの量はお好みOK!
私はたっぷりのせるのが好きです♪
あんバタートースト②
焼きたてのトーストの上にバターを塗り、その上に冷たいあんこを乗せるだけで完成です。
こちらのあんバタートーストは、熱々のトーストと冷たいあんこのバランスがなんとも絶妙でやみつきになっちゃいます!
あんこが温かいか、冷たいかの違いだけですが、同じメニューとは思えないほど受ける印象が変わります。
みなさんはどちらのあんバタートーストがお好みでしょうか?
ぜひ食べ比べてみてください!
まだまだ手軽なレシピがたくさんあるので、あんこを使うハードルが下がりそうですね!
まとめ
どうしても使いきれないというイメージが強かったあんこですが、冷凍すると長持ちするということがわかりました。
今までなかなか自分で買う機会はありませんでしたが、これからは冷凍することを前提に気軽に購入することができそうです。
手作り派の人も手間のかかるあんこ作り、どうせなら1度にたくさん作って冷凍しておくと便利そうですね。
あんこは赤ワインよりポリフェノールが多く、ほうれん草より鉄分が豊富で、健康食品として注目されています。
長生きしている人はあんこをに日常的に食べている人が多いそうです!
冷凍保存を活用しながら、積極的にあんこを食べていきたいですね。
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