赤ちゃんが人見知りが激しいとママのせいでは?と自分を責めちゃいますよね。
そこで人見知りをする原因や人見知りがいつまで続くのか?など、先輩ママが実際におこなった赤ちゃんの人見知りを軽減する方法を紹介します。
赤ちゃんの人見知りはママのせい?
赤ちゃんは誕生してから成長していく過程で、数多くの変化を経験していくことになります。
それは赤ちゃんだけでなく、初めての子育てをしているママにとっても初めての経験の連続ですよね。
たくさん起こる変化は一言で表せるものではなく、赤ちゃんひとりひとりそれぞれに合ったスピードや形で訪れるものなのです。
でも初めての経験をしている日々の中では、周りの赤ちゃんとの違いに不安が募ってしまいますよね。
私も初めての子育てを経験し、特にまだ会話もできない赤ちゃんの頃には、他人から見たら些細に感じるようなことにも「これで大丈夫なのかな?」と不安になったのを今でもはっきり覚えています。
頭では人それぞれだと分かっていても、結局は悩んでしまうのが母親の姿なのでしょう。
今回は赤ちゃんに対する数ある心配ごとの中でも頭を悩ませがちなこと、“人見知り”についてお話ししていきます。
赤ちゃんの人見知りの場合、ママがいなかったり、ママではない誰かに対して大泣きしたりします。
ママが1番!というサインであるものの、ママも病院や美容室など誰かに預けて過ごせたらいいなという時間が必ずありますよね。
でも人見知りが激しい赤ちゃんに大泣きされてしまうと、場所によっては人目が気になったり、他人から心ない言葉を投げかけられた経験があるママも多いのが現実です。
そんな経験によってトラウマになってしまう方も多く、人見知りに苦労しているとの声がたくさん聞こえてきます。
そんな赤ちゃんの人見知りですが、「私のせいなのかな…?」と悩むママたちが多く、気持ちが沈んでしまうことも少なくありません。
しかし結論からお話しすると、赤ちゃんと呼ばれる時期の人見知りは“ママのせいではない!”ということです。
赤ちゃんは自己防衛の1つとも言われる成長段階として、安心できる存在かつ守ってくれる存在としてママを1番先に認識します。
記憶力はどんどんと高まり、そのため赤ちゃんは大人でいうところの人見知りとは違って、ママ以外には泣くなどの反応を示すのが“当たり前”なんです。
ママとママ以外の人たちをしっかり認識できるようになるのは、赤ちゃんの心や頭がすくすく成長している証拠でもあります。
人によっては赤ちゃんの人見知り行動に対して、「ママとしか一緒にいないからでしょ。」「ママがもっと外の世界を見せてあげないから。」といった発言をすることがあります。
例えその発言者に悪気はなかったとしても、ママにとっては深く胸に突き刺さってしまう言葉ですよね。
でも赤ちゃんの人見知りにママのせいだなんてことはありません!あまり気落ちせず、成長の一環だと受け入れてあげましょう。
また新たな成長を重ねていくうちに人見知りも変化していきますから、前向きな姿勢で向き合っていきましょう。
赤ちゃんが人見知りをする原因とは?
赤ちゃんが人見知りをするのは“ママのせいではない”とお話ししましたよね。
そう聞いたら、「赤ちゃんが人見知りするのはどういう理由からなの?」と疑問に思い始めるはずです。
先ほどちらっと赤ちゃんの人見知りをする理由にも触れましたが、ここできちんと赤ちゃんが人見知りをする原因についてご説明していきます!
まず赤ちゃんに起こる人見知りは平均的に生後6か月頃からと言われています。
しかし早い子は生後3か月~4か月頃で人見知りがスタートします。
この人見知りが起こる大きな理由は“赤ちゃんの脳の発達”です。
赤ちゃんの脳はママのお腹にいる時から成長を続け、生後6か月頃にもなるといつもお世話をしてくれているママのことや、毎日目にする人をしっかり記憶することができるようになります。
逆を言えば、知らない人を見分けることもできるようになるのです。
知らない人に対しては不安を覚えるので、安心できる存在であるママをより一層求めるようになります。
そのため赤ちゃんの人見知りはママのせいではなく、必然的にママを求める赤ちゃんの本能というわけですね。
ただし赤ちゃんはママの動揺や不安を敏感に感じ取ることができるので、ママが「人見知りされたくない…。」と思っていると赤ちゃんの気持ちにまで影響してしまいます。
そのためママが笑顔で話していたり、楽しそうにしていると赤ちゃんも穏やかな気持ちになりますよ。
他にも赤ちゃんが人見知りをする理由の1つとして言われているのが“葛藤”です。
知らない人を見分けることができるようになったので、ただ不安になるだけではなく、知らない人に対して、「この人はどんな人なのかな?」と興味を持つようになります。
興味をそそる好奇心と、不安で近付けないという感情が入り交じり、赤ちゃんは結果的に泣くしかなくなってしまうのです。
こうやって赤ちゃんが人見知りをする原因を理解すると、言葉で伝えることができない赤ちゃんならではの行動だなと感じますよね。
赤ちゃんの人見知りはいつまで続くもの?
赤ちゃんの人見知りが起こる原因についてお話してきましたが、現在進行形で人見知りをしている赤ちゃんがいるママにとっては、「いつ人見知りが落ち着くの?」と思いますよね。
人見知りをするのは赤ちゃんが成長しているから!と頭では理解しても、お出かけひとつゆっくりできないママにとっては大きな悩みですよね。
そんな赤ちゃんの人見知りは個人差があるので、一概にいつまで!と断言することはできませんが、2歳の頃までに落ち着いてくると言われています。
早い子であれば1歳くらいで落ち着いてくるとも言われています。
赤ちゃんは毎日色々なことを目にして吸収していき次第に経験値も高まるので、人見知りが続いているとしてもだんだん落ち着きを見せてくれるようになりますよ。
先輩ママが実践した人見知りしない方法を紹介!
赤ちゃんの人見知りはスタートしてしまうと、ある一定の期間は続いてしまうものだということはお話ししました。
でも人見知りをされてしまうと、相手によっては気まずい空気になってしまうこともありますし、少しでも人見知りが和らぐ方法があるならぜひともやってみたい!というママは少なくありませんよね。
そんなママたちのために、赤ちゃんの人見知り時期を乗り越えた先輩ママたちが実際に試してよかった方法をいくつかご紹介していきます!
「うちの子に良いかも…!」と思える方法があったらぜひ試してみてくださいね。
赤ちゃんの心が安らぐアイテムを用意しておく
お出かけなどの際に公共の交通機関を利用するママは多いですよね。
でもたくさんの人と出会うので、見知らぬ人がいることを感じ取る赤ちゃんにとっては人見知りをしやすい場所ですよね。
大泣きされて困った経験のあるママも同じように多いはずです。
そんなときのために普段から赤ちゃんが安心できる、お気に入りのぬいぐるみなどといったアイテムを持ち歩いておくと便利です。
人見知りしたときに限らず、日常的にママが赤ちゃんの心を落ち着かせる言葉をかけながらアイテムも一緒に渡すことで、いざ人見知り発動!というときにも赤ちゃんが少しずつ穏やかな気持ちを取り戻しやすくなりますよ。
日常でさまざまな人に会ってもらう
知らない人に対する不安が大きいからこそ人見知りが起こるので、あえてできるだけさまざまな人に会ってもらったり、話しかけてもらうことをする先輩ママは多いですよ!いきなりまったく知らない人と出会うというのは、赤ちゃんにとってもママにとっても難しいですよね。
そこで慣れるのにおすすめなのが、子育てサロンといった子ども連れのママが集まる場所です。
ママをはじめとした子どもと関わりのある大人が集まりますし、赤ちゃんと同年齢の子たちと関わることもできるので、一度で様々な人と接することができます。
赤ちゃんの人見知りが始まったことを前もって伝えておけば、みんな理解したうえで関わってくれるので安心です。
また同じように人見知りの悩みを抱えているママと情報の交換ができますし、先輩ママの生の声を聞くこともできまるのでママ自身もほっとできる時間ですよ。
あえてママと赤ちゃんが離れる時間をつくる
人見知りで泣く姿を見たうえで離れるのは、まさに断腸の思いですが…ママがいない時間や空間に慣れてもらうためにあえて離れる時間をつくるというママも多いんです。
同じ場所にいてもママが少し離れるだけで泣いてしまう赤ちゃんは人見知りも激しい傾向にあり、ママと離れても大丈夫と少しでも実感できることが大きな一歩につながるのも事実です。
少しの時間だけ赤ちゃんを祖父母に預けたり、一時保育に預けることでママ以外の人とも過ごせるようになっていきます。
一時保育などではお友だちと遊ぶ楽しみを覚えるので、人見知りが少しずつ改善することもありますよ。
まとめ
いかがでしたか?
赤ちゃんの人見知りは言葉で伝え合うことができない分、大泣きする我が子を見てあやすことしかできず、この人見知りが永遠に続くのではないかと思うほどママも不安になりますよね。
でもその時期を乗り越えたら必ず、こんなこともあったなあ…と思えるくらい大切な思い出のひとつになりますよ。
赤ちゃんがいろんな世界を目にするたび、必ず少しずつ人見知りが解消されていますから、ママも赤ちゃんと一緒に肩の力を抜いてリラックスしながら過ごしてくださいね。
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