ジョイントマットは、衝撃を吸収するクッション性の高い素材が採用されているのも特徴で、転んだ際のケガ対策や階下への騒音対策、床面のキズ対策など、幅広く活用できます。
デザインやカラーバリエーションが豊富で、好みに合わせて選べば部屋や床をおしゃれに彩るインテリアとしても活躍します。
そこで今回はジョイントマットのおしゃれな敷き方をご紹介します。
ジョイントマットをおしゃれに敷くための選び方
ジョイントマットは、正方形のマットをパズルのようにつなぎ合わせて使う床用マットのことです。部屋や設置スペースに合わせて大きさを自由に調節できる手軽さと使いやすさが魅力ですね。
とくに、赤ちゃんや小さな子供、ペットがいる家庭におすすめです。
サイズ
ジョイントマットの1枚あたりのサイズは、30×30cmが一般的です。
大きさを細かく調節できるため、狭いスペースや部屋の一部に敷きたい場合に30×30cmがぴったりです。
また、かわいいデザインのモノや中心のモチーフをくり抜いてパズルのように遊べるモノなど、種類が豊富なのもポイントで、子供部屋やリビングのキッズスペースを明るく彩りたい方にもおすすめです。
ただし、30cmサイズのジョイントマットは大きな部屋にはやや不向きです。
枚数が大量に必要なうえ、ジョイントする手間もかかってしまいます。
さらに、マットとマットのつなぎ目が増える分、ホコリが入り込みやすい点にも留意しておきましょう。
反対に、部屋全体や広範囲にジョイントマットを敷きたい場合には、少ない枚数で手軽に設置できる45cm以上の大判サイズがぴったりです。
マット下の床掃除や、マットを水洗いする際の脱着作業も楽に済ませられます。
また、マットとマットのつなぎ目が少ない分、ホコリが溜まりにくいのもうれしいポイントです。
さらに、つなぎ目の凹凸感が出にくいので、1枚のマットを敷いたようにすっきりとした見た目に仕上げられるのも魅力です。
ただし、大判サイズは1枚でも幅をとるため、部屋の間取りに合わせて調節しにくくなります。複雑なレイアウトの部屋には、余分な部分をカットしてサイズを調節できるモデルもおすすめですよ。
素材
次に、ジョイントマットの素材別で見ていきましょう。
コルクは、優れた弾力性を有しているのが特徴で、階下への防音効果や、床面がへこんだりキズが付いたりするのを防ぐ効果も期待できます。
小さい子供やペットがいる家庭におすすめです。
また、保温性や通気性に優れているのもポイントで、さらりとした肌触りで夏場でもべとつきにくく、冬場はひんやり感を軽減するので、オールシーズンで活躍します。
さらに、インテリアにやさしく溶け込む、ナチュラルで素朴な風合いも魅力です。シンプルなデザインを好む方にもおすすめです。
EVA素材のジョイントマットは、軽量でやわらかく、優れたクッション性を備えているのが特徴です。
また、汚れても水拭きや水洗いできる製品が多く、衛生的に使えるのも魅力で、耐久性が高く、長く使用できるのもメリットです。
さらに、カッターやハサミでカットしやすいので、部屋の間取りに合わせたアレンジも自由自在です。
木目調やデニム生地など、おしゃれなデザインのモデルが豊富に展開されているのも嬉しいですね。
ポリエチレンは、軽量でクッション性を備えているのが特徴です。
水洗いできる製品が多く、食べこぼしや飲みこぼしもサッと拭きとるだけできれいに落とせます。
比較的リーズナブルで、手軽に購入できるのもうれしいメリットです。
ただし、耐候性は低めなので、直射日光が当たらない部屋などでの使用するようにしましょう。
ジョイントマットを試してみたい方や、コストパフォーマンスのよいモデルを探している方は、チェックしてみてください。
ジョイントマットのおしゃれな敷き方 実例4選!
おしゃれな方たちは、ジョイントマットを生活にどのように取り入れているのでしょうか。
Instagramで見つけたおしゃれな敷き方を見ていきましょう。
リビングに馴染む!木目調
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元々のインテリアの雰囲気を壊さず、ジョイントマットが目立たないのでお部屋が広く見えます。
無垢板のフローリングに木目調のジョイントマットで、お部屋が広く、優しい雰囲気になりますね。
床と同系色でそろえる
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フローリングが大理石調なので、ジョイントマットも大理石柄で合わせています。
ジョイントマットの方が少し柄が濃く、部屋の中心のインパクトになっていますね。
部屋に色のアクセントを加える
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ジョイントマットの色味次第でお部屋の雰囲気もガラッと変わります。
壁紙などではチャレンジしづらい色も、ジョイントマットなら手軽に試せます。
コルクマット
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フローリングと同系色のコルクマットを敷き詰めてあります。
「よくあるジョイントマットは嫌」とか「ちょっと個性が欲しい」なんて方におすすめです。
弾力性や防音などのジョイントマットと機能性はほぼ同等で、カラフルなジョイントマットが苦手な方には良いかもしれませんね。
ジョイントマットをおしゃれに敷き詰めるポイント
部屋の1部分だけジョイントマットを敷く場合は、あまり気にせず簡単に敷くことができますが、部屋全体に敷き詰めるとなるとけっこう手間がかかります。
なにも考えずに敷くと失敗してやり直し、なんてこともありますよ。
そんなことにならないように、ジョイントマットを効率よく失敗せず、きれいにおしゃれに敷き詰めるにはどうしたらよいのでしょうか。
ジョイントマットの敷き方には、端から敷く方法とセンターから敷いていく方法の2種類があります。
単色や市松模様などレイアウトを気にしなくてよい時は、部屋の隅から敷いていきます。家具を置かない角から敷き始めましょう。
この時、壁との間に5mm~10mmくらいのあそびをもたせます。
角を中心に壁に沿ってL字にジョイントマットを敷き、L字の角から交互にマットをはめ込んでいくとずれにくくきれいに敷くことができます。
最後のすき間は、ジョイントマットをカットして敷き詰めます。
2色コンビで対称にレイアウトしたい時には、センターから敷きましょう。
部屋の真ん中からザクッと敷いていきます。
ある程度敷いたら、マットをセンターに合わせ、端の部分はカットします。
端の部分のサイズを測るとき、先に敷いたマットを両面テープで固定すると、ズレないので測りやすくなりますよ。
どちらの方法でも敷き終わったら、ジョイント部分がしっかり固定されるように踏み固め、家具を移動させれば終了です。
まとめ
いろいろなジョイントマットがあるので、選ぶだけでも楽しいですね。
お子さんが小さいうちは、ジョイントマットを敷く方が安全なので、やはり敷いた方が良いですよね。
ジョイントマットは敷き方や、選び方でお部屋の雰囲気を壊すどころか、よりおしゃれになるので嬉しい限りです。
ジョイントマットが必要な数年間、工夫次第であなたのお部屋がさらに素敵になるかもしれませんよ。
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