飛行機に乗るとき、長時間のフライトやちょっとした小腹対策に、お気に入りのお菓子は欠かせないアイテムですよね。
でも、
「このお菓子は持ち込めるのかな?」
「液体系は持ち込みしても大丈夫?」などの疑問を持ったことはありませんか?
しかも国際線・国内線によって持ち込みルールが違うので、「どんなお菓子ならOKなの?」「没収されることはない?」と不安に感じることもありますよね。
そこで、
✅国際線と国内線それぞれで安心して持ち込めるお菓子
✅飛行機に持ち込めるお菓子のルール
✅ライト時間をぐっと楽しくする厳選おすすめスナック
を厳選してご紹介します!
初めての海外旅行でも迷わないよう、具体的な例や注意点も詳しくお伝えしていきますよ。


飛行機の持ち込みOKなお菓子とは?基本ルールを解説!
飛行機にお菓子を持ち込む際は、国内線と国際線でルールが異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
知っておきたい!【国際線】液体物制限とお菓子の持ち込みルール
国際線を利用するときに最も気をつけるべきなのが「液体物の制限」です。
テロ対策として、機内持ち込み手荷物に入れる液体物は、「1容器あたり100ml以下」かつ「全てを1Lの透明ジップロックに入れること」というルールがあります。
お菓子でも次のものは要注意です!
ケーキなどに含まれる場合も100ml制限対象です。
■とろみのあるチョコレートソース
液体とみなされる場合あるので要注意!
■ゼリー系のお菓子
特に柔らかいタイプは注意が必要です。
例えば、「生チョコ」は常温で溶けて液状になる可能性があるので、預け荷物に入れるか、小さい個包装で100ml以下にしましょう。
また、国によっては食品の持ち込みに関する制限が違ってきます。
特に厳しいのはオーストラリアやニュージーランドで、未申告の食品を持ち込むと高額な罰金が課される場合も!

アメリカやEU諸国も農産物や生鮮食品に関しては規制が厳しいので注意が必要です。
【国内線】お菓子持ち込みルールはこんなに簡単
一方、国内線は国際線と比べてぐっと制限が緩くなります。

液体物の100mlルールもなく、基本的にはほとんどのお菓子を持ち込むことができます。
ただし、以下の点には気をつけましょう。
納豆味せんべいやキムチ味スナックなど
■音が出やすい硬いお菓子
ガリガリとした音が出るポテトチップスなど
■崩れやすいお菓子
ふわふわのシュークリームなど
また、LCCなどの格安航空会社では、手荷物の重量や大きさに厳しい制限があることもあります。
さらに大量のお菓子を持ち込む場合は、事前に各航空会社の規定を確認しておくと安心ですね。
・個包装や密閉されたお菓子は基本的にOK!
・機内の気圧変化でこぼれにくいものを選ぶのがベスト
・においや音が強いものは周囲の迷惑になるため避ける
・液体・ジェル状のものは国際線では持ち込み制限がある
特に、国際線の場合は持ち込み制限が厳しいので、税関で没収される可能性があるので以下のお菓子は注意が必要です。
NGなお菓子の種類 | 国内線 | 国際線 |
---|---|---|
ゼリー・プリン(液体扱い) | OK | NG |
生クリームを使ったケーキ | NG | NG |
強いにおいのするお菓子(ドリアンチップスなど) | NG | NG |
手作りのお菓子(食品検査でNGの場合あり) | OK | NG |
チーズ・ヨーグルト(乳製品) | OK | NG(国による) |
【国際線】飛行機の持ち込みにおすすめのお菓子5選!
国際線では、持ち込みNGなものがあるので、慎重に選ぶことが重要です。
長時間のフライトでも手軽に食べられるものを厳選してみました。
乾燥対策にぴったり!個包装のチョコレート菓子
高度10,000m以上の機内は非常に乾燥しているので、水分補給だけでなく食べ物でも対策したいところ。
チョコレートはカカオバターを含み、のどの乾燥を和らげる効果が期待できるんです。
おすすめは、「明治のミルクチョコレート」や「ロッテのガーナミルク」などの個包装タイプ。
小分けになっているので、少しずつ楽しめますし、周りの人に配るのにも便利ですよ。

ただ溶けやすいので、アルミホイルで包まれたタイプや、M&M’sのようにコーティングされたものを選ぶと安心ですね。夏場や熱帯地域に行く場合は特に注意しましょう!
時差ボケ対策に!エネルギー補給に最適な「ナッツ&ドライフルーツミックス」
時差ボケや長時間のフライトで体力が落ちる時には、エネルギー補給に「ミックスナッツ」がおすすめです。
特に「カルディ」の小分けミックスナッツや「成城石井」のドライフルーツミックスは、栄養価が高く、持ち運びにも便利ですよ。
アーモンドやクルミには良質な脂肪が含まれいるので、ドライフルーツの自然な甘さがエネルギー源にもなりますし、噛みごたえがあるので、じっくり食べることで退屈な時間も紛わすこともできます。
さらに小袋タイプを選ぶと、気分に合わせて食べられるだけでなく、フライト中に一度に全部開けてしまうリスクも回避できちゃいます。
喉の乾燥を防ぐ「ハードキャンディー」と「のど飴」
飛行機の離着陸時に耳が痛くなる経験はありませんか?
これは気圧の変化によるもので、のど飴やハードキャンディーをなめることで唾液の分泌が促されて、つばを飲み込むことで耳の痛みを和らげるのに役立ってくれます。
特におすすめは「龍角散ののどすっきり飴」や「UHA味覚糖のさわやかハーブのど飴」です。
ハーブやミントの清涼感で、のどの乾燥を防ぎつつ、さわやかな息も維持できますよ。
お子さんの場合は、すっきり気分転換もできるフルーツキャンディーなどがおすすめです。

選ぶポイントは「強い香りがしないこと」。隣の乗客に配慮して、控えめな香りのものを選びましょう。
崩れにくく持ち運びやすい「クッキー」や「ビスケット」
ガタガタと揺れる機内や持ち運びの際に崩れにくいお菓子として、クッキーやビスケットは最適ですよ。
「無印良品のバタークッキー」や「森永のマリービスケット」などは、しっかりしたパッケージでなので、割れて粉々になっているという心配が少ないです。
また、個包装のタイプを選べば、開封後も衛生的に保管できるし、長時間のフライトでも少しずつ楽しめて便利。
食べる時も「カリカリ」という大きな音が出にくいので、夜間のフライトでも周囲に迷惑をかけにくいのもおすすめポイントです。

非常食にもなるので、常備しておくと便利ですよ♪
小腹満たしに最適な「塩味スナック」
長時間のフライトで甘いものばかり食べていると、飽きてしまったり、胃もたれしたりすることありませんか。
そんな時は塩味スナックで気分転換するのがおすすめ!
「亀田製菓のハッピーターン」や「カルビーのJagabee」などは、比較的香りが控えめで、個包装サイズも豊富なので、機内食の間の小腹満たしに最適です。
塩分は体内の水分保持にも役立ちますが、摂り過ぎると機内の乾燥でさらに喉が渇きやすくなるので、水分補給も忘れずに行いましょう。

1個づつ包装されているし、 ジッパーがついてるから乾燥対策もバッチリ!
【国内線】飛行機の持ち込みにおすすめのお菓子5選!
お土産にもなる「和菓子」で機内時間を優雅に
短い国内線のフライトでは、日本の伝統菓子を楽しむのもおすすめです。
「銀座あけぼの」の「どらやき」や「とらや」の「小形羊羹」など、個包装の和菓子は持ち運びにも便利。
これらは比較的賞味期限も長く、万が一食べきれなくても、自宅用やお土産として活用できる点も魅力ですよね。
また、和菓子は洋菓子に比べて甘さ控えめなので、甘いものが苦手な方にもおすすめです。
SNS映えする限定グミやキャンディー
国内線の短いフライト時間を楽しむなら、見た目も楽しいお菓子もおすすめです。
「UHA味覚糖のぷっちょ」の季節限定フレーバーや「カンロ」の「ピュレグミ」などのカラフルなグミは、食べるのも写真に撮るのも楽しいですね。
機内からの景色と一緒に撮影すれば、素敵な旅の思い出になります。
特に窓側の席を取れた場合は、雲海とお菓子のコラボレーション写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
空港でしか買えない「地域限定スナック」
国内線利用時におすすめなのが、出発空港や乗り継ぎ空港で購入できる「ご当地限定お菓子」です。
例えば、北海道の「白い恋人」や九州の「鶏めしせんべい」など、その地域ならではのお菓子を機内で味わえば、旅行気分がさらに高まりますよ。
多くの空港では搭乗口近くにもショップがあるので、搭乗直前に購入することも可能ですし、フライト中に食べきれなかった場合は、お土産としても重宝します。
家族旅行に最適な静かに食べられるお菓子
子連れでの旅行では、周囲に迷惑をかけないお菓子選びが重要です。
「カルビーのさやえんどう」や「江崎グリコのビスコ」などは、比較的音が小さく、パサパサとこぼれにくいので安心ですよ。
また、チョコレートが手に付きやすい場合は、「森永のマーブルチョコ」のように、カラフルな糖衣でコーティングされたものを選ぶと、手や服が汚れにくく便利です。
小さな子供には、一口サイズの小さなお菓子よりも、ある程度の大きさがあり、握りやすいお菓子の方が、機内で落としにくく安心ですね。
罪悪感なく楽しめるヘルシースナック
旅行中でも健康を意識したい方には、「カルビーのフルグラ」の小袋タイプや「アサヒのバランスアップ」などのシリアルバーがおすすめです。
食物繊維が豊富で、血糖値の急上昇も抑えられる点が魅力。
また、ドライフルーツも自然な甘さと栄養豊富!
「7D」のドライマンゴーや「サンフルーツ」のレーズンなどは、水分も適度に含んでおり、機内の乾燥対策にもなります。
飛行機でお菓子を持ち込む際の便利なポイント&注意点!
前半でも飛行機でお菓子を持ち込むときのルールについて少し触れましたが、大切なことなので知っておくと便利なポイントと注意することについて、もう一度くわしくお話ししておきますね。
飛行機に持ち込めるお菓子の種類
飛行機には、ほとんどのお菓子を持ち込むことができます。
チョコレート、キャンディ、クッキー、スナック菓子などが人気です。
ただし、液体のお菓子(とろとろのプリンやゼリーなど)は制限があるので気をつけてくださいね!
飛行機に持ち込むときに便利な4つのポイント!
①小分けパックを選ぼう
大きな袋より、一人分ずつに分かれているお菓子が便利です。食べたいときに少しずつ食べられますよ。
②音が出にくいお菓子を選ぼう
ポテトチップスなど、袋がガサガサ音がするお菓子は、となりの人に迷惑かもしれません。音の小さいお菓子(グミやチョコレートなど)がおすすめ。
③匂いの強くないお菓子がベスト
ニオイの強いお菓子は、狭い飛行機の中ではまわりの人に迷惑をかける場合があるので要注意です。
④ジップロックに入れ替えよう
お菓子を小さなジップロック袋に入れかえると、かさばらないし、食べやすくなります。
飛行機に持ち込むときの注意点
■液体制限に気をつけて
ジュースやヨーグルトなどの液体は100ml以下の容器に入れないと持ち込めません。固形のお菓子なら心配ないのでなるべく固形のお菓子を選ぶことをおすすめします。
■国際線では申告が必要なことも
外国に行くときは、食べ物の持ち込みに制限がある国もあります。事前に調べておくとよいでしょう。
■アレルギーに配慮しよう
周りに食物アレルギーを持つ人がいるかもしれません。特にナッツ類は気をつけましょうね。
■ゴミはきちんと片付けよう
食べた後のゴミは、客室乗務員(スチュワーデスやスチュワード)に渡すか、ゴミ袋に入れましょう。
飛行機の旅行中にお菓子を食べると楽しさ倍増!でも、まわりの人のことも考えて、マナーよく食べることが大切です。
【旅のプロ直伝】機内でお菓子を楽しむための裏技テクニック
【みんな知らない】コンビニで買える機内持ち込み最強お菓子リスト
出発直前でも手に入る、コンビニで購入できるおすすめ機内持ち込みお菓子をご紹介します。
「チョコレート効果72%」(明治)、「亀田の柿の種」小袋、「カントリーマアム」(不二家)
■500円以下なら
「ポテトチップスうすしお味」小袋(カルビー)、「小枝」(森永)、「果汁グミ」(明治)
■300円以下なら
「ハイチュウ」(森永)、「キットカット」ミニ(ネスレ)、「チョコボール」(森永)

どれも個包装で食べやすくて、比較的音も小さいのが特徴です。
特に「チョコレート効果」の高カカオタイプは、甘すぎず大人の味わいで長時間のフライトにぴったりですよ。
【失敗しない】飛行機に持ち込みお菓子の正しい梱包方法
あまり注目されていませんが、実はお菓子を機内に持ち込む際の梱包方法も重要です。
これからお伝えする梱包方法で機内に持ち込むことで、散らからず汚すことなくお菓子を楽しむことができちゃいますよ。
- 潰れやすいお菓子:プラスチックケースに入れるか、硬い箱に移し替えて機内に持ち込む。
- 温度に弱いチョコレート類:保冷バッグに入れるなどして温度変化を和らげる。
- 開封済みのお菓子:ジップロックに移し替えて鮮度を保つ。
また、お菓子は手荷物の一番上の方に入れておくと、取り出しやすくて便利です。
長時間フライトなら、食べる順番を考えて荷物に入れるのもおすすめですね。
例えば、離陸時には耳抜き用ののど飴、中盤は栄養補給のナッツ類、後半は気分転換のチョコレートといった具合に食べる順番にバッグに入れてみてください。
まとめ
飛行機の持ち込みお菓子は、国内線と国際線のルールを把握し、食べやすいものを選ぶことがポイントです。
特に、長時間フライトの場合は、腹持ちがよくて、軽食代わりになるものを選ぶと快適に過ごせますね。
これから飛行機に乗る方は、ぜひこの記事を参考にして、お気に入りのお菓子を準備してください!
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