洗濯乾燥機を購入しようとした時に、縦型洗濯乾燥機とドラム式で悩んだ経験はありませんか?
縦型洗濯乾燥機は乾燥が弱いとの噂も!
縦型洗濯乾燥機とドラム式では、それぞれ仕上がり具合や特徴が異なるので、求める性能によって選び方が変わってきます。
そこで今回は、縦型洗濯乾燥機とドラム式の違いや、上手に乾燥させるコツなどを中心にご紹介していきたいと思います。
これから、洗濯乾燥機の購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
縦型洗濯乾燥機の乾燥は弱い?ドラム式との乾燥の違いを比較
それでは早速、縦型洗濯乾燥機とドラム式の乾燥の違いについて解説していきましょう。
縦型洗濯乾燥機
まずは、縦型洗濯乾燥機から説明していきます。
縦型洗濯乾燥機では、洗濯から乾燥まで標準コースだと約2~3時間程度時間がかかります。
そして、縦型洗濯乾燥機はヒーター式という乾燥方法を採用しているので、室内に熱気や湿気がこもりにくく、衣類に優しいと言われています。
しかし、乾燥時間が長い事や、若干衣類の痛みや縮みが起きやすいというデメリットがあり、薄手のものや材質によってはシワになりやすい事があります。
ワイシャツやTシャツなどは、乾燥が終わった後にアイロンが必須になってしまう事が多いでしょう。
ドラム式洗濯乾燥機
では、ドラム式の洗濯乾燥機はどうでしょうか。
一般的に、縦型洗濯乾燥機よりも乾燥時間が短いという特徴があるドラム式ですが、それでも乾燥時間は2.5時間~3時間です。
中には、乾燥時間が短いモデルもありますが、その場合もほとんどは1.5時間~2時間程度となっています。
ドラム式の場合の仕上がりは、縦型洗濯乾燥機に比べると洋服痛みは少ないでしょう。
しかし、ヒーター乾燥のタイプですと、縦型洗濯乾燥機と同じく洋服へのダメージが大きいので、シワなどが出やすいです。
縦型洗濯乾燥機で上手に乾燥させるコツを紹介!
それでは次に、縦型洗濯乾燥機で上手に洋服を乾燥させるコツをご紹介していきたいと思います。
洗濯物の量を少なくする
まず1つ目のコツは、洗濯物の量を少なくするという事です。
縦型洗濯乾燥機は、ドラム式と比べるとどうしても洋服同士の密着度が増してしまいます。
そのため、乾燥させる洗濯物が多ければ多いほど、乾きづらくなってしまうのです。
このような特徴を踏まえると、一度に縦型洗濯乾燥機に入れる洗濯物の量を少なくすれば、より乾きやすくなるというわけです。
縦型洗濯乾燥機に入れる洗濯物の目安は、だいたいドラムの半分くらいの量に収まるようにすると良いでしょう。
乾きやすい物だけをまとめて入れる
2つ目のコツは、乾きやすい物だけをまとめて入れるという事です。
洗濯物には、乾きやすい素材のものと、乾きにくい素材のものがあります。
乾きやすい素材のものと、乾きにくい素材の両方が洗濯物に混ざっていると、やはり縦型洗濯乾燥機では乾きづらくなってしまいます。
少し、手間のように感じるかもしれませんが、このひと手間が仕上がりを左右するので行うようにすると良いですよ。
洗濯と乾燥が分かれている場合は、洗濯が終わった時点で仕分ければ大丈夫です。
もし、洗濯から乾燥まで全自動で行う場合は、洗濯する時点で乾きやすい物と乾きにくい物を分けておきましょう。
乾きにくい厚手の物は外干しする
3つ目のコツは、乾きにくい厚手の物は外干しにするという事です。
こちらも、2つ目のコツと似ていますが、縦型洗濯乾燥機で厚手の洋服も乾燥させようとすると、時間が長くかかってしまいます。
短時間で乾かしたいのであれば、先ほど仕分けした乾きやすい洋服だけを、縦型洗濯乾燥機で乾燥させて、乾きにくい厚手の洋服は最初から外干しにした方が、良いかもしれません。
その方が、半乾きになる心配もなくなり、結果的にどちらもしっかり乾いてくれますよ。
しかし、雨の日が続いていたり、どうしても外干しはしたくないという場合は、1つ目のコツのように縦型洗濯乾燥機に入れる量を少なめにしてから乾燥するようにしましょう。
シワになると困る物は分けておく
そして4つ目のコツは、シワになると困る物は事前に分けておくという事です。
縦型洗濯乾燥機に限らずではありますが、どうしてもシワがつきやすいというデメリットがあります。
そのため、全体的に上手に乾燥させるためには、シワになりやすい物は分けておく事をおすすめします。
着る頻度の高い、Tシャツや下着、靴下などはシワになりにくいので、そのような物を優先的に入れるようにすると良いでしょう。
乾燥能力が高い優秀な縦型洗濯乾燥機はこれ!
それでは最後に、乾燥能力が高い優秀な縦型洗濯乾燥機をご紹介していきたいと思います。
シャープ(SHARP) ES-TX5D-S
まず1つ目は、シャープ(SHARP) ES-TX5D-Sです。
こちらの縦型洗濯乾燥機は、価格がリーズナブルという事に加えて、一人暮らしや少人数に適したコンパクトでシンプルなデザインになっています。
乾燥時間が長いというデメリットがあるのが縦型洗濯乾燥機ですが、なんとこちらは洗濯から乾燥まで最短90分で完了するという優れ物です。
また、シャープ独自の穴なし槽を採用しているので、カビをブロックしてくれます。
さらに、ほぐし運転が搭載されているので、乾燥が終わった後の衣類の絡まりも防いでくれます。
・乾燥容量:3.5kg
・標準使用水量:75ℓ
・サイズ:56/5×98.5×59cm
シャープ(SHARP) ESTX8D-W
こちらの商品は、投入口が広めで、毛布などの大きな洗濯物も出し入れしやすい特徴があります。
また、シャープ独自のプラズマクラスターを搭載しており、洗濯槽内のカビ菌の増殖を防いでくれます。
そして一番のおすすめポイントは、シワを抑えながらスピーディーに洋服を乾燥させることが出来る「ハンガー乾燥」が出来るという点です。
ハンガーにかけた状態で乾燥する事が出来るので、乾きづらい衣類も素早く乾かす事が出来ます。
・乾燥容量:4.5kg
・標準使用水量:83ℓ
・サイズ:60×102.5×65cm
東芝(TOSHIBA) AW-10SV9
3つ目は、東芝(TOSHIBA) AW-10SV9です。
こちらの商品は、冷却水不要なホットサイクル乾燥を採用している、縦型洗濯乾燥機です。
そのため、水道代がかからず、消費電力も抑えながら洗濯乾燥する事ができ、省エネな縦型洗濯乾燥機を探している人には、おすすめの商品となっています。
また、東芝独自の「ウルトラファインバブル洗浄」を採用しており、ナノサイズの泡で衣類の繊維の奥の汚れまで、しっかり落としてくれます。
・乾燥容量:5kg
・標準使用水量:115ℓ
・サイズ:61.4×104.8×62.8cm
まとめ
さて今回は、縦型洗濯乾燥機の特徴や、上手に乾燥させるコツなどをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
縦型洗濯乾燥機は、乾燥時間が長い事や、衣類のシワが気になるという口コミをよく見かけますが、コツさえ掴めば、上手に乾燥させることが出来ます。
また、今回ご紹介したタイプの縦型洗濯乾燥機なら、乾燥時間も短縮でき、それぞれの会社独自の特徴を採用したものばかりですので、これから縦型洗濯乾燥機の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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