2019年に発生した大型台風15号の影響で千葉県では大規模停電が発生しました。
我が家も千葉県在住ですが、幸いにも停電は逃れることができました。
しかし車で10分走らせたところは停電をしていて、信号も付いていない状態!
しかも猛烈な暑さの中、被災した方々は停電をどう乗り切ったのか?
大型台風で停電になった場合の暑さ対策法を、実際に長期停電を経験した知り合いから、
♦暑さ対策はどうしていたのか?
♦実際に停電になって分かった、本当に備えておくべき対策法
などを聞いてきました。
台風で停電になった場合の暑さ対策
昨年の台風15号が上陸したときは残暑の厳しい時期だった為、停電になるとクーラーや扇風機も動かず、熱中症になる人が続出しました。
そうならない為に、暑い夏を乗り切った暑さ対策を被災した友人に直撃!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
日陰側の窓を開けて換気する
室内が暑くなってきたら、日陰側の窓を開けて換気をすることで涼を取っていたそうです。
窓が2つあるお部屋の場合、風の通り道を作ってあげることで、効率よく換気することが出来るので、おすすめです。
お部屋に窓が2つ無い場合は、乾電池式のサーキュレーターでお部屋の空気を一気に入れ替えられますよ。
車に避難する
車のあるご家庭は車でエアコンをかけて、車内に避難して涼んでいたそうです。
我が家の近くのガソリンスタンドは渋滞でなかなか給油ができない状態でしたから、台風が上陸する情報が入った時点で、ガソリンは満タンにしておく事をおすすめします。
保冷剤や冷えピタを活用
保冷剤や冷えピタを貼るのもかなり効果的だったそうです。
保冷剤や冷えピタを貼る場所ですが、解熱効果を期待するなら、頚動脈(けいどうみゃく)、腋窩動脈(えきかどうみゃく)、鼠径動脈 (そけいどうみゃく)などの太い動脈が通る場所に貼るのが有効的♪
♦首
♦脇の下
♦股関節のあたり、太モモの付け根
医療現場でも高い体温を下げる場合には、上記の部分に保冷剤などを貼って冷却をしているんですよ。
水風呂に入る
これまでご紹介したことを行っても、どうしても暑い!耐えられない!という場合は、お風呂に水を張って水風呂に入るのも手だそうです。
特に子供たちには、停電のストレス解消にもなったそうですよ。
被災時だからこそ、ストレス解消やちょっとした楽しみをさせてあげるのも大切なことですもんね♪
クールタオルを首に巻く
クールタオルって本当に冷たいの?と疑っている人もいるかもしれませんが、本当に冷たくなるんです。
特に冷えピタのときもお伝えした通り、首には頸動脈という太い血管が通っているので、首に巻くだけで暑さをしのぐことができます。
特におすすめしたいのが、「夢ゲンクールタオル」です。
水に塗らして振るだけで、瞬間冷却!
本当に?と疑っている人は騙されたと思って、試してみてください。
その冷却効果にビックリしちゃいますよ。
台風で大規模停電した場合に備えておくべき対策を紹介
大規模停電を実際に経験して、実際にあって良かった、これがあれば良かったなぁ~という物を聞いてみました。
なるほど~。と思うものがありましたので、ぜひ参考にして備えてくださいね。
食料品とお水の確保
停電の場合、冷蔵庫や冷凍庫が使えなくなってしまいます。
ですから、常温で常備できるパンや缶詰、カロリーメイトなどのストックできる食品や、ガスコンロでお湯が沸かせればカップラーメンなどを常備させておくといいですね。
台風が近づいてきたら、早めにご飯を炊いて「おにぎり」を作っておくのもいいですよ。
あと重要なのは、お水の確保!暑いときはこまめな水分補給は必須です。
お水は台風だけでなく、地震などの災害時にも役立ちますから、保存水などを常に常備しておくといいかもしれませんね。
こちらでも常備しておきたい食品についてまとめてありますので、良かったどうぞ♪
カセットガスコンロや固形燃料などの用意
停電になってしまったら、オール電化の家ではお湯を沸かすことも出来ませんから、カセットガスコンロとボンベが必要になってきます。
我が家もオール電化なので、カセットコンロとボンベは常に常備してあります。
大型台風15号のときは、このカセットコンロも品薄でなかなか手に入らない状態でしたから、いま在庫があるときに用意しておくことをおすすめします。
固形燃料でもご飯を炊くことも出来ますし、意外と使えて収納スペースも取らないので、カセットコンロを収納するスペースがない人は、固形燃料と専用コンロがあれば温かいご飯も食べられますよ。
懐中電灯の用意
停電になると夜は本当に真っ暗になります。
電気の有難みが分かる瞬間でもありますが、生活できない!
そこで懐中電灯の出番です。
できれば大型の自宅用と小型の移動用懐中電灯があると便利です。
それと、乾電池の備蓄もお忘れなく。
大型の懐中電灯は天井方向を向かって照らし、懐中電灯の明かりの部分に空の2リットルのペットボトルを置くと、反射で部屋全体を明るく照らしてくれますよ。
この方法は警視庁警備部災害対策課公式Twitterでも公開されて、話題になっていました。
皆さん、お持ちの非常持ち出し袋に懐中電灯は入っていますよね?一工夫してランタンに替える活用術。懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを乗せるだけで、光が乱反射して周りを照らすことができますよ。懐中電灯が小さい場合は
コップに入れてやってみてください。火を使わないので安全です。 pic.twitter.com/2g7jp5l6rR— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) March 1, 2017
ラジオを用意する
停電になると不安が募ることから、ほんの少しの情報でも欲しくなります。
スマホからも情報を得られますが、「スマホのバッテリー保つ為に有用なのは別にラジオを備えておく事」だとも被災した方もお話をされていたことを考えると、やはり情報はラジオは必要なようです。
スマホは緊急連絡としても使いたいですからね。やっぱりラジオは持っておきたいアイテムですね。
アルコールタイプのウェットティッシュ
停電すると水道本管からの直圧で水を給水している家庭は、水道が止まることはありませんが、受水槽、ポンプ圧、高置水槽などの電力を使う場所は水が止まってしまいます。
そうなると大量の汗をかくのにお風呂にも入れません。
そこで活躍するのが、アルコールタイプのウェットティッシュは、顔や体を拭いたり、洗い物を減らしときにサッと拭けて水の節約にもなります。
また殺菌除菌にも役立ってくれますよ。
水がいらない歯磨きやモンダミン
水道水が止まってしまった場合でも、便利なのが水を使わないタイプの歯磨きやモンダミンです。
また、ガムを噛むことで唾液が増えることから喉の渇きを防ぎ、口臭予防にもつながります。
ラップがあると便利
水道水が出なくて困るのは、食べ終わった食器の汚れですよね。
そのままにしておくと、コバエや生ごみのような臭いがしてきて衛生的な環境とは言えません。
そこで便利なのが、お皿にラップを巻いて使い、食事が終わったらラップだけ捨てます。
こうすることで、お皿を洗う必要がなくなり水の節約にもなりますよ。
現金を用意しておく
普段スマホ決済やクレジットカード払いで現金を所持していない人は現金が必要です。
停電のときは電子マネーやクレジットカードは一切使えません。
停電になれば銀行のATMもコンビニも営業していないのでおろせませんし、食品スーパーの仮設営業となると停電している間は現金決済のみとなります。
ですから、普段現金を持ち歩かない人は現金の用意を忘れずにしておいてくださいね。
まとめ
今回は、台風で停電になった場合の暑さ対策法を、実際に大規模停電を経験した友人から話を聞いて、備えておくべきことや暑さ対策の方法を教えてもらいました。
台風が来てからでは遅いので、今から備えらるものは早めに備えて置きましょう!
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