風を送る目的で使われる、サーキュレーターと扇風機ですが、それぞれの具体的な違いって、ご存じでしょうか?
今年の夏は、特に猛暑日が続いてエアコンの電気代に、頭を抱えている人も多いかと思います。
だからと言って、冷房なしでは暑い夏を乗り切れることは大変ですよね。
そこで、サーキュレーターと扇風機を上手に使い分ける事で、電気代を節約することが出来るんです。
風を送るという点では、どちらもさほど違わない印象がありますが、詳しく調べてみると、それぞれ役割が違います。
そこで今回は、サーキュレーターと扇風機の違いや特徴、正しい使い方、節電方法などをご紹介していきたいと思います。
サーキュレーターと扇風機の違いは?
そもそも、サーキュレーターと扇風機は風を送るという点では役割が同じような印象がありますよね。
そこでここでは、サーキュレーターと扇風機の違いについて、詳しく見ていきたいと思います。
サーキュレーターの特徴
まずは、サーキュレーターの特徴から解説していきましょう。
サーキュレーターは、もともと部屋の中の空気を循環させるために風を起こすものです。
扇風機よりも、直接的に遠くまで届く風を起こすことが出来るのが特徴で、広範囲というよりもピンポイントで風を送る事が出来るものです。
主な使用目的としては、下記のようなものがあります。
・直接的な空気を送るため、洗濯物を速く乾かすことが出来る。
扇風機の特徴
では次に、扇風機の特徴について調べてみましょう。
扇風機の特徴は、私たち人間が、涼を取る為の風を起こすということです。
サーキュレーターと違い、広範囲に幅広く届くように風を起こすことが出来るので、部屋の中に大人数がいる場合にも活用することが出来ますよね。
扇風機の使用目的には、以下のような物があります。
・首振り機能やタイマー機能が、細かく設定できるようになっている。
扇風機は、人間が涼むために使用する物なので、風量の強弱が細かく調節できるのも特徴ですね。
サーキュレーターや扇風機のみ冷房なしでも夏を乗り切れるか?
サーキュレーターと扇風機のそれぞれの特徴が分かったけど、部屋の中で冷房の冷たい風に当たっているのが苦手という声をよく聞きますよね。
そのような人は、サーキュレーターや扇風機のみ冷房なしで、夏を乗り切れたらと考えているかもしれません。
「日本睡眠科学研究所」の研究で、私たちの体が良い睡眠を取れる条件というものがあるようなので、調べてみました。
それによると、私たちの体にとって、快適な睡眠をとる事が出来るのは、夏場の室温が約25~26℃が理想的だという事が分かっています。
その為、26℃以上の室温の場合は、基本的には冷房を併用することが望ましいという事が分かりますね。
夏場でも、午前中の時間帯は比較的涼しいので、サーキュレーターや扇風機のみで過ごす事が出来る日もあります。
しかし、環境省が定める暑さ指数(WBGT)では、室温が28~31℃の場合は、厳重警戒指数とされている為、室温が28℃以上ある場合には、サーキュレーターや扇風機と合わせて冷房を使用する事が推奨されています。
無理をせずに冷房を使ってくださいね。
でも、冷房の電気代のことを考えると少しでも節約したいんだけど、サーキュレーターと扇風機ではどっちが節電効果が高いのかしら?
それでは、サーキュレーターと扇風機ではどちらがお得なのか見てみましょう!
サーキュレーターと扇風機どっちがお得?
それでは気になるサーキュレーターと扇風機のどちらを使うのが、お得かという事。
ここでは、サーキュレーターと扇風機それぞれの電気代の違いや、サーキュレーターが向いている人と、扇風機の方が向いている人の特徴などを見ていきましょう。
調べてみたところ、サーキュレーターと扇風機では、電気代に関してはそれほど差はないと言われています。
消費電力は、風量で違いが出てきますが、サーキュレーターも扇風機も最小風量では約10W、最大風量では約40W程度の電力を消費すると言われています。
その為、最大風量時でも電気代は1時間当たり、約1円程度なので、どちらも電気代に関しては変わりはないようですね。
サーキュレーターが向いている人
サーキュレーターは、涼を目的とした使用方法ではないので、1年を通して室内の空気を循環させたい人には、サーキュレーターの方が向いていると言えます。
扇風機が向いている人
逆に、夏場で冷房を使うほどではない時や、扇風機の風で涼みたいという目的なら、サーキュレーターよりも扇風機の方が向いていると言えるでしょう。
首振り機能を使えば、幅広い範囲に涼風を贈る事が出来るので、空気の循環よりも涼を求めている人には、扇風機の方が合っていますね。
サーキュレーターの正しい使い方で電気代が節約できる!
実はサーキュレーターの正しい使い方をすれば、扇風機よりも電気代の節約に繋がることがあります。
それでは、そのサーキュレーターの正しい使い方を解説していきますね。
冷房を付ける前にサーキュレーターで換気する
まず一つ目のポイントは、冷房をつける前にサーキュレーターで部屋の中の空気を換気することです。
室内の温度が上がった状態で冷房をつけると、それだけで急激に冷やす必要があるので冷房の消費電力が多くなってしまいます。
その為、サーキュレーターで事前に部屋の空気を換気しておくと、電気代の節約につながります。
サーキュレーターの置き場所を工夫する
2つ目のポイントは、サーキュレーターを置く場所です。
部屋の中の空気を、効率的に循環させるためには、サーキュレーターを置く場所がとても重要になってきます。
冷房と併用する場合、まずサーキュレーターの置き場所はエアコンの下付近に置くようにしましょう。
その時に、床と並行になるように風を送ることも大切です。
エアコンから出てきた冷気は、下に流れる性質があるので、下に溜まった冷気をサーキュレーターで部屋の奥まで循環させる事が出来るのです。
サーキュレーターを選ぶならDCモーターがおすすめ!
では次に、サーキュレーターを選ぶ時のポイントを解説していきたいと思います。
サーキュレーターには、DCモーターとACモーターという2種類があります。
モーターそれぞれに特徴があるので、比較しながら解説していきます。
音 | 稼働時の音はDCモーターのサーキュレーターの方が静かです。 |
消費電力 |
消費電力に関しても、DCモーターの方がACモーターよりも半分以下の消費電力で済むという事が分かっています。 同じ風量で稼働した場合、ACモーターよりも、DCモーターのサーキュレーターの方が消費電力は少なく済みます。 |
風量 | DCモーターは、ACモーターのサーキュレーターと比べて風量の調節段階数が多いのも特徴です。
その為、段階的に細かく風量を調節したい場合は、DCモーターのサーキュレーターの方がオススメです。 |
サーキュレーター大人気おすすめ機種はコレ!
いま大人気のサーキュレーターがこちらの【サーキュレータアイ】です。
700万台突破!の大人気商品♪
コンパクトなのにパワフルな強力送風でお部屋の隅々まで、風を送ることができる優れもの!
しかも静音だから寝ているときも、音で眠りを妨げることなく快眠できちゃいますよ。
コンパクトで軽量だから女性でも軽々と持ち運びできるので、キッチンに置いたり、寝室に持って行ったり、1台で色々な所に置けるのも経済的で嬉しいですよね。
しかも夏場だけでなく、オールシーズン使えます!
我が家では梅雨の時期なかなか乾かない洗濯物を乾かすのにも重宝しているので、かなりおすすめです!
こちらのサイトから購入した人限定!
メーカー保証1年+1年延長保証の2年保証が付いています。
【サーキュレーターアイの口コミ】
オススメ度:★★★★★
昨年購入した他機種とは全然違う。超静かです。
マットブラック色も私にはピッタリ。
やらり左右だけでなく、上下に首振りが最高です。
オススメ度:★★★★★
去年、1台購入しましたが、扇風機より便利だと感じて追加で購入しました。
以前より風力が強力な機種を購入しましたが、サイズは更にコンパクトになっていて、持ち運びも便利です。
エアコンに併用して使っていますが、毎日とても重宝しています。
オススメ度:★★★★★
音も静かでリモコン付きで便利です。
オススメ度:★★★★★
サーキュレーターを使って部屋中がとても涼しくなり、特に二部屋を冷気が循環しているのを体感しました。
持ち運びが軽いのに威力は強い優れものだと思います。
まとめ
さて今回は、サーキュレーターと扇風機の違いや、それぞれの特徴・正しい使い方などをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
扇風機は、夏場に使用するイメージが強いと思いますが、サーキュレーターは空気の循環を目的としているので、夏場だけに限らず1年を通して使用することが出来ます。
また、電気代を節約する点から見ても、エアコンとサーキュレーターを上手に併用することで、消費電力を抑えることが出来ます。
サーキュレーターと扇風機のそれぞれの特徴を把握した上で、暑い夏場は上手に冷房と併用し、年間通して賢く使用してみてくださいね!
コメント