暖かい気候になってくると気を付けたいのが害虫対策です。
ふと気づくと部屋の隅やカベに黒い虫が…なんてこともありますよね。
実際に姿を見なくてもいるような気がする…。
ゴキブリがいっぴきいたら、100匹いるとも言われているます。
ゴキブリが一匹でもいたら今すぐに対策が必要です!
そこで部屋にゴキブリがいるか確かめる方法や、ゴキブリが出たときの対策法にゴキブリが家に出ないようにするための対策もご紹介します!
部屋にゴキブリがいるか確かめる方法
実際にゴキブリの姿が見えなくても「カサカサ…」と動く音や、「絶対に何かいる!」という危機察知能力が働いてみたりすることってありますよね。
姿を見なくてもいるような気がする…。そんな時に試してほしい方法をご紹介します。
ワナを仕掛ける
ゴキブリは警戒心の強い生き物です。人がいる前にはあまり姿を現しません。
そのようなときにはワナを仕掛けてみましょう。
簡単なのはホームセンターなどで「ゴキブリホイホイ」を購入して設置することです。
ゴキブリは暗くて狭い場所が大好きです。
特に湿ったところや家電の裏などの暖かい場所が大好き。そのようなところに設置して様子を確認してください。
ゴキブリホイホイには誘引剤がシートの真ん中に設置されているので、早ければ翌日に捕獲されているでしょう。
ゴキブリホイホイを使わない場合は、コップとバターを活用してみてください。
深めのコップにエサを入れて、コップの内側にバターを塗って一晩放置する方法があります。
一度コップに入ったゴキブリはバターで滑ってコップから抜け出せなくなります。
ゴキブリが特に好むエサは、米ぬか・バナナ・玉ねぎ・蒸した芋・パンなどです。
コップが浅いと抜け出してしまう可能性があるので注意してくださいね。
家電や家具など潜んでいそうな場所を叩いてみる
ゴキブリは人の気配があるところや明るい時にはひっそりと隠れています。
家電や家具の裏など潜んでいそうな場所を叩いてみると、振動や音に驚いて出てくることがあります。
監視カメラを活用する
カメラを設置していれば、ゴキブリが活動しやすい外出中や夜間の様子を確認できます。
最近は性能の良い子どもの見守り用カメラやペットカメラが手ごろな価格で販売されているので、ぜひ活用してみてくださいね。
こちらのカメラは360°回転できるので、部屋中を走り回るゴキブリを見逃しません!
Amazonでもベストセラーの一押し商品ですよ。
ゴキブリのフンを探す
ゴキブリは暗く湿った場所が好きで巣を作ります。
さらに巣の近くでフンをする習性があるので、フンを見つけたら近くに巣があると思ってよいでしょう。
ゴキブリのフンは液状のものや固形状のものなど様々です。
ゴキブリの大きさと比例していることが多く、コロコロしたものは1~4ミリ程度といわれています。
ゴキブリのフンには「集合フェロモン」が含まれており、仲間を呼び寄せるといわれています。
見つけたら撤去してきれいに掃除してください。
ゴキブリが一匹いたら対策必須!対策アイテムはコレ!
ゴキブリはトイレや排水溝など不衛生な場所を好んで生息しています。
そのため菌やウイルスなどがゴキブリの体や足に付着し、そのまま家の中を動き回るので家中が不衛生になってしまいます。
特にゴキブリが触れた食べ物や調理機部・家具から赤痢菌や食中毒などの病原体が人に感染する危険性があるので要注意です。
さらにいろいろなものをかじってしまうので、紙類や本、電気コードなどの被害もあります。
「1匹いたら100匹いると思え!」と聞いたことはあるのではないでしょうか?
大げさに思われるかもしれませんが、1匹でも確認したらすぐに対策が必要です!
対策① 殺虫剤を使う!
発見したらまずは殺虫剤を使って確実に倒してください。
もしその場で仕留められなくても、殺虫剤がかかっていればそのうち弱って死滅します。
物陰に隠れてしまった場合にはその付近にスプレーしておけば、弱まった状態で出てくる可能性があります。
また、新聞紙を丸めたりスリッパで叩いて倒すことはおススメしません。
なぜなら叩き潰すことで体液や卵が飛び散り菌をまき散らしてしまう恐れがあります。
対策② くん煙式駆除剤
姿をあらわさないゴキブリにはくん煙式駆除剤がおすすめです。
くん煙式駆除剤ならば、部屋や家具の隙間まで行き渡るので隠れたゴキブリを駆除することができます。
ただ、くん煙式駆除剤は成虫のゴキブリにしか効果がありません。
卵には効かないので、くん煙駆除剤を使用したあとに孵化して活動してしまいます。
一度駆除剤を使用したら、卵が孵化したくらいの2~3週間後にもう一度使用してくださいね。
対策③ 毒餌剤を設置する
すべてのゴキブリを駆除したい!そんな場合には毒餌剤がおすすめです。
毒餌剤には「薬剤成分を使用したもの」と「ホウ酸を使用したもの(ホウ酸団子)」があります。
薬剤成分が含まれたものは即効性があり、餌を食べたら半日から3日で駆除できます。
さらにはそのエサを食べたゴキブリのフンや死骸を食べたゴキブリにも効果があるため、巣子と駆除する効果があります。
ホウ酸を使用したエサは、体内の水分を奪うため脱水状態を引き起こして駆除する方法です。
効果が出るまでには半日から5日程度かかります。
ホウ酸団子は口に入れない限り人体に影響はありませんが、小さな子供やペットがいる家庭では十分に気を付けてください。
ホウ酸によって肝臓が障害を受け中毒や死亡例もあります。
特に犬や猫などの小動物は少量のホウ酸でも死亡する恐れがありますので厳重な注意が必要です。
対策④ 業者に依頼する
「ゴキブリ見たくない!」「駆除なんて怖くてできない」
そんな時は業者に依頼してはいかがでしょうか。
ゴキブリ駆除の業者は専門業者なので市販の薬剤より強力なものを使用しています。
またプロの目線で確実にゴキブリを駆除してくれるので安心ですよね。
ゴキブリが出ない家の特徴とは?
日当たり・風通しが良い
ゴキブリはじめじめした湿気が多くて暖かい場所を好みます。
そのため、日当たりが良くて風通しが良い家はゴキブリが繁殖しにくい環境になるため、ゴキブリが住み着きません。
常に掃除をして清潔を保っている
ゴキブリは食べ物武でなく、人やペットの剥がれ落ちた皮膚の角質や髪の毛、部屋の誇りまでエサにして食べてしまいます。
食べ残しやゴミは出しっぱなしにしない、ゴミはフタつきのゴミ箱に入れる、こまめに掃除をするなど日ごろから徹底している家は、餌がないのでゴキブリは住み着きません。
3階以上の高層階
マンションなどの高層階に家がある場合は、部屋に飛んで侵入することが難しいため
住み着く可能性が少なくなります。ただし、エレベーターや段ボールに紛れ込んで侵入するケースもあるので注意が必要です。
新築の家
新しく建てたばかりの家は劣化による隙間がないため侵入する危険性が少なくなります。
ゴキブリが家に出ないようにするための対策
侵入させない
室内にいるゴキブリをいくら駆除しても、外からの侵入対策を怠っていては元も子もありません。
ほんのわずかな隙間があればゴキブリは侵入してきます。
隙間テープやコーキング剤、フィルターなどを活用してくださいね。
特に室外機のホースから侵入するケースが多いのでカバーを到着するようにしてください。
さらに天然ハーブのにおいはゴキブリの苦手な匂いなので、ミント系のアロマをたくことも効果がありますよ。
部屋を清潔に保つ
ゴキブリは食べかすやほこり・髪の毛・ごみなどをエサに繁殖していきます。
常に部屋を掃除して清潔に保つようにしてください。
キッチン周りは特にきれいにする必要がありますが、段ボールや新聞紙などにもゴキブリは寄ってくるので早めに処分するようにしましょう。
温度や湿度をゴキブリが嫌いな状態に保つ
ゴキブリは暖かくて湿気の多い場所を好みます。
部屋の温度はできるだけ25度以下、湿度は60%以下にするようにしましょう。
さらに家電が多い場所や室温が高いところは、こまめに掃除してゴキブリが巣を作り肉状態にしてくださいね。
まとめ
ゴキブリは病原体を運んで感染症の原因や、アレルギーの原因にもなります。
何より見た目だけで不快になる人も多いでしょう。
暖かい季節になったら部屋に侵入しているかかくにんし、さらに侵入の予防対策や繁殖対策を徹底してゴキブリの出ない家にしましょう。
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