アウトドアやスポーツ観戦、ドライブなどで活躍するUVカットメガネ。
これからの季節には欠かせませんよね。
UVカットメガネは、目の紫外線対策に活躍するアイテムです。
レンズの表面にコーティング剤を塗る、レンズの材質に紫外線吸収剤を練りこむなど特殊な加工が施されているため、レンズを通る紫外線を吸収したり反射したりして目を紫外線から守ってくれます。
✅そんなUVカットメガネの効果はいつまで続くのか?
✅UVカットメガネの寿命はどれくらいなのか?
✅UVカットメガネの寿命を延ばす使い方やお手入れ方法
をご紹介していきます。
UVカットメガネの効果はいつまで続くの?寿命は何年?
紫外線が目から入ることにより、日常的に紫外線から目を守る必要があります。
そんな時に活躍してくれるのがUVカットメガネですが、UVカット効果はずっと続いてくれるのでしょうか?
フレームが壊れる、レンズが割れたりなどしない限り、ずっと使い続け大丈夫なのでしょうか。
UVカットレンズには、紫外線をカットするコーティング剤を塗布してあるレンズ(スプレーなどで吹き付けてある)や、紫外線吸収剤をレンズそのものに練り込んであるレンズがあり、どちらにしても寿命があります。
日頃の扱い方、使用頻度、保管方法などにより、劣化の速度が変わるので「寿命はいつです」と正確な数値は出せないようですが、3年くらいから劣化が進み始め、5年が寿命の目安となるようです。
意外と長く効果が持つな、と思われた方、早いと思われた方、様々だと思います。
UVカットメガネの効果を調べる方法
UVカットメガネやサングラス、これって本当に紫外線カットできているのかと、調べてみたくなる時がありますよね。
UVカットメガネやサングラスの紫外線カット効果に不安を感じる時や、劣化で寿命がきていないか、そもそもUVカットレンズなのかどうかを知りたいとき、どうすれば調べることができるのでしょうか。
紫外線透過率測定機器で調べる
一番確実で正確なのは、紫外線透過率測定機器を設置している専門店(メガネ屋さん)に持って行って測定してもらうことです。
サングラスやUVカットメガネがどれくらい機能しているのか細かく調べてもらうことができます。
紫外線チェッカーを使う
次に、紫外線チェッカーを使う方法です。
キーホルダータイプのUVチェッカーは、直射日光(紫外線)に当たると色が赤く変わり、光を遮るとすぐに白く戻ります。
この原理を利用して、直射日光が当たる場所でUVカットメガネやサングラスをキーホルダーにかざして色の変化を見てみます。
色が濃い赤に変化すればするほど、紫外線カットの効力は失われたレンズであるということになります。
紫外線透過のパーセンテージ詳細まではわかりませんが、ある程度はUVカットの効果がレンズにあるかどうかの目安を知ることができます。
紫外線 LEDライト UV懐中電灯を使用する
そしてより精度を上げた確認方法は紫外線 LEDライト UV懐中電灯(ブラックライト)です。
レンズを通してブラックライトを当てた時、蛍光に光る反応がなければUV-A波まで防ぐ効果がバッチリあるレンズだということになります。
逆に、レンズを通してブラックライトを当てた時、蛍光に光る反応が出れば、紫外線をカットできていないレンズだということになります。
一番確実なのは、専門店でみてもらうことですが、手軽におうちでもUVカットの効果をチェックできるのは良いですね。
UVカットメガネの寿命を延ばす使い方やお手入れ方法
UVカット眼鏡の種類は2種類あり、レンズそのものに紫外線吸収剤が混ぜ込まれている「uvカット素材製品」と、レンズの表面にuvカットコーティングが施されている「uvカット加工製品」があります。
uvカット素材製品は紫外線吸収剤がレンズに混ぜ込まれているため、普通に使用していればuvカット効果は寿命まで薄れることはありません。
注意するのはレンズの表面に紫外線吸収剤がコーティングされているuvカット加工製品の方です。
乱雑に取り扱うと紫外線カットがない眼鏡をただかけているだけになってしまいます。
UVカットメガネの寿命を延ばす使い方
UVカットメガネの寿命は5年ほどなのですが、使い方によってはもっと早くに効果がなくなってしまうこともあります。
UVカットメガネを長持ちさせる使い方や保管方法はあるのでしょうか。
UVカットメガネのUVカット機能が、メガネの表面にコーティングしていたり、レンズに直接吸収剤を入れていることからも分かるように、メガネの表面や内部を傷つけないことが、一番長持ちさせるポイントとなります。
メガネをかけて使っている時よりも、メガネを保管している時の方が大切だと言えますね。
まず、保管をする時には棚やポーチの中に無造作に入れておくのではなく、メガネケースにきちんと保管するようにしましょう。
ケースに入れるときもレンズは下にせず上を向けて収納しましょう。
また UVカットメガネは高温や湿度にも弱いので、暑い車の中に放置したり、メガネを洗って乾かさずにケースに入れたりするのはやめましょう。
特に忘れがちなのがお風呂に入るときです。
お風呂場で外してそこに置いたままにしていた…というのはありがちですが、お風呂場は湿気による影響が大きいので放置しないように気をつけましょう。
そして定期的にフレームの緩みを直すなど、メガネを適切な状態に保つためのメンテナンスを行うことも結果的にメガネを長持ちさせることにつながっていきます。
UVカットメガネの洗い方
基本的にメガネの汚れは、水洗いで落とすことができます。
UVカットメガネの場合も、UV機能を失わないためにも、水洗いするのがベストです。
洗い方はとても簡単なので、日常的に行うのも苦になりません。
洗い方は次のとおりです。
メガネに直接流水をかけ、ホコリなどのゴミを洗い流します。
②水分を拭き取る
レンズを傷つけないようにティッシュやタオルを優しくメガネにあて、水分を拭き取っていきます。拭き残しがあるとサビの原因になるので、接続部分など細かいところまで丁寧に水分を拭き取っていきましょう。
③最後にメガネ拭きを使って汚れを完全に取り除く
仕上げはメガネ拭きで行います。なお、汚れたままのメガネ拭きだとせっかく洗ったメガネが台無しなので、メガネ拭きも綺麗なものを使いましょう。
UVカットメガネの保管方法
メガネ拭きをクッション材としてケースの底に敷き、その上にUVカットメガネのレンズを下に向けてケースに入れるのがおすすめです。
レンズを下に向けることで重心が安定し、開けたときにメガネが飛び出ません。
さらに、レンズにキズがつくことを妨げてくれるので、安心して持ち運びができます。
ソフトケースをお持ちの方は、メガネ拭きでレンズ部分を包んでからケースに入れると汚れがつきにくくなります。
また、メガネ拭きは洗濯してはいけないと思うかもしれませんが、メガネ拭きはこまめに洗って清潔に保つのがいいです。
丁寧にメガネをお手入れしても、メガネ拭きが汚れていたらメガネも汚れてしまうだけで、それではお手入れの意味がありません。
洋服やタオルと同様に、定期的に洗濯をしてくださいね。
まとめ
近年、どんどん紫外線が強くなっているなか、肌の紫外線対策だけではなく目の紫外線対策も必須ですよね。
サングラスやUVカットメガネ、効果や値段などを考慮して、自分にぴったりのものを選びましょう。
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