柔らかい食感が特徴の柏餅ですが、時間が経つとどうしても固くなってしまいますよね。
固くなってしまった柏餅を、温かい柔らかい状態に簡単に戻したいと思う人は多いのではないでしょうか?
実は、固くなってしまった柏餅は、簡単な方法で柔らかくなるのです。
そこで今回は、固くなった柏餅の温め方や賞味期限切れになった柏餅はいつまで食べられるかなど解説していきます。
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固くなった柏餅をふっくらと元に戻す温め方は?
それでは早速、固くなった柏餅をふっくらと元に戻す温め方をご紹介していきましょう。
柏餅の温め方としては、主に3つの方法があります。
それぞれ、分かりやすく説明していきたいと思います。
電子レンジでの温め方
まず1つ目の固くなった柏餅をふっくらと元に戻す方法は、電子レンジで温める方法です。
*温め方*(600ワットの目安)
①. 柏餅の表面を、全体的に軽く濡らします。
②. 表面全体を濡らしたら、ラップなどで包みましょう。
③. 約20秒くらい温めます。
④. 加熱が足りない場合は、10秒ずつ様子を見ながら追加で温めていきましょう。
電子レンジで柏餅を温める場合は、温めすぎると中のあんこが固くなってしまい美味しくないので、様子を見ながら少しずつ温めるようにしましょう。
蒸し器やスチーマーでの温め方
2つ目の固くなった柏餅をふっくらと元に戻す方法は、蒸し器やスチーマーで温める方法です。
*スチーマーでの温め方*
1. 固くなった柏餅を、全体的に濡らしておきましょう。
2. シリコンスチーマーに柏餅を入れて、600ワットで20秒ほど温めます。
3. 加熱時間が足りない場合は、10秒ずつ追加で温めていきましょう。
*蒸し器での温め方*
1. 蒸し器に、固くなった柏餅を入れます。
2. 様子を見ながら、適度なタイミングで取り出しましょう。
基本的に、固くなった柏餅を温める際は、温める時間は短時間で大丈夫です。
あまり長く温めすぎると、逆に柏餅が固くなってしまう事もあるので注意しましょう。
オーブントースターでの温め方
3つ目の固くなった柏餅をふっくらと元に戻す方法は、オーブントースターで温める方法です。
オーブントースターで固くなった柏餅を温めると、ふんわり柔らかくなるというよりも、カリッとした食感になります。
お餅のこんがりとした香ばしさを楽しむことが出来ます。
*温め方*
1. オーブントースター内を、あらかじめ少し温めておきます。
2. 固くなった柏餅を入れて、様子を見ながら温めていきます。
3. 油断すると焦げてしまうので、目を離さないようにしましょう。
柏餅が固くならない保存方法はあるの?
それでは次に、柏餅が固くならない為の保存方法をご紹介していきたいと思います。
柏餅を購入して、どうしても余ってしまう事ってありますよね?
そのような時は、適した方法で保存しておくと安心です。
柏餅を冷蔵保存する方法
柏餅を保存する際は、冷蔵保存はあまりおすすめできません。
なぜなら、冷蔵保存すると柏餅の中に含まれるデンプンが硬化して、柏餅自体がパサパサになってしまうからです。
しかし、どうしても冷蔵庫に入れて保存しておきたいという人もいるでしょう。
そのような場合は、出来るだけ柏餅が空気に触れないようにすることが重要です。
そして、さらにジップロックなどの保存袋に入れた状態で、冷蔵庫に入れておきましょう。
柏餅を冷凍保存する方法
では次に、柏餅を冷凍保存する方法です。
柏餅が余ってしまって、長期保存したい場合は、冷凍保存が一番おすすめです。
①. 柏餅1つ1つを、ラップに包みます。
②. その後、ジップロックなどの保存袋に柏餅を入れて、なるべく空気を抜いて冷凍庫へ入れましょう。
冷凍保存した柏餅の解凍方法
では、冷凍保存した柏餅を美味しい状態で食べる為には、どのような解凍方法が良いのかをご紹介していきましょう。
冷凍保存した柏餅を解凍する際は、自然解凍がおすすめです。
冷凍保存した柏餅を、食べる少し前に冷凍庫から出しておきます。
夏場は、すぐに解凍になるので放置し過ぎないようにしましょう。
冬場は、暖房のきいた部屋なら数十分で解凍されます。
解凍された柏餅は、すぐに食べるようにしましょう。
柏餅はどのくらい日持ちする?賞味期限切れはいつまで食べられるの?
それでは最後に、柏餅はどのくらい日持ちがするのか、賞味期限が切れてしまった場合は、いつまで食べる事が出来るのかについて解説していきたいと思います。
和菓子店やスーパーで購入した柏餅の場合
まず、和菓子店やスーパーで柏餅を購入した場合の、どのくらい日持ちするのかを見ていきましょう。
和菓子店の場合の日持ちは、基本的には購入した当日中か、長くても次の日までには食べるようにするのが一般的です。
和菓子店では、防腐剤などを入れないで作られている事が多いので、基本的には常温保存で購入してから2日程度と考えておくと良いでしょう。
では、スーパーで購入した柏餅の場合の日持ちはどうなのでしょうか。
スーパーで購入した柏餅は、ほとんどの場合は容器に賞味期限が記載されています。
そのため、基本的には記載されている賞味期限を目安に食べきるようにしましょう。
手作り柏餅の場合
では次に、手作りの柏餅の場合の日持ちに関して調べてみましょう。
自宅などで柏餅を手作りした場合は、和菓子店で購入した時と同じで、当日中か長くても次の日までと考えておきましょう。
ただし、ここで言う日持ちは、あくまで柔らかくて美味しい状態で食べられる状態の事です。
手作りの場合や、和菓子店で購入した場合も、常温保存で風通しの良い涼しい場所で保存している場合は、2~3日間は食べる事が出来ます。
しかしこの場合は、固くなってしまう可能性はあるので、その場合は最初にご紹介した方法で温め直すと良いでしょう。
柏餅の賞味期限切れはいつまで食べられる?
それでは最後に、賞味期限が切れてしまった柏餅は、いつ頃まで食べる事が出来るのかについて解説していきましょう。
結論から言うと、賞味期限が切れてしまった柏餅は、基本的には食べない方が良いでしょう。
特に、柏餅を手作りした場合は、賞味期限切れを食べる事は控えることをおすすめします。
柏餅の柏の葉には、殺菌作用があると言われていますが、賞味期限内でも少しずつ柏餅は固くなり始めています。
そして、中のあんこも徐々に劣化していくので、賞味期限内で食べきるようにしましょう。
まとめ
さて今回は、固くなった柏餅を柔らかい状態に戻す温め方や、柏餅の賞味期限について詳しく解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
柏餅は、購入してきたばかりの時はふっくらして柔らかい食感が美味しいですよね。
しかし、次の日になるとどうしても固くなってきてしまいます。
今回は、電子レンジやオーブントースターなど、身近にあるもので固くなってしまった柏餅を元に戻す方法をご紹介しました。
どの方法も簡単なので、柏餅が固くなってしまったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
また柏餅は、日持ちがしないという特徴もあります。
柔らかくて美味しい状態で食べるのなら、購入してきた当日中か翌日には食べきるようにすることをおすすめします。
そして、余ってしまった時は冷凍保存しておくようにしましょう。
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