昼間は仕事で忙しく仕事から帰ってきてから洗濯することが多い人もいますよね。
そこで気になるのが洗濯物が乾く時間。曇りの日や夜干しをしなくてはいけないこともあります。
でも夜干しは臭くなるという噂も!
そこで夜干しは本当に臭くなるのか?さらに季節ごとの洗濯物が乾く平均時間と、洗濯物を乾く時間を短縮させるポイントを紹介します!
洗濯物が乾く時間の平均はどれくらい?
カラッと晴れた夏の日に洗濯物を干すのは乾くのも早くて、ふかふかで、匂いも爽やかでとっても気持ちが良いですよね。
次第に肌寒くなってきて洗濯物を干している時間も長くなると、もう夏も終わりだなーとしみじみ感じるものです。
肌感でなんとなく夏は早く乾く、冬は乾くのが遅いと感じるものですが、実際には乾く時間にどれくらい差が出るのでしょうか。
洗濯物は「気温」「湿度」「風」の3つの要素が乾く時間に大きく影響を及ぼします。
気温は高く、湿度は低く、風があるのが外干しの最高の条件ということになります。
夏と冬、天気や干す時間によってどれほど乾く時間が変わるかを調べてみました♪
晴れた日の洗濯物が乾く時間
夏の晴れた日、冬の晴れた日では乾く時間にどれくらい差が出るのでしょうか。
夏の暑くてカラっと晴れた天気の日であれば、平均約2~3時間とかなり早い時間で乾きます。
気温が低い冬の晴れた天気の日であれば、平均6時間ほどかかるというデータが出ています。
太陽が出ている晴れた日に降り注ぐ紫外線には、殺菌効果があるため、晴れた日は洗濯物が速く乾くだけではなく、殺菌効果のメリットもありますので外干しをするのがおすすめです。
曇りの日の洗濯物が乾く時間
夏の終わりにはカラッとした晴れの日も少なくなり曇りの日が多くなってきますね。
夏の曇りの日であれば、晴れの日よりプラス2~3時間ほど、冬の曇りの日は半日~1日干していてもまだしっとりしているということもあるでしょう。
冬は気温が低いため天気が良くても必然的に乾くのに時間がかかってしまいます。
日本列島は長いため冬は特に各地で条件が異なってきますので、一概に何時間で乾くとはいえませんが、晴れの日よりも日照時間が短く気温も低いため時間がかかるのは間違いありません。
洗濯物を夜干しした場合の乾く時間
日中仕事などで家にいない人は、必然的に夜干しになりますね。
夏場であれば寝る前に干しておけば、朝起きて取り込むまでの8時間もあれば乾くでしょう。
冬場の夜干しは天候によりますが晴れの日でも、外気温が低いため朝になってもなんとなく、しっとりしていて乾いていないことが多く、そのまま日中も干しておかなければならない場合も多いでしょう。
ずっと干していればいつかは乾くものですが、乾くまでに時間がかかり過ぎてしまうと雑菌がどんどん繁殖してしまい、生乾きの臭いの原因にもなりますのでおすすめできません。
夜干しするのは、夏場や気温が高めで湿度が低く晴れている日にしましょう。
冬場は無理に夜干しをするよりも、部屋干しをした方が速く乾かすことが出来ますよ♪
洗濯物を曇りの日や夜干しすると臭くなるって本当?
洗濯物の生乾きの嫌な臭いに頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。
生乾きによる臭いの原因は、細菌の繁殖によるものです。
洗濯物が濡れている状態が約5時間以上続くと、細菌が繁殖し生乾きの嫌な臭いがつくといわれています。
そのため曇りの日や夜干しで洗濯物が乾くまでに5時間以上かかってしまう場合は、生乾きの臭いがついてしまいます。
え~!!
じゃあ、ニオイを付けないで干すにはどうすればいいの?
臭いを付けないためには、洗濯物を干す時間は5時間以内を目指して早く乾かすこと、そして洗濯物の汚れをきちんと取り除くことが大切です。
まずは洗濯物をしっかり洗い、臭いの原因となるたんぱく質などの汚れを落とし、長めにすすぎます。
部屋干しする場合は、洗濯の時に洗剤と一緒に酸素系の漂白剤や部屋干し用洗剤を使用したり、すすぎの時にお酢を少量入れるのも生乾きの臭いを抑えるのにとても効果的です。
そして天候などを加味して、外干しまたは条件が合わない場合は部屋干しで洗濯物が速く乾くような環境を整えて5時間以内に乾かすことで、部屋干しでも生乾きの臭いは防ぐことが出来ます。
また、曇りの日は急に天候が変わることもありますし、夜干した時には雨が降っていなくても夜中や明け方に雨が降って臭くなってしまうこともありますので、干す前に天候はしっかり確認しましょう。
そして外に長時間干していると虫が付く可能性も出てきます。
一晩で蜘蛛の巣が張られていた、蛾などの虫が洗濯物に卵を産み付けられていた、というケースもあるようですので、虫が多い環境にお住まいの方は特に夜干しには注意が必要です。
洗濯物を乾く時間を短縮させるポイントを紹介!
洗濯物に臭いを付けず上手に乾かすポイントはズバリ「風」にあります。
晴れの日の夏は、外干しで上手く風を利用すればパリッと最高の仕上がりになりますよ。
そのためには洗濯物がいかに風を受けられる状態になっているかが重要です。
まずは干す時に洗濯物をしっかり振りさばきましょう。
洗濯物を広げてパタパタ振ることにより水分が落ち、より乾きやすくなります。
さらに脱水をした際についたシワも伸び形も整います。
特にシャツなどは振ることにより前身ごろと後ろ身ごろや袖などのっくつきが剥がれ、空気の通り道を作ることが出来ますので、早く乾かすためにもこのひと手間は必ず加えるようにしましょう。
また干す際には、洗濯物と洗濯物の間はなるべくあけて、風の通り道が作れているかを確認しましょう。
そして洗濯物は端から丈が長いもの、真ん中にかけて丈が短いものを干し、また端に向かって丈の長いものを干すアーチ状に干すとより風が抜けやすくなり効果的です。
そして乾きにくいジーンズや厚手のパンツも、一度振りさばいてから裏返しにしてポケット部分などにも風が当たるようにくっついている部分は剥がし、筒状にしてピンチハンガーに吊るすと乾きやすくなります。
パーカーなどのフードがついているものは、フード部分が重ならないようにして干しましょう。
このように風を受ける面が多くとれるように干せば、乾く時間が速くなります。
そして冬場は無理に外干しをせずに、条件を整えれば部屋干しの方が速く乾かすことが出来る場合も多いです。
部屋干しでも、外干しと同じく風通しが良くなるように干すことを心がけましょう。
風がある日は風通しの良い場所に干し、窓を開けて風を入れると良いでしょう。
風がない日や悪天候、夜間の場合は、扇風機やサーキュレーターを使用することによって外干しと大差なく乾かすことが可能になります。
また、いつもより脱水を少し長めにすると、乾く時間を短縮することにも繋がります。
扇風機やサーキュレーターを併用する場合は、室内のなるべく高い位置に洗濯物を干し、下から風を送り、さらに除湿器や新聞紙をくしゃくしゃ丸めてから広げたものを洗濯物の下に置いておくと、空気中に拡散した水分が吸収されるためさらに効果的です。
洗濯物はひと手間でずいぶんと乾く時間に差が出てきますので、是非ご紹介した方法を実行してみてください♪
まとめ
夏が過ぎると洗濯物の乾きも悪くなり、洗濯物を干すのがなんとなく億劫に感じてしまいますよね。
部屋干しをすると生乾きの臭いがついてしまったり、タオルもふかふかに乾かずなんだかテンションが下がってしまったり。
特に今まで臭いで悩んでいた人は、ご紹介したやり方で解消されますので是非実行してみてください。
生乾きの臭いが染みついていて何度洗ってもとれないものは、酸素系の漂白剤や部屋干し用洗剤、酢水につけおき洗いをしてから洗濯をすると臭いがスッキリとれますよ♪
一番肌に密着する衣類ですから、良い香りで着心地良く、気持ちよく過ごせるように日々のお洗濯を頑張りましょう♪
■この記事を読まれた方はこんな記事もよんでいます。
- 洗濯物を部屋干しするのは本当によくないの?プロおすすめの干し方と乾かないときの対策を紹介!
- 洗濯物を部屋干しするとどのくらいで乾く?季節による乾く時間を徹底検証!
- 1LDKで洗濯物の部屋干しはどこに干す?場所がないときに大活躍の便利グッズを紹介!
- ユニクロのダウンコートは洗濯機で洗える?型崩れしないでふんわり仕上げる方法を紹介!
コメント