新年度が近くなると、転勤・進学・就職などで引っ越しする方が多くなりますよね。
新しい生活を始める時、せっかくなので良い縁起を担いでスタートさせてはいかかですか?
そこで引越しで縁起のいい食べ物や、引っ越し先に縁起の良いおすすめの観葉植物をご紹介します。
合わせて縁起のいい方角や引っ越し先が吉方ではない場合の対処法も紹介しますよ♪
引っ越しで縁起のいい食べ物は?
引っ越しの時の食べ物と言えば「引っ越しそば」ですよね。
長くその土地にお世話になるという意味合いから、江戸時代頃からそばを食べる習慣ができたそうです。
また、「側(そば)に越してきた」という側と蕎麦を掛けたとの説もあります。
以前は、引っ越しのあいさつで近所に配ったりもしましたが、そばアレルギーの人への配慮もあって近頃は、タオルや洗剤などのそば以外のもので対応する方が増えています。
その他にも、引っ越しする時の縁起の良い食べ物として、『醤油・みそ・塩・米・そば』などがあります。
新居に物を運ぶときに、最初にこれらの食べ物を運び入れると「食べ物に困らなくなる」といわれているそうです。
毎日の食事に欠かせない物ばかりですよね。
ぜひ実行してみましょう。
引っ越しに縁起のいい方角と悪い方角への対処法
引っ越しに縁起のいい方角とは
「引っ越ししたら、環境が変わるから不安…」
「せっかくなら運勢の良くなるところに住みたい!!」
そんなことを考える方も多いですよね。
実際に、運気を高める方角である「吉方位」に引っ越すと運気が良くなるとされていますし、逆に「凶方位」に引っ越してから運気ダウンしたということもあるようです。
この「吉方位」や「凶方位」は、1年ごとに変化する方角と個人によって異なる(生まれ年)によって異なる方位の2種類があります。
この吉方位は「九星気学」で調べることができます。
平安時代頃から、方位を選ぶことは日常生活に取り入れられていました。
現代では、家族全員の吉方位や凶方位がバラバラで、選んでいたら引っ越しすることができないとの理由から取り入れることは少なくなっています。
ほかにも、「風水占い」で見ていくと、方位によって金運や健康運などの運勢が変わるといわれています。
金運UPをしたい方は西方位がおすすめです。
経済的に豊かになり、臨時収入が入ったり、良い友人関係も築けるとされています。
さらに、南西なら仕事運がUP
東だと新しいアイデアがわきやすくなり、北への引っ越しなら人間関係が良好になるといわれています。
子宝に恵まれたいなら北西がおすすめですよ。
だからと言って、吉方方向に引っ越しを出来ないという人もいますよね。
そこで吉方方向でない引っ越しをしなければいけない時の対処法をご紹介します。
引っ越し先が吉方位でない場合の対処法
「今度の転勤先が凶方位だから気が重い…」「凶方位と知らずに家を決めてしまった」などと言う場合もありますよね。
このような場合には、方違え(かたたがえ)をすれば凶方位を避けることができます。
方違え(かたたがえ)とは
方違えとは目的の方向(凶方位)に向かう前に、別の方向をまわって凶方位をずらす方法です。
日本では古くから定着している風習で、陰陽道が浸透していた平安時代には当たり前に行われていました。
(例えば、恋人の家が凶方位なら、まず友人の家に寄って方向を変えてから恋人の元へ訪れていたようです。)
方違えのやり方
現代の場合では、一度別の場所に仮転居をすれば凶方位を避けられるといわれています。
自分の凶方位が北にある場合、一度西へ転居すると目的地は東北になります。
これで凶方位は避けられるということです。
仮住まいでなくても、ホテルや親戚の家でも良いと考えられていますので、無理のない方法で行ってくださいね。
他にも吉方方向でない場合、簡単にできる引っ越し先でもできる開運方法を紹介します。
引っ越し先に縁起の良い観葉植物おすすめ5選!
観葉植物には室内の空気清浄やヒーリング、厄除けなど様々な効果があるといわれています。
その中でも特に、新居や引っ越し先に置くと良いといわれている、おすすめの観葉植物を調べてみました。
オモト(万年青)
オモトは常に青々とした葉のため『万年青』と書きます。
一番に新居に運び込むことにより、運が開けるといわれており、引っ越し祝いの定番となっています。
実のついたオモトは子孫繁栄を象徴し、さらに縁起が良いようですね。
水やりも控えめで、基本的に丈夫なので初心者でも育てやすい植物です。
徳川家康も江戸城入場の際床の間に飾り、家運長久を願ったとされています。
オモトは、邪気を払う植物といわれているため、北東(鬼門)に置くのがおすすめです。
本来は自ら購入するものでなく、友人や知人から贈られるものです。
ホームセンターなどで販売されているので、新居祝いにおねだりしてみてはいかがですか?
ユッカ・エレファンティペス
「青年の木」として親しまれています。
金運や仕事運を呼び込み、魔よけの効果があるとされています。
明るい場所を好みますが、耐寒性が高く、乾燥にも強いため玄関先に置くのがおすすめです。
たまに直射日光をあててあげると元気に育ちます。
初心者にも育てやすい植物なのでプレゼントにも喜ばれます。
パキラ
和名で「発財樹」とよばれ、お金を生む木として縁起のよい植物です。
風水的にも、金運や仕事運・勉強運などを呼び込むとされています。
上へ成長する植物なので成長・発展の象徴とされています。
金運に縁がある西や北西の方角に置くと効果的です。
明るい場所を好むため、定期的に直射日光を当ててあげると元気に育ちます。
モンステラ
ハワイでは幸福と希望のシンボルとされています。花言葉は「うれしい便り」。
幸せを舞い込むとされ、風水では人間関係や恋愛運・金運アップ効果も。
大きく育てると、ハート型の葉に切れ込みが入りおしゃれな観葉植物です。
半日陰やレース越しの柔らかい光を好みます。
熱帯アメリカの植物なので寒さが得意ではありませんが室温5℃以上なら越冬も可能です。
恋愛運をアップさせたいなら、東南に置くと効果的で、新しい出会いが欲しいなら玄関に置いてみましょう。
サンスベリア
サンスベリアはまっすぐ縦に伸びていくおしゃれな観葉植物です。
マイナスイオンを放出する植物で、空気中の汚れを吸収するといわれています。
花言葉は「永久」「不滅」
風水では、サンスベリアのように尖った葉は魔よけ厄除け効果があるとされています。
乾燥に強く水やりも少なくて済むので手間もあまりかかりません。
日陰につよいのでテレビの横に置いて構いませんが、たまにはレース越しの窓辺で日光浴をさせてあげてください。
観葉植物をは空気だけなく悪い気の浄化効果もあるので、特に悪い気が溜まりやすいといわれている、「部屋の角」「柱や梁が出ている場所」「鬼門(北東)と裏鬼門(南西)」に置くとより効果的だといわれています。
また、木の流れが良いところに置いてある植物は元気に育っていて、気が滞っている場所にある植物は弱々しくなるといわれています。
風水では「植物が枯れるのは悪い気を吸ってくれたから」ととらえるので縁起が悪い物ではありません。
ただ、枯れてしまった植物をずっと置いていると運気が下がるので「ありがとう」と感謝してから整理してください。
まとめ
日本では昔から縁起を担いで生活することが当たり前であり、暮らしの習慣でした。
現代では生活や思考の多様化・複雑化により「縁起を担ぐ生活習慣」が徐々に減ってきているなとおもいます。
昔から伝えられている「ゲン担ぎ」なので、新生活のスタートを気持ちよく始めるために、上記の内容をぜひ取り入れてみてください。
ただし!縁起を担ぐことにこだわりすぎて、家族や身近な人と揉めることにならないようにしましょうね。
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