おからダイエットをしているのに、なぜか痩せないと悩んでいる人はいませんか?
そこで、
✅おからダイエットで痩せない原因
✅正しいおからダイエットのやり方
✅おからダイエットのメリット・デメリット
✅おからダイエットをするうえで注意すべきこと
などをまとめてみました。
おからで健康的に痩せたい人は必見ですよ!
おからダイエットで痩せない原因はコレ!
低カロリーで高たんぱく質、さらに食物繊維も豊富に含まれている「おから」。
ダイエットに最適なうえに、健康にも良い食材ですね。
このおからを活用したダイエットで10kg以上痩せた人もいれば、逆に「太った」という人もいるようです。
ヘルシーなはずのおからですが、なぜ太ってしまうのでしょうか。
おからは豆腐を作る過程で、豆乳を絞った際に残ったいわゆる豆腐カスのことです。
残りかすだから、ほとんど栄養はないだろうと思われていますが、しっかりとカロリーも脂質も含まれています。
|
カロリー |
たんぱく質 |
脂質 |
生おから(100g) |
88kcal |
6.1g |
3.6g |
乾燥おから(100g) |
333kcal |
23.1g |
13.6g |
木綿豆腐(100g) |
79kcal |
7.0g |
4.9g |
白米 (100g) |
156kcal |
2.5g |
0.3g |
食パン 6枚切り |
148kcal |
5.3g |
2.4g |
たんぱく質や食物繊維は豊富ですが、その他の栄養素は少ないため、おからだけ食べるようなダイエットをすると栄養バランスを崩し、代謝を促すビタミン類が不足することから余計に太りやすい身体になってしまいます。
いくらヘルシーで体に良いからと言って、食べ過ぎれば逆に太ってしまう原因になってしまいます。
正しいおからダイエットのやり方を紹介
では、痩せるために正しいダイエットのやり方とはなんでしょうか。
これから説明していきますね。
おからダイエットの1日の摂取量は?
低カロリーなおからで、食べ過ぎたらもちろんダメです!
1日の摂取量としての目安は生おからで50g程度です。
乾燥したおからは同じ50gでも約166kcalあります。
乾燥おからやおからパウダーは、1日に大さじ1~3杯程度で1日に必要な食物繊維量のほとんどが取れますので、摂りすぎないようにしてくださいね。
おからダイエットをするタイミングは?
おからを使った料理を食べるタイミングは、食事の最初が適しています。
はじめに食べておくと、胃の中で膨張して満腹感が出るので食べ過ぎを防ぐことができます。
さらにご飯やおかずを食べる前に食物繊維をとることで、糖質の吸収が緩やかになるり、血糖値の急激な上昇を抑えることができるので身体への負担もぐっと減ります。
おからパウダーなら手軽に摂取できるので、食事をする15~30分前くらいに摂取するのがおすすめです。
コーヒーやヨーグルトに大さじ1杯程度のおからパウダーをかけ飲んだり食べたりしてください。
おからは無味無臭なので違和感はそれほどないかと思います。
30分するとおからが水を吸収して胃の中で膨れるため空腹感が薄れ、落ち着いてゆっくりと食事することができます。
スープやコーヒーに溶けやすい粒子の細かいおからパウダーも販売されているので、自分好みのものを探すのも良いですね。
おからダイエットの正しいやり方
おからを使った料理を取り入れる
おからダイエットの基本的なやり方は、おから料理を食事に1品だけ取り入れること。
煮物やサラダ、ハンバーグ、その他小麦粉の代用品(お好み焼きやパンケーキ・蒸しパンなど)にしたりと、レシピのバリエーションは様々でかまいません。
ここで、1点注意することが、「調味料の使い過ぎに注意」です。
おからは吸水率が高いため、卯の花などの炒め煮にするときは、砂糖や醤油・油などの調味料を多く使いがちになります。
だし汁をうまく活用して、薄味に気を付けるなど調味料の使用量を抑えるなどの工夫をしてみましょう。
おから料理だけをたべない
これはダイエットする上での基本ですが、単品だけの摂取は栄養バランスを崩してしまうので決しないでください。
栄養の摂取バランスを崩すと、健康を害し、さらに太りやすい体質になってしまいます。
必ず、主食・主菜・サラダなどの生野菜を用意してバランスよく食べましょう。
水分をしっかりとる
おからは水分を吸収して、体内で膨張します。
ここでしっかりと水分を取らなければ、便秘や腹痛の原因になります。
食べ過ぎに注意!
おからダイエットは、「おからを食べれば、食べるほど痩せる」というものではありません。
ヘルシーな食べ物でも食べ過ぎれば元も子もないですよね。
食物繊維が多いため、胃腸が弱い人は負担をかけすぎて腹痛のもとになる恐れがあります。
適量を守りましょう。
食前または食事の最初に食べましょう
おからを摂ることで胃が膨張して満腹感が生じます。
少しの食事でも満足感が増え、食べ過ぎを予防してくれます。
一緒にお水をしっかり摂取しましょう。
食物繊維も豊富なので、消化も緩やかになり空腹感が感じにくくなるため、おやつや間食などの防止になります。
おからダイエットのメリット・デメリットとは
おからダイエットのメリット
おからの1番の特徴は豊富な食物繊維です。
おからパウダーであれば、大さじ4杯程度で日本人女性が1日に必要とする量が摂取できます。
ほかにも、大豆たんぱくに含まれる「βコングリシニン」はアディポネクチンを増加させる上で非常に有効な成分といわれています。
また、「痩せホルモン」「長寿ホルモン」とよばれており、アディポネクチンがきちんと分泌されていれば、脂肪が燃焼しやすく、太りにくい身体になっていきます。
おからを食べることで食物繊維か摂れて、さらに痩せやすい体質になるなんてダイエットに良い食材ではないでしょうか。
おからダイエットのデメリット
油や調味料を吸収しやすいため、カロリーや塩分の過剰摂取になりやすいことです。
もちろん、きちんと計量して薄味にすれば問題ありません。
また、おなかの中で膨れやすいので、食べ過ぎれば腹痛や便秘になりやすくなること。
これも適量を守れば心配ありません。
油や調味料・おからの摂取量などをきちんと守れば、特に大きなデメリットはありませんので、試してみる価値は高いですよね。
おからダイエットで注意すること
大豆イソフラボンの過剰摂取
大豆製品の食べ過ぎや大豆イソフラボンのサプリメントの併用を避けてください。
おからなどの大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは身体に良い作用がある一方で、摂取過剰は乳がんのリスクや再発の危険性が指摘されています。
適量を食べる分には問題ないですが、サプリメントの併用や毎日大量に食べることは避けて、十分注意をしてください。
特に乳幼児や妊婦さん、家族に乳がんの病歴がある人は特に気を付けてくださいね。
食べ過ぎによる便秘や腹痛
おからに含まれる食物繊維は不溶性食物繊維と言って便のかさになるものです。
胃や腸で水を吸収して大きく膨らみ、腸を刺激して便通を促進します。
しかし、腸の動きが悪くて便秘気味になっている人や水分不足よって便が固くなっている人は、便の量が増えるためさらに腸の動きを悪くして便秘を悪化させる危険性があります。
おからダイエットを始める時は少量の摂取から開始し、水分を多めに飲み様子をみながら量をふやすようにしましょう。
まとめ
これらのように、おからダイエットで逆に太ってしまうのは「食べ過ぎが原因」です。
いくら低カロリーで健康に良い食品でも摂りすぎれば毒になってしまいます。
おからを料理する時に使用する調味料の量にも十分気を付けないと、摂りすぎれば高血圧や糖尿病も原因にもなってしまいます。
自分の身体を十分に観察し、「今日の私に必要な量はこれくらいかな」と問いかけながら、欲張らずにゆっくり少しずつ食べてみてくださいね。
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