おせちを自分で作る人にとって、年末が近づくと一気に材料の値段が上がってしまうので、出来るだけ安いうちに材料を購入しておきたいですよね。
今回はおせちの材料を、早めに購入しても日持ちするものや、冷凍保存ができる材料を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
今年は自宅でおせちを作ってみようかなと思っている人は必見ですよ!
おせちの材料で高くなる前に冷凍保存や日持ちする材料を紹介
年末年始に向けて、おせちの事を考えている方も多いのではないでしょうか。
シーズン直前だとおせちは結構高いので、高くなる前に先に購入しておきたいですよね。
しかし、早めに買っても日持ちするのか気になります。
そこで、日持ちできるおせちの材料や、冷凍保存できる材料を紹介していきます。
冷凍保存できる材料
かずのこ、栗きんとん、黒豆は冷凍保存ができます。また、ぶりなど魚の切り身、魚卵も冷凍できます。
結構多くのものが冷凍できるので、早めに買っていても大丈夫そうですね。
かまぼこは冷凍しないほうが美味しいという意見もありましたが、実はかまぼこも正しく冷凍すれば、冷凍できちゃうんです♪
のちほど正しい「かまぼこの冷凍保存方法」を紹介しますね。
黒豆やかまぼこは、ぐっと値段があがる材料なので、値段が気になる方は買っておくことをおすすめします。
日持ちする材料
根菜類(にんじんや里芋など)は、日持ちがするので早めに買っておいてもいいですね!
早い人は20日ごろから購入しているみたいですよ。
値上げはしないかもしれませんが、調味料も足りなくなりそうなものは買い足しておくと焦らずに済みます。
おせちに主に使われる材料の日持ちする期間をまとめてみました。
材料 | 日持ちする期間 | |
かずのこ | かずのこ | 冷凍すると賞味期限3ヶ月くらい。 |
黒豆 | 黒豆 | 乾燥黒豆の賞味期限は半年程度、水で戻したものは1ヶ月程度。 |
昆布巻き | 昆布 | 乾燥昆布の場合3年ほど。 |
にしん | 冷蔵庫で2~3日、冷凍保存で2~3週間。 | |
かんぴょう | 冷凍すると1年間。 | |
煮しめ | ごぼう | 冷暗所で1ヶ月、冷蔵庫で2ヶ月。 |
人参 | 冷蔵庫で2週間、カット後冷凍保存は1~2ヶ月。 | |
しいたけ | 冷蔵庫で約1週間。 | |
鶏肉 | 冷凍保存で2~3週間。 | |
絹さや | 冷蔵庫で2~3日、冷凍保存は2ヶ月程度。 | |
栗きんとん | 栗の甘露煮 | 瓶詰めは1年。 |
さつまいも | 冷温所で1ヶ月、冷蔵庫で2ヶ月。 | |
なます | 人参 | 冷蔵庫で2週間、カット後冷凍保存は1~2ヶ月。 |
大根 | 冷蔵保存で約10日。 | |
田作り | 片口いわし | 乾燥したものは3ヶ月。 |
伊達巻 | 卵 | 10度以下の冬場は賞味期限が切れてから36日間生食できます。 |
海老 | 海老 | 冷凍保存で2~3週間以内。 |
焼き魚 | 鯛 | 下処理をして冷蔵庫で3日程度、冷凍した場合2~3週間程度。 |
こちらは悪までも目安なので、最低でもこの期間内に食べるようにしてくださいね。
美味しく冷凍する冷凍方法とポイントを紹介!
いざおせちの材料を冷凍しようと思う方も、味が落ちてしまわないか心配になりますよね。
ここからは、冷凍保存する際に美味しさを保つポイントを紹介していきます。
美味しく冷凍するポイント➀
水気を多く含むものは、解凍したときにキッチンペーパーなどで水気を軽く吸い取る。
長く冷凍すると、霜がついて霜やけになります。こうなると味が落ちてしまうので解凍の時に、必ず水気をふき取ると味が変わります。
このひと手間を加えるだけで、美味しく召し上がることが出来るので、ぜひ試してみてくださいね。
美味しく冷凍するポイント②
車エビ以外のエビは輸入物のため、解凍して日本に届くので、再凍結すると味が落ちてしまいます。
エビチリや煮物にするとさほど影響はでないようですが、エビをそのまま召し上がるのであれば、注意が必要です。
生海老で食べる場合の冷凍方法は、0.5%ほどの食塩水を作り、エビを漬けてそのまま冷凍すること!
そうすると、味が落ちてしまうのを最小限に抑えることができます。エビだけでなく、魚も同じ方法で冷凍しましょう。
海老や魚だけでなく、冷凍する際にちょっとしたひと手間を加えるだけで、美味しく冷凍保存することができる材料の冷凍保存方法をご紹介しますね。
おせちの材料を美味しく冷凍する方法
板かまぼこの正しい冷凍保存法
①まず板かまぼこは、板とかまぼこの間に包丁を入れて板から外します。
②板から外したら、好きな大きさにカットします。
切るときのポイントとして、厚めにカットすると「す」が入ったような、ポツポツとした穴があいてしまうので、なるべく薄めにスライスした方が、「す」が入りませんよ。
③カットしたかまぼこは一切れずつラップで包みます。
このとき、なるべく空気が入らないように、真空状態にしてください。
④金属製のトレーがあれば、そこに並べて冷凍すると急速冷凍できるので、おすすめです。
黒豆の冷凍保存法
乾燥した黒豆は半年ほど持つので冷凍する必要ありませんが、水で戻して煮た黒豆をしわが寄らずに冷凍する方法を紹介しますね。
①煮た黒豆はタッパーに黒豆を煮たときの煮汁と一緒に入れてます。
この時のポイントとして、黒豆がしっかり煮汁に浸かっていないとしわが寄ってしまうので、しっかりかぶるくらいの煮汁を入れてくださいね。
②煮汁ごと入れた黒豆にラップをかけて蓋をします。
こうすることで空気が入らず密封することができます。
③密封できたら冷凍庫に入れたら完了!
絹さやの冷凍保存法
絹さやって冷凍できるの?
そう思いますよね?
でも大丈夫!ちゃんと出来るんですよ♪
①まず多めの水に一つまみの塩を入れます。お湯を沸かしている間に絹さやの筋を取る下処理をしておきましょう。
③沸騰したら、絹さやを入れて5~10秒程度でOK!
④茹でた絹さやは、余熱をとる為にすぐに冷水で冷まします。
⑤余熱が取れた絹さやをキッチンペーパーで水気をよく取って、保存袋に入れて冷凍したら完了!
味を落とさずに解凍する方法
冷凍保存したおせちの材料を、いざ使うときに、味をなるべく落とさないように解凍する方法はあるのでしょうか?
解凍方法っていろいろあるので迷っちゃいますよね。
解凍する際は、冷蔵庫に入れて1日くらいかけて徐々に解凍するといいですよ♪
電子レンジで温めたり、冷蔵庫の外に出して自然解凍したりするよりは、じっくりと冷蔵庫で解凍すると、味がより落ちにくくなります。
いつから買出しする?お得に購入する買い物テクは?
おせちをお得に購入している人は、いつごろから購入しているのでしょうか。また、そのテクニックも気になりますよね。
おせちの材料が値上がりするのは、例年一週間前くらいから高くなる傾向にあります。
大体の人が、クリスマスを終えて年末年始に向けておせちの準備をし始めるため、お得に購入したい方は、クリスマス前に計画を立てておくと、周りと差がつくでしょう。
日持ちするものは早めに購入して、冷凍保存をしておくのがよさそうですね。
また、食材自体が高いものは、スーパーで完成品が売られているので、そちらを買い足して詰めるだけ、というのもお得です。
一から全部作るのは大変ですし、材料もなにかと高いですよね。そんな時は、完成品をそのまま重箱に詰めちゃうのもありですね。
おせち料理の大まかな費用
実際におせち料理に入れる材料の大まかな費用を紹介します。
おせち名 | 費用の目安 |
栗きんとん | 500円~2,000円 |
数の子 | 2,000円~5,000円 |
鯛の塩焼き | 1,000円~3,000円 |
筑前煮 | 1,500円~3,000円 |
伊達巻 | 約1,000円 |
海老 | 1,000円~4,000円 |
黒豆 | 約1,000円 |
田作り | 約500円 |
たたきごぼう | 約400円 |
昆布巻き | 約1,000円 |
紅白かまぼこ | 約1,200円 |
大まかなおせちの材料にかかる費用をピックアップしてみました。
あくまでも目安ですので、早めに材料を購入して自分で作るか、出来合いのおせちを買うかの判断材料としてみてください。
実際におせちにかかった費用の口コミ
夫婦二人ですが夫の父と叔父の分おせちを作りました。
黒豆500円、昆布巻き500円、数の子2500円、玉子焼き500円、伊達巻1000円、海老1000円。あと野菜と調味料が3000円くらい。あと大好きな烏賊刺し1000円。筋子500円。
他お酒やお菓子も買って15000円くらいでした。かまぼこ、やつがしら、餅は頂き物があったのでそれを入れても18000円くらいかな?
夫婦と子供3人 3段おせち料理15800円と買出し8000円 合わせて2万4000円ぐらいかな。大人4人分だからお安くすんで良かったです。
数の子、かまぼこ、辛子蓮根、黒豆・・・で5000円くらい。なますは作ります。それと数年前から母が体を壊しているので、おせち2段買って25000円。4人で3万くらいです。かかりますね。お正月って。
あと、おもちと〆縄とお花とお屠蘇のお酒もいりますし(笑)
お正月の料理の買い出しには、数日前からちょこちょこ行って昨日も行って来ましたが、結構かかりますよね。うちも大人二人ですが、結構よく食べるのもあり、一万円~二万円はしてしまいました。
もしかしたら二万円まで行っているかも…。おせち料理「もどき」で、小さ目の三段のお重に詰めるだけなので「まずい…」と思いつつ、「まぁ、お正月だからいいか!」と言いながら来年はもうちょっと賢くやろうかな…と反省もしていました。数の子、伊達巻、栗きんとん、ニシンや鮭の昆布巻きは出来ているものを購入。昆布巻は、セールで安いものを買いました。黒豆、海老チリ、鰤の照り焼き、いり鶏、、豚の角煮、酢ばす、タコと長芋とキュウリの酢のもの(なますが特に好きではないので、まなすの代わりの紅白の酢のもの)は材料を購入。その他、年越しそば、御雑煮、31日(今日)の分のお鍋の材料です。
白菜はまるまる一つ買ってしまいました。あと日本酒も。(あまり高くないものを選びましたが。)かかり過ぎに気づいて、今年はイクラ、蒲鉾、サーモンや生ハムなどは買いませんでした(泣)。
年末は食品売り場に活気があって、ついつい購買意欲が刺激されてしまうせいもあるかもしれませんね。
でも、人が沢山いて活気のある売場にいると、明るい気持ちになれますね。
まとめ
年末年始が近づき、そろそろおせちの事を考える方も増えてきていますよね。
今回は、おせちが高くなる前に変える材料や、日持ちする材料を紹介しています。
また、味が落ちにくい冷凍方法や解凍方法も紹介していますので、実践してみてくださいね。
さらに、買い出しをする時期や、完成品を購入したほうがお得という、節約テクニックも紹介していますので、ぜひ参考にしてください!
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