クリスマスのごちそうといえば、チキンを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
実はこれは日本の風習で、外国ではチキンではなく七面鳥を食べる習慣があります。
そこで今回は、
■クリスマスに七面鳥を食べる意味や由来
■七面鳥はいつ食べるのか?
■七面鳥ってどこで購入できるの?
■七面鳥の中身は何が詰められているの?
など詳しく見ていきます。
クリスマスに食べる七面鳥の中身って何詰めているの?
七面鳥の中身は絶対これでなきゃいけない!という決まりはありません。
お米やパンを入れたり、セロリや人参、玉ねぎを小さく切ったものを入れたり、レモンやハーブ類を入れることもあります。
中に詰めるものは自由ですが、中になにも詰めない場合もあるようです。
七面鳥だけでも大きくて焼くのが大変なのに、中に入れた食材にまで火を通すことを考えると、相当時間がかかりますよね。
焼きすぎて逆に硬くなってしまうこともあるため、中身は詰めないで風味付け程度にレモンやハーブを入れるのが好きな方も多いです。
ほかにも、中身は詰めず丸焼きにしたり揚げたりした七面鳥に、グレイビーソースやクランべリソースをつける食べ方もあります。
七面鳥の中身は特に決まりはなく、家庭によって様々なんですね。
クリスマスに七面鳥を食べる意味や由来は?
17世紀、新大陸アメリカが発見され、ヨーロッパからアメリカへの移住民たちが飢えをしのぐために捕まえて食べたのが七面鳥です。
インディアン(アメリカの先住民族)からも七面鳥が与えられ、そのおかげで飢え死にすることなく無事に冬を越すことができました。
そしてお礼としてインディアンたちに収穫した作物を渡したそうです。
アメリカへの移住成功には七面鳥という貴重な食糧のおかげだったのですね。
七面鳥は「縁起物」としてアメリカからヨーロッパの多くの国まで広がっていきました。
インディアンたちへの感謝と、収穫のお祝いをするために七面鳥を食べ始めたのが由来だそうですよ。
クリスマスの七面鳥はいつ食べるの?
日本では25日のクリスマスより、24日のイブにクリスマスパーティーをする人が多いのではないでしょうか。
しかし、調べてみると国によって違いがあることがわかりました。
アメリカでは七面鳥を25日の夜に食べるのが一般的です。
フランスでも25日の真夜中のミサが終わって帰宅後にクリスマスディナーを食べることが多いそうです。
しかし最近ではイブ(12月24日)でも当日でもOKという国が増えています。
またアメリカではクリスマス以外にも七面鳥を食べる日があります。
毎年11月の第4木曜日は『Thanksgiving(感謝祭)』があり、七面鳥の日とも呼ばれるほど、七面鳥を食べるのが一般的だそうです。
日本ではあまり七面鳥を食べる習慣がありませんが、外国では頻繁に食べられているんですね。
日本ではクリスマスにチキンを食べることが多いですが、アメリカではクリスマスにチキンを食べることはないです。
なぜならチキンはアメリカで1番安いお肉なので、ごちそうを食べるクリスマスには合わないそう。
ケンタッキーなどの店舗もクリスマスには閉店しています。
クリスマス=ケンタッキーというイメージがあったのでびっくりしました!
クリスマスの七面鳥はどこで買える?
日本のスーパーでは七面鳥はなかなか手に入らないですよね。
七面鳥丸ごとを手に入れるためにはどこで買えばいいのでしょうか?
クリスマスの時期になると予約できるお店もあるようですが、普段は取り扱っていないところも多いです。
小型のスーパーより大型スーパーや百貨店の方が取り扱いしている店舗が多いかもしれません。
七面鳥を購入できる店舗がないのか詳しく調べてみたところ、コストコで購入することができるという情報を見つけました。
コストコの「冷凍ターキー」はアメリカ産の七面鳥が丸々1羽冷凍されています。
内臓除去などの処理は済んでいるので、調理も簡単です。
こちらの商品は小さめの七面鳥でも6キロを超えるサイズとなっていますので、購入前に冷凍庫のスペースや、オーブンのサイズ確認を忘れないようにしましょう。
そのほかには通販サイトなどで七面鳥を購入することが可能です。
クリスマスの七面鳥を丸ごと買える通販サイトはココ!
外国のスーパーでは、ハムと並んでいつも七面鳥が置かれているらしいのですが、日本で七面鳥を売っている店舗を探すのは大変ですよね。
そんな時は通販サイトを利用して七面鳥を購入するのがおすすめです。
七面鳥を手に入れることができる通販サイトをご紹介したいと思います。
ミートガイ
500種類以上のお肉を購入することができるお肉専門店です。
アメリカ産の冷凍された七面鳥を購入することができます。
生肉も取扱いがあるので、こだわりのある人は生肉に自分なりのアクセントを詰め込んでローストしてみるのもいいですね。
クリスマスだけでなく、BBQなどに使えるお肉もたくさん揃っています。
こちらは温めるだけのローストターキーなので、料理しなくていいからお手軽に自宅で楽しめておすすめです♪
水郷のとりやさん
フランス産のAクラスベビーターキーを秘伝のたれで焼き上げています。
こちらはクリスマスシーズン限定での販売となっています。
調理済みなので袋のまま湯煎するだけで、美味しく召し上がることができます。
男の台所
温めるだけで食べられるローストターキーや燻製の香りが人気のスモークターキー、自分で焼きたい方向けの生ターキーなど、お好みで選べるのがうれしいですね。
サイズも少人数用からプロ仕様まで様々な種類が取り揃えられています。
なんと1番大きいサイズは24~26人分!大人数でのパーティーにもぴったりですね。
グルメソムリエ
下処理・味付け済みで焼くだけの七面鳥を多く扱っています。
オーブンレンジで焼ける小ぶりなサイズが大人気です!
焼き上がりの目安になるポップアップタイマー付き、さらに解凍方法&焼き方説明書付きなので、誰でも簡単においしい七面鳥を焼くことができます。
七面鳥のサイズを選ぶとき、ポンドという単位で書かれていることが多いです。
ちなみに1ポンド=約453.6グラムです。
購入する際は1人前=1ポンドを目安にしてみてください。
まとめ
クリスマスの七面鳥は調理がとても大変そうなイメージがありましたが、味付けされているものや、少人数向けの小さいサイズもあることがわかったので、購入のハードルがとても下がりました。
ハーブの種類やソースを変えるだけで、いろいろな味を楽しむことができるのも七面鳥の魅力ではないでしょうか。
七面鳥にはたんぱく質が100グラム中21.5グラムも含まれています。
そして脂質は0.9グラムと圧倒的低さです。
これは鶏胸肉と比べてもとてもヘルシーです。
見た目はとてもがっつりでボリュームがありそうですが、実はとても健康的な食材なんですね。
減量中の方や、ダイエット中の方、お子様まで安心して食べることができるので、クリスマスパーティーではみんなで楽しく召し上がることができると思います。
今年のクリスマスパーティーにはぜひ七面鳥を用意してみてはいかがでしょうか。
クリスマス間近になると予約できない場合もあります。購入しようと考えている人は、早めの予約がおすすめです。
今回、七面鳥について調べていく中で、アメリカではクリスマスケーキを食べない、イギリスのクリスマスの定番料理はミンスパイなど、知らなかった情報がたくさんありました。
国によって食べ物や習慣が違っていて面白いですね。
みなさんはどんなクリスマスを過ごすのでしょうか?
七面鳥を食べながら大切な家族・恋人・友人と素敵なクリスマスをお過ごしください。
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