ニキビ跡の赤みを消すのにファンデーションを厚めに塗って隠しても、ファンデが落ちて赤みが目立ってしまったり逆に悪化することも。
そこでニキビ跡の赤みを消すのに効果的な有効成分配合の市販薬を紹介します。
またニキビ跡の赤みを消す市販薬はいつ塗ればいいのか？塗るタイミングやニキビを作らないためにすべきセルフケア法も紹介します。
ニキビ跡に悩んでいる人は必見ですよ。
ニキビ跡の赤みを消すのに効果的な有効成分は？
ニキビ跡の種類
ニキビ跡といっても１つではありません。代表的なニキビ跡には４種類あります。
赤み
ニキビの炎症により皮膚が薄くなり、血管の色が見えるようになり赤みとして現れます。
色素沈着
炎症が起こってメラニンを作る場所が刺激されると、メラニンが大量に作られて茶色いシミのようなものができます。
クレーター
ニキビの炎症が皮膚の深い部分まで到達すると、修復の過程でうまく再生されなかった部分が凹んでクレーターのようになります。
しこり
傷ついた肌が再生する過程で細胞を作りすぎてしまった場合、肌が盛り上がった状態です。
以上の４種類が代表的なニキビ跡になります。
ニキビ跡の赤みを消すのに効果的な有効成分
ニキビ跡に効果的な有効成分をご紹介します。
ニアセアミド（Niacinamide）
ニアセアミドは皮膚のバリア機能を強化し、炎症を軽減する助けになります。
また、赤みを軽減する効果があります。
ビタミンC（Vitamin C）
ビタミンCは抗酸化物質であり、肌の色素沈着を軽減し、赤みを減少させる助けになることがあります。
アスコルビン酸やリン酸アスコルビルなどの形態で利用可能です。
レチノイド（Retinoids）
レチノイドは肌細胞のターンオーバーを促進し、肌の新陳代謝を向上させます。
これにより、ニキビ跡の赤みや色素沈着を軽減する助けになります。
ただし、レチノイドは肌に刺激を与えることがあるため、注意が必要です。
アロエベラ（Aloe Vera）
アロエベラは肌を鎮静化し、赤みを軽減するのに役立つことがあります。
純粋なアロエゲルを使用するか、アロエベラが配合されたスキンケア製品を検討してください。
ヒアルロン酸（Hyaluronic Acid）
ヒアルロン酸は肌を保湿し、肌のトーンを均一化するのに役立ち、赤みを軽減する助けになることがあります。
グリコール酸（Glycolic Acid）
グリコール酸は古い角質を取り除き、肌の新陳代謝を促進し、赤みや色素沈着を軽減するのに役立つことがあります。
イブプロフェンピコノール(IPPN)
アクネ菌によるコメド(白ニキビ)の生成を抑えて、炎症(赤ニキビ)をしずめて、吹き出物やニキビを“もと”から治療してくれます。
ニキビ跡の赤みを消す効果的な市販薬6選！
ニキビ跡に効果的な有効成分が含まれている市販薬をご紹介します。
ニキビ跡の赤みを消すおすすめ塗り薬
色素沈着やひどいニキビに効く効果的な塗り薬をご紹介します！
ペアアクネクリームW｜ライオン
「ペアアクネクリームW」は、患部を開かずに有効成分が浸透して、”イブプロフェンピコノール”と”イソプロピルメチルフェノール”のWの効果で吹き出物・やニキビを“もと”から治す医薬品です。
クリームを塗り広げると透明になるので、メイクも重ねられるのは嬉しいですね。
アクネス25メディカルクリームC｜ロート製薬 メンソレータム
うるおい成分配合されているので、すぐに浸透し、べたつきません。
素肌と同じ弱酸性で無香料・無着色なのは嬉しいですね。
アットノン ニキビあとケアジェル｜小林製薬
メラニンの生成を抑えてしみ・そばかすを防いで赤みのある肌荒れを防いでくれます。
さらっとなじみやすい薬用ジェルでうるおいを与えます。
普段のスキンケアにプラスワンするだけ！
ニキビが治ったあとにきちんとケアすることでシミができるのを防いでくれますよ。
テラ・コートリル（R）軟膏A｜ジョンソン・エンド・ジョンソン
膿んでいるひどいニキビにの方におすすめ！
抗炎症作用の“ヒドロコルチゾン（副腎皮質ステロイド）”と抗生剤“オキシテトラサイクリン塩酸塩”が膿を抑えてくれます。
ニキビ跡には種類によっても使用する塗り薬は異なってきます。
ご自身がどの様なニキビ跡に悩まれているかでも変わってきますので、どの様なニキビ跡なのかを見極める事も大切になってきます。
ニキビ跡には塗り薬だけなの？と思う方、もちろん飲み薬もあります。
次は、飲み薬についてご紹介します。
ニキビ跡の赤みを消すおすすめ飲み薬
アニマリンＬ錠
アニマリンL錠は、必須アミノ酸、ビタミンB、ビタミンEなどを配合した栄養剤です。
必須アミノ酸は体の中で作ることはできず、食品などから摂取しなければならないので、偏った食生活が原因でニキビができやすくなっている人におすすめです。
パンビタンハイ
肌に良いと言われる栄養成分はたくさんありますが、チョコラBBはビタミンB2、B6、B1などのビタミンB群を中心としたビタミン剤です。
ビタミンB群は疲労回復にも効果があるので、お疲れ気味の方にもおすすめです。
飲み薬で有効的なのはこの2種類！
ご自身で足りない成分などで出来てしまったニキビには飲み薬で補える場合もありますので、飲み薬で補うとニキビの出来にくいお肌になり、ニキビ跡にも無縁になるでしょう。
そういった予防の観点からもこの様な飲み薬を服用してみてもいいかもしれませんね。
ニキビ跡の赤みを消す市販薬はいつ塗ればいい？塗るタイミングを紹介
市販薬も用意したが、これはいつ使用したらよいの？いつでもいいの？そういった方の為に市販薬を塗るタイミングをご紹介します。
夜の入浴後
毎日の夜の入浴後、お肌がきれいになった状態の時に塗り薬をつけてあげましょう。
化粧をしている状態では、塗った場所のメイクが割れて崩れてしまったり化粧品の成分との相性が悪くお肌への負担も大きいと思います。
なので、１日のリセットタイミングの夜の入浴後の綺麗になっている状態の時に、市販薬を塗ってあげる事で直接塗り薬の成分がニキビへ浸透してくれるので効果的です。
朝の洗顔後やメイク前
シャワーが朝派な人や、朝メイクする前に洗顔をする方は睡眠時に出てくる皮脂汚れなどでお肌も汚くなってしまい、その上から塗り薬をすると効かなくなってしまうケースもあります。
なので、朝のメイク前に洗顔をした後がチャンス到来！！
その時に塗り薬をしっかりお肌へ浸透させる事で、ニキビにも効いてくれて効果的としています。
他にも塗るタイミングは様々あるかと思いますが、塗るタイミングとしてはお肌がきれいな状態の時！！
それだけは、肝に命じてご使用いただければ、早く効いて効果的だと思います。
ニキビを作らないためにすべきセルフケア法
ニキビがそもそも出来なければ、ニキビ跡にも悩まないのに・・。そう思う人がほとんどだと思います。
では、日頃からどの様な事を気を付けていけばいいのかをご紹介します。
毎日の洗顔に気を付ける
ニキビ肌の方は、洗顔で必要以上に皮脂を落としてしまいがちです。
健康な肌を保つためには適度な皮脂も必要ですので、洗浄力の強すぎる洗顔料を使ったり、1日に何回も洗顔したりしないようにしましょう。
また、洗顔時はたっぷりと洗顔料を泡立て、肌を傷付けないようやさしく洗うことも大切です。
食生活の改善
外からのケアだけでなく、食事で体の内側からもニキビ跡をケアしていきましょう。
家にあるものの中にも、ビタミンを多く含む食材は色々あります。
ビタミンCを含み美白効果があるのはレモン、イチゴ、赤ピーマンなど。
血行促進効果のあるビタミンEを含むナッツ類やゴマ、そしてニキビを予防するビタミンBを含むレバーや納豆などもおすすめです。
しかし、ナッツ類の取りすぎはニキビの原因になる事もあるので要注意！！！
また、サプリメントも、手軽にビタミンを補給できますのでおすすめです。
ニキビを悪化させる揚げ物やスイーツ、炭水化物の取り過ぎには注意しましょう。
良質な睡眠
睡眠不足は寝ている間に行われる肌の再生や免疫力に影響を及ぼすため、ニキビの発生や悪化の原因となります。
また体内のホルモンバランスの乱れに繋がり、ニキビに対してさらに悪影響を及ぼします。
人によっても必要な睡眠時間は異なりますが、平均5～6時間は睡眠をとるように心がけましょう。
十分に保湿をする
スキンケアでしっかりと保湿をおこない肌の潤いを保ちましょう。
肌が乾燥しているとバリア機能が低下して、紫外線など外部からの刺激を受けやすい肌状態になります。
すでにニキビの炎症でダメージを受けているところに、乾燥の影響によるダメージも加わるため、肌の回復が遅れる要因となってしまいます。
また乾燥は肌のターンオーバーの乱れを引き起こします。
保湿ケアは、保湿力の高い化粧水を使い、その上からゲルや乳液を塗って適度に油分を補うことも忘れずに。
肌のベタつきを抑えるために、油分を全く使用しないのはNGです。肌から水分が逃げて乾燥しバリア機能が低下してしまいます。
ストレス解消をする
ホルモンバランスを乱す最大の原因はストレスです。
ストレス社会ともいわれているように、現代人の多くがストレスを感じていると思います。
我慢していると、気づかないうちにニキビをはじめとした、様々な異変が身体にあらわれます。
悩みはなるべくため込まず、家族や友人に素直に話すようにしたり、趣味やスポーツなどリラックスできる環境や、楽しく過ごせる環境をつくり、日々の中でストレスをためないようにしましょう。
まとめ
今回は、ニキビ跡に効く市販薬のご紹介をしました。
日頃のケアや日常生活においても、ニキビの原因となるものはたくさんあります。
全部がクリアな状態を保つことが皆様にとってはいい事ではありますが、そんなにうまく出来る人はなかなかいないと思います。
なので、日頃から気を付ける事やケアの方法などをご自身で理解して実行することで、少しでもご自身が理想とするお肌へと生まれ変われると思います。
そうすることで、自分自身の自信へと変わるとも思います。
綺麗な素肌へ変われるように日頃からお肌への気遣いは忘れずに自信が持てる毎日を過ごしましょう！！
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