ホットミルクを飲むとよく眠れるって聞くけど、ココアにはカフェインが含まれているから夜に飲んだら寝れなくなっちゃうんじゃないの?
そんな疑問を抱いた方の為に、実はココアを夜に飲んでも不眠になることはありません!
そこで、なぜカフェインが含まれいるのに夜に飲んでも大丈夫なのか?
ココアに含まれるカフェインの量や安眠に効果的な飲み方を紹介しちゃいます。
最近あまり眠れないという人は、必見ですよ♪
ココアのカフェインを夜に摂取しても安眠できる理由とは?
美容や健康に高い効果が期待できるという研究報告を受けて、ここ近年ココアが注目されています。
最近ではココアの原料である高カカオを含むお菓子や飲み物も多く販売されていますよね。
しかし、ココアを夜に飲んでも大丈夫なのか?という疑問も!
ココアにはカフェインが含まれいているので、夜なかなか寝付けない人にとっては、不安ですよね。
でも大丈夫!なぜ大丈夫と言えるのか、その理由をくわしく説明していきますね。
まずココアの原料である『カカオ』に含まれる「テオブロミン」という成分は、自律神経を整えてリラックス効果をもたらしてくれます。
この「テオブロミン」という成分は、カカオにしか含まれていない成分で、「テオブロミン」から放たれる甘い香りはリラックス状態を生み出し、高い持続性があるんです!
その効果を上手に取り入れたチョコレートも発売されていますよね。
なかなか眠れない原因の一つが、ストレスと言われているので、ストレスに強くなって軽減できる効果が期待できるのは、嬉しいですね♪
緊張をほぐしてリラックス効果を得られると、自然と睡眠へと導くことができます。
さらに気になるココアに含まれるカフェインが眠れなくなるのではないか?という点ですが、これも大丈夫!
次ではココアに含まれるカフェインの量について、くわしく説明していきます。
ココアに含まれるカフェイン量はどれくらい?
ココア150mlに含まれるカフェインの量は50mg程度。
インスタントコーヒーの四分の一程度。緑茶の三分の一程度と言われています。
欧州連合(EU)の欧州食品安全機関(EFSA)によって、健康を維持するために望ましいカフェイン摂取量について発表がありました。
インスタントコーヒーの四分の一の含有量なので、カフェインに過剰に反応してしまう人でなければ、2杯までなら夜寝る前に飲んでも特に問題ありません。
ただカフェインに敏感な人や、不安な人は「カフェインが入っている」ということがストレスに感じてしまい、逆効果になってしまうので、そういった方は夜飲むのは避けた方がいいですね。
ちなみにカフェインの覚醒作用の持続時間は、
■若い人の場合、3~4時間
■高齢者の場合、6時間ほど
だそうですよ。参考までに♪
ココアの嬉しい効果とは?
ココアには安眠効果の他に女性に嬉しい美容と健康効果があるんですよ。
そのココアがもたらす効果についてくわしく見ていきましょう!
ココアの嬉しい効果①【ダイエット効果】
ココアにはダイエット効果があるんです!
あんなに甘いのにダイエット効果があるの?
確かに疑問に思いますよね。
実はココアには、血糖値の急激な上昇を抑えて、脂肪の吸収を抑えてくれる、つまり太りにくくしてくれる効果があるんです!
さらに食後ココア飲むことで、食事で摂取した余分な脂肪の吸収を抑えることも期待されています。
それだけじゃないんですよ。
ココアに含まれるカカオポリフェノールは、血液の流れを良くして、脂肪を燃えやすくなることで、代謝がアップする効果があります。
ココアの嬉しい効果②【便秘解消】
便秘に悩む女性が多いですよね。しかも結構深刻な悩みだったりします。
便秘になる原因の一つに、食物繊維の摂取不足が大きく関係しています。
平成26年国民健康・栄養調査によると、食事摂取基準の目標摂取量(女性:18g、男性:20g)なのに対して、成人女性は14.4gで3.6gの不足。成人男性が15.1gで4.9gの不足となっています。
特に深刻なのが、不溶性食物繊維11.6g~10.8gの減少量が確認されていて、女性の減少量が大きく不溶性食物繊維の不足が懸念されているんだそうです!
その食物繊維不足の救世主となるのがココア!
ココアに含まれる不溶性食物繊維の一つ【リグニン】が便秘改善効果があるとして、注目されています。
お菓子で有名な森永製菓が実験結果を発表しています。
※便秘傾向にある20~60歳の男女22人を対象にした実験結果がこちら↓
① 被験食品 | リグニンを15%含むココア飲料を2週間飲んだグループ |
② 対象食品 | ココア風味の飲料を2週間飲んだグループ |
この実験の結果から、被験食品(リグニンを15%含むココア)を2週間摂取したグループに、便通回数が約11%も増えていることが認められました。
ヒドイ便秘だけど、お薬には頼りたくない人にとっては、嬉しい結果ですね!
ココアの嬉しい効果③【口臭予防】
ココアには口臭予防効果があることが実験の結果から認められました。
その実験結果がこちら↓
この実験では、口臭が強い方を被験者として、ココアを飲む前後2週間で息(呼気)に含まれる口臭の原因の濃度を測定。
■硫化水素
■メチルメルカプタン
■ジメチルサルファイド
ココア飲用期間2週間は、3つの口臭の原因となる成分が減少。しかし飲むのをやめた1週間後には元の数値に戻っていることが分かりますね。
継続することで、日々の口臭予防が期待できるのね!
さらにココアには、高い殺菌効果が認められているんです。
近年、増え続ける歯周病。60歳代の約9割が歯周病!長生きするためには「歯の健康」も重要です。
■ジンジバリス菌
■フゾバクテリウム菌
■インターメディア菌
この3つの菌を試験管内で培養して、ココアによる抗菌効果を日本口腔感染症学会が発表されました。
その実験結果がこちら↓
3つの菌ともココアの量が多いほど、生菌数が減少していることがわかりますね。
ココアの嬉しい効果④【バストアップ効果】
女性には嬉しい効果!ココアに含まれる【テオブロミン】がバストアップ効果が期待できます。
テオブロミンには脳を活性化させて血液の流れを良くすることで、冷え性改善され、自律神経を整えてリラックス効果が期待できます。
バストアップには冷えとストレスは天敵!
冷えると血流が悪くなるために、バストアップに欠かせない栄養素や女性ホルモンを、バストまでしっかり送り届けることができません。
さらにストレスなどによって、自律神経の働きが悪くなると、女性ホルモンを分泌されなくなってしまいます。
女性ホルモンや栄養素が上手く運ばれないと、バストアップは期待できないですよね。そこでココアを摂取することで、冷えを改善して自律神経を整えてくれる効果を発揮してくれちゃうんです。
この天敵を同時にしかも、美味しく改善できるのは嬉しいですよね♪
ココアの嬉しい効果⑤【若返り効果】
ココアに含まれる【カカオポリフェノール】には、バストアップもあると言われていますが、紫外線によるお肌のダメージを修復して、細胞や血液を若く保つ抗酸化作用があるんです!
ドイツの研究によると、カカオポリフェノールのフラバノールは、日焼けダメージよって肌が赤くなるのを軽減したとの報告もあります。
ここ最近の紫外線は強いので、お出掛け前にココアを飲むと内側から紫外線対策が期待できるかもしれませんね。
ココアの効果的な飲み方やタイミングと飲み方は?
ココアの効果的な飲み方を紹介します。
ダイエットに効果的なココアを飲むタイミングと飲み方
ダイエット効果を期待するなら、食事前に飲むのがベスト!
食事前に飲むことで、食欲を抑えて食べ過ぎを防ぐことができます。
飲み方は、白湯に純ココアを入れてホットココアにするのがおすすめ♪
調整ココアには、砂糖やミルクなどがたっぷり含まれているため体重増加や肌荒れなどの原因に!ダイエット効果を期待するなら純ココアにしましょう。
【おすすめの純ココアはこちら】
便秘に効果的なココアを飲むタイミングと飲み方
便秘解消するのにベストな飲むタイミングは、朝の空腹時に飲むことをおすすめします。
朝ココアを飲むことで、腸が刺激されるので便秘の解消につながります。
効果的な飲み方は、白湯または、牛乳にまぜてホットココアにして飲みましょう!
安眠に効果的なココアを飲むタイミングと飲み方
質のよい睡眠を取るには、リラックス効果の高い寝る前の1時間~1時間半前にホットココにして飲むのが効果的。
安眠に効果的な飲み方は、牛乳と一緒に飲むのがおすすめです!
牛乳に含まれる必須アミノ酸の一つ、「トリプトファン」は鎮静作用のある神経伝達物質であるセロトニンは安眠をつかさどるホルモン「メラトニン」に変化。
この「トリプトファン」と「メラトニン」には、睡眠の質を上げる作用があるんですよ。
バストアップに効果的なココアを飲むタイミングと飲み方
バストアップ効果を発揮するには、夜眠る前に飲むのが効果的です。
ココアの保温作用が深い眠りをサポート!
質のよい眠りは成長ホルモンの分泌を促して、バストアップや美肌効果が期待できます。
バストアップの効果的な飲み方は、豆乳とココアの組み合わせが効果的。
豆乳を入れたホットココアにして飲んでみてくださいね。
若返りに効果的なココアを飲むタイミングと飲み方
若返りに効果的なココアを飲むタイミングは、夜寝る前がおすすめ。
おすすめの飲み方は、アーモンドミルクとココアの組み合わせが効果的です。
アーモンドにはアンチエイジング効果や女性ホルモンの分泌を整える効果が期待できる「ビタミンE」が豊富に含まれているため、若返り効果が期待できちゃいます。
さらにアーモンドには、「ボロン」という成分が含まれています。
ボロンは女性ホルモンの分泌を促す働きがあるため、バストアップもあります。
まとめ
ココアに含まれるカフェインは、夜に飲むと寝れなくなるのか?について紹介しました。
ココアに含まれるカフェインは、インスタントコーヒーの約半分の含有量なので、眠れなくなることはないと言ってもいいでしょう。
でもカフェインに敏感だったり、カフェインが入っているというだけで、ストレスを感じて眠れなくなってしまうのでしたら、夜飲むのは控えた方がいいですね。
ココアで美味しく美容と健康を取り入れちゃいましょう!
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