水を使わずに髪や地肌を清潔にしてくれる「ドライシャンプー」。
災害などの緊急時に備えて1つ持っておくと安心ということで、最近は徐々に注目されつつあります。
ですが「ドライシャンプーははげる!?」との噂が!
そこで今回は、ドライシャンプーは本当にはげるのか?メリットやデメリットから正しい使い方について詳しくご紹介したいと思います。
ドライシャンプーのメリット・デメリットとは?
まずは、ドライシャンプーのメリット・デメリットについてみていきたいと思います。
ドライシャンプーのメリット
髪を濡らしたり乾かす必要がない
ドライシャンプーは髪を濡らさずに洗うことができるため、髪を乾かす必要もありません。
そのため、お風呂に入らなくても使うことができます。
汗をたくさんかいたときや、匂いが気になる時などに手軽に使うことができるのも嬉しいポイントです。
外出先や災害時にも使える
お水で洗い流す必要がないので、ドライシャンプーはキャンプなどの時にも重宝します。
また、災害時にもあるととても便利です。
避難先ではお風呂になかなか入れないため、それがかなりのストレスにつながるようです。
実際に、災害時にはドライシャンプーが役に立ったという声が多く見られました。
最近では、災害グッズとしてドライシャンプーを常備している人も増えつつあります。
まだお持ちでない方は、災害用として1つ常備しておくのも良いかもしれませんね。
カラーの色落ちを防止できる
ドライシャンプーは髪を濡らす必要がないため、カラーの色落ちを防止することができます。
髪は濡れた状態だとキューティクルが開き、カラー剤が流れ出てしまいます。
しかしドライシャンプーはその心配がありません。
髪を染めてから2日ほどは洗髪しない方が良いとも言われているので、そういった場合にドライシャンプーを使うのもおすすめです。
ドライシャンプーのデメリット
皮脂汚れを落としにくい
ドライシャンプーは水を使わずに髪を洗うことができますが、やはり水を使って洗う場合と比べると、皮脂汚れは落としにくいです。
髪を洗い流すことがないので、汚れもその分残りがちです。
そのため、日常的に毎日使うのには向いていません。
頭皮が荒れやすい
ドライシャンプーは、通常のシャンプーよりも頭皮が荒れやすいという特徴があります。
水を使わないため、皮脂汚れを除去するために含まれているアルコール成分は、少し刺激が強くなっています。
敏感肌の方は、使用する際にしっかりと確認するようにしましょう。
ドライシャンプーではげるって噂は本当!?
「ドライシャンプーははげる」という噂を、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
では、実際はどうなのでしょうか?
結論から言うと、「ドライシャンプーを使ってもはげない!でも注意は必要」です。
基本的に、正しい使用方法でドライシャンプーを使用していれば、ドライシャンプーが抜け毛や禿げる原因となることはありません。
ただし、ドライシャンプーは水を使わないぶん過度な力を加えて頭皮をこすってしまいがちです。
こういった場合に、抜け毛やはげることの原因となる可能性はあります。
さらに、長期間にわたってドライシャンプーのみを使用し続けると、汚れ落ちが不十分だったり、ドライシャンプーの薬剤が頭皮に残ってしまって頭皮が荒れてしまうことがあります。
こういったことも、抜け毛やはげる原因につながってしまいます。
そのため、ドライシャンプーを使う場合は、正しい使用方法で使うようにしましょう。
ドライシャンプーの選び方と正しい使い方は?
ドライシャンプーの正しい使い方についてみていきたいと思います。
ドライシャンプーの選び方
まずは、ドライシャンプーの選び方からご紹介します。
ドライシャンプーには大きく分けて5種類あります。
それぞれの特徴についてご紹介していきますので、自分に合ったお好みのものを見つけてくださいね。
スプレー・ミストタイプ
シュッとひと吹きで手軽に爽快な気分になれるスプレータイプ、ミストタイプは、汗をかいたときや頭皮や地肌のべたつきが気になるときにおすすめです。
噴射力が強く一度で広範囲に使えるため、使った後はすぐサラッとして頭皮の不快感が解消されます。
持ち運びに便利なサイズ感のものもあるので、初心者にもおすすめです。
ただし、使用後にタオルで拭き取る必要があるものもありますので、購入の前にしっかりと確認するようにしましょう。
フォーム(泡)タイプ
災害時や入院中、介護をはじめ、シャワー・入浴ができないときには、フォームタイプ、泡タイプがおすすめです。
頭皮や髪全体になじみやすいことから汚れが落ちやすく、使用感もさっぱりとしています。
病院や避難所といったパーソナルスペースが限られている場合には無香料タイプ、長期間入浴できずリフレッシュしたい場合には微香料タイプを選ぶとよさそうです。
シートタイプ
旅行や登山などのアウトドアや長時間のフライトには、コンパクトで持ち運びしやすいシートタイプがおすすめです。
気になる時にサッと使えて、シートで直接頭皮を拭くことができます。
手袋タイプのものもあり、使い捨てできるのでとても便利です。
持ち運びが簡単なので、カバンに一つ入れておくのも良さそうですよ。
ジェルタイプ
髪や頭皮が不快な時や運動して汗をかいた時は、水分量が多いジェル・オイルタイプがおすすめです。
使用量がわかりにくいといった難点もありますが、さっぱりしていて爽快感や清涼感が感じられます。
パウダータイプ
とにかく匂いが気になるという方におすすめなのがパウダータイプです。
微粒子パウダーが汗や皮脂汚れを吸着して、しっかりと頭皮ケアができます。
しかし、使用量の調節が難しく、髪が白くなりやすかったり、思いどおりに仕上がりにくいのが難点です。
ドライシャンプーの正しい使い方
次に、ドライシャンプーの正しい使い方についてみていきます。
①まずは、ドライシャンプーをする前にブラッシングし、髪の絡まりをほどきます。
しっかりブラッシングしておくことで頭皮の汚れが浮き上がりやすくなり、髪表面のチリやホコリなども落とすことができます。
②そして次に、シャンプーを頭皮全体にまんべんなくつけます。
とくにベタつきやすい顔周りの髪の生え際や耳周り、頭頂部、襟足の生え際あたりには念入りにつけるようにしましょう。
③頭皮の毛穴汚れを浮き上がらせるようなイメージで行い、最後は髪や頭皮全体に揉み込んだら手ぐしでふわっと整えれば完成です。
ジェルタイプやムースタイプのものは、タオルでしっかり拭き取りましょう。
おすすめのドライシャンプー3選!
最後に、おすすめのドライシャンプーを3点ご紹介します。
ドライ シャンプー N/スティーブンノル ニューヨーク
こちらは、「ベタつきオフ。ふんわりリメイク。頭皮のニオイケア。」の3in1ドライシャンプーです。
植物由来のパウダーが余分な皮脂を吸着して、頭皮をすっきりリフレッシュさせてくれます。
ノンシリコンかつサルフェートフリーなので、頭皮に優しいシャンプーをお探しの方にもおすすめです。
水のいらない泡なしシャンプー ウェット手袋
水のない環境でも、髪や頭皮を清潔にする洗髪用ウェットシートです。
手袋型で使いやすい上に、驚きのサッパリ感を感じられます。
5年保存が可能な上に、男女共用のフリーサイズのため、災害用として常備しておくのもおすすめです。
パーフェクトビューティー/ダイアン
シュッと3秒スプレーするだけで、洗いたてのような心地よいすっきり感を得られる、ミストタイプのドライシャンプーです。
ダイアンのドライシャンプーは、独自の微粒子パウダーを配合しているのが特徴で、頭皮の汚れや皮脂をしっかり吸着して、ふんわりとしたスタイリングを維持できます。
さらに、スプレーした箇所が白くならず、ナチュラルに仕上がるところも魅力です。
様々な香りの種類があるので、お好みの香りも見つけやすいです。
まとめ
今回はドライシャンプーについてご紹介しました。
これからの時期、一つあれば何かと使用する機会も多いのではないでしょうか。
まだ使ったことがない方も、これからの時期を機に、簡単に使えるものを試してみてはいかがでしょうか。
コメント