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おせちいつ食べるのか?大晦日・元旦?朝・夜?食べるタイミングと意味も紹介!

季節の行事
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クリスマスも終わり、もう年越しの準備ですね。そして、あっという間に2020年の始まりです。

お正月には、初詣、お年玉、福袋、初売りと様々なイベントが欠かせませんが・・・。

そんな中でも、お正月に欠かせない食べ物といえば家族や親戚で食べるおせちですよね。

そんなおせち料理ですが実は、おせち料理は食べるタイミングが地域によっても異なります!

そこで今回は、おせち料理の食べるタイミングやおせち料理を食べる意味など、おせちについて詳しくご紹介させていただきます。

 

おせちはいつ食べるもの?地域によっても違うの?

おせちいつ食べるのか

 

おせち料理は、地域やご家庭によって、大晦日に食べる地域もあれば、元旦に食べる地域もあり、家庭によってもバラバラです。

そこで、まずは、おせち料理の食べるタイミングについてご説明します。

 

おせち料理を元旦に食べるのが一般的

おせち料理は、もともとお母さんが正月くらいは休めるようにと、保存食として作られたものなのです。

そんな昔ながらの習慣や風習が現代にも残り、元日に食べるというご家庭が圧倒的に多いです。

当然と思う方も多くいらっしゃると思いますが、やはり、おせち料理は年が明けた元旦に食べるという認識が一般的なようですね。

 

元旦と言っても朝食なのか夕食なのか?いったいいつ食べるものなの?

 

こちらはご家庭や元旦の予定によってもバラバラなようです。

例えば、大晦日は夜更かしをして年越しをするため、元旦の朝に遅めの朝食兼昼食としてお雑煮とおせちを一緒に食べるというご家庭や、夜に親戚同士が集まるので、夜にみんなでおせち料理を食べるというご家庭もあるそうです。

 

食べる時間にとらわれずに、元旦の予定に合わせて食べれることも保存食でもあるおせち料理の醍醐味ではないのでしょうか。

 

大晦日におせち料理を食べる地域は?

一般的には、元旦に食べるという認識が強いおせち料理ですが、北海道や東北地方では、大晦日にお星料理を食べるというご家庭が多いようです。

新年を迎えたお祝いとして食べるおせち料理と認識されていますが、北海道や東北地方では、新年を迎えることをお祝いするとして、大晦日に食べることが多いんだとか。

 

なぜ北海道や東北地方では、大晦日におせち料理を食べられているの?

それは、北海道や東北地方が古い習慣を今もなお、大切にしている地域だからです。

もともと、おせち料理は、新年を迎える行事食として、大晦日に食べられていました。

しかし、江戸時代以降にお正月に食べる習慣が定着され今は元旦に食べる風習になっています。

なので、北海道や東北地方のご家庭は、江戸時代前の日本の文化や風習を強く受け継がれているというふうに解釈ができます。

 

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大晦日に食べる地域は年越し蕎麦を食べるタイミングは?

年越し蕎麦 食べるタイミング

 

大晦日におせち料理を食べる北海道や東北地方。

ですが、大晦日から元旦にかけては、年越しそばも欠かせませんよね。

では実際、大晦日におせち料理を食べる地域は、おせち料理や年越しそばをいつ食べているのかご紹介させていただきます。

北海道や東北地域では、おせち料理を大晦日の夕食として食べることが一般的。

そして、年越しそばを夜食として年を越すタイミングで食べることが多いようです。

 

でも夕食年も夜食としても、おせち料理と年越しそばの二つを食べるのは多すぎるのでは?

と、疑問に思う方もいますよね。

実際、おせち料理と年越しそばの2つを食べる工夫として、夕食の時間をいつもより早くするご家庭やおせち料理や年越しそばの量を加減しているご家庭もいるようです。

おせち料理は保存食でもあるので、次の日にも食べることができるという点もおせち料理の醍醐味ですね。

 

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おせちを食べる意味と重箱に詰めるのにも意味があった!

 

これまで、おせち料理の食べるタイミングについて、ご紹介させていただきました。

最後におせち料理を食べる意味と重箱に詰める意味について紹介させていただきますね。

 

おせち料理の食べる意味とは?

弥生時代から受け継がれてきているおせち料理。

おせちとは漢字で『御節』と書くように、もともと季節の変わり目の節句に、神様にお供えする行事食でした。

そして、年に何回かある節句に中で、一番大切であるお正月に食べられる行事食に変わっていったことが始まりです。

おせち料理とは、神への供物料理であったことから、「豊作」「健康」「子孫繁栄」「財産」「厄除け」と、各々の料理に意味が込められており、縁起物として食べられてきました。

 

おせち料理で「豊作を願う」意味を持つものは?

田作りの意味

おせち 田作り 意味

片口鰯は農作物の肥料として使った田畑が大豊作となったことから、五穀豊穣を願いが込められています。また「ごまめ」は小さくても尾頭付きのため、縁起がよいとされ、よい一年が送れるとされています。

 

小肌栗漬の意味

おせち 豊作を願う

シナチクで黄色く染めた「粟」で、五穀豊穣を願っています。

 

おせち料理で「健康を願う」意味を持つものは?

黒豆の意味

おせち黒豆意味

黒豆には邪気を払い、マメに働き健康に過ごせるようにと「無病息災」の願いが込められています。

 

おせち料理で「子孫繁栄」の意味を持つものは?

数の子の意味

数の子 意味

数の子のような魚卵は卵の数が多いことから、子宝に恵まれますようにという「子孫繁栄を願う」縁起物とされています。

 

昆布の意味

昆布巻き 意味

昆布(こぶ)は「喜ぶ」との語呂合わせで、縁起がよく「子生」と書いて子孫繁栄にもつながります。

 

八つ頭

八つ頭 意味

 

里芋の一種で、大きな親芋と子芋が分かれずにくっついているのが特長。

里芋は子芋がたくさんくっ付いていることから、「子孫繁栄」の縁起物とされています。

 

おせち料理で「財産」の意味を持つものは?

きんときの意味

おせち きんとん

 

黄金色から財宝などに例えられて、「金運や商売繁盛」を呼ぶとされる縁起物です。

 

おせち料理で「厄除け」の意味を持つものは?

かまぼこ

かまぼこ 意味

紅白で形どった蒲鉾は、初日の出を表します。

赤は魔除けや慶び、白は神聖や清浄を示すとされています。

 

海老の意味

海老 意味

エビは腰が曲がるまで長生きしますようにという「長寿」の意味が込められています。

また、海老は脱皮をしながら成長していくことから、生命が新たに続いていくことや、出世を願うものとされています。

 

また、おせち料理を食べる時に使用するのが、両方の先端が細くなった「祝箸」です。

これは、「神人共食」という意味合いが込められており、一方は神様が使用するもの、もう一方は人が使用するものです。

そして、箸の素材も邪気を払うとして柳が使用されていることが一般的です。

このように、おせち料理はそれぞれの料理や使用する箸にまで意味が込められている、趣深い行事食なのです。

 

おせち料理を重箱に詰める意味とは?

実は、おせち料理を重箱に詰めるのには意味があるのです。

おせち料理を重箱に詰めるのは、「福を重ねる」という縁起担ぎの意味合いがあり、江戸時代から浸透してきました。

また、お正月はもの音を立てずに静かに過ごすという江戸時代の風習もあり、女性が3日ほど休みを取るために、保存食であるおせち料理を重箱に詰め始めたのがきっかけだそうです。

おせち料理の重箱は五段が正式なものであり、壱の重から五の重まで詰める料理にも決まりがあるのです。

 

「壱の重」に詰める料理

黒豆、田作り、数の子という3種の「祝い肴」と、紅白かまぼこ、だて巻き、栗きんとんなどの「口取り」を詰めます。

 

「弐の重」に詰める料理

鰆の西京焼き、鳥松風などの「焼き物」を詰めます。

 

「参の重」に詰める料理

昆布巻き、椎茸の含め煮、手綱こんにゃくの煮物などの「煮物」を詰めます。

 

「与の重」に詰める料理

紅白なます、酢だこ、南蛮漬けなどの「酢の物」を詰めます。

壱の重から参の重までご馳走が続いた後は、さっぱりとした酢の物をという意味合いが込められています。

また与の重は、四の重だと縁起が悪いので、「与の重」と表しているのだそうです。

 

「五の重」(控えの重)につめる料理

五の重は他の重とは異なり、神様から授かった福を詰めるとして、空っぽにしておくことが正式です。

しかし、各重の補充のために、あらかじめ作っておいた料理を入れるご家庭や家族の好物を作り、入れておくというご家庭もあるそうです。

 

まとめ

いかがでしたが?

お正月の行事食であるおせち料理。

地域やご家庭によって、食べるタイミングが異なっていて面白いですよね。

その理由としても、古来の歴史や文化が関係していて改めて、日本の文化は素敵だと認識できますよね。

おせち料理を食べる意味や、重箱の意味を知るだけでもおせち料理を食べるときの気持ちが変わりますよね。

こちらの記事を参考に、少しでもおせち料理について知っていただけたら嬉しいです。

美味しいおせち料理を目の前にし、家族や親戚の方々と、ぜひ素敵な年末年始をお過ごし下さい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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