普段、買い物の時に重宝するエコバッグですが、みなさんはどのくらいの頻度で洗濯していますか?
エコバッグは、食品をそのまま入れることが多いだけに、衛生面も気をつける必要があります。
そこで今回は、エコバッグの素材別に、洗い方や洗濯頻度、洗う時の注意点などを解説していきたいと思います。
エコバッグって洗ってる?
最近は、どこのお店でもエコバッグを使っている人が多くなりました。
そんな便利なエコバッグですが、みなさんはエコバッグは洗っていますか?
お店で貰えるレジ袋と違い、何度も使いまわすエコバッグには、意外な盲点があります。
それは、雑菌の繁殖です。
エコバッグは、どうしても使用しているうちに、汚れなどが付いてしまいます。
また、冷凍食品を買った時などに結露が付いたり、お弁当などから油がたれてしまったりと、エコバッグの外側だけでなく、内側にも汚れはついていきます。
そのようなエコバッグに付いた食品の汚れを、そのまま放置していると、雑菌が増えてしまうのです。
それでは、みんなはエコバッグを洗っているのか?調査してみました。
洗うという方達の口コミ
ではここで、エコバッグを洗っているという方達の口コミを、ご紹介したいと思います。
もちろん、洗っています!
保冷できるエコバッグを使用していますが、肉類などを買った時は、必ずアルミ素材の部分は、エタノールで消毒しています。
(20代主婦)
月に一度は洗っています。
ポリエステル100%のエコバッグを使っていますが、洗濯機で洗う時はネットに入れて、脱水は弱くしています。
(30代主婦)
ビニール製のエコバッグを使用しています。
軽くて丈夫ですし、色落ちの心配もありません。
普通の洗濯ものと一緒に洗っています。
(30代主婦)
洗わないという方達の口コミ
それでは次に、洗わないという方達の口コミを見てみましょう。
私は、厚手のナイロン製のエコバッグを使っていますが、野菜の汁などが垂れた時は、日光に当てて干しています。
肉類のドリップが気になる時は、肉類だけ別のナイロン袋に入れています。
(30代主婦)
基本的にエコバッグは洗っていません。
汚れた時は、濡れたタオルなどで拭く程度です。
布製のエコバッグの場合は、汚れがすごく目立ってきたときだけ洗っています。
(20代主婦)
このように、みなさんそれぞれ、エコバックを洗う、洗わないは分かれており、洗濯する頻度も様々でした。
私自身も、スーパーなどで買い物をする時は、エコバックを使っていますが、何枚か同じようなエコバッグを持っているので、汚れが気になったタイミングで、洗うようにしています。
これからの季節は、暑くなり雑菌が増えやすい時期でもあるので、今までよりは小まめに洗おうと思っています。
シワにならないエコバッグの素材別洗い方を紹介
では、実際にエコバッグの洗い方を解説していきたいと思います。
ここでは、エコバッグの素材ごとに分けて、書いていきたいと思います。
エコバッグの素材がナイロン製の洗い方
① まず洗面器などに、ぬるま湯を入れ、その中に洗濯用洗剤を入れ、よくかき混ぜておきます。
ナイロンは、熱に弱い性質がありますので、熱いお湯ではなく、ぬるま湯にしましょう。
② その中にエコバッグを入れ、10分ほど浸しておきます。
③ エコバッグ全体に洗剤が行き渡ったら、汚れが目立つ部分を使わなくなった歯ブラシなどで、こすっていきます。
広範囲にこすると、エコバッグが痛む原因になるので、優しく汚れている部分だけこすりましょう。
④ 汚れが落ちたら、流水で流しながら、全体的に手で揉み洗いしていきます。
洗剤のぬめりがなくなるまで、しっかりすすぎましょう。
⑤ 洗剤が落ちたら、しっかり水気を絞ります。
⑥ エコバッグの形を整え、日陰に干しましょう。
ナイロンは、熱に弱いため、乾燥機で乾かすのはやめましょう。
また、洗濯機で洗う場合は、しわになりにくく脱水が弱い、「ドライコース」がオススメです。
エコバッグの素材が綿の洗い方
それでは次に、エコバッグが綿の素材で出来ている場合の洗い方を、解説していきましょう。
① 綿は、縮みやすい特徴があるので、洗濯時間を短縮するために、まずは下処理が必要です。
エコバッグの網目に、汚れがある場合は、柔らかいブラシやタオルなどで、汚れを拭きます。
この状態で汚れが落ちた場合は、軽く水拭きをする程度でも大丈夫です。
② 全体的に汚れが気になる場合は、洗面器などにぬるま湯をいれ、おしゃれ着用の洗剤を溶かしておきます。
シワにならないように、なるべくゴシゴシせずに、押し洗いをしましょう。
③ 脱水は、1分程度、洗濯機で行います。
長い時間、脱水をすると型崩れの原因になりますので、短めにしましょう。
保冷機能付きのエコバッグの洗い方
これからの季節、保冷機能付きのエコバッグの出番が増えますよね。
保冷機能付きのエコバッグは、中にアルミ素材を使用していますので、お手入れの仕方に迷う人も多いのではないでしょうか?
まず、中のアルミ素材の部分は、汚れが付いていたら拭き取るだけで、充分汚れは落ちます。
食器などにも使える除菌シートや、スプレーを使って、拭き取りましょう。
汁物をこぼしてしまったり、油分の多い物が染みてしまった場合は、手で揉み洗いがオススメです。
外側に生地まで、汚れが染みてしまった場合は、洗濯用の中性洗剤を使って、手洗いしましょう。
エコバッグを洗う頻度はどれくらい?
さて、そもそもエコバッグは、どのくらいの頻度で洗濯するものなのでしょうか。
ここでは、素材別に選択した方が良い頻度を、解説していきたいと思います。
ナイロン製のエコバッグの洗う頻度
ナイロンは、熱に弱い特徴がありますが、水で洗濯する場合は、特に注意点はない素材でもあります。
縮みにくく、色落ちの心配もありませんので、洗濯の頻度は、汚れが気になったタイミングで大丈夫です。
綿製(コットン)のエコバッグの洗う頻度
綿は、縮みやすく、シワになりやすい特徴がありますので、あまり頻繁に洗濯することはオススメしません。
少しの汚れなら、乾いたタオルや歯ブラシなどで、軽くこする程度にしましょう。
全体的な水洗いの頻度は、長持ちさせるためにも、月に一回程度が良いでしょう。
保冷機能付きのエコバッグの洗う頻度
保冷機能付きのエコバッグの場合は、基本的には全体的な洗濯は型崩れの原因にもなるので、オススメしません。
中のアルミ素材の部分を、使うたびに軽く拭いておくと、汚れが定着することなく、長く使えます。
エコバックを洗うときの注意点
では最後に、エコバックを洗う時の、注意点を解説していきたいと思います。
ナイロン製エコバックの洗い方の注意点
ナイロン製のエコバッグは、熱に弱いので、お湯で洗うのは避けましょう。
また、素材がナイロンだけの場合は、普通の洗濯ものと一緒に洗っても大丈夫ですが、他の素材が混ざっている場合は、色落ちなどにも注意しましょう。
綿製エコバックの洗い方の注意点
綿製のエコバッグの場合は、生地の縮みや型崩れに注意しましょう。
綿は、水分を吸収する時に伸びる性質があり、それが乾く時に元の大きさよりも、縮んでしまう特徴があるので、注意が必要です。
保冷機能付きエコバックの洗い方の注意点
保冷機能付きのエコバッグの場合は、内側がアルミ素材になっているため、剥がれてしまうのを防止するためにも、基本的には洗うのは避けた方が良いでしょう。
しかし、どうしても汚れが気になる場合は、まずアルミ素材の部分を拭き、全体的な洗濯時間を短縮するように注意しましょうね。
まとめ
さて、様々な素材のエコバックの洗い方や、洗う頻度、素材別の特徴などを解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
エコバックは、色々な場面で活躍してくれ、中に入っている物によって形を変えてくれるので、便利ですよね。
しかし、エコバッグは、食品を入れることが多いので、衛生面にも気をつける必要があります。
特にこれからの季節は、雑菌が増えやすい時期でもあるので、エコバッグの素材に合った頻度で、洗濯することが大切です。
今回ご紹介した洗い方を参考に、ぜひお気に入りのエコバッグを長持ちさせてくださいね。
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