「2026年の初詣、どの日に行けばいいの?」
 「元旦は不成就日らしいけど、本当に行かないほうがいいの?」
新しい年の始まりを清らかな気持ちで迎えるために、初詣の日取りを気にする人が年々増えています。
 せっかく神社やお寺にお参りするなら、“行ってはいけない日”を避けて、より良いスタートを切りたいですよね。
そこで2026年の初詣に行ってはいけない日や、不成就日・忌中などの意味を分かりやすく解説。さらに、縁起の良い日やおすすめの参拝時間帯も紹介します。

年の初めに良い運気を引き寄せたい方は、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
初詣に行ってはいけない日【2026年版】一覧カレンダー

【結論】2026年1月の不成就日は4日間!元旦は避けて2日・3日が◎
2026年の初詣、結論から言います。
 2026年1月の「初詣に行ってはいけない日」は以下の4日間です。
・1月1日(木・祝)← 元旦が該当!
・1月9日(金)
・1月17日(土)
・1月24日(土)
見ていただいてお分かりの通り、2026年は元旦が不成就日に当たっています。
「え、元旦に初詣に行けないの?」と驚かれる方も多いでしょう。
でも大丈夫です。初詣は必ずしも元旦に行く必要はありません。
・1月2日(金) ◎
・1月3日(土) ◎
この2日間がベストです。
お正月気分を味わいながら、縁起の良い日に参拝できますよ。
「でも、元旦の年越し参拝が好きなんだけど…」という方もご安心ください。
後ほど「Q&A」で詳しく解説しますが、不成就日でも参拝自体は可能です。
気にしすぎる必要はないので、気になる方は参考にしてみてください。
「不成就日(ふじょうじゅび)」とは?願いが叶わないとされる日
不成就日とは、暦の中で「何事も成就しにくい」とされる凶日です。
結婚、開業、引っ越し、新しい契約など、人生の節目には避ける人も多い日なんです。
神社参拝も同様で、「願いが神様に届きにくい」とされるため、せっかくの初詣なら、不成就日を避けて参拝したほうが良いというわけですね。
一方で、「どうしてもこの日しか行けない」という場合は、「お礼参り」や「感謝の祈り」をメインにすると良いといわれています。

願い事よりも“感謝”に重きを置くと、穏やかな参拝になりますよ。
「忌中(きちゅう)」の期間は避けたほうが良い理由
不成就日以外にも、初詣に行ってはいけない期間があります。
それが「忌中(きちゅう)」です。
・親族が亡くなってから四十九日の法要が終わるまでの期間
・仏教では、故人がまだ来世の行き先が決まっておらず、近くにいる期間とされる
・神道では、「死は穢れ(けがれ)」と考えられている
神社では「死」を穢れとして捉えるため、忌中の期間は参拝を控えるべきとされています。
よくある勘違い、忌中と喪中は違う!
「喪中だから初詣に行けない」と思っている方、実はそれ、間違いです。
| 期間 | 内容 | 初詣の可否 | 
|---|---|---|
| 忌中 | 四十九日が終わるまで | ❌ 避けるべき | 
| 喪中 | 四十九日後〜一周忌まで | ◎ 問題なし | 
忌中が明けて、喪中であれば神社への参拝は問題ありません。
 ただし、喪中は故人を偲び行動を慎む期間なので、派手なお祝い事は控えるのがマナーです。
仏教では「死」を穢れとは考えないため、お寺であれば忌中でも参拝可能です。
どうしても初詣に行きたい場合は、神社ではなくお寺を選びましょう。
仏滅・赤口・鬼宿日は行っても大丈夫?六曜との関係を解説
六曜(ろくよう)の「仏滅」や「赤口」は縁起が悪いとされますが、実は神道や仏教とは関係のない暦注であり、初詣に行っても問題ありません。
- 仏滅:もともとは仏教の“滅”とは無関係。縁起の悪さを気にしなくてもOK。 
- 赤口:午前11時〜午後1時だけ吉とされるが、神社参拝自体には問題なし。 
- 鬼宿日:婚礼にだけ不向き。初詣は吉日とされる日。 
つまり、「六曜だから行ってはいけない」という考え方は迷信に近いといえます。
【保存版】2026年1月〜12月の不成就日カレンダー完全版
それでは、2026年の不成就日を月ごとに一覧でご紹介します。

スマホのスクリーンショットで保存しておくと便利ですよ!
【2026年の不成就日カレンダー】
| 不成就日 | |
|---|---|
| 1月 | 1日(木・祝)、9日(金)、17日(土)、24日(土) | 
| 2月 | 1日(日)、9日(月)、19日(木)、27日(金) | 
| 3月 | 7日(土)、15日(日)、20日(金・祝)、28日(土) | 
| 4月 | 5日(日)、13日(月)、17日(金)、25日(土) | 
| 5月 | 3日(日・祝)、11日(月)、20日(水)、28日(木) | 
| 6月 | 5日(金)、13日(土)、19日(金)、27日(土) | 
| 7月 | 5日(日)、13日(月)、19日(日)、27日(月) | 
| 8月 | 4日(火)、12日(水)、15日(土)、23日(日)、31日(月) | 
| 9月 | 8日(火)、12日(土)、20日(日・祝)、28日(月) | 
| 10月 | 6日(火)、11日(日)、19日(月)、27日(火) | 
| 11月 | 4日(水)、12日(木)、20日(金)、28日(土) | 
| 12月 | 6日(日)、13日(日)、21日(月)、29日(火) | 
・不成就日は月に3〜5日程度ある
・規則的に巡ってくるので、避けるのはそれほど難しくない
・長期連休と重なることもあるので、事前チェックが大切
2026年は特に、ゴールデンウィーク(5月3日)や敬老の日(9月20日)も不成就日に当たっています。旅行先での初詣を計画している方はご注意ください。
初詣に行ってはいけない日は本当にあるの?

神社やお寺に「参拝を避けたほうがいい日」がある理由
ここまで「初詣に行ってはいけない日」についてお伝えしてきましたが、「本当にそんな日があるの?」「科学的根拠はあるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
正直に言います!科学的根拠はありません。
不成就日や忌中といった概念は、日本に古くから伝わる文化や習慣、信仰に基づくものです。

でも、だからこそ大切なんです。
日本には「言霊(ことだま)」という考え方があります。
 言葉には力が宿り、良い言葉は良い結果を、悪い言葉は悪い結果を招くという思想です。
初詣も同じです。
「縁起が悪い日に行った」と思いながら参拝するより、「今日は良い日だ」と信じて参拝するほうが、前向きな気持ちで一年をスタートできますよね。
神社やお寺の参拝は「心の問題」
結局のところ、初詣はあなた自身の心を整える行為です。
不成就日を避けることで、「ちゃんとした日に参拝できた」という安心感や満足感が得られます。その気持ちこそが、新年を前向きに過ごす原動力になるんです。

だからこそ、「参拝を避けたほうがいい日」という考え方が、今も大切にされているのです。
「縁起が悪い」と言われる日を知っておくメリット
「初詣に行ってはいけない日」を知っておくと、実はこんなメリットがあります。
【メリット1】心に余裕が生まれる
事前に不成就日を知っておけば、「あの日で大丈夫だったかな?」と後から不安になることがありません。
【メリット2】家族や友人との調整がスムーズ
「1月1日は不成就日だから、2日に行かない?」と提案できます。
ちょっとした知識があると、周りの人にも配慮できて好印象に。
【メリット3】混雑回避にも役立つ
実は、不成就日を気にする人は意外と多いです。特に元旦が不成就日の2026年は、1月2日・3日のほうが混雑する可能性があります。
逆に、「不成就日でも気にしない」という方は、あえて1月1日に行くと空いているかもしれませんね。
【メリット4】日本の文化を知るきっかけに
暦注や六曜、不成就日といった概念を知ることは、日本の伝統文化を学ぶ良い機会です。
お子さんに「なんで元旦に行かないの?」と聞かれたとき、「実はね、不成就日っていう縁起が悪い日があってね…」と教えてあげられるのも素敵ですよね。
知っていて損はない知識
もちろん、「縁起なんて気にしない!」というスタンスも全く問題ありません。
でも、知っておくだけで選択肢が広がります。知った上で行くのと、知らずに行くのでは、気持ちの持ちようが違いますよね。
ですので、ぜひこのカレンダーをお守り代わりに保存しておいてください。
2026年の初詣はいつ行くのがおすすめ?最適な日と時間帯

「初詣 行ってはいけない日 2026」を避けることができたら、次は「いつ行くのが最も良いか」を知りたいですよね。
混雑状況と吉日を考慮したおすすめの期間と時間帯をご紹介します。
お正月気分を味わいたいなら「三が日」(1月2日・3日が◎)
やはりお正月らしさを満喫したいなら、1月1日〜3日の「三が日」がおすすめ。
1月2日(金)、3日(土)は不成就日ではないため、縁起も良く、屋台の賑わいやお正月ならではの雰囲気を楽しめます。
ただし、この期間は最も混雑します。寒さ対策と混雑対策を万全にして臨みましょう。
混雑を避けたい人は「松の内期間」がねらい目
人混みが苦手な方には、三が日を過ぎた「松の内期間」の平日がおすすめです。
門松などのお正月飾りを飾っておく期間で、この期間内に参拝すれば初詣となります。
松の内期間: 関東は1月7日頃まで、関西は1月15日頃までとされることが一般的。
賑わいは落ち着き、ゆっくりと境内を散策し、心を込めて参拝することができますよ。
ゆったり参拝するなら「旧正月」や「立春」もおすすめ
「どうしても松の内に参拝できなかった」という場合もご安心ください。
- 旧正月: 2月頃(旧暦の元旦)。この頃までを初詣と考える人もいます。 
- 立春: 2月4日頃。暦の上で春が始まる日であり、この日を新しい年と捉えて参拝するのも非常に縁起が良いとされます。 

焦らず、ご自身の都合と気持ちに合った日を選びましょう。
大安や一粒万倍日と重なる縁起の良い日【2026年版】
「どうせ行くなら、最高に縁起の良い日に行きたい!」という方のために、2026年の吉日カレンダーもご紹介します。
六曜の大安や、一粒万倍日、さらには年に数回しかない最強の吉日である天赦日が重なる日は、最高の開運日とされています。
【2026年1月の縁起の良い日】
| 日付 | 吉日の種類 | おすすめ度 | 
|---|---|---|
| 1月1日(木・祝) | 大安 + 一粒万倍日 ※不成就日と重複 | △ | 
| 1月5日(月) | 一粒万倍日 + 神吉日 | 〇 | 
| 1月7日(水) | 大安 + 寅の日 | ◎ | 
| 1月18日(日) | 一粒万倍日 + 巳の日 | ○ | 
時間帯で見る開運のタイミング!朝・夜どちらが良い?
参拝する時間帯に「行ってはいけない時間」という厳密なルールはありませんが、「午前中」が最も清々しく縁起が良いとされています。
- 午前中(日の出〜正午) 
 神様が最も活発な時間帯と考えられており、新鮮な気持ちで参拝できます。
- 夜間(夜詣) 
 大晦日や三が日の夜間は参拝客を受け付けていますが、基本的には避けたほうが無難です。
 ただし、一部の神社では「夜詣」として特別な雰囲気がありますが、暗い中での参拝はマナー的にも十分注意が必要です。
初詣で気をつけたいマナー・服装・作法まとめ

縁起の良い日を選んだら、次は神様・仏様に失礼のないよう、正しいマナーで参拝しましょう。
神社の鳥居・お寺の山門のくぐり方
鳥居(神社)
 参拝する前に一度立ち止まり、一礼してからくぐります。出る際も社殿に向き直って「ありがとうございました」という気持ちを込めて一礼。
山門(お寺)
 お寺の入口は「山門(さんもん)」と呼ばれます。
 合掌して一礼してからくぐります。敷居は踏まないようにまたぎましょう。
参道
 神様が通る道とされる真ん中(正中)は避けて、左右どちらかの端を歩くのがマナーです。

神社とお寺では参拝方法が異なるので、間違えないようにしましょう。
手水舎での正しい清め方
①右手で柄杓を取り、水を汲んで左手を清めます。
②柄杓を左手に持ち替え、右手を清めます。
③柄杓を右手に戻し、左手に水を受けて口を軽くすすぎます。
④再度左手を清めます。
⑤柄杓を立てて、残った水で柄(持ち手)の部分を洗い流し、元の位置に戻します。
最初は覚えられなくても大丈夫です。多くの神社では、手水舎に作法が書かれた看板があります。
もし忘れてしまっても、丁寧に手と口を清める気持ちがあれば問題ありません。形式よりも、心が大切なんです。
賽銭は”投げる”より”そっと置く”のがマナー
お賽銭は、神様・仏様への感謝と願いを込めた気持ちを納めるものです。
「お賽銭を投げる」という行為は失礼にあたります。
正しい作法:は、賽銭箱の手前で静かに、そっと置くように入れましょう。
縁起をかつぐなら「5円(ご縁)」や「50円(五重の縁)」が人気ですが、金額よりも心を込めることが大切です。
初詣にふさわしい服装とは?カジュアル過ぎない清潔感がポイント
「初詣」は神聖な場所を訪れる一年の最初の大切な行事です。極端に派手な服装や、露出が多い服装は避けましょう。
服装に迷ったら、清潔感があり、落ち着いた色合いの服装を選びましょう。
「大切な人に会いに行く服装」をイメージしてください。
神様は大切な存在ですから、敬意を表す服装で参拝しましょう。
お守りや破魔矢の購入タイミングと返納方法
購入タイミング
 新しいお守りや破魔矢は、参拝を終えてから授かる(購入)のが一般的です。
返納方法
 前年のお守りや破魔矢は、古いご利益に感謝し、新しいものに切り替えるという意味で、元旦の初詣の際に神社やお寺の「古札納め所」に持参し返納します。
初詣に関するよくある質問Q&A

Q1. 2026年の元旦は不成就日ですが行ってはいけませんか?
A1. 縁起を最優先するなら避けた方が無難です。ただし、気にしすぎる必要はありません。
2026年の元旦は「不成就日」である一方、「大安」と「一粒万倍日」という最高の吉日も重なっています。このように吉凶が重なる日は、「相殺される」という解釈が一般的です。
- 元旦優先なら: 日本の文化として元旦を優先したいなら、心を込めて参拝すれば問題ありません。 
- 縁起優先なら: 2日・3日など、不成就日ではない日を選びましょう。 
Q2. 複数の神社を回っても良いですか?
A2. はい、問題ありません。「二社参り」「三社参り」といって、複数の神社を巡る風習がある地域もあります。
ただし、たくさんの神社を回るよりも、心を込めて一箇所を丁寧に参拝する方が大切です。
Q3. 喪中の場合、いつから初詣に行けますか?
A3. 「忌中」を過ぎていれば問題ありませんが、神社への初詣は「喪明け」(一般的に一周忌を終えるまで)を待つのが最も丁寧です。
お寺への参拝は忌中を過ぎていれば問題ないとされますが、神社への参拝は、やはり「喪明け」が良いとされています。
Q4. 前年のお守りはいつ返納すれば良いですか?
A4. 新しいお守りを受け取るタイミング、つまり初詣の際に返納するのが最適です。
神社やお寺にある「古札納め所」に感謝の気持ちを込めて納めましょう。
Q5. ペットを連れて初詣に行っても良いですか?
A5. 多くの神社やお寺では、境内へのペットの立ち入りは禁止されています。
事前に公式サイトで確認するか、ペットは家族に預けて参拝するのが基本です。盲導犬などの補助犬は問題ありません。
Q6. 不成就日に行ってしまった場合はどうすればいい?
A6. 心配しないでください。大切なのは「気持ち」です。
不成就日に行ってしまったとしても、神様はあなたの清らかな心と願いを受け取ってくださいます。大切なのは、参拝後の日常を丁寧に過ごすことです。
Q7. 初詣は何回行っても良いですか?
A7. はい、何回行っても問題ありません。
「松の内」期間が終わってからも、行きたいと思った時に参拝するのはいつでも自由です。
まとめ|2026年の初詣は”良い日×良い気持ち”で迎えよう
初詣に行ってはいけない日 2026年度版について詳しく解説しました。
- 最優先で避ける日: 不成就日(2026年1月は1日、9日、17日、24日)。特に元旦が重なるため要注意。 
- 心配しなくて良い日: 仏滅、赤口、鬼宿日など。 
- 最適なおすすめ日: 1月2日・3日や、大安と重なる1月7日。 
完璧な日を選ぶことよりも、「行くと決めた日」に心を込めて参拝することが、最も大切です。
この記事を参考に、あなたにとって最適な日を選び、清々しい気持ちで2026年を最高の年にしていきましょう!

 
 
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