年賀状はいつまで使えるのかご存じでしょうか?
年賀状に有効期限ってあるの?
そんな疑問を抱きますよね。
そこで、年賀状はいつまで使えるのか、更にたくさん買い過ぎて余ってしまった年賀はがきを有効的に活用するための活用法から、年賀状を購入後に身内の不幸があった場合どうすればいいか対処法もご紹介します。
年賀状はいつまで使える?年賀はがきに有効期限はあるの?
2020年は、コロナウイルスの影響で忘年会や新年会、里帰りの自粛を促されているため今年の年末年始は人と接する機会も必然的に少なくなりますね。
そのせいか発行枚数が年々減少していた年賀状が、今年は3割増しと売れ行きが好調です。
なかなか気軽に人に会えないこのご時世なので、年賀状でご挨拶を送る人も増えているようですね。
そこで疑問を抱くのが、年賀状に有効期限はあるのか?ということ。
年賀状あるあるですが、枚数をある程度読んで予期せぬ相手からの年賀状に送り返す分も想定して多めに購入しておいても、結局余ってしまうこともよくあります。
でも、安心してください。
基本的に年賀状を含めどんなはがきにも、有効期限というものはありません。
そのため年賀状が余ってしまっても色々な手段で有効活用することが出来るのです。
しかし年賀状には干支や西暦の印字がされているものも多く、有効期限がないとはいえ他の年の年賀状として再び使用することは現実的に難しいでしょう。
でも、大丈夫。
年賀状だからといって、年賀状として使用しなければならないわけではありません。
では残った年賀はがきには、どのような活用法があるのでしょうか。
次の項で詳しくご紹介します♪
残った年賀はがきの利用法を紹介!
残ってしまった年賀はがきには、様々な使い道があります。
大掃除の時に古い年賀状が出てきたけど使い道がないし・・と諦めて捨ててしまうのは勿体ないですよ♪
ご紹介する方法で有効活用してみましょう♪
『年賀』を消して通常はがきとして使用する
この方法は送る相手に気を付けなければなりませんが、宛名や通信面に何も印字がない年賀状であれば、普通のはがきとして使用することが出来ます。
普通にはがきとして使用する場合には、必ず年賀の文字を二重線で消しましょう。
年賀はがき受付中に消さずにそのまま出してしまうと、翌年の1月1日に到着になる可能性もありますので注意が必要です。
消さないと絶対に届かないというわけではありませんが、年賀はがきではないということを郵便局の人に知らせる目的でもありますので忘れずに消しましょう。
また、年賀状もれっきとした郵便はがきではありますが、目上の人や大事な取引先の人などに使用するのは悪く言うと使いまわしでもありますので、あまりおすすめしません。
気軽に送れる相手であれば、問題なく使用できますね。
余った年賀状は金券ショップで現金化できる
年賀状をお金に換えたいなら、金券ショップに持っていきましょう。
郵便局に持って行っても現金には換えてくれませんが、金券ショップならお金に換えられます。
ただし満額というわけではなく、時期や持ち込んだ金券ショップにもよりますが、30円~40円ほどが相場のようです。
また、書き損じの年賀はがきについても、一度郵便局で切手やはがきに交換したあとに、金券ショップに持っていけば現金化することができますよ。
複数枚余ってしまった場合は、まとめて金券ショップで換金するのも手ですね。
余った年賀状は寄付できる
余った年賀状以外や書き損じた年賀状は、
・日本ユニセフ協会
・公益社団法人日本ユネスコ
・その他NPO法人
に寄付することができます。
集まった「はがき」がお金や切手に交換されて、募金や活動の通信費(郵送料)、発展途上国での生活支援や教育支援などの国際貢献活動として利用される仕組みになっています。
使い道がない場合でも、破棄せずに社会貢献に役立てましょう。
余ったはがきを懸賞に使う
余った年賀状は懸賞に使うのもおすすめの方法です。
年賀の文字を二重線で消すと通常はがきとして利用できますが、余った年賀状を再利用して知人に送るのも使いまわしのようで気が引けますよね。
そんな時は、懸賞応募用のはがきとして利用するのが最適です。
今はネットで応募するのが主流になっていますが、まだまだネットと併用してはがきで応募できる懸賞はたくさんあります。
ちなみに年賀はがきを再利用したからといって、当否に影響することはないようですので安心して使ってください。
余った年賀状は次の年の年賀はがきに交換できる?
余ってしまった年賀状をまた翌年の年賀状として利用できれば嬉しいですよね。
しかし残念ながら、翌年の年賀状に交換することは出来ません。
ただし、同じ年度の年賀はがきの販売期間内であれば、未使用はもちろん、書き損じた年賀状の交換も可能です。書くのを失敗してしまっても交換してもらえるのは有難いですね。
また、購入したかった種類を間違えて購入してしまった場合でも交換してもらえます。
ちなみに手数料は、はがき1枚につき5円発生し、お支払いは現金か金額分の未使用の切手で受け付けています。
販売期間は限られていますので、その年の年賀状に交換したい場合は早めに動きましょう。
年賀状を購入後に身内の不幸があった場合どうすればいいの?
突然起こってしまう近親者の不幸。
あまり考えたくはないですが、こういうことも起こり得ますよね。
この場合は年賀状を送るわけにいきませんので、手数料無料ではがきや切手に交換してもらいましょう。
交換可能な切手は、弔事用も含みますので喪中はがきに使用することも可能です。
ただし、喪中印刷、挨拶文入り喪中はがきなどの絵柄印刷代金等を含む商品には交換は出来ませんので注意が必要です。
交換可能な商品
・通常切手(弔事用切手を含みます。)
・通常はがき
・往復はがき(その他の郵便はがき)
※「その他の郵便はがき」には喪中印刷、挨拶文入り喪中はがきなどの絵柄印刷代金等を含む商品は含まれません。
・郵便書簡
・特定封筒(レターパック封筒およびスマートレター封筒)
※特殊切手およびお年玉付き郵便はがき・切手は対象となりません。
※過去の年度に発行されたくじ引番号付き郵便はがきを、当年度発行のくじ引番号付き郵便はがきに交換することはできません。
交換場所
簡易局を除くすべての郵便局で可能ですので、近くの郵便局に持参しましょう。
交換方法
郵便局窓口にて、服喪であること申し出ます。
窓口に備え付け(ない場合は局員さんに聞いてみましょう)の請求書に、請求される方の住所、氏名および亡くなられた方との続柄等をご記入します。
ただし無料交換期間は、お手持ちのお年玉付き郵便はがき等の販売開始日から販売期間終了日までとなっていますので、交換する場合は早めに持っていくようにしましょう。
余っても大丈夫!年賀状を有効活用しましょう♪
2020年はコロナウイルスの影響もあり、年賀状離れをしていた人たちが戻りつつあるようで年々減少していた年賀状の売上が約3割増しになっているとのことです。
こんな状況だからこそ、人とのつながりを持ちたいと思う人の心理が現れていますね。
メールやLINEでも繋がりは持てますが、やはり手に取って写真や手書きのメッセージを見ることが出来るのは年賀状の醍醐味ですよね。
年賀状も年々進化しており、スマホでテンプレートを選んで簡単にスタンプ機能などでデコレーションも可能で、そのまま印刷もネットですることが出来るため、あっという間に出来上がります。
また、動画を付けて送れる年賀状も登場していたり、デジタルとアナログの融合によりとても素敵な年賀状を簡単に送ることが出来ますよ♪
例年よりもおうち時間が増える年末年始ですので、コロナで厳しい状況ですが、年賀状を送り合ってほんわか心温まるお正月にしたいですね。
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