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節分の食べ物 関東と関西では違うの?節分に食べたい縁起のいい食べ物を紹介♪

季節の行事
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節分とは季節の分かれ目を表す言葉で、四季のある日本では実は節分が4回あります。
立春、立夏、立秋、立冬の前日はすべて節分です。

その中でも立春は旧暦において新年の始まりだったため、その前日の節分はとくに大切な日とされてきました。

旧暦から新暦に変わった今も、立春の節分を祝う行事が節分として残っています。

節分に食べる食べ物と言えば、恵方巻や福豆くらいしか思いつかない人も多いのではないでしょうか?

そこで、

今回は節分の食べ物について関東や関西で違いはあるのか?
縁起のいい食べ物は恵方巻や豆以外にどんなものがあるのか?

節分に食べると縁起が良いと言われているのはなぜなのか調べてみました。

 

 

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節分の食べ物 関東と関西では違うの?

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節分といえば恵方巻や福豆を食べる方も多いと思いますが、ほかに節分ならではの食べ物はあるのでしょうか?

調べてみると知らない料理や文化がたくさんありました。

関東・関西など地域によっても違うことがわかったので、紹介したいと思います。

 

節分に食べたい関東の食べ物

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福豆

節分といえば豆まき!福豆は節分の日の必須アイテムですね。

節分は新年という位置づけでもあり、次の年も健康に過ごせるように願う意味を込めて、歳の数+1つ豆を食べることが定着したそうです。

大豆は種でもあるため、そのまま芽を出して成長することができます。

そのことから、大豆には悪いものを退治する強い霊力や生命力が宿っていると考えられてきました。

鬼を退治した後に大豆を食べるという風習は、大豆のもつ強い生命力を取り込むことで、一年間の無病息災を願う意味が込められています。

 

 

いわし

「鬼がいわしのニオイを嫌う」と言われており、平安時代から節分にいわしを食べるという風習がありました。

『柊(ひいらぎ)いわし』という焼いたいわしの頭を柊の枝に刺して玄関に飾るのも邪気払いの儀式もあります。

 

 

麦飯

いわしと麦飯は厄払いとして江戸時代から食べられてきました。

ふつうのお米より麦飯の方が手に入れるのが簡単で、庶民の口には入りやすかったようです。

 

 

けんちん汁

けんちん汁という名前の由来は鎌倉の建長寺で出されていた精進料理からきていて、「建長」→「けんちん」になったと言われています。

魚や肉を一切使わず、大根や人参、ごぼう、里芋、こんにゃく、お豆腐などをごま油で炒めてから煮込んで作る豚汁に似た汁物です。

体を内側から温めてくれるので、節分に限らず冬にぴったりの料理です。

 

 

しもつかれ

変わった名前の郷土料理『しもつかれ』は、関東の中でも栃木県など北関東を中心に食べる風習があります。

しもつかれとは鮭の頭・大根・節分の福豆を炒った大豆・人参・鬼おろしでおろした大根を酒粕、砂糖、醤油で味付けしたもので、そのまま食べたり、ご飯に乗せてどんぶりにして食べたりします。

 

私はしもつかれを食べたことがありませんが、ネットでは微妙なお味…という情報が多くありました。

 

独特で生臭く感じることもあり、苦手な人も多いようです。

さらに見た目も決して美しいわけではなく、食材がぐちゃっと混ざり、どろっとしている為、食べるのに抵抗がある人も多いそうです。好みが分かれそうですね。

場所により「しもつかり」「しみつかり」「すみつかれ」などいろいろな呼び名があるようです。

 

 

節分に食べたい関西の食べ物

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恵方巻

今では全国で食べられている恵方巻ですが、実は恵方巻は関西発祥の食べ物です。

戦後、お寿司屋さんが幸運巻き寿司として売り出したのがきっかけと言われています。

1998年にセブンイレブンが全国販売をしたのがきっかけで、恵方巻が全国に広まりました。

恵方とはその年の歳徳神(としとくじん)のいる方角で、その方角に向かって事を行えば福が訪れるといわれています。

 

恵方の方角は毎年変わるので毎年チェックを忘れないようにしてくださいね!

 

 

くじら

関西の中でも主に山口県では節分にくじらを食べる風習があります。

大きいものを食べると縁起がよいと言われていることから、くじら料理を食べるようになりました。

竜田揚げにしたり、恵方巻の具に入れたりします。

 

 

こんにゃく

節分にこんにゃくを食べる習慣は四国発祥です。

『おなかの砂下ろし』『胃のほうき』として知られるこんにゃくですが、食物繊維をたくさん含んでいるので、便秘解消や毒素を排出する効果があります。

節分にこんにゃくを食べることは、大晦日に大掃除をするのと同じで1年の厄を落とすという意味がこめられています。

 

 

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節分に食べたい縁起のいい食べ物を紹介

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節分に食べる料理を関東・関西にわけて紹介しましたが、節分の日に食べられる食材には縁起が良いとされる理由があることがわかりました。

節分に食べる料理を1つずつ詳しく見ていきたいと思います。

 

恵方巻

節分の夜に恵方を向いて「恵方巻」を食べると1年間健康に過ごせると言われています。

恵方巻は1人1本用意し、人との縁を切らないという意味で商売繁盛を願い、包丁などで切らずに無言で一気に食べるのが良いと言われています。

見た目が鬼の金棒に似ているため、鬼を払い納めたという意味で厄除けた言われていたり、巻き寿司に7種類の具材を入れて食べることで、七福神のご利益を巻き込むという意味が込められています。

2022年の恵方巻の方角は「北北西」です。

 

 

そば

昔は季節の変わり目に節分があり、立春前の節分は大晦日と同じくらい大切な行事とされてきました。

昔は春から年が始まるとされていたこともあり、節分にも大晦日にも「年越しそば」を食べる風習がありました。

だんだん大晦日に食べるそばが重要視されるようになってきて、節分に食べるそばは「節分そば」として区別されるようになりました。

そばはうどんよりも細長く切れやすいので、長寿祈願厄除けの効果があると言われています。

そばは悪天候に強く、風でなぎ倒されても立ち上がる姿から、健康を願って食べられています。

年越しそばは年を越す前に食べますが、節分そばは日中に食べるという違いがあります。

 

 

こんにゃく

体内の不要な毒素を排出してくれるこんにゃくは「身を清める」「厄除け」という掛け合わせで食べるようになったそうです。

お正月にこんにゃくを食べるのも同じ意味合いです。

 

 

くじら

主に山口県で節分に食べられているくじらには「大きい幸せ」「大きくて元気な子」「志や心、器を大きく」という意味が込められています。

 

 

まとめ

節分は暦の上では春がスタートする日で季節の変わり目(節目)という重要な日なので、魔除け・厄除け・邪気を落とす・新しい年に幸運を呼び込むなどの願いを込めて縁起の良いものを食べるという風習が全国に浸透していったようです。

地域によって食べるものに違いがあることを紹介しましたが、食べるものだけでなく、豆まきの掛け声にも違いがありました。

「鬼は外、福は内」が一般的だと思っていましたが、「鬼は内、福は内」「福は内、鬼は内」「福は内、鬼、外」「鬼は内」など地域によってさまざまな掛け声がありました。

自分の住んでいる地域のことを調べてみると、今まで知らなかったことが判明したり、独特の風習などがあるかもしれませんね!

ちなみに私は東海地方出身ですが、豆まきの時にお菓子をまいていました。

これも全国共通かと思っていたら、一部の地域だけと知って驚いたことがあります。

 

年に一度の節分、節分ならではの料理を食べながら、豆まきを楽しんでみてはどうでしょうか?

 

 

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