七五三の時期になると、チラシ広告が入ってきて「アレ?!七五三っていつだっけ?」って思ったりしませんか?
そこで五歳の七五三の時期はいつなのか?そして参拝に持って行くと便利な、便利グッズも紹介しちゃいます。
五歳の七五三はいつするのか?知りたい人は必見ですよ。
男の子の七五三は五歳のいつするもの?
子どもが生まれてからというもの、毎日がバタバタ。七五三というのは、今までなんだかんだ大変だったけどなんか落ち着いたかな?というタイミングでやってくるものです。
それは、子どもの成長の節目節目だからなんですね。
七五三やらなきゃな~。
なんて考えながらも
なんだか大変そうだし、特に男の子ともなるとやんちゃ盛りのこれを参拝とか連れて行くのかー…気が引けるなー…
と考えちゃいますよね。
みんながやっているから、うちも早くやらなきゃ!くらいに私は思っていましたが、きちんと用意すれば余裕を持ってお祝いしてあげられますよ。
そこで日本の文化も感じつつ、七五三を楽しむためのポイントをまとめてみました。
一般的に11月15日は七五三です。
かつて旧暦の15日は二十八宿の鬼宿日(鬼が出歩かない日)。
何事をするにも吉であるとされます。
その月の満月の日である15日に氏神へ収穫の感謝を兼ねて子どもの成長を感謝したのが七五三の始まりで、旧暦の数え年で行うのが正式なんだそうですよ。
今はひとくくりですが、実際は3歳5歳7歳それぞれの年齢で行う、別々の異なった行事なのだそうです。
発祥とされる関東地方では、男の子が袴を着用し始める儀式を『袴儀』として、数え年5歳(満年齢4歳になる歳)で行うとされています。
満年齢とは誕生日を迎えた時です。数え年とは生まれてから初めて1月1日を迎えたとき。12月生まれの子は約一ヶ月で数えの1歳になります。
数え年5歳だと最遅の誕生日の子で七五三の日は3歳10ヶ月ですね。3歳10ヶ月を現代に換算すると、だいたい年少児さん。
トイレが自分でできてママと離れて集団生活に入るのが望ましいとされている時期です。昔の方も、だいたいこのくらいの年齢で自分のことができ始める…と分かっていたのでしょうね。
現代、『いわゆる現代の七五三』をやろうとしたときに、数え年がいいか満年齢がいいかで考えると断然、満年齢です。
実際、私の周りはみんな満年齢で七五三をやっていますよ。
月齢が大きいほど親の言っていることも分かってもる、という理由が大きいですね。
ですが、昔の方の意見も汲むとすれば、だいたい集団生活に入れる頃を目安に考えて、その子に合った時期ならいつでもいいのではないかと思います。数え年でも無理なくできる生まれ月(1月1日に近いほど不利)ならそれでもいいと思います。
親戚の家では、そんな諸説は完全無視。
子どもが3人で歳が近いこともあって2人ずつ2回にわけて行っています。それぞれの七五三適年齢の真ん中をとって。1回目は長男(第一子)が4歳10ヶ月前と長女(第二子)が3歳ちょうどのとき。2回目は、長女(第二子)が7歳8ヶ月と次男(第三子)が4歳11ヶ月のときでした。
ちなみに弟夫婦は男の子3人兄弟ですが、ひとりが5歳になった年の11月が来る度に全員やってましたよ!
その家庭に合ったチョイスの仕方でも、いいかもしれませんね♪
七五三で着る絵羽柄の羽織に家紋は必要?
着物の『紋』ですが、無しは平服、1つ入ると略礼服、5つ入ると正装となります。同じ着物が普段の仕事着から黒留袖に匹敵する正装に化けるのが紋です。
世界に唯一、全ての国民が紋章を持っている国が日本。
平安時代から800年以上も続く日本の素晴らしい文化です。
私たちの人生があるのは数え切れないほどの命のバトンが受け継がれてきた結果であって、家紋は先祖の期待と願いと応援のメッセージといえます。
七五三を機会に、先祖との繋がりを教えたいと思えば、家紋を付けるのはとても素敵なことですね。
七五三で大事なのは『袴をつけること』。
赤ちゃんの着物からようやく袴を付けられる年齢なるまで無事成長できたことを感謝して、今後も変わらぬ加護を神様に祈るのが本来の意味ですから、その目的が達成されればOKと考える場合は入れなくてもいいのです。
子どもを持ったことを機会に、自分なりに家紋の意味を考え、必要だと思えば入れたらいいと思いますよ。
今はレンタル衣装を選ぶ方が多く、特にこだわって家紋を入れている方は少ないように感じます。
七五三の参拝までにやっておきたい事♪
足袋や草履を履く練習をする
例えば写真館等にお願いする場合、1家族○時間というタイムリミットがある場合があります。
着替える時間が短縮できれば、写真撮影のカット数が増えますし、参拝の時間も多く確保できますから、スムーズに履けるよう練習しておくと当日がスムーズです。
特に3歳や5歳でも自分が嫌だと思ったらとにかく嫌なんです!
足袋や草履に馴れていなくて履き心地が悪いと感じてしまい、ぐずったときの着替えの現場はかなり恐怖ですよ。
良い写真を残すため、スムーズに進行するためにも事前に練習しておくといいですね。
浴衣で着物に慣れる練習をする
子どもは和装が珍しく、好きな子が多いと思います。やんちゃな5歳男の子も、刀を持って和装するのはかっこいいと思うようです。
しかし、中には慣れていないことに慣れにくいお子さんも居ますし、全然かっこいいと思わない男子もいて当然ですから、普段から浴衣などで慣れておくのは作戦としては有効ですよ。
子どもの行事は、「備えあれば憂いなし」が顕著にあらわれますので。
七五三に参拝に行くときにあると便利な持ち物
一口サイズのお菓子
参拝に行くときは衣装をレンタルしている方が多いと思いますし、レンタル品ではなくても普段よりはいい洋服を着ていると思います。
衣服を汚さない程度の一口サイズのお菓子があると便利です。
写真を撮るにしても、参拝するにしても、子どものお腹は限りなく自由です。他の子がお菓子を食べていれば自分も食べたくなるし、アイスの自販機を見かければお腹が空いてくるという摩訶不思議な生き物なのです。
写真館などで同伴撮影してくれるところもありますが、繁忙期は食事時間は関係なくスケジュールを組んでいきます。
参拝時も堂々と食べ歩きはできない場所もあるので、お子様がご機嫌になる小さいお菓子を持参しましょう!
ストローやストロー式の水筒
子どもとのお出かけに飲み物は必須です。
ところかまわず「のどが渇いた~」と言い出してきますし、「今!?」という状況の場合もあるので、できればこぼしてしまわないものが望ましいです。
転ばせても中身がこぼれないマグやパックジュースの取って付きケース等もあります。
ちょうどいいものがない場合は、ストローで大丈夫です。
せっかく綺麗に着飾っているところに、ペットボトルを傾けたとたんにこぼれた~!から袴を守りましょう!!
履き慣れた靴
どこへ行くにも靴は履き慣れたものがおすすめです。
普段のお洋服のときも当当日に出したばかりの新品はNGです。
どんないい靴でも靴ヅレしないとは言いきれません。
和装での草履やフォーマルドレスでのサンダルなどで参拝する場合も、履き慣れた靴は持参し、長い距離歩くときは履き替えられるようにしておきましょう。
外出はただでさえ荷物が多いし、親の自分達もじいじばあばもきれいめな装いのはず。
「足が痛い~抱っこー」は極力避けたいところ。
和装の5歳男子の抱っこは地獄ですし、ご機嫌斜めの七五三はもったいないですからね。
着替え
万が一の時に備えて着替え一回分は持って行きましょう。
おむつのとれかけた3歳も危ういですし、もうトイレでできる5歳もトイレが遠い場所だと危険です。
転んだり、食べ物をこぼしたり…は本人たちも小さいながらに気にしているので、そうそうないかもしれませんが、お洋服が苦しいなど必死に訴えてきます。
7歳も当日の気合いの入った洋服に疲れてしまいます。
うちの娘も「もう着物脱ぎたい、寒い」と文句を言っていました。
自分で気にいった洋服を選んだのに…。
やっぱり、着慣れている洋服があると子どもたちの疲労度も違うようです。
着替えたい!にすぐに応えられるように用意しておきましょう。
七五三をご機嫌に過ごしてもらうために!
まとめ
人生の晴れの日。七五三は、写真を撮ったりお着替えしたり、参拝に出かけたりとやることがいっぱいです。
大人にとっては、我が子が可愛く着飾って楽しいひとときかもしれませんが、子どもたちは小さければ小さいほど大人のペースが大変かもしれません。
普段のお子さんの様子に合わせて日程を選び、無理のないスケジュールを組むこと、余裕をもって出かけること、用意はしっかりして、子どもの要求には可能な限り応じること。
子どもたちの行事ではあるけれど、あくまで大人のやりたいことに付き合っていただいているという謙虚な気持ちを持って、子どもたちにとって良い思い出に残るような七五三にしたいものですね。
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