「携帯のキャリアの乗り換えは面倒だからしない」と思っている人は損するかもしれませんよ!
損をしないためにも大手キャリアとサブブランド、格安スマホのキャリアによって特徴は様々で少し複雑ですが、それぞれの違いを知ってお得に乗り換えする方法と、自分に合ったキャリアの選び方を紹介します。
今のスマホは自分のライフスタイルに本当に合っているのか?と疑問を持っている人や、キャリア変更を考えている人は必見ですよ。
大手キャリアとサブブランドと格安スマホの違い徹底比較!
大手キャリアとは?
一般的に大手キャリアとは、
♦NTTドコモ
♦au
♦ソフトバンク
上記の3社をいいます。
3社を総称して3大キャリアとも言われていますね。
サブブランドとは?
携帯のサブブランドとは、
大手3大キャリアが展開している低価格帯のサービスのことを言います。
例えば、
♦auの場合、「UQmobile(ユーキューモバイル)」
♦ソフトバンクの場合、「(ワイモバイル)」
♦NTTドコモの場合は、現時点(2020年11月時点)では該当するサービスがありませんが、12月に新ブランド発表予定があるようです。
格安スマホとは?
格安スマホとは、
料金はサブブランドと変わりありませんが、サブブランドと大きく違うのが「通信速度」にあります。
上記のグラフからも分かるとおり、大手キャリアは3社ともほぼ変わらない通信速度ですね。
大手キャリアが運営しているだけに、サブブランドも大手キャリアと変わらない通信速度を維持しています。
しかし、気になるのが格安スマホの通信速度!大手キャリアの約半分の通信速度しかありません。
移動中に格安スマホで動画を見ると、カクカクしたり、固まってしまう恐れがあるという事ですね。
格安スマホには、どんなものがあるの?
格安スマホには、
■BIGLOBEモバイル
■OCN モバイル ONE
■LINEモバイル
■イオンモバイル
■mineo(マイネオ)
■IIJmio(みおふぉん)
■LinksMate(リンクスメイト)
などがあります。
大手キャリア・サブブランド・格安スマホの料金プランの違い
ここでは、簡単に大手キャリア・サブブランド・格安スマホ料金プランの違いについてみていきます。
大手キャリアの料金プラン比較
キャリア | 料金プラン | 月額料金 | 利用可能データ量 |
Docomo |
ギガホ | 6,980円(税抜) | 30GB |
ギガホライト | 5,980円 | ~7GB | |
4,980円 | ~5GB | ||
3,980円 | ~3GB | ||
2,980円 | ~1GB | ||
5Gギガホ | 7,650円 | 100GB | |
5Gギガホライト (定期契約なし) |
6,150円 | ~7GB | |
5,150円 | ~5GB | ||
4,150円 | ~3GB | ||
3,150円 | ~1GB |
キャリア | 料金プラン | 月額料金 | 利用可能データ量 |
au | ピタットプラン 4G LTE | 4,480円~ | 7GB |
2,980円~ | 4GB | ||
1,980円~ | 1GB | ||
データMAX 4G LTE | 3,460円~ | 無制限 | |
データMAX 4G LTE Netflixパック | 4,060円~ | 無制限 | |
データMAX 4G LTE テレビパック |
4,460円~ | 無制限 | |
ピタットプラン 5G | 4,480円~ | 7GB | |
2,980円~ | 4GB | ||
1,980円~ | 1GB | ||
データMAX 5G | 3,460円~ | 無制限 | |
データMAX 5G LTE Netflixパック | 4,060円~ | 無制限 | |
データMAX 5G LTE テレビパック |
4,460円~ | 無制限 | |
データMAX 5G ALL STARパック | 5,460円~ | 無制限 |
キャリア | 料金プラン | 月額料金 | 利用可能データ量 |
softbank | メリハリプラン | 7,480円 | ~50GB |
メリハリプラン5G | 8,480円 | ~50GB | |
ミニフィットプラン | 7,480円 | ~5GB | |
5,980円 | ~2GB | ||
3,980円 | ~1GB | ||
ミニフィットプラン5G | 8,480円 | ~5GB | |
6,980円 | ~2GB | ||
4,980円 | ~1GB |
※料金プランの月額料金は2年契約の金額で記載しています。
サブブランドの料金プラン比較
キャリア | 料金プラン | 月額料金 | 利用可能 データ量 |
|
UQmobile | Sプラン | 1,980円 | 3GB | 詳しく見てみる |
Rプラン | 2,980円 | 10GB |
キャリア | 料金プラン | 月額料金 | 利用可能 データ量 |
|
Y!mobile | Sプラン | 1,980円 (6か月間) |
4GB | 詳しく見てみる |
Mプラン | 2,980円 (6か月間) |
13GB | ||
Rプラン | 3,980円 (6か月間) |
17GB |
大手キャリアと同じくらいの通信速度の安定感を得られながら、格安スマホ並みの料金は嬉しいですね。
格安スマホの料金プラン比較
キャリア | 料金プラン | 月額料金 | 利用可能 データ量 |
|
BIGLOBEモバイル | 3ギガプラン | 1,600円 | 3GB | 他のプランを見てみる |
OCN モバイル ONE | 3GB/月コース | 1,480円 | 3GB | 他のプランを見てみる |
LINEモバイル | 音声通話SIM | 1,480円 | 3GB | 他のプランを見てみる |
イオンモバイル | 音声4GBプラン | 1,580円 | 4GB | 他のプランを見てみる |
mineo (マイネオ) |
Aプラン 3GB | 1,510円 | 3GB | 他のプランを見てみる |
IIJmio (みおふぉん) |
ミニマムスタートプラン | 900円 | 3GB | 他のプランを見てみる |
LinksMate (リンクスメイト) |
音声通話+SMS+ データ通信 |
1,620円 | 3GB | 他のプランを見てみる |
サブブランドよりも格安スマホは、料金を安く抑えたい人には嬉しいプランですよね。
大手携帯キャリア乗り換えにお得なのはどこ?
携帯のキャリア変更は色々な縛りがあるためなかなかハードルが高いイメージがあるかもしれません。
しかし、いわゆる2年縛りの解除料金が見直され、さらに総務省より携帯電話会社を変更する際に電話番号をそのまま移行する番号継続制度(MNP)について手数料を原則無料とする指針改正案が発表され、意見公募を経て年内に改正される予定になっています。
うまくいけば2021年4月1日から適用されることになるようですよ。
これにより以前より携帯のキャリア乗り換えがしやすくなるため、乗り換えを検討していた人には朗報ですね。ただし、キャリアによって特徴は様々で少し複雑です。
それぞれのキャリアごとの特徴とおすすめポイントをご紹介しますので参考にしてみてください♪
ドコモに乗り換えた場合のメリットとおすすめポイント
大手三大携帯キャリアの中で利用率第1位のドコモ。
ドコモは通信エリアが広いため地下や田舎でも問題なく繋がることが多く電波に強いイメージがありますね。
また、ショッピングや最近ではさらにdポイント事業にも力を入れているのも特徴です。
ドコモの低容量プランは細かく0GB〜1GB〜3GB〜5GB〜7GBと4段階で設定されているため、あまり通信料を使用せず低容量プラン(3〜5GB)で収まる人におすすめです。
逆にドコモの大容量プランは割高なのでデータをたくさん使う人であれば避けた方が良さそうですね。
また地下や通信が不安定になりがちな場所でしっかり繋げたい人は、ドコモだと安心です。
docomoロング学割
「U15はじめてスマホ割」に代わって2020 年 10 月 30 日から新しくスタートした割引プラン。
利用料金から毎月500~2,500 円の割引、合わせてプランによってはさらに2GBのデータ増量が22 歳までずっと継続します。
通信制限がなく速度も安定して速い
ドコモは回線設備を自社で所有しているため通信が安定していて速度も速いです。
携帯を頻繁に使う人であれば通信制限がないのも嬉しいポイントですね。
また音質も良いと評判ですよ。
Amazonプライムが1年間無料
「5Gギガホ」「5Gギガライト」「ギガホ」「ギガライト」を契約したdポイントクラブ会員の方を対象として、Amazonプライムの利用登録が完了した日から1年間ドコモが費用を負担してくれます。
3日で1GB制限の通信制限なし
携帯の一番のストレスともいえる3日で1GBのデータ通信量制限が、ドコモでは数年前に撤廃されたためデータ量を気にすることなくストレスフリーで使用することができます。
他社でも最新のプランは今では各社制限なしになっていますが、受付を終了している古いプランも含め通信制限をしていないのは、ドコモだけです。
テザリング無料
テザリング機能がマストならドコモがおすすめです。
他社は通信制限があったり有料機能としていますが、ドコモは無料でしかも申し込み不要で使用することができます。
パソコンを使用したい時など、とても便利な機能なので有難いですよね。
ポイント(dポイント)の還元率が高い
各社ポイント制度を導入していますがドコモのdポイントは、いつもでも100円につき最大7%のポイント還元が受けられます。(条件によって還元パーセンテージは変動します。)
高還元キャンペーンやポイント山分けキャンペーンなども頻繁に開催しており、ポイ活に力を入れている人にはこれも大事な条件ですね。
長期利用者向けの優遇施策が充実
ころころキャリアを変えたくない人には、嬉しい長期利用者に向けての優遇サービスが豊富です。
コースによっては2年契約更新ごとにポイントの付与や、ずっとドコモ特典というステージ優遇もあります。
他にも対象機種の購入で、継続して料金割引が受けられるプランもあり長く使う程にメリットを感じることが出来ます。
機種代金の還元
オンラインショップか電話でドコモに乗り換えで対象の機種代金が最大22,000(税込)円還元されるキャンペーンが開催されています。
期限があるキャンペーンなので都度チェックしてみてくださいね。
他にもこのようなキャンペーンはよく開催されるので、機種代金の負担も少なくなります。
auに乗り換えた場合のメリットとおすすめポイント
三太郎CMが大人気のau。
山岳地帯やトンネルなど電波の入りにくい地域も広くカバーされており、通信範囲が広範囲なのも人気の理由です。
スタンダードな機種以外にもTORQUEやisai、BASIOなど個性的な端末の品揃えが豊富なので、変わった機種を使用したい人にもおすすめです。
全国に実店舗が一番多く何かあった時に気軽にかけこめるので安心ですね。
機種を安く手に入れたい人におすすめです。
auは乗り換えキャッシュバックキャンペーンにより最新のiPhoneや、そこそこ良い機種がかなり安く手に入ります。
また、auは60歳以上対象の24時間かけ放題のシンプルスマホにガラケーから乗り換えると4,000円台で、使用できるためお電話をたくさん使う人はとてもお得になります。
データ通信料の追加が一番安い
月末に頭を抱える事になる通信制限ですが、auでは他社に比べて一番安くデータ通信容量を増やす事が出来ます。
乗り換え&対象のSIM契約で10,000円キャッシュバック
期間中オンラインショップで他社からの乗りかえにて対象のSIMカード単体を契約すると、au PAY残高へ10,000円相当(不課税)のキャッシュバックキャンペーン中です。
Apple Music
Apple Music 980円(税込)/月 がauからの加入時より6カ月間無料になる特典が受けられます。
音楽が欠かせない人には嬉しい特典ですね。
長期優待
長く使ってくれるお客様に対しての還元に力を入れており、長期優待データギフトとして3ヶ月に1度データ通信容量をプレゼントしてくれます。
また、スマートバリューというプランに適応されれば、割引を受ける事も可能です。
Pontaポイントが貯まる
サイト経由でau PAYカードに入会すると2,000Pontaポイントのプレゼントや、au契約中にApple Watch Series 6(GPS + Cellularモデル)をオンラインショップで購入すると、購入翌月以降5,000PontaポイントをもらえるなどPontaポイントユーザーにお得な特典が豊富です。
機種代金の還元
他社からの乗りかえ(MNP)で、対象のauケータイ(4G LTE)を購入すると機種代金から22,000円(税込)を割引く特典があります。
他社のスマートフォンを下取
他社のスマートフォンを下取りしてPontaポイントへの還元してくれます。
ソフトバンクに乗り換えた場合のメリットとおすすめポイント
ソフトバンクは三大キャリアの中では一番利用率は低いですが、ソフトバンクグループはプロ野球チームも含めたくさんの子会社を傘下に置く巨大グループです。
Yahoo! JAPANやネット通販のアスクルもソフトバンクが運営していますね。
コスパ抜群の大容量プランがあるため、動画を頻繁に見る人や家にWi-fi環境がない人など使用量が多い人におすすめです。
また、ソフトバンク回線は登山道での繋がりに注力しておりソフトバンクのウェブサイトでは、登山道での電波状況を検索することもできますので登山が趣味の方にも良いですね。
さらに、アメリカ放題というサービスもあるためアメリカに縁のある人にもおすすめです。
大容量50GB+データカウントフリープランで動画視聴もストレスフリー
「動画・SNS放題」のカウントフリー+大容量データプランが今最大の売りです。
データ通信容量は50GBで、YouTubeやFacebookなど計8種類の動画サービスとSNSの通信量はカウントしない仕組みです。
従来の大容量プランから2~3割程度値下げされており、料金体系に端末代金が組み込まれていない点が特徴です。
PayPayが貯まる
Yahoo!ショッピングやPayPayモールでPayPayが貯まりやすくなります。
よく還元祭を行っているのでかなりお得にお買い物が出来ますし、利用年数に応じて最大5%のPayPayボーナス還元もありお得です。
光とセットで割引に
ソフトバンク光をセットで契約するとセット割が適用され毎月1,000円割引に。
家のネットも光にすることによりお得感がグッと変わってくるので同時に乗り換えをおすすめします。
Tポイントが貯まる
ソフトバンクはTポイントカードと提携しているため、毎月の利用料金1,000円ごとにTポイントが5ポイント貯まります。
Tポイントはスマホ料金の支払いにも使えるので便利です。
アメリカでの通話料が無料
ソフトバンクユーザーなら誰でもアメリカ本土やハワイなどに、滞在時アメリカ国内および日本宛ての通話やSMS、データ通信が利用し放題となるサービスです。
アメリカによく行く機会がある人や、家族や知人がいる人にはとても有難いサービスですね。
機種代金の還元
対象の機種に他社から乗り換え&メリハリプランに加入で、端末代金21,600円(税込)の割引特典があります。
Yahoo!プレミアム会員が無料
ソフトバンクのスマホユーザーは、Yahoo!プレミアムの特典が無料で利用可能。
♦ショッピングでのポイント10倍
♦Yahoo!トラベルの宿泊予約でポイントが5%以上貯まる
♦雑誌の読み放題
など、便利でお得なサービスが盛沢山です。
データの繰り越しが細かい量まで可能
月によって使用するデータ量に差がある人は、データを使いきれない月があるともったいなく感じてしまいますよね。
ソフトバンクでは100MB単位でのデータ繰り越しが可能となっているため安心して利用する事が出来ます。
大手キャリアへの乗り換えするメリットやおすすめポイントが分かったところで、サブブランドや格安スマホのどれを選べばいいのか?ご紹介します。
大手キャリアとサブブランド・格安スマホどれを選べばいいの?
大手キャリア・サブブランド・格安スマホそれぞれが、どんな人におすすめなのかご紹介します。
大手キャリアに向いている人とは?
・とにかくサービス重視の人
・最新機種を使いたい人
・5Gを活用したい人
・Wi-Fiが家や会社にない人
・電話をよくかける人
サブブランドに向いている人とは?
・価格を抑えつつブランドの安定感が欲しい人
・移動中はあまりスマホを使わない人
・格安スマホは不安な人
(格安スマホは昼間若干遅くなる弱点がありますが、サブブランドにはその不安がない)
・Wi-Fiが家や会社にある人
・大手キャリアから出ている安心感やサービスの充実性を得たい人
格安スマホに向いている人とは?
・インターネットを使いこなす能力が高い人
・移動中はあまりスマホを使わない人
・手続きや設定が自分でできる人
・とにかく安い!携帯が欲しい人
・Wi-Fiが家や会社にある人
あなたはどのタイプ?携帯タイプ別の具体例を紹介!
ここからは、具体的なシチュエーションからどんなタイプの携帯が向いているかをご紹介します。
映画が好きなので、通勤中の車内では家でダウンロードした映画を動画配信サービスで映画鑑賞をする。
自宅や会社のインターネットは、Wi-Fiを使用する。
上記のシチュエーションに向いているキャリアは、「サブブランド」です。
インターネットはWi-Fiを使用する。
上記のシチュエーションに向いているキャリアは、「格安スマホ」です。
カメラや加工にこだわっていて最新機能が欲しい。
上記のシチュエーションに向いているキャリアは、「大手キャリア」です。
ライフスタイルに合わせてお得なキャリアに乗り換えましょう♪
最近、政府により携帯会社を乗り換えやすくし、料金引き下げへの競争を促す動きがみられています。
現在、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの大手3社や格安スマートフォン会社はMNP手数料として3000円を徴収していますが、早速ソフトバンクが窓口も含め来春から手数料を撤廃すると発表しました。
このように今後色々な縛りがありなかなか乗り換える勇気が出なかった人も、気軽に、さらにはお得に乗り換えることが可能になりますので、一度携帯料金を見直してみましょう♪
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