トイレは陰の気が強いと言われており、風水においては重要な役割を担う場所です。
トイレのことを日本の古い丁寧な言葉では『御不浄(ごふじょう)』と言います。
この言葉から分かる通り、トイレは不浄の場所であると考えられています。
邪気が溜まりやすく、トイレに置くもので運気が大きく左右されると言われているため、風水的にはとても気を使う必要がある場所なのです。
また、トイレは風水では金運と健康運を司る場所です。
金運アップ、そして家族の健康のためにも風水について知り、運気アップしたいですね!
そこで今回はトイレに置いてはいけないものや、トイレでのNG行動、風水的にトイレに置くオススメのアイテムをご紹介したいと思います。
風水でトイレに置いてはいけないもの!
トイレットペーパー
トイレにトイレットペーパーを置いておくのは普通のことのように感じますが、実は風水的にはトイレットペーパーを置くのはよくないとされています。
「でもトイレットペーパーの予備がないと困る!」と思った方、ご安心ください。
トイレにトイレットペーパーを置く際には、数や置き方に気をつければ問題ありません。
トイレットペーパーを買ってきた袋のままトイレに置くのはNGです。
出しておく予備は1個か2個程度にして、それ以外の予備は収納棚や、ペーパーホルダーにストックしておいてください。
風水ではトイレ内には悪い気が充満していると考えられています。
トイレットペーパーは紙でできているため悪い気を吸いやすく、陰の気が滞り、金運の低下につながってしまいます。
なので使わないトイレットペーパーを大量にトイレ内に置いておくのはやめておいた方がいいと考えられます!
カレンダーや時計
トイレにカレンダーや時計を置いている人も多いのではないでしょうか?
特に朝は時間に追われていて、時間を気にしながらトイレに入る方もいますよね。
まず、カレンダーを置いてはいけない理由は、トイレットペーパー同様、紙なので悪い気を吸いやすくなり、悪い気を吸ったカレンダーで立てたスケジュールにはトラブルが起こると考えられているからです。
つぎに時計を置いてはいけない理由は、トイレに時計を置き、時間を見ながらだと長居してしまう可能性がありますよね?
時計がなければ時間がわからない→時間が心配で長居しないことに繋がるため、トイレには時計を置かない方がいいとされています。
陰の気が充満しているトイレの滞在時間はなるべく短くしましょう。
トイレに時計を置くと健康運を下げてしまうと言われているので、時計を置くのはやめて、時間に余裕を持ってトイレに入るようにしたいですね。
ぬいぐるみやネコの置物
インテリアとして、子供が喜ぶから、少しスペースがあいていたから等の理由でトイレにぬいぐるみなどを置いている人も多いのではないでしょうか?
実は、ぬいぐるみはトイレの悪い気をたくさん吸ってしまい、ぬいぐるみそのものが運気を下げるものに変わってしまうと言われています。
また、ネコは風水的に「火の気」を持つ生き物なので、「水の気」が強いトイレとは相性が悪く、トイレにネコの置物を置くと気が乱れてしまう原因となります。
気が乱れると悪い気を呼び寄せたり、気の循環が悪くなり運気が下がってしまう恐れがあります。
家族写真
家族写真をトイレに飾っていても、特におかしいとは感じませんが、風水的にはトイレに写真を飾るのもよくないようです。
トイレに写真を飾ることで悪い気を吸ってしまい、家族へ災いが降りかかってしまうと考えられます。
特に家族の健康運や金運が低迷する恐れもあるので、トイレに家族写真を飾っている方は別の場所に飾るようにしましょう。
家族写真はリビングの東側やダイニングルームに飾るのがいいようです。
風水的にトイレに置くと運気をあげる強運アイテム
観葉植物
植物は陽の気を運んでくれると言われており、浄化作用が高く、トイレを清める効果があります。
本物の植物を置くのが一番いいのですが、手入れが大変という方には観葉植物がおすすめです。
効果は本物の半分と言われていますが、水やりの手間もなく、トイレを明るい空間にすることができます。
観葉植物といってもたくさんの種類がありますが、気を落ち着かせたいなら丸い葉の観葉植物、悪い気を払うなら葉っぱのとがった観葉植物がおすすめです。
置き場所は窓がある場合は窓際、窓がない場合はトイレの隅、ツル性の長い植物の場合は高い場所に置くのがいいでしょう。
陶器やガラスの小物
ガラスや陶器で作られたアイテムは邪気に影響を受けづらく、トイレにたまりやすい邪気を跳ね返す効果があるとされています。
オシャレな陶器の飾りやガラスの小物を置いてもいいのですが、観葉植物を飾る鉢にガラスや陶器製のものを選ぶのもおすすめです。
竹炭
消臭効果や、マイナスイオンを発することで知られている竹炭ですが、風水的にも有効な対策とされています。
竹炭には気を浄化する作用があり、トイレに置くことで悪い気が滞るのを防いで、クリーンな空間にしてくれます。
どんな炭がいいかというと、日本に住んでいる方は日本製のものがおすすめです。
同じ土地の神様からの守護を受けやすくなります。
炭を置くときは陶器や天然素材のカゴにいれたり、キッチンペーパーなどの通気性のある紙に包みます。
定期的に煮沸消毒したり、1年を目安に交換し、清潔に保つようにしてください。
ラベンダーカラーのもの
ラベンダー(紫)は、古来より高質な色とされ、不浄なものを寄せ付けず、また不浄な色を浄化する色とされてきました。
何度も言っているように、トイレは陰の気が溜まりやすい場所なので、なるべく明るい色を取り入れると良いと思います。
運命の人に出会いたい、夫婦仲を良くしたいなど、愛を引き寄せたい方にも最適なカラーです。
風水的にトイレで運気を下げるNG行動
トイレのフタを閉めない
風水では、便器内に溜まった水も悪い気をはらんでいると考えます。
トイレのフタをしめないと悪い気がどんどん出てきて運気ダウンしてしまいます。
トイレのフタは必ずしめるようにしましょう!
風水的な意味だけでなく、フタを閉めることで、節電や感染症予防の効果もあるそうです!
フタだけでなく、ドアを開けっ放しにするのもNGです!しっかり閉めて悪い気をシャットアウトしましょう。
トイレ用品に黒色が多い
黒というのは「吸収」と「停滞」の気を持つ色とされており、トイレに黒いものがたくさん置かれていると悪い気を吸収してしまいます。
運気ダウンにつながってしまうので黒色は避けた方がよさそうですね!
パステルカラーなど気分も明るくなるような色のものを置いてみるのはどうでしょうか?
トイレの照明が暗い
トイレは狭い空間なので、照明が暗めの方はけっこういるのではないかと思います。
しかし、風水的に暗いトイレはNGです。
トイレはただでさえ陰気な場所です。
照明が暗いと陰気さも増してしまい、悪い気が溜まりやすい…という悪循環になってしまいます。
とはいえ、明るすぎるトイレは落ち着かないですよね。
そんな時は間接照明等を使ってトイレの明るさを調整するのがおすすめです。
トイレットペーパーを床に置いている
悪い気が溜まりやすい場所だということを繰り返し伝えていますが、トイレの中でも特に床は悪い気を発する場所です。
そこにトイレットペーパーを置いていたら悪い気が付きやすいだけでなく、湿気や埃も吸いとってしまい、とても不衛生ですよね。
トイレットペーパーは収納棚にいれたり、トイレットペーパーホルダーをしようするなどして、床に置くのはやめましょう。
トイレマットやトイレスリッパがない
掃除を楽にするためにマットやスリッパを置かない家庭も増えていますが、実はマットやスリッパを置かないのはNGです。
トイレを使うたびに、中に溜まってしまった悪い気を家の中に持ち込んでしまうことになります。
トイレのマットやスリッパをこまめに洗ったり、古くなる前に新しいものに交換して、清潔なものを使うようにしてください。
トイレで長居する
トイレにスマホを持ち込んで長居してしまうという経験はありませんか?
風水的にはトイレに長居することも良くないとされています。
悪い気が充満しているトイレに長居すると自分自身に悪い気がついてしまい、運気がダウンしてしまう可能性が高くなります。
トイレで本を読む
トイレは1人の空間で落ち着くので、ゆっくり本を読むのには最適ですよね。
しかし、トイレで本を読むのはNGです。
本もトイレットペーパーと同じく紙なので、悪い気を吸い込みやすいです。
トイレで本を読むのはやめておいた方がよさそうですね。
読むのはもちろん、本をトイレに置きっぱなしにするのもやめましょう。
まとめ
風水でのトイレの役割は、人の気をデトックスする空間です。
1日に何度も入る場所なので、せっかくならプラスの空間にしたいですよね。
今回はトイレに置いてはいけないものや、NG行動をご紹介しました。
この機会にぜひトイレのインテリアや、トイレでの習慣を見直してみてはいかがでしょうか?
風水の開運の基本は掃除やお片付けです。
油断しているとすぐに悪運や邪気を呼び寄せやすい空間に変わってしまうので、トイレをいつも清潔にして運気アップしましょう!
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