大人だけの旅行も楽しいですが、赤ちゃんも一緒に旅行するのはなんだか幸せな気持ちになりますよね♪
旅行といっても観光がてらの旅行もあれば、帰省が大きな目的の旅行など色々ありますが、どんな旅行であっても赤ちゃんと一緒の旅行は何かと心配や悩みがたくさん出てきてしまうものです。
でもせっかく行くからには「行ってよかったね!」とみんなが思える旅行にしたいですよね。
そこで今回は、車で赤ちゃんとの旅行や帰省に欠かせない持ち物や渋滞対策についてご紹介します。
車で赤ちゃんとの旅行や帰省に欠かせない持ち物リスト
赤ちゃんとの旅行や帰省する際に重要視したいポイントといったら、「いかに赤ちゃんが快適かつ機嫌よく過ごせるか」という点ですよね。
せっかく赤ちゃんと旅行や帰省をするにも関わらず赤ちゃんの機嫌が悪くなってしまうと、ぐずぐずしてしまったり泣き続けてしまったり…。
それでは赤ちゃんにとっても大人にとっても、つらい時間や旅行になってしまいますよね。
そしてもう1つ押さえておきたいポイントといえば、「赤ちゃんは大人より体調など変化が起こりやすい」という点です。
月齢によってはまだまだ温度調節もうまくできなかったりしますよね。
だからこそ天気や気温にも対応できないと不安ですし、万が一具合が悪くなったときのことも考慮しておかないといけません。
そこでこれから車で赤ちゃんとの旅行や帰省をするときに必ず持っていくべき物をご紹介していきます。
“備えあれば憂いなし”との言葉の通り、自宅ではないからこそあらゆる面をしっかりカバーできるように準備しておきたいところですね。
ぜひ参考にしながら赤ちゃんのお荷物を準備してみてください♪
赤ちゃんのミルク・離乳食・飲み物・おやつ
毎日の生活に欠かせないものといえば食事ですよね。
赤ちゃんの月齢などいろいろ個人差はあるかと思いますが、ミルクや離乳食、飲み物、おやつなどは赤ちゃんにあったものをしっかり用意していきましょう。
旅行先などによっては赤ちゃんのミルクや離乳食などは用意されているところもありますが、行き帰りの道中で必要になることもありますよね。
今はコンビニに入ればなんでも手に入る!と思いがちですがコンビニで赤ちゃんのミルクや離乳食を手に入れるのはなかなか難しく、偶然にドラッグストアやベビー用品店があればいいですが場所によってはそう上手くいかないこともあります。
しっかり1日に必要な量×日数分を計算して用意することが大切ですね!
母乳を与えている方は授乳ケープを忘れずに持っていきましょう。授乳室がなくても車内で授乳ができるので安心です。
ミルクはそれぞれ使用しているものがあるかと思いますが、旅行や帰省に持参する場合は粉ミルクよりも液体ミルクがおすすめです。
粉ミルクのように調乳用の水やお湯の心配をする必要がなく、そのまま哺乳瓶に入れて飲ませたり、専用のアタッチメントをつけてすぐにあげられるので便利です。
また離乳食はお弁当のように持ち運べるうえに月齢に応じた、食べきりサイズになっているベビーフードがおすすめです。
常温保存OKで温めずにそのままあげることができるのが嬉しいですよね。
メーカーによってはスプーンも付属しているので選ぶ際のポイントにしてみてくださいね。
飲み物もペットボトルのものや紙パックで、飲み切りサイズになっているものなど種類があるので使いやすいものを選びましょう。
食べ物も飲み物も常温保存OKのものであれば、手をつけなかった場合に非常用として家に置いておくなどの使い道もあるので余ったとしても問題なしですね。
またミルクを哺乳瓶であげているという方は、これらに加えて哺乳瓶の洗剤や消毒液、ブラシやスポンジなどを準備していく必要があります。
普段は専用の容器に薬剤を投入して哺乳瓶をつけ置きしている方は「荷物がかさばる…」と思いますよね?
そんなときにはジップロックがおすすめです。
ジップロックに水と薬剤を入れることで哺乳瓶をつけ置き消毒することができますよ♪
チャックが2重のものが漏れにくいので安心です。
また使い捨てタイプの哺乳瓶もあるのをご存知ですか?
1つあたりの価格がすこし高めではありますが、旅行先や帰省先で消毒する手間や荷物が減るのは魅力的ですよね。
お食事エプロン
赤ちゃんがごはんを食べるときは食べ物をこぼしたり、はねて服に汚れが…なんてことがよくありますよね。
旅行や帰省だからいつもよりおしゃれな服を♪なんてときに限って、汚れてしまうのも赤ちゃんあるあるです。
出先でごはんの度に着替えをするなんて、気分的にも荷物的にも残念なことになってしまいます。
そのためにもお食事エプロンはしっかり準備しておきましょう。
旅行先によっては備品の1つとして子ども用のエプロンが用意されているところもありますが、場合によっては小学生くらいのサイズで合わないといったこともあるので、しっかり赤ちゃんのサイズにあったものを用意していくのが安心です。
またお食事エプロンは使い捨てのものを選ぶと便利ですし、衛生的に使えますよね。
100円ショップでも簡単に手に入るのでおすすめですよ。
車の中でおやつをあげたいときにもお食事エプロンがあると、食べこぼしでシートを汚さずに済むのでいいですよ。
おむつ類
ちょっとしたお出かけでも必要なおむつ類。
赤ちゃんの個人差があるので1日につき何枚あればOKとは言えませんが、平均的に1日に8枚といわれています。
赤ちゃんの1日のおむつ使用枚数+2~3枚くらいを目安に用意しておきましょう。
コンビニ等でおむつが売られていることもありますが、使用しているサイズやメーカーが必ずあるわけではありませんから多めに持っていくと安心です。
ただ日数によってはすごい枚数になって荷物がかさばってしまいますよね。
そんなときにはおむつを圧縮袋に入れて持っていくと、だいぶすっきりしますよ。
おむつに合わせておしりふきも余裕をもって用意します。
そしておむつ交換時に使えるマットやシートがあると、おむつ交換台がないときでも車内で気軽におむつ交換ができるのでおすすめです。
使い捨てのタイプでもしっかり防水になっていますし、車のシートを汚さずにおむつ交換できるので便利ですよ♪
またおむつ類とセットで除菌シートやアルコールジェルを用意しましょう。
中には水道がない場所でおむつ交換せざるを得ないことがありますし、おむつ交換後は何かとばい菌がついていることも多いので持っておくと安心です。
手口ふき
赤ちゃんは食事や遊びの中で何かと顔や手を汚しがちですよね。
そんなときにもさっと取り出せて使いやすいのが手口ふきです。
手口ふきは何かと万能に使えるので嬉しいアイテムです。
「おしりふきも手口ふきも基本的に同じだからおしりふきがあれば問題ないような…?」と思われている方も多いかもしれませんが、実はちょっと異なります。
メーカーによってはどちらに使用してもOKとしているところもあれば、手口ふきとおしりふきの成分の配合を変えていたりします。
おしりふきと手口ふきは別々に用意しておくのが、肌へのトラブルも防げるので安心です。
逆に手口拭きであればおしりふきとして代用できますし、顔や手に限らず足なども拭けますよ。
身体以外のちょっとした汚れもふき取れて、ウエットティッシュのような感覚で使用できます。
手口ふきはお出かけ用としてコンパクトなサイズのものも販売されているので、持ち運びにもかさばりません。
1つあるだけで色々と幅広い用途があるなら持ち歩いても損はありませんよね♪
赤ちゃん用のソープや歯ブラシ
旅行や帰省するときにはお泊りもかねて行く!という方が多いですよね?
お泊りをするとなると必ずお風呂にも入るはずです。
お風呂では身体を洗ったり、髪を洗ったりすると思いますが、大人と違ってまだまだ肌の弱い赤ちゃんにはいつも通りの赤ちゃん用ソープを使ってあげたいですよね。
赤ちゃんの敏感な肌はいつもと少し違うだけでも湿疹ができたりするので、自宅以外だからこそしっかり気遣ってあげたいところです。
旅行や帰省の際にはしっかり赤ちゃん用のソープを持参してあげましょう。荷物を減らすために詰め替え容器に入れていくのもいいですね。
またソープとセットで赤ちゃん用の歯ブラシも持っていきましょう。
1歳くらいまでの赤ちゃんが使える歯ブラシは、ベビー用品店などでしか取り扱っていないことも多々あるので、場所によっては買おうと思ってもなかなか困難なこともあります。
月齢によっては歯磨きシートを必要な日数分用意していきましょう。
ベビーカーや抱っこひもなど移動に必要なアイテム
旅行先や帰省先では観光地をめぐったり買い物に出かけたり、車を降りて移動することもありますよね。
車で過ごす時間のことばかり考えてしまいがちですが、忘れずに車を降りたあとのアイテムも持っていきましょうね♪
ただしベビーカーを車に載せていくのは少し邪魔…と感じることもあります。
そんなときは旅行先などでぜひベビーカーを使いたい!と思っている場所で、ベビーカーの貸し出しをしていないかをチェックし、事前に問い合わせておけば持参する手間が省けますのでやってみてくださいね。
着替え・タオル・ブランケット
赤ちゃんとの旅行や帰省で欠かせないのが着替えですね。
赤ちゃんはすぐに何かと服を汚してしまうことが多いので、日数分に加えて数セット多めに用意しておきましょう。
赤ちゃんは大人と違ってまだまだ体温調節がうまくできないので、気温や天候の変化に応じて羽織れるもの、反対に薄手のものなど状況に応じて使いやすい服も一緒に持っていくと安心です。
夜に着るパジャマ類も忘れずに!
また着替えに合わせてタオルを用意しておきましょう。
手洗いのときや汗をふき取るだけでなく、移動の際の日よけやタオルケットとして使うこともできます。
時期によっては急遽水遊び♪なんてこともありますよね。
タオルのサイズは、フェイスタオルやバスタオルなど異なるサイズがあったほうが便利ですよ!
寒い季節はブランケットも一緒に持っていくのがおすすめです。
袋
赤ちゃんとお出かけすると想像以上に必要になるのがこの「袋」です。
汚れてしまった服を入れるなど、なんだかんだ使ってしまうので多めに持っていくのがおすすめです。
また場所によって「おむつは捨てずに持ち帰りましょう!」という場合もあるので、使用済みのおむつを入れる消臭加工されている袋も用意しておくと安心ですね。
母子手帳・健康保険証・こども医療費受給資格証・体温計
旅行や帰省に関わらず、近場のお出かけであっても万が一のためにも、必ず持ち歩いてほしいのがこの4点セットです。
✅健康保険証
✅こども医療費受給資格証
✅体温計
赤ちゃんは大人と違って気温の変化などほんの少しのことでも体調を崩しやすいので、たとえ旅行先や帰省先であっても病院に行かなければならない状況になることも十分に考えられます。
またいくら体調が万全であってもケガをしてしまう可能性だってありますよね。
そんなときでも慌てず速やかに病院へ行けるよう、このセットは事前にしっかり用意しておきましょうね。
赤ちゃんがお気に入りのもの
赤ちゃんと車でお出かけするとき、車に乗っている時間が長くなればなるほど赤ちゃんも飽きてしまいますよね。
車に乗って寝てくれたから安心!なんてときもいざ目覚めたら降りたいと大騒ぎ…なんてこともあるものです。
そんなときのためにも赤ちゃんのお気に入りのアイテムを忘れずに持っていきましょう。
音のなるおもちゃや絵本など車の中でも気軽に遊びやすいものがおすすめです。
また赤ちゃんが寝る時にいつも持っているぬいぐるみなどのアイテムがある場合も、一緒に持っていきましょう。
少しでも赤ちゃんが落ち着けるアイテムがあれば、車の中や旅行中であっても赤ちゃんに安心感を与えることができますよ。
赤ちゃんとの車移動での渋滞対策はコレ!
赤ちゃんとの車移動は色々なことを想定して対策を取りつつ、少しでも赤ちゃんが快適に過ごせるようにしますよね。
それでも避けようにないのが「渋滞」です。
ただでさえ車での移動は赤ちゃんにとっても大人にとっても大変なことなのに、そこに渋滞と赤ちゃんの不機嫌が重なると車内にいる全員の心の余裕がなくなってしまいます。
そんな車移動の渋滞の中でも赤ちゃんがご機嫌に過ごせるよう、できるだけ事前に対策を取っておきたいところですね。
そこで車移動中に渋滞に巻き込まれてしまっても安心の対策法を紹介していきます♪
赤ちゃんによって個人差があるのでこれは良さそう!と思うものを取り入れてみてくださいね。
車の中でもOKなおやつ・飲み物
景色もほぼ変わらない渋滞中の車内は、大人であっても強いストレスを感じてしまいますよね。
そんな不満がつのっている中でも、ついついテンションが上がってしまうのがおいしいおやつを食べたり、おいしいジュースを飲んだりすることです。
赤ちゃんがお気に入りのおやつやジュースは、渋滞中にすぐに取り出せるところに置いておきましょう。
渋滞中に食べすぎが心配という方はボーロのような、すぐに溶けてしまうものよりも比較的長い時間楽しめるようなおやつを選ぶといいですね。
散らかりにくいおやつだと服や車内が汚れにくいので安心ですよ。
またミルクを飲んでいる赤ちゃんはミルクもしっかり準備しておきましょう。
調乳が必要なミルクを飲ませる方は、水筒にお湯を準備しておくのを忘れないようにしましょうね。
お気に入りのおもちゃ・新しいおもちゃ
赤ちゃんにとって退屈な時間を盛り上げるのに欠かせないのが、お気に入りのおもちゃです。
音が鳴るおもちゃやお気に入りの絵本、大好きなミニカーなど、赤ちゃんのテンションが上がるおもちゃは渋滞中とってもいい仕事をしてくれます。
上から吊り下げるタイプのおもちゃも揺れて動きが出るので、赤ちゃんも楽しむことができます。
でもお気に入りとはいえ、長い時間ずっと飽きずに遊ぶことは難しいものです。
そこでお気に入りのおもちゃと合わせて、新しいおもちゃを用意してみましょう。
中でも渋滞中におすすめなのがシールブックです。
シールブックは100円ショップでも購入でき、男の子でも女の子でも楽しめるようデザインも豊富なのでたっぷり楽しめますよ!
赤ちゃんがお気に入りの曲
渋滞中でつまらない時間も楽しい音楽が流れるだけでついつい口ずさんでしまい、赤ちゃんの気分も上がります。
泣いていたり機嫌があまりよくないときにも、お気に入りの曲が流れると泣き止むという声もたくさんありますよ。
赤ちゃんの好みの曲でプレイリストを作っておく、またはCDをしっかり用意しておくと赤ちゃんも快適です。
また反対に気分を上げるのではなく、入眠作用のある音楽もおすすめです。
眠くても眠れない!とグズってしまうのは、赤ちゃんあるあるなので準備しておいても損はないかもしれませんね。
赤ちゃんが喜ぶDVD
車の中でDVDを見せるのは賛否両論あるところですが、不機嫌どころではなくひどく泣いてしまっている赤ちゃんを前に渋滞で車を降りることもできない…となったら、少しでも赤ちゃんを落ち着かせる手段の1つとして取り入れたいところです。
赤ちゃんが喜ぶキャラクターのDVDなどそれぞれ好みがあるとは思いますが、100円ショップなどで昔話やディズニーのDVDを購入することもできるので用意しておく価値はありますよ!
タオルケットやブランケット・ぬいぐるみ
赤ちゃんが普段から愛用しているタオルケットやブランケット・ぬいぐるみなどは赤ちゃんにとって持っているだけでリラックスできるアイテムです。
夏はエアコンの風が直接当たるのを防いでくれますし、冬は防寒対策になり、ムダになることもないのでおすすめです。
気分が安らぐと赤ちゃんも入眠しやすくなるので渋滞対策にぴったりですね。
他のものであっても赤ちゃんの気分が落ち着くアイテムがあれば、それが赤ちゃんにとって1番なので車に載せてあげるといいですね♪
まとめ
旅行や帰省のときにはできるだけ荷物を少なくしたいと思いがちですが、赤ちゃんと一緒に行くのであれば必要なものはしっかり忘れずに準備してあげましょう。
大人と違って予想外のことが起きるのが赤ちゃん。
そのときは大変…と感じてもいつかは必ず「あのときは…」と、それすら素敵な思い出としてよみがえるものです。
車での移動を考えた旅行や帰省は荷物ももちろんのこと、しっかり休憩を取りつつ赤ちゃんの大きな負担にならないように楽しみましょうね。
出発までに余裕をもって準備をし、念入りに荷物の最終チェックをすることも忘れずに♪
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