近頃、ステイホームが増えたことによって、騒音問題に悩まされる人が増えています。
今までだったら大人は会社へ、子供は学校へ行っていたのに、大人が在宅で仕事をし、子供は家にいる時間が増えたため、ゲーム中の騒音特にボイチャの声の大きさが気になるように!
ゲームをしている時の子供の声って、結構大きいんですよね…。
注意をするとその一瞬は静かになっても、またしばらくすると大きくなっての繰り返し。
ご近所さんから苦情を言われたことがある方も、たくさんいらっしゃると思います。
そこで今回はそんな子供のゲーム中の声、特にボイチャがうるさい原因や、その対策についてご紹介していきたいと思います。
子供のゲーム中の声がうるさい原因は?
子供のゲーム中の声がうるさい原因は、主に2つあるように思います。
まず1つ目は、YouTubeのゲーム実況動画の真似をしているからです。
とても有名なYouTuberヒカキンさんの実況動画でも、かなり大きな声を出しています。
他にも、ゲームの実況動画というと声が大きいものが多く、普段からこういったものをみていると、それを真似て声が大きくなってしまうのではないかと思います。
そして2つ目は、興奮することで声が大きくなってしまうからです。
これは、ほとんどの子に当てはまるのではないでしょうか。
ゲームをしていると、興奮するような場面がたくさん出てきます。
ゲームに夢中になっている時は特に、感情を抑えきれずについ大きな声が出てしまいます。
こういった時、「静かにしなさい!」と注意したところで、その時だけは静かになっても、またすぐに大きな声に戻ってしまいますよね。
子供は「静かにしなさい」と言われても、どれくらいが静かな声なのか分かりません。
また、ゲームに夢中になっていると、本人は自覚してないうちに声のボリュームも大きくなってしまいます。
大人でもこういったことはよくあるので、子供はなおさら声のボリュームをコントロールするのは難しいですよね…。
特に、子供の声って頭がキーンとするような高い声を出すので、在宅でお仕事をされている方にとっては、結構辛いものがあるかもしれません…。
親としても、ご近所迷惑にならないか心配になりますよね。
ということで、次は、子供のゲーム中の声がうるさい時の対処法についてみていきたいと思います。
子供のボイチャがうるさい時の対処法を大公開!
最近子供たちの間で流行っているゲーム「ボイスチャット」、いわゆるボイチャがうるさい時の対処法をみていきたいと思います。
つまり、ボイチャは、同じ空間にいなくても、友達と話をしながらできるゲームなのです。
ついつい声が大きくなってしまうのがわからないでもないですよね(^^;;
そして気になる対処法をご紹介します。
子供にゲーム中の声の大きさを理解させることが重要!
まず、一番重要なのはこれです。
声の大きさについて、きちんと子供自身に自覚してもらうことが大切です。
「静かにして!」や「うるさい!」だと、表現が抽象的なので、どれくらい静かにすればよいのか、また、自分がどれくらいうるさいのかわかりづらいのです。
なので、わかりやすい実際の具体例を伝えるのが良いでしょう。
音の大きさを数値化してみると、、、
《ささやき声》 約40デシベル
これは図書館の中と同じぐらいの静かさです。
《3m以内の距離での会話》 約60デシベル
これは走行中の自動車音と同じ音の大きさです。
《怒鳴り声》 約90デシベル
これは騒々しい工場の中と同じ音の大きさです。
といった具合になります。
3m以内の距離での会話は、車が走っている時と同じ音の大きさということに驚かれる方も多いのではないでしょうか。
自分たちは普通の声で話しているつもりでも、その声の大きさは、家の中で車が走っているのと同じということですもんね。
それはうるさいに決まっています(^^;;
しかも、車の走行音は一定で低い音なので、慣れてしまえばそこまで気にならなくなってくる場合もあります。
しかし人の会話は、声に抑揚があったり、笑い声が響いたりするので、余計にうるさいと感じてしまうことも多いのではないでしょうか。
特に、集中したいときに限って、人の話し声って余計に気になるものですよね(^^;;
ちなみに、住宅で出す音は、「昼間なら55デシベル以下、夜間なら45デシベル以下」が基準値です。
住んでいるお家の形態によって多少は変わってきますが、一般的にこちらを目安に考えてもらうと良いと思います。
そして、60デシベルを超えてくると、人は「うるさい」と不快に感じるようです。
マンションなどの集合住宅では、必ずと言っていいほど騒音問題がつきまとってきます。
ご近所さんと良い関係性を築いていくためにも、騒音は気をつける必要があります。
しかし、ボイチャをしていると、ついゲームに熱中してしまって、声を張り上げてしまうお子さんもたくさんいると思います。
そういった、お子さんの声の大きさにお悩みの方は、「普通の話し声以上の大きさはご近所の方の迷惑になり、騒音トラブルの元になる」ということを、しっかりと伝えてみるのも良いかもしれません。
ボイチャがうるさい時に実際にやってみた対策法を紹介♪
次は、うるさいなと感じたときに、実際にやってみた対策法をご紹介します。
子供の声がうるさくなるごとに親が注意する
やはり、まず一番最初にできることはこれです。
声の大きさが大きくなってくると、その都度注意する。
たとえ友達がいようが、注意する。
たいていの場合、声が大きくなるだけでなく、言葉遣いも悪くなる傾向があります。
なのでその都度、何がいけないのかしっかりと注意をしましょう。
チャット機能を使えなくする
何度注意しても、すぐにまた大きな声に戻ってしまうのですよね…(^^;;
そんな時は、チャット機能を使えなくするのもアリです。
話せない環境にしてしまえば、うるさくならないですもんね。
もし隠れてチャット機能を使うにしても、大きな声で話せばすぐにバレてしまうので、必然的に声は小さくなるはずです。
(隠れてコソコソ使うのも問題ですが、騒音という点ではまだマシかなと…(^^;;)
パソコンを取り上げる・ネット回線契約を変更する
もう最終手段はこれしかありません。
何度言っても直らない場合は、電源を切ったり取り上げるしかないようです。
あとは、わざとネットの回線を低いものにして、ネット通信ゲームをやりづらくしたという方もいました。
これはあくまでも最終手段であり、なるべくはこうならないようにしたいですね。
以上、対策法を3つ紹介させていただきました。
この3つを見てお気付きの方もいらっしゃると思うのですが、絶対的に効果のある対策法ってなかなかないのです…。
実際、ボイチャをする上での問題が、声の大きさだけならまだ良い方です…。
初めの頃は「うるさいなぁ」としか思っていなかったものが、徐々に言葉遣いも悪くなり、最終的にはゲーム依存症にまで発展していってしまうのです。
ここまでなってしまうと、本当に親も子も大変な思いをすることになります。
「たかが声の大きさ。自分が我慢すればいいか。」とは絶対に思わずに、しっかりと話し合って、ゲームをする上での約束事をしっかりと決めるようにしましょう。
子供のゲーム依存症における影響について
もしかしたらうちの子はゲーム依存なのかな?と内心不安に思っている方もいるかもしれません。
では、ゲーム依存症かどうかを見極めるチェック方法として、どうすればいいのか?
WHOがゲーム障害(ゲーム依存症)を疾病として定めた定義によると、
・ ゲームのコントロールができない(開始、頻度、強度、時間、終了、前後関係)
・ 他の生活上の関心や日常の活動よりゲームを優先する
・ 問題が起きているにもかかわらずゲームを続けてしまう、またはエスカレートする
・ ゲーム行動により、個人や家庭、社会、学業、仕事など生活に重大な支障をもたらすほどの重症度(引用元:MIRA-iホームページ)
だそうです。
ゲームを取り上げた時に、暴れたり、家族に暴力をふるってしまう場合、寝る間を惜しんで夜中までゲームに熱中してしまう場合なんかは気をつけた方がよいかもしれません。
そして厄介なことに、ゲームは依存性のあるものなので、元々何かにのめりこみやすい子は特に注意が必要です。
ネット依存症から子供を救うための6箇条として、
1.取引しない、駆け引きしない
2.一貫した毅然とした態度
3.一喜一憂しすぎない
4.1人で判断しない
5.「私は・・・」で始まるメッセージで話す
6.家族で同じ対応を目指す
(参考:ながうしクリニックより)
といったものもあります。
まだ子供が小さいうちは、なかなか自分で制御することができません。
「気づいた時にはもう手遅れだった…。」とならないように、お子さんが自分で管理できるようになるまでは、しっかりと親がフォローしていきたいですね。
なかなか難しいかもしれませんが、初めが肝心です!
取り返しのつかないことになる前に、しっかりと対策をしていきましょう。
まとめ
今回は子供のゲーム中、特にボイチャの声がうるさい原因と、子供のゲーム中の声がうるさいことに悩んでいる家庭が実際に行っている対策方法をご紹介しました。
ゲーム依存症になってしまう前に、親子でしっかりと話し合って解決策を見つけ出せるといいですね。
ただし話し合ってもどうしても解決できない場合は、今回ご紹介した方法を試してみて、少しづつゲームから遠ざかる環境を作り上げることも重要かもしれませんね。
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