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柏餅の賞味期限と日持ちは?冷凍できる?葉っぱは取った方がいい?

季節の行事
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五月の端午の節句の時には、柏餅を食べるというご家庭も多いのではないでしょうか。

市販のもの、ご自身で作るものなど様々だと思いますが、柏餅ってどのくらい日持ちがするかご存じでしょうか。

直ぐに食べられないときもあるかと思うので、賞味期限や保存状態などには注意しておきたいですよね。

そこで今回は、
柏餅の賞味期限
柏餅の正しい保存方法
柏餅は冷凍できるのか?
柏餅を冷凍するとき葉っぱはどうするか?
などなどお伝えしていきます。

 

 

 

柏餅の賞味期限と日持ちはどれくらい?

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柏餅とは、平たく丸めた上新粉の餅を小判型に延ばし、二つ折りにし、間に餡を挟んで柏の葉などで包んだ和菓子です。

そんな柏餅の賞味期限ですが、どのくらいもつのでしょうか?

 

手作りのものや市販のもので少し違ってきます。

 

手作りの柏餅は、基本的には当日中に食べきるようにしましょう。

手作りのものは、やはり出来たてをすぐに食べるのがおいしいです。

翌日まで持ち越してしまうと、お餅が固くなってしまったり中の餡子がべちゃっとしてしまうことがあるので、早めに食べるようにしましょう。

市販の柏餅の場合、1日~3日ほどとものによってバラつきがあるので、パッケージを確認してみましょう。

 

室温が10℃から15℃程度の場所で保存していれば、2,3日持つようです。

 

また、柏餅の葉っぱには殺菌作用があります。

柏餅を常温保存する場合は、直射日光が当たらない風通しのいい場所に保管しましょう。

そして、ひとつずつラップするなどして、乾燥を防ぐようにして保管しましょう。

賞味期限が切れた柏餅は、いくら柏の葉っぱに殺菌作用があるからと言って、市販のものでもお餅が少しずつ固くなってしまったり、中の餡子も少しずつ劣化してしまうので、口にすることはあまりおすすめしません。

柏餅の葉が、
茶色く変色する
葉っぱがしなしなになってハリがない
柏餅のお餅の部分にカビが生える
お餅全体が固くなる
糸をひく
水分が出てくる
悪臭がする
口にすると酸っぱい味がする
などの状態が見られれば、明らかに腐っているので、口にしないようにしましょう。

 

 

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柏餅は冷凍できる?

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柏餅は冷凍保存できます。

もともと冷凍された状態で販売されている柏餅もあります。冷凍すると甘さが抑えられるので、「甘さ控えめ」が好きな方にもおすすめです。

冷凍保存する時、お餅は一つ一つラップで包み、ジップロックなどで密閉して冷凍庫へ入れましょう。

一つ一つ小分けにするのは、「解凍したときに柏餅同士がくっついてしまうのを防ぐ。」「食べたいときに食べられる分だけ解凍できるようにする。」という二つの目的があります。

 

また、密封することで冷蔵庫のニオイ移りを防ぐことができます。

少し手間ではありますが、美味しく食べるための大切なステップです!

急速冷凍すれば風味を残したまま冷凍できるので、もしご自宅の冷蔵庫に急速冷凍の機能があれば試してみるといいですね。

金属製のバットに並べて冷凍庫に入れても急速冷凍できますよ。

 

 

 

柏餅を冷凍すると、保存期間は一気に延びて数ヶ月くらいは大丈夫になります。

 

デンプンの硬化も止めることができますから美味しさもキープできますよ。

風味を楽しみたい、美味しく食べたい、という方は1ヶ月、食べれればOK!という方は半年くらいが目安です。

冷凍する際に冷凍した日付をメモしておくといいですね。

 

ちなみに柏餅の冷蔵保存はおすすめできません。

 

和菓子は大体のものが冷蔵庫との相性が悪いのです。

その原因になっているのが「でんぷん」です。

和菓子には、でんぷんがたくさん入っています。そしてこのでんぷんは冷やすと、硬くなってパサパサになるという性質があります(でんぷんの硬化といいます)。

でんぷん質でおなじみの白米なども、冷蔵庫で放置すると美味しくなくなりますよね。

柏餅の場合もこれと同じで、さらに柏餅は上新粉とくず粉(片栗粉)でできているのでなおさらです。

柏餅の冷蔵保存を、おすすめしないのはこんな理由があるからです。

 

 

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柏餅を冷凍するとき葉っぱは取った方がいい?

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柏餅には「柏の葉」が巻かれていますよね。

柏の木には「神様が宿る」と考えられ、神聖な木として大切にされてきました。

そして柏の葉っぱは、新芽が育つまで古い葉っぱが枯れず枝から落ちません。

そのことから、子孫繁栄・家系が絶えない縁起物として江戸時代から「柏餅」に柏の葉っぱを巻く風習が始まりました。

その他にも「香りづけ」「抗菌作用」「保湿効果」の意味合いで巻かれています。

 

桜餅と違って、柏餅の葉は食べられるものではない為、柏餅を冷凍する時は、もう必要ない葉は取って冷凍しましょう。

 

葉が付いたまま冷凍してしまうと、餅とくるんだラップの間に隙間ができてしまうし、葉を冷凍庫にいれてしまうと葉っぱの水分が抜けてバラバラにさけてしまいます。

もし柏餅の葉も保存したいのであれば、葉だけ真空の状態にしてから冷蔵庫で保存するのがいいでしょう。

 

 

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冷凍保存した柏餅を美味しく解凍する方法

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柏餅を冷凍したら、もちろん食べるときには解凍して食べるわけですが、どうせならまた買ったときのような美味しい柏餅を食べたいですよね。

冷凍した柏餅を美味しくいただく一番良い方法は自然解凍です。

 

冷凍しておいた柏餅を食べる前日か当日の朝に冷蔵庫に移しましょう。常温で2~3時間ほど置いておくのもOKです。

 

柏餅を放置するだけで簡単ですし失敗もありません。でも食感や風味も損なわれず、美味しく食べることができますよ。

そんなに待てない、すぐ食べたい!という場合はラップに包んだままレンジでチン!という解凍方法もあります。

 

しかし冷凍した柏餅をレンジなどで解凍するのはあまりおすすめできません。

 

柏餅は「餅」「葉っぱ」「あんこ」といろいろな材料が使われているので、レンジだと均一に解凍できないのです。

あんこは温もっているけど、お餅はまだ凍っていた、なんてことになりかねません。

レンジで温めるときの目安としては500Wで3分、600Wで2分程度です。

このときのポイントは、一気に温めないで様子を見ながら短い時間で少しずつ温めましょう。
温めすぎるとお餅の部分がドロドロに溶けたり、焦げたりしてしまいます。

 

お餅の表面を柔らかくしたい場合は、ラップから取り出して表面を軽く濡らしてからレンジで温めるといいですよ。

 

そして、より冷凍保存していた柏餅を「できたて」に近づけたいなら、少し手間はかかりますが蒸すのがお勧めです。

蒸し器がない場合は、密閉した状態でお湯を張ったボウルにつけて置けば蒸したのと同じ状態になります。

冷凍の柏餅なのにモチモチの状態で食べられるので、余裕のある方はぜひ試してみるといいでしょう。

その他にも、トースターやフライパンで軽く焼いて食べるのも美味しいですよ。

 

しかし、いくらまた美味しく柏餅が食べられるからといって、一度冷凍したものを解凍すると、そのたびに品質はどんどん落ちていきます。

解凍して食べる場合は、再冷凍せずに食べられる分だけ解凍し、早めに食べきるようにしましょう。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

子どもの日に欠かせない柏餅、美味しいのでついついたくさん買ってしまいますが、食べきれなかった分は保存できるので安心ですね。

しかし、柏餅はできたてを食べるのが一番です。

時間が経てば徐々に風味は落ちますが、食べきれなかった場合は冷蔵庫ではなく冷凍庫を利用しましょう。

 

 

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