家族が生活していく上で常についてまわるのがお金の問題。
家庭によって誰が管理するか、管理する方法など様々だと思いますが、実は旦那がお金を管理させてくれないと悩む人も多いんです。
そこで、
■お金の管理は夫婦のどちらがやるのか?
■旦那が家に入れるお金の平均はどれくらいか?
■夫婦でしっかり家計管理するポイント
■夫婦で無理なく貯蓄するコツ
をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
旦那がお金を管理させてくれない!夫婦のお金の管理はどっちがしてる?
まずは、夫婦のお金の管理はどちらがしているのかについてみていきたいと思います。
楽天市場が2017年に実施した「夫婦400人に聞いた2017年『夫婦のお財布調査』」アンケートによると、お金の管理をしているのは「妻」が51.5%、「夫」が32.75%、「夫婦共同」が15.75%という結果が出たようです。
また、結婚相談所「パートナーエージェント」を運営する株式会社タメニーが「いい夫婦の日」に関する調査結果では、「妻」が44.9%、「夫」が18.8%、「別々に管理」が17.0%、「2人で管理」が11.3%という結果になっています。
両者に共通して言えるのが、妻が管理している夫婦が圧倒的に多いということです。
やはり、普段の生活で必要なものを購入するのは妻が多いため、お金の管理も妻がしている家庭が多いようです。
一方、少数派ですが夫が管理している家庭もあります。
夫が管理している理由は主に3パターンです。
一つ目は、夫の方が貯金が得意。
二つ目は、「自分の稼いだお金」という意識が強い。
三つ目は、自分の使えるお金を減らしたくない。
といった理由が多いようです。
一つ目のパターンの場合は夫婦で納得して夫に管理を任せていますが、二つ目や三つ目のパターンでは妻が納得していない場合も多いようです。
お金の管理については、お互いに納得できていないと離婚の原因にもなりかねません。
実際に、離婚の原因に「お金を渡さない」が2位にランクインしているほどです。
お金の管理に関しては、しっかりと夫婦で話し合うことが大切ですね。
旦那が家に入れるお金の平均はいくら?
次に、夫が家にお金を入れる場合の平均額についてみていきたいと思います。
総務省統計局の勤労者世帯を対象にした2020年の調査によると、二人以上で生活する世帯の1ヶ月あたりの消費支出は、少ない月で約28万円、多い月では約33万円となっています。
世帯主の平均年齢は50歳前後、世帯の構成人員は約3人となっているため、これには子どもがいる世帯も多く含まれていると推測されます。
つまり、子供の人数や住宅の有無によっても多少違いはありますが、夫婦共働きで同額を家に入れると考えると、平均14〜17万ほどではないかと考えられます。
ただし、妻がパートの場合やどちらかが働いていない場合は、どちらか収入の多い方がより多く負担しているのではないかと思われます。
また、お子さんが多かったり、住宅の購入を考えているご家庭も多いと思います。
そういった場合、収入の約30%を貯蓄に回すと考えた方が良さそうです。
そしてその残った金額から、それぞれのお小遣いや家に入れるお金にあてるようにすると良いでしょう。
しかし、夫の収入がわからなかったり、家に入れてくれるお金が足りないといった場合もあると思います。
そういった場合はしっかりと夫婦で話し合って、将来必要になるお金や今必要なお金を一緒に考えていけると良いですね。
お金の管理が向いているのは旦那?妻?どっち?
お金の管理に向いているのは夫か妻かどちらなのでしょうか?
結論から言うと、お金の管理に向いている人の特徴に、より当てはまる方が向いていると言えます。
お金の管理に向いている人の特徴をご紹介していきます。
金融の知識や情報に詳しい
やはり、金融の知識や情報に詳しい人の方が、お金の管理にも向いていると言えます。
お金に関してのアンテナが高いので、何かと良い情報を得やすいです。
そのため貯蓄に関しても、うまく増やせることも多いです。
やはり、お金を管理する上では、お金ついての情報や知識は不可欠です。
お金の管理をするのが好き
お金の管理をするのが好きな人も、お金の管理に向いていると言えます。
一番基本的なことですが、家計の収支を把握することはお金の管理をする上で最も大切なことです。
お金の管理が好きな人は、これをきっちりと管理することができる人なので、お金の管理にも向いていると言えます。
さらに、几帳面な性格であったりマメな性格の人ならなおさら、管理に向いていると言えるでしょう。
家計を管理する時間がある
そもそも、日々の生活が忙しくて家計を確認する時間がなければ、お金の管理はできません。
お金の管理をするには家計簿をつけたり、レシートを確認したりする必要があります。
毎日少しずつでも、家計の確認ができる時間がある人の方が良いでしょう。
また、確認した上で、今後の計画についても考えられる人だとなお、上手くいきやすいでしょう。
夫婦でしっかり家計管理するポイント
夫婦でしっかり家計管理するポイントについてみていきたいと思います。
夫婦でしっかり話し合いルールを決める
まずは、夫婦でしっかりと話し合うことが大事です。
お互いに目指すべきものを話し合うことで、より納得したルール作りをすることができます。
どちらかが一方的にルールを決めてしまうと、不満もでやすくなります。しかし、しっかりと話し合っていれば、不満も出にくくなります。
良い関係性を保っていくためにも、家計に関するルールはしっかりと話し合うようにしましょう。
夫婦で家計の収支を把握する
家計管理で一番大事なポイントは、しっかりと収支を把握することです。
お金の管理に疎い夫や妻でも、目に見える形で収支がわかれば、「今までは使い過ぎていたな」とか「ここはもう少し減らせるかな」など考えるきっかけになります。
まずは3ヶ月分、夫婦で一緒に家計の確認をできると、家計管理のポイントが見えてくるのではないでしょうか。
夫婦で無理なく貯蓄するコツ
次に、夫婦で無理なく貯蓄するコツをご紹介します。
貯金するための目標をたてる
夫婦で楽しく貯蓄するためにも、まずは目標を立てることをおすすめします。
「◯◯円まで貯まったら、少し贅沢しよう!」などの目標があれば、やりがいが出てきます。
衝動買いしそうになった時も、「◯◯のために頑張ろう!」と思えると、前向きに取り組むことができます。
何のために貯蓄をしているかわからなくなってしまわないように、まずはしっかりと話し合って目標を決めましょう!
家計簿をつける
まずは、現状の収支を把握することはとても大切です。
「家計簿をつければ自然とお金は貯まる」と言われているほどです。
実際、貯蓄ができない家庭ほど、収支を把握できていない場合も多いです。
なので、書くタイプの家計簿でも良いし、アプリで簡単につけれる家計簿でもどちらでも構わないので、まずは家計簿をつけるようにしましょう。
自動的に貯まる仕組みを作る
お給料が入ったら、自動的に一定額を別の口座に貯める仕組みを作りましょう。
特に、元本割れすることのない積立定期預金や財形貯蓄は始めやすいと思います。
使えるお金が手元にあると使ってしまうという方は特に、こういった仕組みを活用するようにしましょう。
投資信託を始めてみる
近頃話題になっている「お金にも働いてもらう」ことも、上手に貯蓄するポイントです。
お金を口座に眠らせていても、時が経つにつれてお金の価値は下がっていく一方。
それなら投資信託で、少しでもお金を増やしていくことをおすすめします。
しかし投資信託は、必ずしもお金を増やせるとは限りません。
元本割れしてしまう可能性もあるので、投資信託はある程度の知識をつけてからスタートした方が良いかもしれません。
ポイ活をする
今ややっていない人はいないのではないか、というぐらい浸透している「ポイ活」。
一ヶ月の平均ポイ活収入は2,000円前後とも言われています。
2,000円あれば、美味しいランチにいくこともできるので、隙間時間を活用してポイントを稼ぐこともおすすめです。
まとめ
今回は、夫婦のお金の管理についてみていきました。
お金の管理については多くの夫婦が悩みを抱えているとは思いますが、なかなか周りに相談しづらいのが現状です。
お金の管理は、どちらか一人だけが頑張っていても、あまり意味がありなく、夫婦のお金なので夫婦で一緒に頑張らなければなりません。
まずは夫婦で目標となる楽しみをみつけて、それに向けて一緒に頑張っていけると良いですね。
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