ご飯のお供「納豆」。
健康食でありながらコスパも良くて食卓によく並べられていますね。
日本で納豆が好きな人は約8割りもいるという検証がされているほど愛されています。
「卵やキムチと一緒食べるのが好き」
「いろんな種類の納豆を食べてみたい」
などこだわりがある人が多い様です。
納豆好きになると、ほぼ毎日食べるものとしてついついまとめ買いをしたり、冷蔵庫に入れっぱなしで賞味期限が切れてしまったなど経験はありませんか?
「固くなった納豆を捨てるのはもったいないし、少しぐらい賞味期限が過ぎてても大丈夫かな?」
「特に臭くないから食べても良いよね、、。」
など悩んだこともあるのではないでしょうか。
ここでは、賞味期限ぎれの納豆はいつまで食べれるのか、固くなった納豆を美味しく食べるためのアレンジレシピなどを紹介していきますね。
固くなった納豆や賞味期限切れ納豆はいつまで食べれるの?
基本的に、商品に記載されている賞味期限を過ぎても食べることはできます。
本来、賞味期限を設けているのは「おいしく食べられるのはこの日までですよ」というサインなのです。
納豆菌を生きたまま保存するためには、保存方法の温度は10℃とされています。10℃を上回らないのであれば室内で保存していても大丈夫です。
賞味期限が切れてしまい固くなった納豆を食べても品質や食感が変わってしまうだけで、健康に害することはないので安心してくださいね。
保存別目安期限
ここで、保存状態別の保存目安期限をご紹介します。
常温保存
常温保存しておくと、賞味期限切れから3週間が過ぎたころからカビが生えてきます。
カビが生えても食べることもできますし、健康に害はありませんが本来の美味しさを求めるのは難しいようです。
冷蔵保存
冷蔵保存は比較的に抗菌対策がされているので、カビが生えることはあまりないでしょう。
全国納豆協合組合連合会では、2ヶ月以上冷蔵状態で保管した納豆を水に入れてふやかしたものを食べてもお腹を壊すといった健康被害はないと検証されています。
冷凍保存
冷凍保存をすることにより食感などは変わりますが3〜6ヶ月は大丈夫です。
食べる時は常温や冷蔵に戻して解凍すると良いでしょう。
賞味期限切れ納豆が食べられない見極めサインとは
保存環境によって家庭ごとに日数がバラつきます。
そのため以下の4点を参考に食べれるかどうかを見極めてください。
・粘りがなくまとまりがなくなった状態
・ドロッとした状態
・アンモニア臭や腐った臭いがする
・カビが生えている
上記の状態の場合は発酵ではなく腐敗しています。
勘違いする点として、納豆の表面に白い綿状態のものが現れる場合があります。
これは納豆菌が正常に発酵した証のため食べても問題はありません。
また、納豆の種類にもよりますが白いつぶつぶしたものが現れることもあります。
これは、「チロシン」と呼ばれるアミノ酸の結晶です。アミノ酸のため健康に害することはないですが固い食感にはなっています。
食べれない最大の見分け方は、アンモニア臭など臭いに違和感を感じたら危険です。
腐ったものはさすがに健康に悪影響を及ぼすので食べないようにしてくださいね。
固くなった納豆や賞味期限切れ納豆の栄養価はどうなの?
納豆には、私たちの健康に必要不可欠な5大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル)が全て詰まっています。
また、食物繊維も含まれているんですよ。
バランスの取れた食品のため食卓によくあるのは納得できますね。
固くなった納豆や賞味期限切れの納豆は、品質は落ちるものの発酵が進むにつれて栄養素は高くなります。
そのため、賞味期限ギリギリが栄養素のピークと言われています。
常温より、冷蔵は納豆菌を生きたまま保存してくれるため冷蔵保存で栄養素のピークをキープするのも良いと思います。
固くなったり賞味期限切れでも、栄養素は落ちることはないのでしっかり栄養は摂取できます。
固くなった納豆や賞味期限切れ納豆をおいしく食べる活用レシピを紹介♪
ここからはアレンジレシピの紹介です。
うっかり納豆を保存していたことを忘れていて賞味期限切れになってしまい、捨てるのがもったいないと思った時にぜひこのレシピを活用してみてください。
アレンジをすれば品質が落ちていても美味しく食べれますよ。
固くなった納豆の活用レシピ
固くなった納豆を美味しく食べれるレシピをご紹介します♪
簡単!納豆卵味噌汁
・納豆 : 1パック
・卵 : 1個
・刻み青ネギ : 適量
・水 : 2と2/1カップ
・お味噌(何でもOK) : 大さじ2
・ほんだし : ふたつまみ
【作り方】
①.小鍋に水を入れて中火にかけます。沸騰したら納豆を入れて箸でほくじていきす。
②.再沸騰したらほんだしとお味噌を入れます。
③.続いて卵を溶き卵にしたら小鍋に回しながら入れます。箸でぐるぐる卵をほぐしたら刻み青ネギを入れます。
粘り気が気にならないので後味もスッキリします。
わかめを入れるものいいと思います。
賞味期限切れ納豆の活用レシピ
賞味期限切れの納豆を普通に食べてもなんの問題ありませんが、少し心配という人の為に火をとおして安心して食べられるレシピをご紹介します♪
おつまみになる!納豆キムチニラチヂミ
・キムチ : 80〜100g
・ニラ : 30g
・納豆 : 1パック
・卵 : 1個
・水 : 100ml
・薄力粉 : 1カップ
・ごま油 : 大さじ2
《チヂミのタレ》
・ポン酢 : 大さじ2
・白ごま : 適量
・コチュジャン : 適量
・ごま油 : 小さじ1
①.ニラは3cmに切っておき、キムチも刻んでおきましょう。
②.ボウルに水と卵を入れて混ぜます。混ざったら薄力粉を加えて粉っぽさがなくなくなるさらにまで混ぜます。
③.②に①ので切った材料と納豆を入れてしっかり混ぜます。
④.フライパンにごま油を引いて温まったら③で作った生地を流し入れ中火で焼いていきます。
⑤.焼き目がしっかりついたらひっくり返します。両面がしっかり焼き目がついたらお皿にのせてください。
⑥.出来上がったチヂミを食べやすい大きさに切って、チヂミのタレの材料を全て混ぜ合わせれたら完成です。
そのため、キムチ特有の乳酸菌と納豆に含まれているオリゴ糖が調和され発酵パワーが促進されます。
栄養価をキープしつつ見た目も美味しく摂取できるレシピになっています。
まとめ
賞味期限切れになるとほとんどの人は「腐ってるから捨てよう」と思うものです。
ですが、今回の主役「納豆」は腐っているわけではなく、発酵し続けていることがわかりましたね。
・品質が落ちる
・固くなる
・栄養価は変わらない
・表面に白い綿状やつぶつぶが現れるが順調に発酵した証
・賞味期限ギリギリが一番栄養価が高い
・賞味期限が過ぎても健康に害はない
保存方法を工夫することで食べれる期間を伸ばすことができるのが、発酵食品のいいところです。
アレンジを加えることで美味しく食べることもできますし、賞味期限切れになっても焦る必要はありません。
アンモニア臭や違和感のある臭いを感じたら健康に害を及ぼす可能性=食べれない状態になるので食べるのは避けてください。
ここまで便利な食品は手放したくないものです。今後もぜひご飯のお供として愛用してくださいね。
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