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おはぎを冷凍するとパサパサで硬い!上手な冷凍方法と味を落とさない解凍方法も紹介

生活ハウツー
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おはぎを作り過ぎて困ることはありませんか?

そんな時は冷凍すると長期間保存することが出来ます!

しかしおはぎを冷凍するとパサパサで硬い!なんてことも。

そこで、
パサパサにならない上手な冷凍方法
✅味を落とさないで解凍する解凍方法
✅冷凍したおはぎの賞味期限
✅時間が経っても柔らかい固くならないおはぎの作り方
などをご紹介します!

 

 

おはぎを冷凍するとパサパサで硬い原因は?

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我が家ではお彼岸に時期にはかならずと言っていいほどおはぎを作ります。

たくさん作ってお供えしたり、親戚におすそ分けをします。逆にご近所からいただいたり。

そんなご家庭も昔に比べれば減ったでしょうが、いらっしゃるのではないでしょうか。

おいしいおはぎを食べて幸せな気持ちになりつつ、その反面「こんなにたくさんのおはぎ、どうしたらいいの?」と困ってしまうことも多いでしょう。

 

そんな時は「冷凍」です。

菌の繁殖も抑えられるし、あとで食べたいときに食べられます!

しかし…、冷凍したおはぎって電子レンジでチンッしても、パサパサしたり変に固いところあったり、あんこが異常に熱くておいしくなかったりしませんか?

 

美味しくなくて結局「ごめんなさい…」と処分してしまいがちになったり…。

 

どうしておはぎは冷凍するとパサパサして固いのでしょうか?

それはおはぎのもち米に含まれるデンプン質が関係しているのです。

もち米にはアミロペクチンという粘り気のあるデンプンを100%含んでいます。

生米の状態だと、このアミロペクチンは規則的にきっちり並んでいます。

そのため、生米は固い状態になり、そのままでは食べられないんです。

この生米に水と熱を加えると、規則的に並んでいたアミロペクチンの間に隙間ができて柔らかくなります。

つまり、生米に水を含ませて蒸したり炊いたりするとおいしく食べられるようになるということですね。

時間が経つとこの蒸したり炊いたりしたもち米は固くなってしまいます。

これは、乾燥してアミロペクチンの間に合った水分が抜けてしまうと、また生米と同じようにきれいに並んでしまうからなんです。

 

冷凍したおはぎも、冷凍している間に水分が抜けて乾燥してしまい、さらに電子レンジで加熱中にも残っていた水分がさらに蒸発してしまうから、パサパサでかたいおはぎになってしまうのです。

 

 

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おはぎを上手に冷凍する冷凍方法は?

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せっかく作ったおはぎですから、当日食べれ切れなかったからといって処分するのはもったいないしバチが当たりそう!

でも冷凍しても美味しくない…。

そんなことはないんです!

 

きちんと冷凍すれば、おいしく食べることができます!

 

その方法は、おはぎを1つずつラップできっちりと包み、乾燥しないようにジップロックに入れておくこと。

たったこれだけです。

乾燥も予防できますが、冷凍庫の匂い移りも防ぐことができるので、ジップロックに入れておくことは本当に大事ですよ。

さらに、バットにおいて急速冷凍するとなお良いです。

アミロペクチンの老化(固くなる)が一番進むのは0~3℃といわれているので、その温度に長時間さらしていると味が劣化しやすいんです。

0~3℃とはちょうど「冷蔵庫の温度」なんですね。

このように、急速冷凍することでもち米の固くなるスピードを送らせることができて味の劣化を防ぐことができます。

 

 

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解凍しても味を落とさないおはぎの解凍方法

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冷凍したおはぎの「味を落とさないおはぎの解凍方法」は電子レンジです!

大きさにもよりますが、電子レンジの解凍モードで約1分~2分でおいしくなります。

 

おはぎの状態をみて追加解凍してくださいね。

解凍モードがない場合は、100~200wでもOKです。

電力が強かったり温めすぎるとあんこが熱くなり煮詰まっておいしくなくなるので注意が必要です。

自然解凍ではアミロペクチンが固いままのことがあるので、部分的に固くおいしくない場合があります。おいしく食べるなら電子レンジを活用してくださいね。

 

きな粉のおはぎは冷凍すると黄な粉がべたっとするので、レンジで解凍してから食べる直前にもう一度きなこを振りかけると良いですよ。

 

 

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冷凍したおはぎの賞味期限はどれくらい?

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冷凍したおはぎの賞味期限は約1か月くらいです。

 

「冷凍したから長持ちするし安心!」という気持ちもわかりますが、それは間違いです。

 

もちろん、菌の繁殖については冷凍している間は抑えられているので、食中毒の危険性は下がります。

しかし、冷凍保存している間も食品は徐々に劣化しているので「おいしさ」は損なわれていきます。

冷凍しても、1か月を目途に食べきるようにしてください。

 

 

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時間がたっても柔らかい固くならないおはぎの裏ワザ

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当日食べきる予定で作ったとしても、朝作って15時のおやつに食べたらもう固くなってた、ということもありませんか?

もち米は常温に置いていても徐々に水分が蒸発していくので固くなりやすいのです。

せっかくのモチッとした食感を楽しみにしていたのに残念な気持ちになってしまいますよね。

もち米だけで作るおはぎは、作り立てだとモチモチしてとてもおいしいのですが、時間が経つと固くなってしまいますよ。

そこで、うるち米(普通に食べる時のごはんのお米)を混ぜると時間が経っても固くなりにくくなります。

うるち米のデンプンはもち米と同じアミロペクチンが80%、アミロースが20%という割合になっています。

アミロースにはアミロペクチンのような粘りを出す性質がありません。

普通に食べるお米(うるち米)はいくら口の中でかんでもモチにはならないんですね。

 

この粘り気が少ない性質を使用して、もち米とうるち米を一緒に使うとおはぎが固くなるスピードがゆっくりになるんですね。

 

おはぎに入れるうるち米の量はお好みで構いません。ただし、うるち米の割合を多くしすぎると、もっちり感がなくなってしまいます。

飲み込みが難しくなった高齢者のいるご家庭では、うるち米の量を多めにしたほうが食べやすいかと思います。

 

もっちり感も楽しむ場合は、全体の約2~3割程度が良いでしょう。いろいろ試してみて自分の好みに合った割合にしてくださいね。

 

また、お米を炊くときに砂糖を少し混ぜると、固くなりにくくなります。
これは砂糖に保水する作用があるためです。

もち米やうるち米は水分が蒸発して乾燥するとデンプン質が老化(固くなる)する働きがあります。

そこで、砂糖の保水作用が働くともち米やうるち米の乾燥を防ぎ固くなりにくくなります。

 

翌日でもしっとり柔らかくておいしく食べられますよ。

 

 

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翌日までやわらかい固くならない簡単おはぎの作り方レシピ

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【材料】1個50g程度 16個分

・もち米  220g
・うるち米 80g
・水  375g(米の1.25倍)
・砂糖   小さじ1杯
・塩    ひとつまみ
・つぶあんもしくはこしあん(市販品)

 

〈作り方〉

① 米をしっかり研ぐ。3.4回水を変えて好き透った水になったらOK。
 ※注意:一番最初の水はサッと洗ったらすぐに捨てる。

② 1時間ほど吸水させてざるに上げ、しっかりと水を切ってから炊飯器に水と砂糖を入れ炊飯する。

③ 炊けたら少し粒をつぶしながら混ぜ、16等分にする。

④ ラップにあんこを広げ、真ん中に丸めた米を乗せる。

⑤ そのままラップを丸めてあんこを伸ばして形を整えて出来上がり!

【ポイント】

■きなこやゴマは米の中にあんこをいれて丸め、器にきなこやごまをいれてそこでコロコロとつける。

■必ず砂糖は米を浸水させるタイミングで一緒に入れてください。

 

 

まとめ

いかがでしたか?
カンタンにまとめます。

・おはぎは1つずつラップしてジップロックに入れたら急速冷凍!
・解凍するときは自然解凍ではなく、電子レンジを活用する(解凍モードか100~200W)
・冷凍したおはぎの賞味期限は1か月程度
・おはぎを作るときにうるち米と砂糖も混ぜて一緒に炊く!

以上です。

これならたくさん作っても、お彼岸の時期に大量に頂いても保存に困らず、おいしく頂けますよ。

 

ぜひ試してみてくださいね。

 

 

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