あなたはペットボトルの水を飲んでいますか?
実はペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい理由があるんです!
そこで、ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい理由と買ってはいけないミネラルウォーターの特徴や賞味期限が過ぎたペットボトルの水の活用法をご紹介します!
ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい理由は?
スーパーや自販機ですぐに購入できて、持ち運びもしやすくてとても便利ですよね。
ダイエットや美容にも効果的だといわれればつい購入してみたくなってしまいます。
しかし、有名なジャーナリストであるマッケイ・ジェンキンス氏は、
テレビや広告などでは安心安全を謳っているペットボトルの水が、安心ではないということ?と驚きますよね。
ペットボトルの水と水道水は何が違うのでしょうか?
日本の水道水は、政府によって水質基準が厳しく定められています。
水道法によって水櫃検査は義務化されており、厚生労働省が定めた51項目に及ぶ雑菌や濁度などの細かい水質基準をもとに監視されています。
各事業所や施設でも、水道水の記録や報告書を提出するように定められています。
ペットボトルの水はミネラルウォーターと呼ばれ、農林水産省によって決められています。
同じミネラルウォーターでも、
■湧き水や井戸水を含む地下水を原料としたものはナチュラルウォーター。
■天然由来のミネラル成分が入り、最低限の処理されたものがナチュラルミネラルウォーター
■水源を問わず後からミネラル成分を人工的に添加し、安全のための処理や検査が行われたものをミネラルウォーター
と呼びます。
水道水もペットボトルの水も安心安全に検査されているので、問題点はないように思います。
ではなぜ「ペットボトルの水はやめたほうがいい」のでしょうか?
それは、「ペットボトル入り」だからです。
このペットボトルに入った水には「フタル酸エステル類」と呼ばれる環境ホルモンが検出されています。
このフタル酸エステル類とは、ペットボトルを加工しやすくするために使われている添加材です。
男性の精子数の減少や精細管の委縮、女性の妊娠率の低下などといった健康への影響が報告されています。
自然界においても、虫や魚、動物のオス減少などの問題に挙げられていますよね。
ペットボトルだけでなくプラスチックで包装されていれば、製造過程や保存過程で飲料や食品に溶けだす可能性があります。
このフタル酸エステル類が溶け出たペットボトルの水を常習的に飲み続けることにより、体内に吸収・蓄積され長い年月をかけて健康を害する危険性があるということです。
まだ研究段階で、明確にされていないこともあるため、日本政府は規制の見直しを検討している段階のようです。
「健康への被害」これがペットボトルの水を飲まないほうがよい理由です。
ペットボトルの水は腐る?腐らない?
物が腐るということは、たんぱく質を含む有機物が細菌によって変質することを指します。
食べ物が腐って味が変わったりするのは、温度や湿度の影響で細菌が繁殖してしまうからです。
水は無機物なので、密封し不純物が入らないようにすれば腐ることはありません。
よく「水が腐っている」と言われるのは、空気に触れた状態の水の中に不純物や細菌が入り込んでしまうからです。
ペットボトルの水は殺菌処理をしてあるので、開封しない限りは腐る心配ありません。
一度でも開けてしまえば、細菌や不純物が入るので腐ってしまいます。
水が腐っているかどうかはまず「臭い」を確認してみてください。
細菌が繁殖していれば、生臭かったりかび臭かったりします。
臭いがなければ、次は色を見てください。
水は濁度が1度以下の透明なものです。
異物や細菌が繁殖していると濁って見えることがあります。
水が腐ったかどうかは「臭い」と「色」でチェックするといいですよ。
買ってはいいけないミネラルウォーターの特徴
安心安全を謳っているミネラルウォーターですが、市販品の中には勝手はいけない製品もあります。
見慣れない海外製のメーカー
めずらしいメーカーのミネラルウォーターは、市場での取り扱いが少ないため、新しい商品となかなか入れ替わらず古い商品が販売されているかもしれません。
値段が安いからと言ってすぐに購入せず、賞味期限や製造日を確認しましょう。
また海外製の製品は粗悪品が混ざっていることがあるため、SNSなどで評判や情報を集めてから購入するようにしてください。
安全性を強調しすぎている
特に根拠もなく安全性を強調している場合は注意が必要です。
さらに他メーカーの水を批判して過剰な宣伝をするメーカーもあります。
安全性を理由に他メーカーより値段が高い場合は説明をよく読んで信用できるか調べてから購入しましょう。
pHが低すぎる
pHとは「水素イオン指数」のこと。
その液体が酸性・中世・アルカリ性のどれになるかを示す数値です。
pHが低い酸性のミネラルウォーターは殺菌力が強いですが飲み物としては向いていません。
逆にpHが高いアルカリ性のミネラルウォーターは飲み水に適しています。
日本のメーカーでは、ミネラルウォーターのpH値は7以上と決められています。
海外メーカーのものなどはしっかり確認しましょう。
ナトリウムの含有量が多すぎる
ナトリウムの含有量が多いと「おいしくない」と感じることが多くあります。
好みの問題ではありますが、日本の水道水はナトリウムが少なく無味なので、慣れていない人は不味いと思うでしょう。
飲みやすいミネラルウォーターはナトリウム含有量が100mlあたり2mg以内なので、これらを目安に購入してみてください。
ペットボトルの水の正しい保存方法
ペットボトルの水は、未開封のものならば直射日光や高温多湿をさけて保管してください。
またにおいの強い場所で保管するとその匂いが移ってしまうことがあるので、匂いの強いものの近くは避けて保管してください。
開封済みのものは冷蔵保存して1日以内には飲み切るようにしましょう。
賞味期限が過ぎたペットボトルの水の活用方法
ペットボトルの水を大量に購入して備蓄していたことをすっかり忘れ、賞味期限を切らしてしまったということはありませんか?
普段からローリングストックとして使用していれば問題ないですが、ついわすれてしまうことありますよね。
でも、賞味期限が切れたと慌てなくても大丈夫!
未開封の水で高温多湿や直射日光が当たっていないなら、期限が切れても飲めないことはありません。
風味は落ちてしまうので、そのまま飲むより一度煮沸させたり、料理に使用することがベストです。
「飲むのや料理に使うにはちょっと不安…」そんな方もいるでしょう。しかし捨てるのはちょっと待ってください!
期限が切れた水を飲食に使う以外にも活用方法はたくさんありますよ。
① 手洗いや顔を洗うのに使う
② 食器洗いに使う
③ 野菜の下洗いや茹でる時に使う。
④ 非常時のトイレに使う
⑤ 掃除に使う
などなど方法はいくらでもありますね。
ただし、未開封で変なにおいがしない場合のみにしてください。
異臭がしたり、濁っている場合は使用せず処分してくださいね。
まとめ
ペットボトルの水は賞味期限が切れていても未開封で異臭がしなければ飲むのに問題ありません。
ただし、風味が落ちている場合が多いのでそのまま飲むより煮沸したり他の事に活用するのが良いでしょう。
賞味期限が切れたからと慌てて処分することはしないようにしましょうね。
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