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学校に行きたくない!なんとなく不登校になる理由が分からないときの乗り越え方

子育て・教育
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「不登校」という言葉は、今ではそこまで珍しいことではなくなってきたように思います。

最近では学年に一人、あるいはクラスに一人は不登校の生徒がいるという学校も多くなりました。

自分の子がなんとなく学校に行きたくないという現実に直面したら、親としてはとても心配になりますよね。

だからといって焦って学校に行きたくない子を無理に行かせようとしても、残念ながら大抵の場合は上手くいきません。

そこでなんとなく不登校になる理由や、不登校になった時の乗り越え方をご紹介します。

 

 

 

学校に行きたくない!なんとなく不登校になる理由とは

学校行きたくない なんとなく

 

一昔前の不登校は「いじめ」や「友人関係」などの原因がはっきりしている子どもが、学校に行けなくなるケースが多かったと思いますが、最近の不登校の理由は「無気力」や「不安」で学校に行けないと理由にしている子どもが全体の5割程になっています。

「無気力」や「不安」状態の子ども心理とはどのような状態なのでしょうか?

無気力は、「勉強や学校に関してやる気が出ない状態」と言えます。捉え方を変えると「勉強や学校に意味を持てない」とも言えますね。

 

つまり、勉強や学校に対してのモチベーションが持てない状態と言えます。

 

不安になり易い子どもは不安を探すことを無意識に行う場合がある為、いくら問題を解決したとしても次の不安を自然と見付けてしまう傾向にあります。

また、解決しては不安が新しく出てくるといたちごっこになりますし、不安を解消しても行けないと、子ども自身も学校に行けないことが「分からない」になることは割と多くあります。

そういった理由が積み重なって、子供達はなんとなく不登校になっていくのです。

 

 

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学校に行きたくない!なんとなく不登校になった時の乗り越え方

学校行きたくない なんとなく

 

自分の子供が、朝起きたら「学校、ダルい、めんどくさい」と言ったらどうしますか?

もしかしたら、ほんとうは学校ですごくいやなことがあるのでは…と思ってしまうと「とりあえず学校に行ったら?」とも、気楽に言えなくなってしまうこともあるかもしれません。

かといって、「なんとなく」で不登校になってしまうのも困りますよね。こんなとき、どう対処したらいいのでしょうか。

一緒に乗り越え方を見ていきましょう!

 

誰かに相談してみる

なんとなく不登校になった場合、不登校になった明確な理由はないかもしれません。

そんな場合はちゃんと言葉にできなくて、誰かに相談なんてできない、と思うかもしれませんが、そんな状態も含めて誰かに話を聞いてもらうのはとても大切なことです。

 

親に相談してみる

一番身近な存在ですね。

一緒に生活しているので、相談したい時にいつでも相談できます。親と友達同士みたいな関係のお子さんは、なおさらでしょう。

しかし身近だからこそ、知られたくないこともありますよね。

客観的になれなくて、より上手に自分の気持ちを伝えづらいこともあるかもしれません。

 

 

担任の先生に相談してみる

担任の先生は、学校での本人の様子を一番把握しています。

なので学校復帰に向けた具体的な対応を検討したりするためには、担任をはじめとした学校との連携は不可欠です。

保健室・相談室登校の可否や人間関係への対処、柔軟な授業の受け方への対応など、より実際的な解決策について相談できますよ。

しかし教員個人の力量や学校の運営の在り方によっては、本人の状況を十分に把握してもらえていなかったり、効果的な対処をしてもらえなかったりする場合もあります。

 

 

スクールカウンセラーに相談してみる

スクールカウンセラーは、小・中・高校生のメンタルヘルスの専門家として、本人の話にしっかり耳を傾けてくれ、アドバイスをしてくれます。

在籍校と連携しやすいのもメリットです。

でも傾聴に徹するカウンセラーの場合では、相談が具体的な解決策につながらないこともあります。

 

 

教育相談センターに相談してみる

教育相談センターとは、
教育相談員・発達相談員(心理・福祉)などの専門家が、教育や子育ての観点から無料で相談に乗ってくれる窓口です。

不登校からの学校復帰を支援する適応指導教室(教育支援センター)の利用窓口になっているケースも見られます。

また、適応指導教室に通所して、学習支援や集団活動などの指導を受けた際には、学校の出席として扱ってもらえる場合もあります。

しかし、特に適応指導教室は在籍校への復帰を前提としているため、本人が焦らされていると感じる恐れもあります。

 

 

ひきこもり地域支援センターに相談してみる

社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士などの専門家が在籍し、不登校やひきこもりの相談を無料で受け付けている機関です。

地域におけるひきこもり支援の連携拠点となっているため、医療機関や民間の不登校支援施設を紹介してもらえることもあります。

でも基本的には相談を受け付けたり、支援機関を紹介したりする形でのサポートがメインなので、具体的な活動支援を直接受けられないセンターも見られます。

 

 

子どもの人権110番に相談してみる

子どもの人権110番とは、簡単に言えば「お悩み相談室」です。

学校での悩み、友人関係の悩み、家庭内での悩みなど、人に相談しづらい悩みをこの子どもの人権110番に電話または手紙、メールで送ると、専門の人権擁護委員という人たちが相談に乗ってくれるというものです。

法務省が管轄し、全国に窓口があります。

ここに相談すると、相談員のおじさん・おばさんが、話を聞いて欲しいだけの子にはひたすら耳を傾け、アドバイスを欲しがっている子には背中を押してあげるなど子供の望んでいる回答をしてくれます。

相談員さんは人権擁護委員といって、市区町村長から推薦を受けて法務大臣から委嘱をうけているボランティアの人たちです。

子供の悩みに対応するためのカウンセリングの研修を積み、多くの相談を受けてきたベテランの人たちなので、きっと子供も安心してお話できるはずですよ。

 

 

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相談できる友達がいれば相談してみる

子供にとって、友達は親以上に自分の気持ちを話しやすい相手です。

また、学校が同じ場合は学校生活での環境も一緒だし、年齢も近いので、自分の気持ちを理解してくれやすいでしょう

たとえ原因が解決しなくても、仲のいい友達に話すことで、気分は晴れるかもしれません。

 

 

1日だけ学校を休んで気持ちの整理をしてみる

学校は月曜日から金曜日まで、毎日ありますよね。

朝起きて、学校に行って、帰ってきて、寝る…という、変わらない・変化のない毎日を過ごしていると「なんとなくしんどい」気持ちはどんどん加速してしまいます。

そこで、一日だけ思い切って学校を休んでみると、そんな気持ちにも切れ目ができて、心が休まり、もしかすると前向きな気持ちを持てるようになるかもしれません。

子どもにも休息は必要です。思い切って休んでみると、なにか変わるかもしれませんよ。

 

 

学校以外の居場所を見つける

学校以外の居場所とは、例えば
・塾などの習い事
・他校の友人
・地域のコミュニティ
・趣味の友達
・カウンセリングなどの場
など、いろいろありますよね。

特に最近だとSNSやゲーム内で友達を作っている子どもは少なくないと考えられます。

 

なぜ、「学校以外の居場所」が重要なのでしょうか。

 

人は、自分を認めてもらう場所をより多く持つことによって少しずつ所属欲求が満たされます。

「自分はここにいてもいいのだ」「受け入れてもらえるのだ」という感覚を積み上げることは、自己肯定感を高めることに繋がります。

 

 

まとめ

大人の私達でも、「何もやる気が起きない」「何もかもやめたい」と思う日はありますよね。

それはお子さんも同じです。

子供は大人よりもそんな感情を上手くコントロールできないので、うまく寄り添って、受け止めてあげたいですね。

 

 

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