座敷わらしがいる家の特徴とは？座敷わらしが見える人に起こった効果や家に呼ぶ方法を紹介！

 

多くの日本人が知っている子供の精霊と言えば「座敷わらし」。

古い日本家屋や旅館等にいて、いたずらをする子供の霊と言う印象がありますが、幸運をもたらしてくれるとも言われています。

今回はそんな、
✅座敷わらしの正体
✅座敷わらしを見える人に起こった効果
✅座敷わらしを家に呼ぶ方法
をご紹介します。

 

座敷わらしとは？座敷わらしの正体

座敷わらしとは、見た者を幸せにすると伝えられている日本の妖怪です。

一般的に、「赤ら顔をした垂れ髪の5、6歳くらいの子供」と言われていますが、年恰好はその家によって異なり、3歳くらいから15歳くらいまでと年齢に開きがあります。

性別は男女両方見られ、男の子は黒っぽい着物、女の子は赤いちゃんちゃんこや小袖等を着ている事が多いようです。

その名の通り古い座敷や屋内に出没するといわれており、座敷わらしが住み着いた家は経済的にも成功するとされてきました。

その一方でイタズラをして人を驚かせるなど、妖怪らしい一面も持っています。

しかし、日本では座敷わらしは「幸運の象徴」として扱われており、恐怖するよりも一目見たいという人の方が多いようです。

そんな座敷わらしの正体とは一体何者なのでしょうか？

座敷わらしの正体とされているものの中から、特に有名なものをみていきます。

 

幽霊説

日本でまだ近代化が進んでおらず、人々が貧しかった時代には「口減らし」という習慣が存在していたといわれています。

口減らしにあった子どもは死亡したことを公言できなかったため、墓ではなく土間や軒下に埋められました。

座敷わらしは座敷の他にも土間や台所に出没することも多いため、口減らしにあった子どもの幽霊がその正体ではないかという説があります。

座敷わらし（子ども）を追い出した家が不幸になるというのも、子どもの幽霊の怨念が働いているといえるのかもしれません。

 

大工の呪い説

座敷わらし正体が家を建てた大工の呪いだという驚くべき説も存在します。

当時の大工には気持ちよく仕事ができなかったり、職人に無礼を働いた家人がいた際にはその家に呪いをかける習慣があったという話があります。

そうした場合、大工は木片で作った人形を家の要所に埋め込んでいたといいます。これらの呪いが座敷わらしという不思議な現象を生んだのではないかといわれていますが、座敷わらしを目撃すると幸福になるという話には結びつきません。

 

子ども奴隷説

権力者の家で奴隷として働いていた子どもが座敷わらしの正体だとする説も存在します。

当時、戦で身寄りを亡くした子どもたちの多くは、その土地の権力者の屋敷で奴隷同然に働かされていました。

しかし、戦争孤児を奴隷にすることは世間体が悪かったため、座敷わらしという存在が生み出されたのではないかといわれています。

 

UMA（未確認生物）説

座敷わらしは河童など他の妖怪と同一視されることがあります。

また、人間の姿をしていない座敷わらしも目撃されていることから、座敷わらしのモデルとなったUMAが存在していた可能性もあります。

 

 

座敷わらしを見ると幸運になる？見える人に起こった効果とは

 

座敷わらしが住み着くとその家は繁盛し、去ると家運が傾くと言われています。

なお、座敷わらしは「人につく」とも言われていて、気に入った人にはどこであっても会いに来てくれるそうですよ。

 

 

そして、座敷わらしが見える人は、こどもが圧倒的に多いです。

大人には見えにくく、こどもが座敷わらしと遊んだりしていると不思議に思う大人もいます。

しかし、霊感が強い人の場合は大人でも見えますよ。

では、具体的に座敷わらしを見て訪れた幸運を紹介します。

 

男性は出世する

男性で座敷わらしを見た者は出世すると言われています。

仕事で成功したり、富を得られたり、仕事上の幸運に恵まれるという事です。

戦時中には、座敷わらしを見た青年が徴兵を免れ、同じ時期に出兵した青年のほとんどが戦死したという出来事もあったそうですよ。

 

女性は幸せな結婚・妊娠が出来る

女性で座敷わらしを見た者は玉の輿に乗れると言われています。また、見たあとに子宝に恵まれたというエピソードも沢山残っています。

幸せな結婚・妊娠が出来るとあって、座敷わらしに会いに行こうとする女性も少なくありません。

また、座敷わらしが夢に出てきたら基本的には幸運が起きる予兆です。

夢の中で座敷わらしが笑っていたり、一緒に遊んだりするとより幸運が強くなります。

ただし、座敷わらしに追いかけられて怖い思いをする夢は、悪いことが起きる可能性がありますので気を付けましょう。

 

 

座敷わらしがいる家の特徴！座敷わらしを家に呼ぶ方法も♪

 

座敷わらしは、気に入った家や人について行くと言われています。

人を気に入っていると引っ越しをしてもついて来るそうで、その家が気に入っている場合、家族やその家に金運や出世、子宝をもたらしてくれます。

では、座敷わらしが気に入る家とはどんな家なのでしょうか?

まずその家自体に思いやりがある、しっかりと手入れをされている清潔感がある、など人間と同じを好むようです。

その結果、座敷わらしがその家を気に入り子宝や金運をもたらし反映させてくれるので、代々続く繁栄する家系になるようです。

家自体は古くても新しくても、座敷わらしが気に入れば住みついてくれると言われていますよ。

幸運をもたらしてくれる存在である座敷わらしは、自分の家にぜひとも呼び込みたいですよね。

 

 

座敷わらしを家に呼ぶ方法や住み着いてもらう方法を見ていきましょう。

 

金の玉や人形を埋める

まず一番有名なのが床下に金の玉を埋めるという方法です。

これは青森では有名で、家を新築するときに床下に埋めておくと座敷わらしが来ると昔から伝えられています。

それ以外にも座敷わらしをモチーフにして作った木彫りの人形を埋めるという地域もあるようです。

 

小豆をお供えする

次に有名なのが小豆飯を供えるという方法です。

これは座敷わらしが好物なのでお供えしておくと寄ってくるというものです。

お赤飯や塩せんべい、お菓子なども好物だと言われているので「◯◯食べよう」と言って、しばらく置いておくと誰も食べていないのに減っているという現象が起きることがあります。

これは座敷わらしがその食べ物を気に入ってくれたということです。

 

おもちゃを置いておく

何度もお伝えしているように、座敷わらしは子供なので遊ぶことが大好きです。

そのため喜んでくれそうなおもちゃを置いておくのも、その家に長く住み着いてくれる方法です。

紙風船、お手玉、かざぐるま、人形などの子供が好きそうなおもちゃが大好きです。

新しいおもちゃも好きなようで、勝手に電源を入れて遊んでいることもあるようです。

お菓子の時と一緒で「◯◯で遊ぼう」と声をかけてあげると喜んでくれます。

大切なのは特別な存在というよりも自分の子供や家族の一員として接していると、喜んでくれて長く住みついてくれるようです。

座敷わらしは気に入った家に住みついて幸せを運んでくれますが、しかし家庭内に問題が起きその家の居心地が悪くなると出て行ってしまうと言われています。

これは家の状態が悪くなることや家族間の雰囲気など家族の居心地が悪くなるのと同じ状況です。

そして座敷わらしが出て行った家は繁栄せず衰退して行くと言われています。

 

 

 

座敷わらしがいる有名旅館

 

日本各地で座敷わらしが見える人の口コミを集めている旅館があります。

 

 

 

実際に宿泊したお客さんから、

「座敷わらしに会えた」

「初宿泊で とても不思議な体験をしました」

などの口コミが多い伝説の旅館です！

宿泊した人の中には、写真や肉眼でもオーブを見ることができたり、自宅に帰ってからも自宅天井に緑色とオレンジ色の光がスーッと飛んで消えたという、不思議体験をされた方も多くいました。

座敷わらしは気に入った人には、着いていくようですのでお家までついて来てくれたのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

座敷わらしのように、幸運を運んでくれる妖怪には積極的に会いたいものですね。

座敷わらしが来てくれるよう、住み心地が良い居心地がいい家で暮らしたいものです。