天気が悪い日に洗濯物を外に干せない場合、1LDKだと部屋のいったいどこに干せばいいの!?
干す場所がないという悩みは誰しも持ったことがありますよね。
そこで、おすすめの部屋干しの場所や干すときの注意点を紹介します。
さらに部屋干しをする時にあると便利なグッズも紹介しますね。
1LDKで干す場所がないと悩んでいる人は必見ですよ!
1LDKで洗濯物を部屋干しするにはどこに干せばいい?
部屋干ししている場所の統計を取ると、リビングで干しているという人が一番多いようですが、お部屋の中で一番洗濯物を干すのに適している場所はいったい何処なのでしょうか?
リビングは確かに一番広くて干しやすいしエアコンもついているので一見良さそうに思えますが、洗濯物は意外と多くの水分を蒸発しています。
そのため湿気を好むダニやカビが発生するリスクが、洗濯物を干しているお部屋は2倍に高まると言われています。
ダニやカビを発生させない対策として、リビングで干したい場合は、エアコンについている乾燥、ドライ、除湿などの機能を使い湿気を抑えるようにしましょう。
そしてお部屋の真ん中など風通しが良いところに干すと、渇きも良くなりますし、生乾きの匂いが発生する可能性も少なくなります。
ただ、お部屋の真ん中に干しておくのも邪魔ですし、キッチンから近い場合はお料理の匂いが移ってしまう可能性もあるためあまり適しているとは言えないですよね。
部屋干しの一番のおすすめの場所は、「浴室」です。
リビングと違ってお風呂に入る以外の多くの時間は未使用になっている空間を、活用してみましょう。
浴室にはだいたいの場合、乾燥機能もしくは窓がついています。
そして密閉できてリビングよりも狭いため、換気出来るのも早く洗濯物の渇きも早いので生乾きの匂いも付きにくく洗濯物を干す条件としては最適と言えます。
乾燥機を使用する場合は、換気をしつつ温風によって水分を払う「乾燥」運転で使用しましょう。
1LDKの洗濯物を部屋干しするときの注意点
カーテンレールに掛けるのはNG
どこに干そうかとお部屋を見渡して目に入るのがカーテンレール。
ちょうど引っ掛けられる構造なのでちょっと掛けておくのに便利だと思ってしまいがち。
ただし、カーテンレールはカーテンを吊るす目的で作られているため水分を吸って重たくなっている洗濯物を干すとレールが曲がってしまったり、破損してしまう可能性があります。
また、カーテンレールや窓の汚れがせっかく洗った洗濯物に付いてしまう可能性もありますし、洗濯物の水分によってカーテンにカビが生えてしまう原因にもなりかねませんので、カーテンレールで干すのはやめておきましょう。
換気は必須
洗濯物はかなり多くの水分が蒸発しているので、干している部屋はダニの発生率が2倍になると言われています。
そのため室内干しの際は、換気や除湿をしっかりするように注意しましょう。
干している部屋だけではなく他の部屋や押し入れなども影響を受けやすいため、全体的に換気するようにしましょうね。
家電をフル活用して臭い対策
部屋干しであるあるなのが、生乾きの臭い。
臭いの原因は「カビ」と「雑菌」ですので、この2つを除去すれば良いのです。
衣類乾燥機能を搭載している除湿器や、サーキュレーターを使用すると普通に干すよりも数倍早く乾くためカビや雑菌も繁殖しづらく臭いも発生しにくくなります。扇風機をあてるだけでも乾く速さが全然違いますのでおすすめです。
また、菌は熱に弱いため、干す前に洗濯物を乾燥機やアイロンを使って60℃以上で加熱すると臭いを防ぐことが出来ますよ。
洗濯物を部屋干しする場所がないときに大活躍の便利グッズを紹介!
つっぱり棒、物干しロープ
100円ショップでも手に入るつっぱり棒や物干しロープは定番のアイテムです。
洗面所や出窓などうまく空間を利用できる万能アイテムとしてひとつ持っておくと便利ですよ。
物干しロープはかさばらず、持ち運びも可能なため、旅行の時に持っているとどこでもサッと干せてとても便利なので、一つは持っていると重宝しますよ。
折りたためるランドリーラック
ずっと出しっぱなしだと邪魔になるラックも、折りたためてコンパクトに収納できるものを使えばストレスフリーです。
大容量のタイプを使えば干したいのにスペースがなくて干せない!とイライラすることもなくなりますよ。
アルミ製だから軽くて使いやすいので、女性でも指一本でワンタッチで折りたたみができちゃうのは嬉しいですね♪
エアコンハンガー
エアコンを使用する際はエアコンハンガーをセットして洗濯物を乾かすと一石二鳥!
釘などを使わないため壁に穴をあけずに簡単に着脱できます。
普通に干すよりも風がダイレクトにあたるため渇きも早く便利ですよ。
雨や風の強い日にも大活躍!室内で干せるので花粉や砂埃も付かないのは嬉しいですね。
部屋干し用フック
カモイやナゲシなど様々な場所に取り付け可能なフック。
はさむだけで取り付けられるため、傷をつけずに着脱も簡単なので、ピンチで細かい物を干したい時にとても便利です。
マグネットタイプのものもありますので、干したい場所によって色々なタイプのものを探してみてくださいね。
磁石で簡単に取り付けられるから、穴を開けられないお部屋にはぴったりのアイテムですね。
しかもスタイリッシュなデザインなので、インテリアの邪魔になりませんよ。
窓枠ハンガー
窓のちょっとしたスペースを使ってセットできる室内用物干しハンガーです。
アーチに長さがついているため、窓に接触することなく汚れる心配もありません。
また、窓や壁から距離をとれるため、通気性も良く乾きやすく設計されています。
吊すことができる重さが5kgとボリューム満点。また、釘やネジなどを使わずに簡単に取り外しができるのは、ポイント高いですよね。
洗濯物の部屋干しを早く乾かす方法やポイント
洗濯物が早く乾くために必要なポイントは「気温」「湿度」「風」の3つです。
気温は高く、湿度は低く乾燥していて、風があるとより乾きやすい環境と言えます。
環境は除湿器や、エアコン、扇風機、サーキュレーターで条件を満たすように整えるとして、干し方も大事でなポイントです。
まずは洗濯する前に、洗濯物を貯めこまないようにすること!
一度にたくさんの洗濯物があると、干すスペースがなくなり、なかなか乾かず生乾きの臭いがついてしまうことになります。なるべく頻繁に洗うようにしましょう。
洗った後は、洗濯機の脱水機能を使い脱水を1回だけではなく、2回行うなどして、しっかり脱水して水分を極力減らす事が大事です。
ちなみにシワになりそうなものがあれば、干す前にアイロンをかけてしまうのも手ですね。
どのみち干してからアイロンをかける予定のものであれば、干す前にアイロンがけしてしまえば乾きも早くなり一石二鳥。
そして、干すときはバサバサッと良く振ってから干すと水分が飛びますし、シワにもなりにくくなるため効果的です。
また、スペースが狭いからといって洗濯物を重ねて干すのはNGです。
きっちり広げて風通しが良くなるように干しましょう。
洗濯物の並びですが、同じ形状のものを並べて干してしまいがちですが少しでも早く乾かしたいのであれば、長い物と短いもの、さらには厚いものと薄い物を交互に並べて干すとより風通しが良くなるため乾きやすくなりますよ。
竿やハンガーにひっかけて干す場合は、二等分にバランスよく干すのではなく垂らす長さを変えて干すと、より風通りがよくなり乾きも早くなります。
また、洗濯物同士はくっつけずにある程度、感覚を開けて干すようにしましょう。
少しのコツで部屋干しを快適に♪
誰もが一度は経験する部屋干し問題。花粉対策や女性の場合は下着など、外に干したくないものもありますよね。
ちょっとしたコツとポイントを押さえれば、生乾きの臭いが付くことなくお部屋の中でも快適に洗濯物を干すことが出来ます。
今では部屋干しの味方になる多種多様な便利グッズもたくさん出ていますので、グッズを駆使していつもの部屋干しをワンランクアップさせてみてはいかがでしょうか。
■この記事を読まれた方はこんな記事もよんでいます。
コメント