11月頃になると、まさに秋と冬の中間といえるような気温になりますよね。
そこで頭を悩ませるのが、赤ちゃんの掛け布団について。
■11月の時期に掛け布団はそもそも必要なのか?
■何枚かけてあげたらいいのか?
■どんな布団を選べばいいのか?
■赤ちゃんが苦しくなく快眠できる掛け方は?
そんな色々な悩みを一挙に解決していきますよ!
微妙な季節の変わり目に、大切な赤ちゃんに快適な眠りをさせてあげたい親御さんは必見ですよ。
赤ちゃんの掛け布団!肌寒い11月は何枚必要?
11月頃になると、まさに秋と冬の中間といえるような気温になりますよね。
昼間でも肌寒さを感じ、夜にもなると寒さがより極まります。
そんな肌寒い11月は季節の変わり目ですし、赤ちゃんに風邪をひかせたくはありませんよね。
でも赤ちゃんは大人の2倍も汗をかくほどの汗っかきで暑がりなんです。
赤ちゃんの平均体温は約37℃といわれ、生後2か月を過ぎた頃から汗っかきになります。着せる服の枚数と同じで、布団も大人より1枚少ないくらいがちょうどよいといわれています。
赤ちゃんは1日の中で多く睡眠をとることが成長に不可欠で、睡眠が赤ちゃんにとって重要な仕事であるとも言えます。
季節や温度に合わせた布団を選ぶことはもちろん、赤ちゃんにとってここちよい睡眠ができるように布団の種類や枚数を選ぶことが重要です。
それでは赤ちゃんの掛け布団のいろはについてお話ししていきますね。
まず赤ちゃんは18℃~24℃くらいが適温とされています。
日本の11月平均気温は昼間が15℃前後、夜では10℃前後となっています。11月は赤ちゃんにとっても肌寒い気温なので、適切に布団をかけてあげる必要があります。
赤ちゃんにかける布団ですが、おさえておく必要のあるポイントがあります。
それは重い掛け布団は絶対にNGということです。
赤ちゃんが呼吸しにくくなるので危険です。そして赤ちゃんは手や足をバタつかせ、よく動いているものです。
適度に手足を動かしやすいように軽くてふんわりとかけてあげられる布団を選びまししょう。
11月の気温だとベースをタオルケット1枚にして、肌寒い気温のときには掛け布団をプラス、もっと寒さを感じる場合にはタオルケットと掛け布団の間に毛布をプラスするのがおすすめです。
そのため11月頃から冬にかけての寒い季節には、肌布団と掛け布団どちらも用意しておくことをおすすめします。
薄く軽い肌布団は2~3枚用意し、寒さに応じて重ねて使用するのも便利です。赤ちゃんは寒いと伝えることができませんし、自分で布団を選ぶこともできません。
快眠できないと寝ぐずりの原因にもなるので、赤ちゃんの様子をよくチェックしてあげてくださいね!
また赤ちゃんの肌布団は赤ちゃん専用のものではなく、ブランケットや家にある大人用の布団でも問題ないの?という疑問が多いと思います。
その答えはずばりケースバイケースです。赤ちゃんと一緒に添い寝する方は大人用で一緒に…と思う方もいますよね。
できれば赤ちゃんと一緒に布団を使うことや、赤ちゃんに大人用の布団を使用することは避けたほうがいいでしょう。
なぜなら大人用は赤ちゃんの布団よりも重さがありますし、サイズが大きいので鼻や口を覆いふさいでしまう可能性もあるので危険です!
たとえ添い寝で寝る場合でも布団は別々でそれぞれに合ったものを使うことをおすすめします。
次はブランケットを赤ちゃん用に応用できるかの疑問ですよね。
これはOKです!
サイズも赤ちゃんのサイズに適していますし、保温性が高いので寒い日にぴったりです。また屋外にお出かけする際に赤ちゃんをくるみ防寒できますし、幅広く活用できるのも魅力ですよね。
ただし毛足の長いタイプなどは抜け毛も多く、素材や質感はしっかりと選びたいですね!
肌寒い赤ちゃんの掛け布団の選び方と掛け方
肌寒いときの掛け布団は重要ですよね。でも大人の感覚と赤ちゃんの感覚に差があるからこそ、どんなものがちょうどよい掛け布団なのか判断に困ってしまいます。
そんな赤ちゃんにとっての掛け布団についていろいろとご説明していきますね!
赤ちゃんの掛け布団は、呼吸や手足の運動の妨げにならないできるだけ軽いものがおすすめです。
赤ちゃん用の掛け布団はおよそ500g前後の重さが平均的です。
そのくらいの掛け布団の重さであれば赤ちゃんは動きやすく、呼吸への負担になりません。重みを感じる掛け布団は結局赤ちゃんには使わず3歳くらいにやっと使えるようになった!なんて声も多いので、掛け布団のグラム数は要チェックです。
そして軽さに合わせて選んでほしいのが素材です。
赤ちゃんは汗っかきの暑がりです。そのうえ赤ちゃんの肌はデリケートなので素材によっては汗で蒸れ、肌のかぶれを引き起こします。できるだけ天然素材でできている掛け布団がおすすめです。
オーガニックコットンの場合、ふわふわと軽いのに保温性に優れていて温かい布団です。赤ちゃんのようなデリケートな肌に適していて、吸湿性も高いので汗っかきの赤ちゃんにぴったりなのです。
合成繊維の場合は耐久性があり、価格帯も安く家計に優しい掛け布団です。赤ちゃんは汗をかくだけでなく、よだれやミルクの吐き戻しなど布団を汚してしまうことが意外と多いのも悩みですよね。
そのためにも手軽に洗濯できるタイプの掛け布団を選ぶのも重要です。
洗濯OKだけでなく、速乾性の掛け布団は嬉しいですよね。
赤ちゃんの布団で悩んだときにはセットで販売されているものを選ぶのもおすすめです。
赤ちゃんにとってあると便利な布団を1つ1つ選ぶ手間なく手に入るのは嬉しいですよね。
でも「セットで購入したらあまり使わないものもあるんじゃないの?」と思う方も多いですよね?
でも最近では敷布団と掛け布団と枕のみのシンプルなセットから、カバー全般もセットになっている10点セットなどもあるので、欲しいものがセットになっているタイプを選べばムダにすることもなく、家計にも優しいので安心です!
私も出産前の布団の準備ではセット商品を購入しました。初めての赤ちゃんだったので迷いに迷い…結果的にベビー用品店の店員さんに相談して、売れ行きのよいオーガニックコットンの布団のセットを選びました。なるべく赤ちゃんの肌にやさしく安全なものを選んであげたいのが親心ですよね。
こちらのベビー布団セットは、先輩ママが本当に欲しいものを形にしたベビー布団セット。
3年以上農薬や枯葉剤を使用しないで育てられた肌に優しい天然オーガニックコットンを使用しているから、安心して赤ちゃんにかけてあげられますね。
それでは赤ちゃんにぴったりの掛け布団が選べたら、次は赤ちゃんにどのような布団をかけてあげるのかが気になるポイントですよね?
肌寒くなってくると風邪をひかせたくはないし、布団をたくさんかけてあげたくなってしまいます。でも赤ちゃんは暑がりの汗っかきなので、冬でもタオルケットやバスタオルのような肌布団に、毛布や掛け布団をプラスしていってあげるのがベストです。
昼寝の場合には肌布団か綿毛布でOKです。でも夜になるとより寒くなるので肌布団か綿毛布に掛け布団をかけてあげるのがおすすめです。
寒さが厳しい場合には掛け布団を増やすのではなく、肌布団や毛布の枚数を増やしてコントロールしましょう。
赤ちゃんに布団が適しているかを確かめるには、赤ちゃんの背中に手を入れてチェックします。汗ばんでいたら布団を減らし、冷たい場合には寒いと感じているので布団をプラスしてあげてください。
また赤ちゃんは手足をバタつかせて布団がはだけてしまうこともあります。そんなときには肌布団などの枚数を増やすのではなくスリーパーを着せてあげましょう。
こちらのスリーパーは、直接肌に触れる部分は安心の日本製コットン100%を使用。
安全性は国際規格で、世界レベルの厳しい審査をクリアしたエコテックススタンダート100。樹脂製ボタンだから金属アレルギーの赤ちゃんにも安心して着せてあげられますよ♪
私自身も娘が赤ちゃんの頃にこのスリーパーにはお世話になりました。掛け布団など何枚も布団をかけるとぐずっていたので、少し大きめのスリーパーで足元まで覆い、肌布団を1枚プラスする程度がちょうどよかったです。
新生児の場合は綿毛布に肌布団でOKです。
新生児にはより軽いものをかけてあげたいですよね。また赤ちゃんの肌に直接触れる布団は綿でできている肌布団や毛布がおすすめです。
デリケートな肌の問題だけでなく、赤ちゃんのうちは布団でも口に入れたがったり、なめたりしがちなのでできるだけ安心できる素材を選んであげましょう。
まとめ
いかがでしたか?
汗っかきでも体温調節が十分ではない赤ちゃんには、季節や気温に応じて適切な布団を選んであげることが大切です。
赤ちゃんが快適に睡眠できることが成長に大きくつながります。
布団だけではなく、枚数もしっかりコントロールしてあげましょうね。心地よく眠る赤ちゃんの顔には癒されますよ。
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