少しずつ日差しも強まり、夏も目前に感じられるようになってきましたね。
夏は楽しいことがたくさんある季節だからこそ外出する機会も多くなりますが、その反面で気になるのがUVケアですよね?
大人の肌でも紫外線を浴びることでダメージを受け、様々な肌トラブルを引き起こします。赤ちゃんの肌はそれ以上にデリケートですから不安になりますよね。
そこで気になるのがUVケア。しかも赤ちゃんのお肌と非常にデリケート!
そこで、敏感肌の赤ちゃんでも安心して使えるUVケアの賢い選び方や正しい使い方、おすすめのUVケアを紹介します。
赤ちゃんのUVケアの賢い選び方と正しい使い方を紹介!
紫外線というのは季節や気温を問わず常に降り注いでいるもので、たとえ天気が悪い日であっても外出する際にはケアをしたいところです。
紫外線は2種類あり、UVB・UVAと呼ばれています。
UVBはレジャー紫外線とも言われるもので、肌に日焼けをもたらします。日焼けで肌が赤くなるのはこの紫外線の影響で、シミやそばかすの原因にもなるメラニンの生成も活性化させてしまいます。
次にUVAは生活紫外線と言われている紫外線で、窓ガラスも通り抜けるほど強力です。表皮だけでなく真皮層にまで届いてすぐに肌を黒くさせるだけでなく、肌のうるおいを奪いシミ・しわの原因になります。
赤ちゃんの肌にそんな紫外線が降り注ぐのはデメリットしかありません。しっかりUVケアをしてあげるのが赤ちゃんのためにつながりますよね。そんなUVケアについてお話していきます。
赤ちゃんのUVケアってどうしたらいいの?
大人の場合、UVケアというと肌に塗るタイプの日焼け止めや、飲むタイプの日焼け止めなど様々な方法があります。
しかし赤ちゃんの肌は大人の肌とは違ってとてもデリケートです。
赤ちゃんのUVケアを考えるときに1番大切なポイントは「赤ちゃんのデリケートな肌にやさしいもの」を選んであげることです。
大人用の日焼け止めを赤ちゃんに使うのは絶対に避けましょう。
薄く塗れば大丈夫でしょ?と思うかもしれませんが赤ちゃんの肌には刺激が強すぎる成分が含まれていたりするので、必ず“赤ちゃん用の日焼け止め”にしましょう。
赤ちゃん用の日焼け止めは基本的に生後3か月ごろから使用できるとされています。
生後3か月に満たない赤ちゃんの場合には日焼け止めの使用はできないものの、サンシェードや帽子、UV加工されているブランケットなどをうまく併用し、赤ちゃんを紫外線からしっかり守ってあげましょう。
赤ちゃんの日焼けはやけどに近いほどのダメージともいわれているので、赤ちゃんの月齢に合った方法でUVケアをすることが大切ですね。
赤ちゃん用日焼け止めの選び方のポイント♪
先ほど少しお話したように3か月過ぎた頃から、赤ちゃん用の日焼け止めを使用することができます。
でも赤ちゃん用の日焼け止めも大人同様にたくさん種類があり、どんなものを選んだらよいのか迷ってしまいますよね。
そんな赤ちゃん用の日焼け止めを選ぶポイントはいくつかあります。
ポイント①お湯やせっけんで簡単に落とせるもの
1つ目は「お湯やせっけんで簡単に落とせるもの」です。
大人用の日焼け止めは汗や水に強いウォータープルーフのものが人気ですね。
でもそれだけしっかりした成分の日焼け止めだからこそ、クレンジングでの洗顔が必要なものが多いのです。
クレンジングで洗顔すると大人の肌でも負担があります。
クレンジング洗顔が不必要の日焼け止めもありますが、やはり強めの成分のものだと少し力を入れて落とさなくてはならないだけでなく、肌に残ってしまうと肌トラブルを引き起こしてしまいます。
赤ちゃんに使用するのは「お湯やせっけんでスルッと落ちるもの」が安心ですね。
日焼け止めを落としたあとは赤ちゃんの肌の水分量も減少している状態なので、しっかり保湿してあげるのを忘れないでくださいね!
ポイント②赤ちゃんにも安心の成分でできているもの
2つ目は「赤ちゃんにも安心の成分でできているもの」です。
赤ちゃんの日焼け止めの中には“紫外線吸収剤”が含まれたものがあります。
できればその種類は避けたほうがより安心です。
紫外線吸収剤とは1度紫外線を吸収してから熱エネルギーなどに変えて放出する物質のことで、日焼けは絶対に避けたい!という方にぴったりのものです。
その反面でそれだけ強い効果のあるものなので肌への負担も大きく、赤ちゃんのデリケートな肌には刺激が強い可能性が高いのです。
また赤ちゃんですから舐めてしまったり、目に入ってしまったりすることも想定しなくてはなりません。
だからこそ化学成分が配合されていないノンケミカルの日焼け止めが安心ですね。
ただ赤ちゃんの肌にも安心なものはその分こまめに塗りなおしてあげることが大切です。
赤ちゃんの日焼け止めをタイプ別にご紹介!
赤ちゃんの日焼け止めを選ぶときに成分表示をしっかり確認することはもちろん大切ですが、赤ちゃんの肌のタイプや使いやすさも大切なポイントです。
大きく分けると赤ちゃんの日焼け止めには3つの種類があるので、あなたの赤ちゃんにぴったりのものを選んであげましょう!
① クリームタイプ
クリームタイプの日焼け止めはしっとりとしたさわり心地で肌全体になじみやすいのが特徴です。
またクリームタイプには保湿成分が含まれているものが多いので、日焼けだけではなく乾燥からも肌を守れる一石二鳥の日焼け止めです。
肌にやさしいノンケミカルの種類も多いので、敏感肌やアトピー肌の赤ちゃんにも使いやすいですよ。
② ジェルタイプ
ジェルタイプの日焼け止めはまるで水のようなサラッとした付け心地で、汗をかきやすい夏には避けたいべたつきを感じさせないのが魅力です。
低刺激性のものが多いだけでなく、お湯で簡単に落とせるものが多いです。
汗っかきでべたつきがちな赤ちゃんにこそ、使いやすい日焼け止めです。
③ ミストタイプ
ミストタイプの日焼け止めは手や足など様々な部分に塗りやすく、塗ったあとはすぐにサラリと乾くのが魅力です。
ミストタイプはまんべんなく塗りやすいだけでなく、日焼け止め特有の肌が白くなってしまう白浮きが起こりにくいタイプです。
動きが激しくなってきた赤ちゃんにも手軽に使いやすい日焼け止めですよ。
赤ちゃんにも安心して使えるUVケアおすすめ5選!
赤ちゃんのUVケアにぴったりの日焼け止めについてお話してきましたが、たくさんある種類の中から選ぶのには頭を抱えてしまいますよね。
そこで赤ちゃんに安心な日焼け止めを5つご紹介していきます!
ぜひとも選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
アロベビーUV&アウトドアミスト
赤ちゃんにとっての夏は紫外線だけでなく、虫も大敵です。
でも急いでお出かけしたいときに、日焼け止めに虫よけにと準備するのは大変ですよね。
そんなときに便利なのがこの商品で、この1本だけで日焼け止めと虫除けの2役をしてくれます。
日常のお出かけはもちろん、屋外でも安心できる効果が魅力です。
でも虫除け効果まであるなら化学成分が多く含まれているのでは…?
と不安になりますよね。
でもこの商品は天然由来の成分のみで、できている安心第一の日焼け止めです。
生後3か月を過ぎた頃から使用したほうがいいと言われている日焼け止めですが、100%天然由来のオーガニックにこだわっているからこそ新生児でも使えることに驚きですね!
ミストタイプでどこにいても塗り直しが簡単にできるだけでなく、お湯でさっと落とせるので安心して赤ちゃんに使用できるおすすめの日焼け止めです。
ニベアサン ウォータージェル こども用
ニベアクリームでお馴染み、ニベア製品の1つであるこの商品はスーッと伸びるやさしいつけ心地なのに赤ちゃんのデリケートな肌をしっかり守ってくれるジェルタイプの日焼け止めです。
ジェルタイプならではさらり感で、汗っかきの赤ちゃんでもべたつきを気にせずに使えるのが嬉しいですね。
イヤなにおいや白浮きもしないので体はもちろん顔にも使える便利な日焼け止めで、せっけんで落とせるタイプです。
ヒアルロン酸やユーカリ葉エキスでうるおい成分も配合されているので、乾燥しがちな赤ちゃんの肌にぴったりですね。
アトピタ 保湿UVクリーム
こちらの商品は赤ちゃん向けのシャンプーやクリームでおなじみのアトピタシリーズの商品です。
アトピタはかさかさ乾燥肌など肌トラブルに対して熱心に取り組み作られている商品なので、なんといっても保湿力の高い日焼け止めです。
赤ちゃんが紫外線を浴びると水分を奪われてしまいがちですが、紫外線から保護してくれるだけでなく乾燥しがちな赤ちゃんの肌をプラスで保湿し、うるおいを与えてくれます。
クリームタイプでもウォーターベース処方なのでなめらかな使い心地で、赤ちゃんのデリケートな肌にもやさしく塗りこむことができますよ。
またノンケミカルの日焼け止めなので安心して使用することができます。
このアトピタ保湿UVクリームにはSPF29・PA+++と、ウォータープルーフのSPF50・PA++++の2種類がありますので、使う場面に応じて選んでみてくださいね!
ベビーセバメド
ベビーセバメドは赤ちゃんの肌の特長をしっかり考慮して作られている商品です。
赤ちゃんは大人と違い、薄くて柔らかい状態の皮膚です。そのためバリア機能もとても未熟なため外からの刺激に弱いのです。
そんな赤ちゃんの肌にとって紫外線がどれだけ悪影響かを考えたうえでの日焼け止めなので、安心して使えるものです。
素肌と同じ弱酸性でできており、紫外線吸収剤といった化学成分が配合されていません。
またとても乾燥しがちな赤ちゃんの肌のために保湿成分も配合されているので、日焼け止めとして使いながら保湿も叶う商品です。
またミルクのようにさらりとしたつけ心地で伸ばしやすく、全身に使用できるのも魅力的ですね。
パックスベビー UVクリーム
この商品は創業101年の老舗である太陽油脂のロングセラー商品です。
赤ちゃんの肌への負担を最小限に抑えることを考え、紫外線吸収剤や界面活性剤を使用せずに100%自然由来成分で作られています。
オーガニックの日焼け止めなので、肌トラブルの起きやすい赤ちゃんでも使用できるのが嬉しいですよね。
それなのに買い求めやすい価格でコスパが良いのも魅力です。
クリームタイプで少しずつ肌に塗りこむことでしっかり肌をカバーしてくれますが、せっけんで簡単に落とすことができますよ。
まとめ
赤ちゃんの肌はかわいらしい見た目通りで、想像以上にデリケートで外部からの刺激に弱いものです。
そんな赤ちゃんの肌を紫外線から守るのは大切なことですよね。
赤ちゃんの日焼け止めは種類がとても多くて迷ってしまいがちですが、赤ちゃんの月齢や肌の性質などみんなまったく同じではないからこそしっかり合うものを選んであげましょう。
そして夏の強い日差しに負けず、お出かけを楽しんでくださいね!
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