いつもより安かったりすると買いだめしがちで、忙しい時のためにもまとめ買いしておいたりする冷凍食品。
気付くと賞味期限切れでびっくりしますよね。
でも、冷凍だし食べられるんじゃない?と思う方も多いんじゃないでしょうか?
そこで、冷凍食品の賞味期限切れはいつまで大丈夫なのか?判断基準や賞味期限切れをなくす収納方法もご紹介します!
冷凍食品の賞味期限切れ半年は食べられる?
冷凍食品の賞味期限はだいたいパッケージの裏面や端っこのほうに書いてあります。
この賞味期限、漢字の通り賞味できる期限です。
賞味期限は、おいしく食べられる期限なのです。
では、消費期限はどうでしょう?
おいしさの保証をされているのが賞味期限。
食べられる期限を保証されているのが消費期限なんです。
一般的に、賞味期限の半年ほど先が消費期限だと言われています。
じゃあ!賞味期限を半年過ぎているくらいなら食べられそうですね!
でも、必ずチェックしてほしいことがあります。
加熱前も加熱後も腐ったような臭いがないか、冷凍ヤケを起こしていないかを確認してください。
少しでも異変があるなと思ったら、食べないこと!
冷凍食品の賞味期限切れいつまでなら大丈夫?判断基準は?
賞味期限切れの冷凍食品は、実際はいつまで食べられるのでしょうか?
前項で、賞味期限切れから半年は食べられる!
ただし、必ず確認してから!!と書きました。
ですが、もう少し詳しく説明するとだいたい冷凍食品は、製造日から1年半までの間に消費することがいいようです。
製造日から1年ほどが賞味期限に設定されていることが多いようですよ。
見た目で分かる食べられるかどうかの判断基準もご紹介しますね。
冷凍食品の外袋が膨張してふくらんでいたり、外袋の表面に霜がついていたりしたら、劣化し始めたと思っていいでしょう。
中の冷凍食品が傷んで、ガスが発生していることも考えられます。
ここでも、自分で確認し少しでもおかしいと思ったら食べずに処分してくださいね。
保存用の冷凍庫が別にあり、一定の冷凍温度で保存できている場合には安心ですが、一般的な家庭用冷凍庫であれば、毎日開け閉めするかと思います。
そんな場合には、期限切れしているか、していないかはあまり気にせずに早めに食べきったほうがもちろんいいでしょう。
冷凍食品を開封後の正しい保存方法は?
手軽に使える便利な冷凍食品、開封してすべてを一回で使い切るとは限りませんね。
適当な保存方法でも、冷凍だし大丈夫でしょと思いがちですが、開封すれば冷凍保存のものでも、酸化と乾燥は進みます。
酸化と乾燥は、食材にも大敵ですね。
開封と同時に食材の劣化がスタートするということです。
開封後の保存は、少し手間でもしっかりとすることをおすすめします!
では、開封後の保存はどうすればいいのか?ご紹介しますね。
まず、簡単に袋やパッケージをくるくるとまるめたりして閉じられるものは、輪ゴムやクリップを使って、開封した場所を閉じて押さえましょう。
この時にできるだけパッケージ内の空気を抜くことが大事です。
お肉やお魚、野菜などを小分けにして冷凍保存したいときは、食材自体をラップで包みます。
そのまま冷凍保存でもいいですし、容器や袋にまとめて保存してもいいですね。
形が変わりやすいものは、タッパーに移し替えます。
タッパーだと外からの力に耐えられるので、形を崩したくない食材にはピッタリですよ。
トレーなどと一緒に入ってあるものは密閉袋にいれて、できるだけ空気を抜いて閉じましょう。
お弁当用のおかずなどはトレーに個包装されていますね。
そのパッケージをクリップなどでは閉じきれないので、パッケージをそのまま密閉袋にいれてしまったほうが楽ですよ。
最近は簡単に真空状態にできる保存容器や、機械が販売されていますから、そういったものを使って開封後の冷凍食品を保存してもいいと思います。
冷凍食品の賞味期限切れをなくす収納方法
冷凍食品の期限切れは、どうしたらなくせるのでしょうか。
私はよく冷凍庫の奥底から開封済みの冷凍食品が出てきて、機嫌が切れているという体験をしています。
じゃあ、冷凍庫の収納方法を変えてみたら減らせるのでは?と思ったのでいくつか紹介しますね。
冷凍庫の適正収納量を守って少なめに
冷凍庫は冷蔵庫と違ってたくさん入れるとお互いに冷凍しあい、保冷につながり省エネになると言われています。
だから、少なめにと言われると、え?本当に?と疑いたくなる方もいるのではないでしょうか。
でも、よく見てください。
適正収納量!を守って少なめに、ですので、冷凍庫のキャパを超えない程度にパンパンにいれましょう。
冷凍庫のキャパをこえて冷凍食品をいれすぎては、取り出しづらさや見つけづらさにつながり、冷凍庫の開け閉めも増えてしまいます。
見つけづらければ賞味期限切れにも気づけません。
これでは無意味です。
ほどほどの量で見つけやすい、取り出しやすい、いつでも入れられる、を目指してください。
深さのある冷凍庫は冷凍食品を重ねて収納しない
冷凍庫の形もいろいろありますね。
浅い冷凍室が何段かあるもの、深さがある冷凍室の中に何段か引き出しがついているもの。
深いけど何も仕切りや引き出しのない冷凍室。
大物をいれるには便利な深型の冷凍室ですが、小さめの冷凍食品を入れるには工夫が必要です。
上下に冷凍食品を重ねていれてしまうと、ついつい下のほうにある冷凍食品は忘れたり把握できなかったりして、期限切れを起こしてしまいます。
重ねずにすべてが見えるように立てて収納するのがおすすめです。
冷凍庫を開けたらすぐに何が入っているのか、立てておけば分かりやすいですよね。
立てて冷凍食品を収納するためには、ブックエンドが便利です。
何個か立ててブックエンドで倒れないように押さえます。
冷凍食品を使って減ってもブックエンドなら、簡単に動かすことができて、めんどうな作業が要りませんよ。
お肉など小分けしたものは上段トレイに
お肉やお魚の切り身、野菜を小分けにしたものなど、小さいものは冷凍室の上段トレイにならべておいておくのもおすすめです。
並べておいておけば在庫も分かるし、すべてが一気に見られるので計画的に使いきれますね。
あとは100円ショップなどにある収納ボックスなどを冷凍室にいくつか設置して、冷凍食品の部屋を決めてあげるのもいいですね。
いつも同じところに同じものがあれば、在庫管理も期限の把握もしやすくなります。
マスキングテープに冷凍食品名を記入
マスキングテープに冷凍食品の内容をメモして、貼っておきます。
いちいち冷凍食品を取り出してパッケージを見たり、タッパーのふたを開けてみたりしなくても、中身が何かわかるようになりますよ。
マスキングテープに油性のボールペンかマジックペンで書いて、貼って冷凍室へ。
水滴がついていたり、冷気で結露のようなものが発生していたりすると、うまく粘着部分がはたらかず、貼れないかもしれませんので気を付けてくださいね。
冷凍庫の中は定期的に確認を
冷凍庫の中を月1回や2週間に1回などと定期的にチェックするようにしましょう。
キレイに完璧に収納していても、人間ですもの(笑)、期限切れを起こした冷凍食品に気づけないこともあるでしょう。
そんなことを防ぐには、やっぱり最後は定期的なチェックにかぎります。
全ての冷凍食品をチェックしましょう。
無駄な買い足しが防げるようにもなりますし、冷凍庫もキレイに保てます!
まとめ
ここまで冷凍食品が賞味期限切れした場合の見極め方や、効率的な保存方法について紹介してきました。
私は今すぐにでも自宅の冷凍庫の整理を始めたい気分です(笑)
みなさんも実践してみてくださいね~!
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