女の子の災いの身代わりとなって、健やかな成長を見守ってくれるお守りと言われる雛人形。
我が子の初節句には、きちんとした雛人形を用意してあげたいですよね。
でも色々なメーカーから出ていて、どのメーカーがいいのか?何を基準に選べばいいのか?相場はどれくらいか?と分からない事ばかり。
そこで、雛人形の相場や選び方、人気のメーカーなど雛人形に関する疑問をすっきり解消しちゃいましょう!
雛人形メーカーの有名でおすすめは?
雛人形の有名なメーカーとしては、
・久月
・吉徳
・秀月
と言ったところでしょうか。
上記のメーカーの違いは何なのか?
気になりますよね。そこで調べてみましたよ。
久月・吉徳・秀月の雛人形の違いとは?
それぞれ雛人形メーカーとして有名ですがそれぞれの特徴や違いは、人形のお顔にあります。
雛人形は【顔が命】というだけあって、それぞれのメーカーによってお顔立ちがかなり違っています。
そこで、それぞれの有名メーカーのお顔を比較してみましょう。
久月の雛人形のお顔と特徴
『人形の久月』と知られている久月は1835年創業。歴史ある老舗人形専門店です。
久月のお顔の特徴は、黒目が多く華やかで可愛らしい印象ですね。
吉徳の雛人形のお顔と特徴
「吉徳大光」として江戸最古の人形店。創業は1711年300年違い歴史ある老舗人形店です。
吉徳のお顔の特徴は、スッとした切れ長の目で高貴な印象。
秀月の雛人形のお顔と特徴
秀月は戦後に創業された比較的新しい人形専門店。
秀月のお顔の特徴は、表情がほっこりとした優しい印象ですね。
メーカーによってこんなにもお顔の印象が違うのね。
メーカーによって、かなりお顔の印象が違いますよね?
ですからどのメーカーにしようかなぁ~と選ぶよりは、お好きなお顔で選ぶといいと思います。
雛人形を選ぶとき、他にどんな所に気をつければいいのかしら?
それでは次に、雛人形を選ぶときの選び方のポイントを見ていきましょう。
雛人形の選び方のポイントとは?
雛人形を買う前に家族で相談しておくとスムーズに買うことが出来るので、選び方のポイントと共にお伝えしますね。
雛人形の予算を決めておく
雛人形によっては値段がかなり違ってきます。
専門店に行くと多くの雛人形が並んでいるので、数ある中から探すのはけっこう大変です。
予算を先に決めておくことで、数ある雛人形の中からある程度絞り込むことができますし、店員さんに予算を伝えることで予算の範囲内でおすすめの雛人形を見つけてくれますよ。
雛人形の大きさを決めておく
雛人形を買っても飾る場所がない!なんてことになったら大変。
そうならない為にも、先に飾る場所を決めてその場所にあったサイズを測ってから購入するようにしましょう。
飾り方を決める
雛人形には、
・親王飾り(平飾り)
・三段飾り
・収納飾り
・ケース飾り
などがあります。
この飾り方を決めることで、さらに選択肢を絞ることが出来ます。
親王飾り(平飾り)
親王飾り(平飾り)は、雄雛と雌雛の2人だけを飾る飾り方です。
親王飾りは飾る場所が限られているマンションや、少し高さがある台の上に飾るのに最適な雛人形。
三段飾り
三段飾りとは、親王飾りだけではちょっと物足りない。でも七段飾りほど場所もない!そんなときに人気なのが三段飾りの雛人形。
三段飾りはある程度、飾るスペースと高さが必要なので、スペースが確保できる家庭向けの雛人形となります。
収納飾り
収納飾りは収納箱を飾り台として使用するので、飾る場所や収納スペースを取らない雛人形。
飾り付けや片付けが簡単で、スペースを取らないのでマンション向け。
ケース飾り
ケース飾りの雛人形は、お雛様や道具がすべてガラスやアクリル製のケースの中に固定された状態の雛人形をいいます。
飾る手間や片付けも簡単♪スペースもあまり取らないのでマンションなどに向いていますね。
確かに!家の飾るスペースを考えて雛人形の種類を選ぶのは大切ですね♪
雛人形の相場は?
雛人形の種類によって値段や相場が変わるので、種類ごとの相場をご紹介しますね。
親王飾り(平飾り)
雄雛と雌雛のみなのでフルセットで揃えるよりも、かなりお値段が抑えられて、人気があります。
親王飾りの売れ筋の相場は、5万~15万程度。
三段飾り
雄雛と雌雛だけではちょっと寂しいという方に人気なのが、三段飾りです。
七段飾りに比べるとコンパクトなので、マンションでも飾れる段飾り。親王飾りと比べると華やかですね♪
三段飾りの売れ筋の相場は、10万~20万程度。
七段飾り
雛人形と言えば、やはり七段飾りが昔は主流でしたが、最近では住宅事情からかなり数は減ってきていますが、飾ってみるとやはり豪華さ煌びやかさ、そしてその存在感は目を奪われます。
七段飾りの売れ筋の相場は、20万~50万程度。
実際に私が購入した雛人形はこちら
色々とあるメーカーの中でも、私が選んだ雛人形は『真多呂人形』。
真多呂人形とは、270年の伝統技法を受け継いだ、確かな品質の伝統的工芸品。
【経済産業大臣指定 伝統的工芸品】なんです。
その確かな技術と積み重ねられた伝統と歴史ある、本格的な人形専門店から購入したいと思ったから。
それと公式ショップから購入すると嬉しい特典が付いていたからなんです!
・半世紀(50年)保証
・30年間返品交換無料
・無償修理サービス
半世紀(50年)もの保証と、無償で修理サービスをしてもらえるなんてさすが!安心して買えますね♪
そうよね!
雛人形を飾っていると子供が触って壊しちゃうこともあるけど、無償修理サービスが付いているから安心ね。
我が家が娘の為に買った雛人形はこちら↓
戸建てなので幸いにも飾る場所だけはあったので、「香桜10人揃」を購入しました。
この雛人形にした一番の理由は、『雌雛のお顔』
うちの子の顔にそっくり!なんです。
あどけなく、ぷくぷくしたほっぺが瓜二つ♪
お雛様は我が子に降りかかる災いを、身代わりとなってくれるお守り。ですからお顔がそっくりな雌雛は、まさに我が子の身代わりになってくれる!と親の直感。
大人びたお顔のきれいなお雛様が多いなか、幼顔の雌雛に愛らしさを感じたのと、三人官女や五人囃子がしっかりと娘の成長を支えて守ってくれると感じたので購入しました。
すっかり大きくなった娘も「日本人形って怖いと思うけど、このお雛さんのお顔は可愛いから好き」と言って、とても気にってくれています。
人とは違う雛人形が欲しい人におすすめ
人とは少し違う雛人形が欲しい方にはこちらがおすすめですよ。
可愛らしくて、一味違った雛人形として今大人気!
今までにない可愛い色使いが素敵ですよね♪
雛人形の豆知識
これまで色々な雛人形を見てきましたが、ここからは雛人形に関する疑問についてご紹介しますね。
雛人形を飾る時期はいつからいつまで?
雛人形を飾るのにいい時期は、節分の翌日から3月3日くらいまでと言われていますが、決まりはありません。
ですが、遅くてもひな祭りの一週間前には出してあげるといいですね。
特に良縁に恵まれると言われる『雨水の日』か、大安の日に飾るといいと言われています。
雛人形を飾る時期や「雨水の日」については、こちらの記事でくわしく説明していますので、興味のある方はご覧ください。
雛人形を飾るのに縁起のいい場所は?
雛人形を飾るのに縁起のいい場所方角は、良縁に恵まれることを願う最大吉方位は『南東』です。
南東は周りの人に愛されて、信用を得て発展する意味を持つ方位なので、南東に飾れる場所があれば南東がおすすめ♪
ただし、直射日光が当たってしまうところは避けましょう!
北側にしか飾れない場合はどうすればいいの?
北側しか飾る場所がない人は、魔よけに小皿に粗塩を盛って飾れば大丈夫ですよ。
雛人形は誰が買うのものなの?
ありがたいことに両家の親が出したいと嬉しい申し出をしてくれていたので、すっごく悩みました。
そこで人形専門店に問い合わせて聞いてみたのですが、特に決まりはないようです!
ですが、雛人形は基本的には母親方の両親が買うことが多いとのこ事でした。
そこで、両家に店員さんの話を説明して私の親に買ってもらいましたよ。
まとめ
今回は雛人形の有名なメーカーでおすすめはどこか?相場や選び方のポイントをご紹介しました。
雛人形でおすすめのメーカーを選ぶというよりは、気に入った『お顔』で選ぶといいですね。
雛人形の相場は飾る場所などで相場も変わってきますので、選び方のポイントをしっかり確認してから購入してください。
大切な我が子の健やかな成長を願って、毎年親子で飾るのも楽しいですよ。素敵なひな祭りを♪
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