こんにちは。毎日子育てお疲れ様です。
ここではついつい家にこもってしまいがちなママに向けて、子供の発達で起きる「人見知り」についてお伝えします。
赤ちゃんとの日々、これで良いのか、自分の育て方で大丈夫なのだろうか・・・悩みは尽きないですよね。
夜泣きや授乳で疲れて、外出が億劫になってしまうことも、誰にだってあります。
そして少し育児に慣れてきたと思った6ヶ月頃から始まるのが・・・そう、「人見知り」です。
私が外に出なかったからこの子はすごい人見知りになっているのでは・・・低月齢の時期から他人と関わらせたら人見知りにはならないの?と悩みのママも多いはず。
そこで、引きこもり育児が引き起こす子供の成長における影響について、紹介してますね。
赤ちゃんと引きこもり育児は人見知りなど子供の成長に影響ある?
さて、6ヶ月頃から始まると言われている「人見知り」。
早い子だと4ヶ月頃から始まります。
ママじゃない人の顔を見ただけで大泣き、パパの抱っこも全力拒否、知らない人が触ろうもんなら周りもびっくりの金切り声・・・。
うちの子だけ?
私があまり外出しなかったから?
ママ以外を拒否して泣くので、この時期はママの負担がより一層重くなり、つい悩んでしまうかと思います。
しかしこの「人見知り」、これは子供の成長に無くてはならないものなのです。
生後6ヶ月頃になると、ママの顔をはっきりと認識し、ママは「自分の命を守ってくれる人」「信頼できる人」と理解します。
なので、ママじゃない人の顔を見ると「この人は信頼して良いのかな?」と思って不安になるのです。
ここでママがその他者と親しげに話す姿をじっくり見せて、「この人は信頼して良いんだよ」という姿を見せていけば、少しずつ距離が縮まっていくのです(もちろん個人差があります)。
この「人見知り」を通して、子供は自分で親と他者の区別をつける大切な発達段階なのです。
そこで問題になるのが「引きこもり育児で人見知りが強くなるのか」というところ。
これはあまり関係ないと思われます。
先述した通り、人見知りは発達段階の過程で起きる事であり、その性質は個人差があります。
ママと沢山お出かけをしていても、激しい人見知りになる子もいれば、さほどお出かけしていないのに全く人見知りしない子もいるからです。
もちろん、お出かけをして他者との関わりが増えれば、子供自身も他者との関わりから学んでいきますが、低月齢時期であればそれほど大差無いと思います。
赤ちゃんの引きこもり育児による悪影響とは
引きこもり育児が人見知りにあまり関係ないと書きましたが、やはり適度な外出は成長の上で必要となってきます。
ビタミンDは太陽の光により生成されるので、多少のお散歩などで紫外線を浴びたほうが骨の生成に良いんです。
また引きこもり育児だとどうしても、親と子供の関わりが密になってきます。
そうすると親が子供にかまいすぎて、過干渉気味になってしまうことがあります。
親の過干渉は子供の意欲をしばしば奪いがちに。
「こうした方が良いわよ」
「こっちの方がいいんじゃない?」
「ママがやってあげるね」
など、子供を思うあまりつい口出ししてしまったりします。
そうすると、子供は自分の本当にしたかった事ができなくなり、徐々に自信を失っていきます。
自信を失うと、積極性が無くなったり、成長してから幼稚園の登園拒否、さらには不登校などが起きたりと様々な問題が起きてきやすくなってしまうのです。
親の過干渉を防ぐためにも、多少の外出は必要だと思います。
赤ちゃんと外出するメリットとは
先ほどは親と子の関係性のために、多少は外出したほうが良いと書きました。
またこの時期は、子供は五感で生きています。
外に出て太陽の光を感じる、風に吹かれて顔をしかめる、雨のしずくを触って喜ぶ、葉っぱや花を触って匂いを嗅ぐ・・・これら全てを全身で感じ、物凄い速さで脳の神経系が発達していくのです。
また、それらを触ったり感じたりしながら、親が「風が冷たいね」「お日様が暖かくて気持ちいいね」等話しかけることで、子供の頭の中に「これは冷たいって事なんだ」「こういうのは気持ちいいんだ」とインプットされていくのです。
そして何より、私自身もそうでしたが、外出することで自分自身の気分転換にもなるのです。ベビーカーや抱っこ紐、お着替えセットなどの準備は大変ですが、外に出たときの開放感たるや!
のんびり公園で座るだけでもよし、近所の駅やバス停に行って乗り物をぼんやり眺めるのもよし。
その際、思い切って自分に贅沢な飲み物など買っちゃいましょう!
そこでぼんやりしているだけで、自分は少し癒されて、子供は勝手に五感で刺激を受けて成長してくれるのです。なにも他の子供の居るところに行く必要はありません。
近所を少しゆっくり歩くだけでも、子供の脳にはとても刺激になるのです。
そしてママがリラックスしてにこにこ機嫌よくなることが、子供への1番の栄養となります。
赤ちゃんとの引きこもり育児から脱出する方法
それではここからは外に出るための方法を提案したいと思います。
まずはお散歩や買い物から
前述しましたが、やはり1番手軽に実践できるのがお散歩です。
貴重品だけ持って、子供を抱っこ紐かベビーカーに乗せて、家の周りをぐるっと一周しましょう。
メイクも必要ないですよ。帽子かぶってさぁ出発!です。
最初は5分程度でいいんです。ぐるっと周って帰ってきて良いんです。
慣れてきたら次は少し車や風景を子供と一緒に眺めながら、気持ちゆっくり歩きましょう。
その次はコンビニで好きな飲みものを買って、それを飲みながらぼんやりしましょう。
そうすると徐々に「外出準備の手順」が自分の中でできてきます。そうなったらあとはどんどん買い物でも何でも連れて行ってみるといいですよ。
案外なんとかなります。私も抱っこ紐で買い物中、盛大に便をもらされましたが、なんとかなりました。
そして「できるじゃん、自分」と妙な達成感まで出てきました。
やってみると、案外やれるものなのです。
子育て支援を利用してみる
外出に慣れてきたら、地域にある子育て支援センターへ勇気を出して行ってみるのも手です。
支援員さんがいらっしゃったり、同じ月齢のお子さんと出会えたりします。そこで同じ悩みのママさんと知り合えたりもします。
毎日のように通ってるママさんもいたりするので、「ここに行けば誰かに会えるかも」くらいの気軽な気持ちで行ってみると良いと思います♪
支援員さんから地域の子育てサロンなどの情報も聞けたりするので、結構便利ですよ。
地域の子育て相談会に行ってみる
私の住んでいる地域では、月1回1歳未満児のみの子育て相談会があり、行くと同じくらいの月齢の子が沢山いて、保健師さんによる手遊び歌やマッサージ、音楽遊びなどがありました。
そこで気の合うお友達もでき、近所なのでよく公園で待ち合わせて遊んだりしましたよ。
保健師さんが主催の事が多いので、育児の相談にものってくださり、月1度の楽しみでもありました。
ベビーマッサージに行ってみる
何か子供と一緒にできないかなと思って私が調べてみたのがベビーマッサージでした。
月1回で2時間程でしたが、助産院で行っていたのでとてもアットホームでのんびり楽しめましたよ。
ただ、メンバーが変わったりするので、人見知りの私は毎回ドキドキしながら行っていました。
でも母乳の事や離乳食について、助産師さんに直接聞けて、とてもありがたく貴重な時間でした。
まとめ
以上、人見知りの原因から引きこもり育児のデメリット、外出のポイントをお伝え致しました。
小さなお子さんを育てている以上、どうしても引きこもりになりやすい時期は必ずあります。
しかし引きこもりだからすべてが悪影響だと思い悩まず、お母様方が子供と楽しんで生活していけるのが一番だと思います。
どれも私の経験談からのお話でしたが、日々頑張って小さな命を育てているお母様方のお役に立てたらと思います。
ぜひ参考にしてやれそうな事から初めてみてくださいね。
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