結婚式のお祝儀をいただいたあと、ご祝儀袋の保管方法について悩まれている方が多くいらっしゃいます。
すごく綺麗なご祝儀袋や、高いご祝儀袋。
最近はデザイン性の高いご祝儀袋も多いので、中身だけをいただいて、ご祝儀袋は捨てるなんて、罪悪感がありますよね。
また、縁起が悪いと感じてしまう方も少なくありません。
そんな、ご祝儀袋の保管に悩まれている方に、ご祝儀袋の保管方法や処分の方法。
リメイクのアイディアや方法をご紹介します。
結婚式後のご祝儀袋の保管方法はどうしてる?
実際、ご祝儀袋をどのように保管するのがいいのでしょうか?
一般的な保管の方法を先輩花嫁さんに聞いてみました。
金額の集計など、いただいた中身の管理が終わった後、約半年から1年、長くて3年ほど保管してから処分するという意見が多かったです。
すぐに処分してしまうと失礼に値してしまうことや、縁起が悪くなることがあるので、しばらく経ってから処分するとのことでした。
また、その他の保管方法として、綺麗なご祝儀袋を他の人のご祝儀として使いまわしする方法。
リメイクをして他のものに再利用するという方法もあります。
ここから、それぞれの方法について、詳しくご紹介していきます。
ご祝儀袋を処分の仕方・処分方法は?
一般的な方法で処分すると言っても、
そのままゴミ袋に処分していいの?
処分すると縁起が悪いのでは?
と、不安に思う方も少なくないと思います。
そこで、ご祝儀袋を処分するときの処分方法について、いくつかご紹介します。
普通ゴミに出す
結婚祝いでいただいたご祝儀袋は、お守りやお札とは異なり、普通ゴミに出しても良いとされています。
ただ、普通ゴミに出すときに、気をつけたいポイントがあります。
ゴミの分類に気をつける
ゴミの分類には気を付けましょう。
一般的に、ご祝儀袋は可燃ごみです。
しかし、ご祝儀袋の中には、プラスチック製の物や、紙以外の素材を使用されているものもあります。
しっかりと使用されている素材を確認し、ごみの分類を行いましょう。
個人情報の取り扱いに気をつける
個人情報の取り扱いには気を付けましょう。
住所・氏名が書いてあるご祝儀袋は、必ず、斬り刻むか、シュレッターにかけるなどして、個人情報がわからない状態で処分をしましょう。
きれいな紙や白い布に包んで処分する
普通の可燃ごみに出して処分するのに気が引けてしまうという方も中にはいらっしゃいます。
そのような方は、ご祝儀袋をまとめて、きれいな用紙や白い布に包んでゴミ袋の一番上に乗せて、処分する方法をオススメします。
この処分の方法は、縁起物を捨てる時に使用される方法です。
なので、普通に可燃ごみに出すのではなく、少し工夫をするだけでも気持ちは変わります。
神社でお焚き上げをしてもらう
実はご祝儀袋も正月飾りや、お守りのようにお正月に神社でお焚き上げをすることができます。
ご祝儀は縁起物なので、お焚き上げで処分すると気が休まりますよね。
ただ地域によっては、お多義あげするものを限定していることもあるので、一度神社に、ご祝儀袋が対象物であるかどうか確認することをオススメします。
結婚式後のご祝儀袋は再利用してもいいの?
先ほど、ご祝儀袋を使いまわすという保管方法をご紹介しました。
それに対して、
ご祝儀袋って使いまわししていいの?
と、不安に感じた方もいらっしゃると思います。
そこで、実際に、ご祝儀袋を使いまわしされている方の意見をご紹介します。
ご祝儀袋を使いまわしする方は、『幸せを分かち合う』という意味を込めて、ご祝儀袋を使いまわしているようです。
ただ、こちらの方法は賛否両論であり、気を悪くされる方もいらっしゃいます。
使いまわしをしたくない人の意見としては、
お祝い事に使いまわしの品は失礼に値する。
綺麗な状態だからいいワケではない。
という意見があります。
なのでこちらの方法を利用する際は、相手や気持ちを考えて状況で判断してみてくださいね。
思い出に残るご祝儀袋のリメイク法も紹介♪
最近のご祝儀袋は、デザインがカラフルで可愛いものやデザインが凝っているものなど、種類が豊富になりました。
せっかくだったら、ご祝儀袋をリメイクして、大切に使用したいですよね。
そこで、最後に、ご祝儀袋をリメイクするアイディアや方法をご紹介します。
お箸入れ
まずは、お箸入れです。
ご祝儀袋のお箸入れに割り箸などを入れると、お祝い事の時にぴったりのお箸入れができますよ。
【ご祝儀袋のお箸入れの作り方】
封筒を広げて箸の大きさにたたんで、あとは水引きで結ぶだけです。
簡単にできるので、ぜひホームパーティなどでのお祝い事に使用してみてくださいね。
箸置き
お箸入れの次は、お箸起きです。
こちらは、水引き部分を使用します。
作り方は動画の方が分かりやすいと思うので、動画を参考に作ってみてくださいね。
防水性を高めるために、ニスを塗ると丈夫にもなるのでオススメです。
もし、ニスを使用される方は、安全性を高めるために、食品衛生法適合ニスを使用してください。
封筒やポチ袋
【封筒やポチ袋の作り方】
ご祝儀袋の封筒と水引きを分解し、好みの大きさの封筒に折りたたみます。
あとは、両面テープで貼り付け、水引きをつけたら封筒やポチ袋に変わります。
ご祝儀袋の紙はしっかりしているので、上品な仕上がりになりますよ。
年上の方などに書いた手紙などを入れる封筒サイズに、リメイクすることもオススメです。
また、ポチ袋にすると、大量にあるご祝儀袋も処分せずに再利用できるのでオススメです。
ブックカバー
【ブックカバーの作り方】
ご祝儀袋の封筒を広げ、本のサイズに折りたたむだけで、高級感のあるブックカバーが完成します。
また、水引きの結び目の部分をカットすることで、しおりとして一緒に使用することもできますよ。
本が好きな方は、ぜひオリジナルのブックカバーを作ってみてください。
パネルアート
部屋の飾りにぴったりなパネルアート。
和室や玄関に飾るだけで、雰囲気もすごく変わります。
【パネルアートの作り方】
100円ショップに売っている、厚みのある写真立てやボックスに水引きを好きな場所に飾り、グルーガンで固めるだけです。
大きい写真立てなら、複数の水引きを重ねても可愛いですし、和紙などと組み合わせても可愛くなります。
部屋の雰囲気を変えたい方や、結婚の記念品として使用したい方は、パネルアートのリメイクをお勧めします。
リース・しめ縄
もう1つ、部屋のインテリアとしてリメイクするのであれば、リースやしめ縄もオススメです。
【リース・しめ縄の作り方】
100円ショップで、飾りのついていないしめ縄やリースを購入し、水引きをグルーガンで止めたら完成です!
まとめ
いかがでしたか?
せっかく、いただいたご祝儀なので、ご祝儀袋も大事にしたいですよね。
今、ご祝儀袋の保管に迷われている方は、ぜひ、リメイクで新しいものに変えてみてください。
様々なリメイクの方法があるので、夫婦で作ってみるのもいいかもしれません。
きっと、旦那さんとの会話の話題にもなるはずです。
そして、処分をしようと考えられている方も、神社でお焚き上げや綺麗な紙に捨てるなど、少し工夫して処分をしてみてください。きっと、縁起も気にならず、気兼ねに処分できると思います。
こちらの記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
少しでも、こちらの記事が参考になれば嬉しいです。
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