「お中元」は時期が早すぎても、遅すぎても失礼になってしまいますので、「贈るタイミングがよく分からない。」「いつ注文すればいいの?」という人もいますよね。
そこで、
✅お中元の注文時期はいつからいつまでがベストタイミングなのか?
✅注文時期を過ぎたらどうすればいいか?
その対処法と暑中見舞いと残暑見舞いの違いなども一緒にご紹介します。
お中元の注文時期はいつからいつまでにすればいい?
冒頭でも少しふれましたが、「お中元」は早すぎても遅すぎても失礼になってしまいます。
ましてや、「お中元」は地域によって若干、贈る時期にズレがあります。一般的には、「お盆」の前に贈るのがほとんどです。
「お盆」は元々、旧暦の7月に行っていましたが、明治6年に新暦が導入されました。その影響で暦が約1か月前倒しとなり、都市部では新暦を使うようになったのです。
一方で、新暦の7月は、農家の方々にとっては繁忙期であったことが理由で旧暦の時期に行う地域も多く残っています。そのせいで7月に行う地域と8月行う地域が誕生したというわけです。
下記にて時期をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
【関東・東北地方】 | 7月1日から7月15日までに贈る。※旧暦でお盆をする地域あり。 |
【北海道、東海地・関西・中国・四国地方】 | 7月中旬~8月15日までに贈る。 |
【北陸地方】 | ・7月15日までに贈る地域。 ・8月15日までに贈る地域。の二つが存在する。 ※正確な時期がわからない場合には、7月15日までに届くように贈ると良いと思います。 |
【九州地方】 | 8月1日~8月15日までに贈る。 |
【沖縄】 | ・旧暦のお盆の期間に贈る。 |
お中元の時期を過ぎたらどうすればいい?対処法を紹介!
ここでは、お中元を過ぎてしまった場合の対処方についてご紹介させて頂きたいと思います。
一般的には、「表書きを変えて代替する。」という方法です。
お中元の時期を過ぎてしまったら、今の時期を確認しましょう。
もし、立秋を過ぎていれば「残暑見舞い」として贈れば大丈夫です。
もし、9月に差し掛かっていれば「お中元」は諦めて、「お歳暮」にした方が無難だと思います。
だた、「どうしても1年に一回くらいは何か送らないと気が済まない。」「失礼なのではないか。」と考える人もいると思います。
そういった人には、「御礼」などという表書きで、季節に関係のない贈り物としておくるのが良いと思います。
暑中見舞いと残暑見舞いの違いとは?
先の内容でも「暑中舞い」と「残暑見舞い」について軽く触れましたが、この二つは贈る時期が違います。
暑中見舞いを贈る時期
まず、「暑中見舞い」についてですが、これは、立秋までが時期となっています。
送り出しの時期には3つのタイミングがあります。
② 小暑(しょうしょ:7月上旬)
③ 土用(どよう:立秋前の18日間)
早くても梅雨明け、遅くても土用の時期までは暑中見舞いを送ることができます。
梅雨明けは地域によって変動があるので、送り手が梅雨明けをしていても、受け取り手の地域は梅雨明けをしていないこともあります。
そのため、7月上旬の小暑あたりに贈るのが無難でしょう。
残暑見舞いを贈る時期
次に「残暑見舞い」についてですが、これは、立秋~8月末までが時期となります。
8月は通常、暑さが続いているため「夏」の印象が強いと思いますが、暦の上では秋となります。
そのため「暑中」よりも「残暑」の方が適しているのです。ですから「残暑見舞い」は、8月に送るのが一般的です。
この二つに共通している部分としては、「夏の暑さの厳しい時期に、相手の体調や自身の近況を報告する」という目的があります。
やはり、相手を思いやる心が大切ですね。
巣ごもりに喜ばれるお中元(夏ギフト)3選!
それでは、「巣ごもりに喜ばれるお中元」を3選ご紹介させて頂こうと思います。
最近は家にいることも多く何かと外出が困難な状態ですよね。
「お中元」に何を贈ろうか迷っている人はぜひ参考にしてみください。
信州そば
はじめにおすすめする商品は、「信州そば」。
「そば」は日持ちしますし、何より夏の暑さで食欲が減る人もいる中、サクッとお腹にいれることが出来ます。
おまけに調理方法も茹でるだけですので、嬉しがられること間違いないのではないのでしょうか。気になった人はぜひ見てみてください。
天ぷら鍋うどん
次におすすめする商品は、「天ぷら鍋うどん」です。
この製品は、北海道の小麦を使ってつくられたうどんです。口コミ評価も5段階評価のうち4.61を獲得しており、「スープ・麺が美味しい。」と評価が高いです。
家でうどんを楽しむのも良いですが、個々包装になっているので、お家でBBQの最後にうどんを食べるのも良いのではないでしょうか?
おうちBBQに関してはこちらも良かったらどうぞ♪
平田牧場ギフトセット
最後におすすめする商品は、「平田牧場ギフトセット」です。
この製品は、平田牧場三元豚のハンバーグ(2種)が、1人前ずつセットになったもの。
口コミ評価も5段階評価のうち4以上を獲得しており、「喜んでもらえた。」と評価が高いです。
お肉が嫌いなひとは、まずいないと思いますし、個々包装であり、調理方法も、「湯煎」か「電子レンジ」で温めれば完成するため、一人暮らしの人などには大いに喜んでもらえるのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「お中元が過ぎてしまったどうすればよいのか。」「暑中と残暑の違い」などについてご紹介させて頂きました。
「暑中と残暑の違い」を執筆している時に、同じ夏でも、表現を変えるという点がとても面白く感じました。
同じようなもので「寒中見舞い・余寒見舞い」なんていう言葉もありますよね。
これは冬バージョンの単語になるわけですが、これにも違いがある様です。
ちなみに皆さんは「寒中見舞い・余寒見舞い」の違いはご存じでしょうか? 知っている人はぜひ教えて下さいね!
暦に合わせて言葉を使い分けたり、表現を少し違う言い回しにするといった点は、日本人が持っている繊細な感覚を表現していると感じました。
こんな風に季節に敏感なのは、日本人らしい特徴ですね。
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