台風はいつやってくるかも分からないため、どうしても急な避難や停電となるとどう対応していいのか分からないなんてこともありますよね。
「毎年この地域には台風はこないから」と油断してはいけません。
そこで今回は、家の中で安全な場所や台風に備えてチェックしておきたいポイントや対策についてご紹介していきます。
ぜひ参考にして頂けたらと思います!
台風のとき家の中で安全な場所はどこ?
台風のときに家の中で安全な場所は「お風呂場」という話は有名だと思います。
これは柱がしっかり四つ角にあるから安全と考えられてきました。それでももし家が倒壊してしまったら、どこにいても安全ではありません。
ここではお風呂場が安全と紹介はしましたが、必ず安全とは言い切れないのでできるだけ近くの避難所に避難することをおすすめします。
台風対策で家の中でのチェックすべきポイントは?
次に気になるのは台風の対策をするときにチェックするべきポイントを紹介していきたいと思います。
ここでは「非常用品」「窓ガラス」「避難場所」を重点的に見ていくので、参考にして頂けたらと思います。
非常用品をまとめておく
非常用品を普段から準備しておくのはとても大切です!
しかし、「非常用品って何を用意しておけばいいの?」と困ってしまう方もいるのではないでしょうか。
ここで非常用品として準備しておくものを一緒に確認をしておきましょう!
気象庁のホームページを参考に準備するのがいいかもしれません。
・リュックサック
・飲料水、乾パンやクラッカーなど、レトルト食品、缶詰、粉ミルク、哺乳ビンなど
・救急医薬品、常備薬、マスク、紙おむつ、生理用品
・現金(小銭も)、預金通帳など、印鑑、健康保険証など、身分証明書
・下着、タオル、寝袋、雨具、軍手、靴
・ナイフ、缶切、鍋や水筒、懐中電灯、ラジオ、電池、ロープ、マッチやライター、使い捨てのカイロ、ティッシュなど、筆記用具、ごみ袋
・防災頭巾やヘルメット、予備の眼鏡など、地図
※引用元:気象庁
と記載がありました。これを基準にして、あとは自分で必要だと感じたものを足していくのをおすすめします!
窓ガラスの近くに物を置かない
窓ガラスの近くに物を置かないのも対策のひとつです。
万が一ガラスが割れて、窓の近くに置いていた物が壊れてしまったら大変ですよね。
ガラスが割れてしまったら、そこから雨や風がたくさん入ってきます。
そういった意味でも窓ガラスの近くには、あまり物を置かないようにしておきましょう。
避難場所や避難経路の確認をしておく
避難場所や避難経路の確認をしておくのも大切です。
いざというときに「どこに避難したらいいのか」「この避難場所まではどこを通れば行けるのか」が頭に入っていないと迅速に非難することができません。
避難場所は必ず確認しておきましょう。
避難経路については、間違った所を通って台風の被害に遭ってしまう可能性も出てきます。
せっかく避難していたのに移動中に被災してしまうのは避けたいですよね。
避難場所や避難経路はみなさんが住んでいる地域によって異なるので、確認の意味も込めてぜひご自分で調べてみてはいかがでしょうか?
台風対策!家の中ですべき対策はこれ!
台風の対策は先ほどあげたものだけではありません。
家の中の対策も必要となってきます!
例えば「窓ガラスが割れることを防ぐ」「断水に備える」「停電に備える」などがあります。
ここからは具体的にどう対策していけばいいのかを紹介していきたいと思います。
窓ガラスが割れることを防ぐ
台風は雨風が強いので窓ガラスが割れてしまう可能性があります。
一番安く対策ができるのは養生テープやガムテープを貼ることです。
ただこれだけに頼ってしまうのも良くはないので、飛散防止フィルムを貼ることもおすすめします。
このフィルムには薄いものから厚いものまでありますが、台風の対策を考えると厚めのフィルムを貼ることをおすすめします。
こちらの飛散防止フィルムは370ミクロンもあるので、凹凸のある窓ガラスにもしっかり貼れますよ♪
一番台風の被害を抑えるといわれているのは防災防犯ガラスです。
防犯防災ガラスとは「2枚のガラスの間に1.5ミリ以上の厚みの合成樹脂を挟み込み圧着された合わせガラス」のことです。
ただ値段が高いことでも有名です。
ぜひご自宅に合った対策法を試して頂けたらと思います!
断水に備える
水は生活するうえで欠かせないものです。
断水に備えて水を溜めておくのはもちろん大切ですが、料理に使う用とトイレに使う用といったように用途別に分けておくことをおすすめします。
水を溜めるといっても、必ず水道水でなければならないというわけではありません。
スーパーやコンビニで売っているペットボトルの水でも問題はありません!
水がたくさんあって困ることはないので、常に溜めておくようにしているといいかもしれませんね。
停電に備える
窓ガラスの対策や水の備蓄だけではなく、停電にも備えておくことが大切です。
まず懐中電灯は手の届くところに置いておきましょう。
家の中が真っ暗だと足元が危ないので懐中電灯は必須です。
それと、スマホの充電は満タンにしておくようにしましょう。
台風の最新の情報や知り合いとの連絡手段として大切になってきます。
できるだけスマホは省電力モードにして電源の節約も意識することをおすすめします!
それから、スマホやパソコンの他にも電化製品にも電力を供給できる充電式蓄電器「ポータブル電源」を準備しておくことをおすすめします。
モバイルバッテリーだけでは電化製品は使えないので、万が一のときのために準備しておきましょう。
台風対策で家庭でこれだけは備えておきたいもの
ここまで台風のときの対策を紹介してきましたが、実際に何がどれくらい必要なのかも気になりますよね。
非常食や水をどれくらい準備しておくか目安があるのでここで紹介していきます!
・お米や食パン…一食500グラム
・おかず…一食缶詰一つ
・レトルト食品…一食一袋
これが目安となっています。
台風の対策として準備をするなら三日分が目安とされています。
もし大規模災害のようだったら、これを一週間分準備しておくといいでしょう。
水は飲むものと生活用とで分けることはもちろんですが、お風呂に水をたくさん溜めておくこともおすすめです。
まとめ
今回は台風の対策について見てきましたが、どれも大切なことが分かりましたね。
台風だけではなく、自然災害はいつどこで起こってもおかしくはありません。
なのでみなさんも油断をせずに少しずつ対策をしてみてはいかがでしょうか。
その際に今回紹介したものを参考にして頂けると幸いです。
自分や家族の命を守るための準備は怠らないようにしていきましょう!
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