お祭りや花火大会が多く開催される時期になり、浴衣を着て出かけようと思う方も多いのではないでしょうか。
でも自分で着れないという人の為に、
■大人女性でも簡単で初心者におすすめの帯の結び方
■人とかぶらない帯のおすすめアレンジ方法
■浴衣を苦しくなく着付けする方法
■浴衣の下には何着るのか?何も着ないのか?
など、浴衣の着方から疑問までご紹介していきます。
浴衣帯締め!大人女性でも簡単で初心者におすすめの結び方
初心者でも簡単にできる帯の結び方をご紹介します。
文庫結び
浴衣の帯と言って思い浮かぶことが多いのが、この「文庫結び」。
定番の結び方であると同時に、初心者がチャレンジしやすい結び方とも言えます。
自分の前で結んだ後に背中に回すので、自分の目で見てしっかり形を整えてから後ろへ回します。
バランスもとりやすく形もキレイに整えやすい結び方です。
やり方はこちらの動画を参考にしてみてください!
みやこ結び
こちらも、浴衣を着つけたことがない人でも簡単に結べる帯の結び方です。
形を見てわかる通り帯の「リボン結び」です。
若い女性にも似合う可愛らしい結び方でもあるので、浴衣の色やデザインに合わせて結んでみるのもいいかもしれません。
こちらの動画を参考にやってみてくださいね!
こちらの2つの結び方は、初心者でもやり方さえ覚えれば簡単にできるものです。
初めて浴衣を着る方や、友達同士で着るときにも役に立つと思います。
ただし、初めてやるとなると慣れている人と比べ時間がかかってしまうのは当然です。
時間にゆとりをもってやってみる、もしくは事前に何度か練習してみると上手く出来ますよ!
ぜひ挑戦してみてくださいね!
大人女性でも簡単な帯締めの結び方おすすめアレンジ3選!
「兵児帯」を使ったリボン結び
「結び方のアレンジが難しそう。」と思う方には「兵児帯(へこおび)」を使用したリボン結びがおすすめです。
絹や面、化学繊維などで作られており、フォーマルシーンというよりは花火大会などのカジュアルなシーンで使われます。
最近では、この兵児帯を使用する方も多くみられるようになりました。
薄手で柔らかい素材なので、普段あまり使い慣れていない人でも扱いやすいです。
また、デザインも豊富で自分好みのものを探すことができバリエーションの幅が広くなっています。
やり方はこちらを参考にすると、やりやすいと思います。
ぜひふわふわの兵児帯にチャレンジしてみましょう!
こちらの兵児帯は、グラデーションが落ち着いた大人の華やかさを演出してくれます!
貝の口
貝の口の結び方は大人っぽく、スッキリとした結び方です。
結び目がフラットになるので、長時間座る場合などにも邪魔になりにくいのがポイント。
大人っぽいデザインの浴衣や帯に合わせると、グッと魅力的な浴衣姿に変身できます!
初心者でも挑戦しやすいので、いつもと違う大人っぽさを演出したいときになどやってみてください!
貝の口のやり方はこちら!
花結び
「初心者向けの結び方は簡単にできる!」という方は、「花結び」はいかがでしょう。
半幅帯で結んでも、兵児帯で結んでも背中に花開く結び方は女性らしさも美しさも際立つ結び方です。
帯の種類によってさまざまな花を作れるので、バリエーションも広がります。
結び方は実際の動画を見た方がわかりやすいので、こちらを参考にしてみてください。
花の形はそれぞれ形が異なるのと同じように、花結びのやり方も人により結び方が異なるので、気に入った花の形を探してやってみるのもいいかもしれません。
他にも様々な結び方があり、帯の種類によっても見栄えがガラッと変わります。自分の帯や浴衣に合わせた結び方をすると魅力がグッとあがりますよ!
浴衣の着付け自分で着るのに何分かかる?
例として初心者が自分で動画ややり方を教えてもらいながら着付けをする場合には最低でも1時間は時間に余裕をもって着付けを行うことが良いでしょう。
初めて着付けをする場合、帯も難しく感じますが浴衣を着ることにも時間がかかることがあります。そのため早めから着ることをおすすめします。
ただし、慣れないうちは花火大会など歩く距離が長い場面や、人混みに出ると着崩れてしまうことも。その場合には途中で着付け直しを必要とすることもあります。
長時間浴衣を着る場合には、着付けの慣れている人やプロの方に着せてもらうと崩れにくく長時間着ていることができますよ!
また、プロの方にお願いする場合は一緒にヘアメイクもしてくれるところもあるので、利用するのも良いでしょう。
浴衣を苦しくなく着付けするには?
苦しくない着付けのポイントは「体の形に沿って結ぶ」ということ。
浴衣を着慣れていない人には「どうゆうこと?」と思うかもしれませんが、お腹はただの楕円ではなく、背骨部分が少し凹み、前川はゆったりと丸みを帯びています。
体の線に合った紐の当て方をすることで腰ひものフィット感が高くなり、快適かつ崩れにくくなるそうです。
どういった腰ひもがいいのか?というのは着慣れている人でないと良くわからないですよね。
〇幅が太い紐
〇絹100%のもの
〇厚手でボリューム感のある生地
〇芯が中にしっかり入っている
上記のものを選ぶと良いそうです。
幅が太く、厚手でボリューム感のある腰紐は着物の重みにしっかりと耐えられるので、着物を止める力が強くなります。
また、太さがある腰紐は体を締め付ける力を分散させることもできるので体に食い込みにくくなるという特徴もあります。
絹という素材を選ぶ理由としては、腰紐が擦れて着物や浴衣を痛めにくいという特徴があります。
帯の結び方も苦しくなるかならないかのポイントになります。
出来るだけ前下がり後ろ上がりで帯を結べると、お腹周りにゆとりが出てきつさが軽減できます。
逆に前上がり後ろ下がりで結んでしまうと胃の当たりを締めることになるので苦しくなります。
ご飯を食べる予定などがあるときには指一本分くらいのゆとりがあると楽になりますよ!
浴衣の下には何着る?何も着ない?
昔は浴衣を着るのは寝るときに来ていたので、下着を着るという習慣はなかったようです。
しかし、現在は浴衣を着る場面としては夏祭りなどの外出で着るようになったので下着を着用した方が透けたり汗ジミを防げます。
また、着崩れてはだけてしまった場合にも素肌を見せないために着用した方がいいと言えます。
では、どういったものを中に着るのがいいのでしょう。
普段着ているような洋服と違い、浴衣は寸胴で胸も膨らんでいない方がきれいに着られます。
そのためボリュームアップタイプのブラジャーなどは避けましょう。
浴衣や着物専用の肌着で「肌襦袢(はだじゅばん)」というものがあります。
そういったものを着用するときれいに着こなせるでしょう。
「わざわざ買うのはちょっと」と思う方は、普段使用する肌着でも代用が可能ですが注意が必要です。
〇襟元や袖から見えないか
〇下着のラインが見えないか
〇暑さ・汗対策ができるか
〇締め付けが強くないか
これらを注意すると通常使用しているインナーでも代用可能でしょう。
ブラジャーもノンワイヤータイプだと締め付けも少なくシームレスタイプもあるので浴衣にひびきにくいです。
まとめ
”最初は自分で着るには大変そう”と思う浴衣ですが、やり方を覚えるとアレンジを加えたりなど、夏を楽しむアイテムに早変わりします。
帯は特にその代表と言えますし、浴衣の色柄を変えることで印象も変わります。
慣れるまでは苦しく感じるかもしれませんが、着慣れてくると涼しく着やすいものになります。
ぜひ夏の代表ともいえる浴衣を楽しんでみてください。
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