野菜はしっかり摂れていますか?
自分と家族の健康の為にも、日々野菜はしっかり摂りたいものです。
特に生野菜!美味しいサラダで新鮮な野菜を摂取すると、身も心も軽やかに健康になりそうですよね!!
その中でも注目すべきは「ベビーリーフ!」
ベビーリーフは買ってきてそのまま洗って食べられますし、綺麗な緑色がお料理にも映えます。
ですがベビーリーフは体に悪いとの噂が!そこで真相とベビーリーフの栄養効果効能から加熱したら栄養価はどうなるのか?見ていきます!
ベビーリーフは体に悪いの?体にいいの?
その名の通り、葉物野菜のベビー、赤ちゃんです。
ベビーリーフに使われる野菜は30種類ほどと言われているのですよ。
現在はサラダ野菜として、家庭でもレストラン・ホテルなどの料理にもよく登場します。そんなベビーリーフですが、一部では体に悪いという情報も出回っています。
でも、そんなことはありません。ベビーリーフは正しく摂取すれば問題ありません。体に悪いどころか、栄養の宝庫なのです。
ではなぜ、ベビーリーフが体に悪いと言われているのでしょうか?
ベビーリーフが体に悪いと言われる理由としては、ほうれん草に含まれるシュウ酸があります。
シュウ酸とは、ほうれん草のアクの成分です。シュウ酸をたくさん摂ってしまうと、結石の原因になると言われてきました。
そのため、ほうれん草はこの「アク」を抜くために、ゆでて冷水にさらす必要があるのです。
一方、ベビーリーフに使用されるほうれん草の種類にスピナッチ(ベビーほうれん草)、赤茎ほうれん草という品種があります。
ベビーリーフに使われることの多いこれらのほうれん草は、アクが少ない生食用として知られています。
また、シュウ酸が含まれていたとしても毎日多量に食べることがなければ人体に影響を及ぼすことはないと言われ、あまり気にしなくて良いのです。
逆に、ベビーリーフには小松菜、ルッコラ、ケールなどの様々な種類の緑黄色野菜が混在しているため、一度にたくさんの野菜の栄養が取れます。
また、成長する前に摘み取る葉っぱのため、その小さなからだに栄養がぎっしりと詰まっています。そのため、成長しきったものに比べてビタミンなどの栄養が豊富なのです。
食物繊維はレタスの2倍、ビタミンCは6倍、鉄分は5倍となります。
また、根元からのカットにより栄養が流れづらいのも特徴です。ベビーリーフは野菜不足にはもってこいですね!
そして農薬を使う前に収穫されることが多いので、農薬の心配もないことが多いです。
ただし、土や虫が付着している可能性があるので食べる前はしっかり水洗いし、食べ過ぎると、体を冷やすので気を付けましょう!!
ベビーリーフの栄養や効果効能
ベビーリーフは、生長途中の若い葉っぱで、生育に必要な栄養がたっぷりとつまっています。
また、数種類の野菜やハーブが混ざっているので、一度にいろいろな栄養素を効率的にとることができますね。
たとえば、サニーレタス単品に含まれるビタミンCの含有量は100g当たり17mgほどですが、ベビーリーフの場合は100g当たり36mgと約2倍になります。
ビタミンCは美肌効果、抗酸化作用、免疫力アップなどカラダに欠かせないビタミンの代表です。
また、βカロテンは、サニーレタス100g当たり2,000㎍に対して、ベビーリーフは1.5倍の3,600㎍も含まれています。
βカロチンは体内でビタミンAに変化する重要なビタミン源です。
油と一緒に摂取することで吸収率があがるので、ドレッシングを使用したりトッピングに肉や魚を摂りいれたりすると効果的です。
ベビーリーフだけでは十分な量を摂るのは難しいですが、底上げアイテムとして役立ちます。
また、病気のもととなる活性酸素を消去する抗酸化作用、免疫力向上、疲労回復などが期待できます。
ほかにも、日常生活で不足しがちなカルシウム、葉酸、鉄分といった栄養もバランスよく含み、生食60gで1日の野菜摂取量とほぼ同じ栄養を摂取することができます。
では、べビリーフの効能はどうでしょうか。
順にご紹介しましょう。
歯ごたえがあるのに低カロリー
ベビーリーフは平均して100g当たりのカロリーは14kcalと非常に低カロリーなうえ、歯応えがあります。
歯応えは、よく噛むことや食べ過ぎ防止につながるのでダイエットの強い味方といえます。
美肌効果
美肌に欠かせない食物繊維、ビタミンB類、ビタミンCが少量ながらも幅広くふくまれています。
デトックス効果
カラダの毒素を体内から取り除くデトックスは健康維持に欠かせません。
ベビーリーフはカラダの余分な塩分を排尿とともに排出してくれるカリウムが豊富で、高血圧予防につながります。
ベビーリーフ自体に水分がたっぷりと含まれているので、塩分排出にはとても効果的です。
また、多くふくまれるビタミンEは、抗酸化作用と血液中の脂肪が酸化を防ぐ働きが期待できます。
苦味による食べ過ぎ防止
料理のなかで、程良い苦味は甘味を引き出したりコクを深めたりと他の食材を活かす大切な食味です.
舌が味を強く感じることで満足度が上がるので、食べ過ぎを防止する作用が期待できます。
ベビーリーフを加熱したら栄養価は変わる?
ベビーリーフは加熱して食べても美味しいですが、加熱するとビタミンCなどの栄養素が流れ出てしまい、栄養価は変わります。
なので、ベビーリーフの持つ栄養をまるごと摂りたいなら生でサラダとして食べるのがやはりお勧めです。
加熱するなら他の食材と組み合わせて、栄養素を補うようにするといいですね。
ベビーリーフを日持ちさせる保存方法
ベビーリーフを買ってすぐ食べるのが理想的ですが、なかなか難しいときもありますよね。
ひと手間加えると、買ってきたベビーリーフを後日でも美味しく食べられる方法があるのです。
まず、水を溜めてベビーリーフを洗います。万が付いている一虫や泥を落とすためです。大きなボウルがあれば、そこに水を溜めて洗うと良いですね。
次に、そのまま2~3分水に浸します。こうすることで葉に張りが出てピン!とします。
水切りするときはサラダスピナーがあると驚くほど簡単に水気が切れるので便利です。
水分が葉の表面に残っているとベビーリーフが長持ちしないので、しっかりと水気を切りましょう。
水気を切ったら、キッチンペーパーで優しく包んで容器に入れて冷蔵保存します。
なぜなら、キッチンペーパーがベビーリーフの水分を吸い取り保湿の役目をしてくれるからです。
こうする事で葉を痛ませずに水分の蒸発を防ぎ、3~4日は良い状態で保存するとこができますよ。
ちなみに、ベビーリーフは冷凍してしまうとべチャッとしてしまうので、冷凍はしないようにしましょう。
葉物野菜の中でも、ベビーリーフは鮮度が命!です。
スーパーで買ってきたベビーリーフを美味しくいただくために、ひと手間かけてみましょう。
まとめ
栄養満点なベビーリーフ、いかがでしたでしょうか。
思った以上に体にいい成分がたくさんで、心強い食材です。
身近にあるスーパーで手軽に手に入るし、買ってきてそのまま洗うだけで食べられるし、サラダにしたりメイン料理に組み合わせたりするだけで一気に食卓が華やかになるので、是非積極的に取り入れたい食材です!!
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