味の素は身体に悪いって本当!?アメリカで禁止されている理由とは?

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旨味を足したいという時に重宝するのが「味の素」。

でも味の素は身体に悪いという噂があります。アメリカではなんと使用禁止となっているんです。

本当に味の素は身体に悪いのか?
気になる安全性はどうなのか?
なぜアメリカで禁止されているのか?
など、その理由を調べてみました。

 

 

 

味の素がアメリカで禁止されている理由とは?

味の素 アメリカ 禁止

 

日本の食卓ではおなじみの「味の素」。

たいていのご家庭には、あの赤いパンダが特徴の調味料があるのではないでしょうか。

日本では味の素などの「うま味調味料」は、ほとんどの加工食品やお菓子に使われていて、うま味を高めてくれる欠かせない調味料です。

 

「ちょっと物足りないな」とそんな時でも一振りすると味がしっかり決まるので、優秀な調味料ですよね。

 

そんな「味の素」ですが、アメリカでは「健康に悪い」と避けられています。

小さい子どもに対しては視床下部に障害が出るということで禁止されていますし、アメリカ以外にもカナダや健康志向の強いヨーロッパ諸国でも味の素は避けられています。

 

なぜ、こんなに「健康に害がある」と印象をもたれてしまったのでしょうか。

 

味の素は1920年代にアメリカに輸出され、第2次世界大戦後には一気に普及されました。

しかし、「中華料理をたくさん食べると頭痛や体調不良があらわれる」といった症状(チャイナレストランシンドローム)が流行し、この原因物質がグルタミン酸ナトリウム(味の素)だと疑われ、学術誌でも発表されました。

これをきっかけに味の素の評判は一気に下がり、様々な実験が行われ、無理な実験で出た症状も『グルタミン酸ナトリウムは身体に悪い』という根拠になってしまいました。

 

このようなことから、アメリカでは避けられているんですね。

 

その後、1987年には国際食糧農業機構(FAO)と世界保健機構(WHO)による食品添加物専門家委員会(JECFA)は、かつてグルタミン酸ナトリウムの摂取上限を決めていましたが、何度も実験や研究を行った結果、一切の有害性が認められず、身体の中からきちんと排出され、体内に蓄積されないことがはっきりとわかってからは、これを削除しました。

 

チャイナレストラン・シンドロームも、結局は糖質と脂質の大量摂取による血糖値の急上昇が原因と判明されたようです。

このようにしっかりと判明されたにも関わらず、いまだに風評被害は残ったままです。

現在でもアメリカの食品パッケージには「NO-MSG(グルタミン酸ナトリウム)」と表記されています。

 

 

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味の素は本当に身体に悪いの?気になる安全性は?


 

「味の素は化学調味料なんでしょ?じゃあやっぱり身体にわるいんじゃないの?」そんな意見もあると思います。

味の素の成分はグルタミン酸ナトリウムといって、こんぶやトマトのうま味成分である「グルタミン酸」に塩分の「ナトリウム」がくっついたもの。

味の素のグルタミン酸は、さとうきびなどのでんぷんを発酵させてから抽出されたグルタミン酸を粉末にしてできたものです。

グルタミン酸はそのものでは水に溶けにくいので、ナトリウムを付けて結晶化し、調味料としてつくられました。

 

「化学調味料」というとあまり良いイメージは持ちませんよね。

これは昭和30年代にNHKの料理番組で公共放送の立場上「味の素」と製品名で呼べないため、一般名称として「化学調味料」が使われていたそうです。

昭和60年代以降には「うま味調味料」の名称で統一されているそうですよ。

 

「化学調味料」だと、天然の食品を発酵してつくられているのに「化学物質」のイメージがついてしまって、残念ですよね。

 

味の素の主成分であるグルタミン酸はアミノ酸の一種です。

人間の体重の約2%はこのグルタミン酸からできています。

味の素を食べると、グルタミン酸やイノシン酸、グアニル酸、ナトリウムなどに分解され、肝臓や腸などできちんと代謝され排出されるので、身体の中に残って蓄積されることはないんです。

 

妊婦さんや赤ちゃんが食べても大丈夫です。

赤ちゃんが初めて口にする母乳にもグルタミン酸がとても多く含まれているんですよ。
(牛乳に比べて約10倍だそうです!)

味の素をたくさん使用すると、味覚がおかしくなるという意見もありますが、そもそも舌にある味覚を感じる「味細胞」は10日かけて新しいものに変わりますので衰えることはありません。

味覚異常をおこす病気などは数多くあるので、調味料が原因とは一概には言えないですよね。

国際機関でも味の素の安全性は保障されているので、安心してお料理に活用できますよ。

 

 

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味の素から得られるメリット

味の素 アメリカ 禁止

 

味をまろやかにしてくれる

酢の物や酢飯の合わせ酢を作った時、お酢特有のツンっとした酸味をまろやかにしてくれます。

食材との絡みも良くなり、酢が苦手な子どもさんにも食べやすくなりますよ。

また、手作りドレッシングを作って、「何か物足りない!」という時ありませんか?

 

砂糖を入れたらくどくなりそうだし、食塩だと塩っ辛い・・・。そんな時にも一振り入れてみてください。きゅっと味がキマリます。

 

酢と合わせるときは溶けにくいので、しっかりと混ぜてくださいね。

 

 

素材の持ち味が生きる

味の素には素材の持ち味(甘味や風味)などを引き立てる効果があります。

芋類を下茹でするとき、このゆで汁に味の素を加えると芋の甘味が引きあがります。

 

パスタの下茹でにも食塩ではなく味の素をぜひ入れてください。

 

小麦の風味が引き立ちますよ!天ぷらやお好み焼きにも隠し味におすすめです。

 

 

野菜の苦みやえぐみがなくなる

ゴーヤやピーマンなど栄養価が高いから子どもに食べさせたい!と思っても、苦みやえぐみがあって食べてくれない。

そんな時にも味の素を振り入れてください。

 

野菜の苦みを和らげてくれます。

 

料理の仕上げでもOKだし、下ごしらえやゆで汁でもOKですよ。

ホウレンソウのゆで汁に食塩の代わりに入れると発色も良くえぐみもなくなります。

 

 

魚の生臭みを和らげる

サバやいわし・鮭など脂が多い魚はおいしいけどクセが強い時ありますよね。

そんな時には下ごしらえの時に使ってください。

 

生臭さが取れ、うま味が強くなります。

冷凍のエビなど独特の臭みが気になるときにも、和らぐので料理がおいしく仕上がります。

 

 

冷凍魚のパサつきがなくなる

冷凍した魚は、調理するとどうしてもパサつきが気になりますよね。

 

そんなとき、下味をつけるときに味の素を使用すると、加熱後のパサつきがなくなり、しっとり仕上げられます。

 

一度試してくださいね。

 

 

調理で逃げる素材のうま味を補う

野菜や魚・肉など、下茹でするとうま味成分がゆで汁に逃げてしまいますよね。

 

ゆで汁に味の素を加えておくと、うま味成分が補われ、おいしくしあがりますよ♪

 

 

おいしく減塩できる

「塩分が少なくて味気ない…。」「血圧下げないといけないから、お醤油も我慢…」
病気や健康のために塩分を控えて味気ない食事をされている方もいらっしゃいますよね。

和食は健康食と言われていますが、とても塩分の多い食事になります。

日本人の1日当たりの食塩摂取量は、以前に比べて減ってきましたがそれでも平均摂取量は10g~13gです。

目標摂取量は7~8g未満に定められています。

みそ汁だと1杯で1.2g、梅干しは2g、しょうゆ小さじ1杯で1gの塩分量です。

「もう美味しい食事なんてたべられないのか!」と落ち込んでしまいそう。

 

ですが、この味の素の活用で30%の減塩が可能になります。

食塩は1gで塩分量1gです。 味の素は1gで塩分量0.5g

すまし汁を例にすると、通常の醤油を使ったすまし汁は塩分量が0.9gです。

しかし、味の素を使った場合、食塩0.6+味の素0.06gで調味すると同じくらいのおいしさを感じるため0.3gの減塩ができます。

 

この塩分が少なくても、同じようにおいしく感じる理由は「グルタミン酸」といううま味成分のおかげですね。

 

町の保健師さんや栄養士さんから、健康指導を受けたことのある人は知っていると思いますが、必ず「減塩するために、だしを活用してくださいね。」と言われます。

かつお節やしいたけ、昆布などのだしのうま味を使うことで、塩分が少なくてもおいしく感じられるということです。

味の素の主成分は昆布などに含まれる「グルタミン酸」ですよね。

 

味の素ならだしをとる手間も省けるので、ぜひ活用してみてください。

 

パンダ柄の可愛いアジパンダ瓶はキッチンの癒しにどうぞ♪

 

 

まとめ

「味の素は身体にわるい」そんな先入観が優先している人もいますよね。

国際機関でも安全性が認められている安全安心のお手軽調味料なので、ぜひ一度使ってみてはいかがですか?

 

 

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