雨が降ると、「髪がうねって思うようにまとまらず、気分もどんより…。」という悩みは誰もが経験しているのではないでしょうか。
デートや会議など大事なイベントの日に髪の毛がうねるという事態は、避けられるものなら避けたいものです。
特に前髪のうねりは何とかしたいですよね。
雨の日でもいつも髪の毛がまとまっている人を見ると、「髪質が良くていいなぁ。」と決めつけていませんか?
そんな人でも、実は、うまく対策をとっているだけという人もたくさんいます。
そこで今回は、湿気で髪がうねる原因と髪型別の直し方とうねり対策におすすめの市販で買えるおすすめのトリートメントを紹介します。
湿気で前髪がうねる原因は?
湿気で前髪がうねる原因は、髪の毛に含まれる水分がいつも以上に増えてしまうからです。
どんな人でも、湿気が多い日には髪の毛はうねったり広がったりしやすいと言われています。
カラーやパーマによるダメージで髪の毛が痛んでいる場合は、髪の毛を覆っているキューティクルがはがれてしまい髪の毛が健康ではない状態なので、よりうねりやすくなっています。
前髪に関していうと、遺伝的な原因もあるようです。
両親がくせ毛の場合には子供もくせ毛が出やすいのですが、くせ毛はキューティクルが開きやすいという特徴があり、湿気を吸収しやすいのです。
湿気を吸収した髪は、うねり・膨らみの原因となっています。
《髪型別》湿気で髪がうねらない方法と直し方を紹介!
湿気で髪がうねらないためにはどうしたら良いのか、方法や治し方を髪型別に解説します。
湿気で髪がうねらない方法&直し方【前髪】
湿気で前髪がうねらないようにするために欠かせないのは、キープするためのヘアスプレーを使用することです。
市販の商品でいうと、ケープ (花王)・VOL5 (SUNSTAR)などがあります。
特にケープはシリーズが多く、仕上がりイメージに合わせて選ぶことができます。
うねりがひどい人なら、ハードタイプを選ぶと良いと思います。
また、キープスプレーには、ラベルの後ろ側に「湿気コントロール」などと記載された商品もあります。
前髪は、湿気の影響を受けやすい部分なので、こういった特徴もスプレーを使うのがおすすめです。
キープスプレーはすでに使っているけど、それでもうねりが気になるという場合は、スプレーをする前に、少量のベビーパウダーをつけてなじませる方法があります。
ベビーパウダーは、水分をとばしてサラサラにしてくれるので、髪の毛にも使えますよ。
外出先で前髪のうねりが気になる時にも、この方法で対策することができますよ。
湿気で髪がうねらない方法&直し方【ショート】
ショートヘアの人は、髪を結ぶという応急処置ができないため、出かける前にとにかくきれいにセットしておく必要があります。
手順は、まずは髪全体を濡らしたあとよく乾かすのですが、乾かし方が重要です。
髪の毛が広がって頭が大きくならないように…とドライヤーの風を上から当ててしまうのは逆効果です。
根本から髪の毛を立ち上げるようなイメージで、下からもよく風を当てましょう。
そして毛先を伸ばすように乾かします。
髪の毛が十分に乾いたら、ヘアオイルをたっぷり使い、ウェットな仕上がりにするのがおすすめです。
ワックスやヘアバームでスタイリングする場合は、仕上げにキープ用のスプレーをしておきましょう。
ショートヘアの場合、髪の毛はすぐに乾くからと、半乾きで済ませる人も多いと思いますが、
雨の日は、ドライヤーで乾くまでしっかりと乾かすことが大切です。
湿気で髪がうねらない方法&直し方【ボブ】
ボブの人は、髪の毛先が肩につきやすく、湿気の影響でうねりが気になりやすいと思います。
痛んでパサついた髪の毛では、湿気を受けるとうねりや広がりがさらに出やすくなってしまいます。
そのため、ボブの人は、ヘアオイルを少し多めにつけてスタイリングするのがおすすめです。
ヘアオイルについてどれを選べばいいのか分からない人はこちらの記事を良かったらどうぞ♪
スタイリング方法は、まずは髪の毛全体を濡らして髪の毛をよく乾かしたら、ヘアオイルを毛先中心に揉みこみます。
そのあとヘアスタイリング剤をつける、もしくはコテでセットをします。
雨の日には、巻いた部分が落ちやすくなってしまいます。
スタイリングがまとまったあとは、キープ用のスプレーを使用することは欠かせません。
外出先では、携帯用のヘアオイルとキープ用のスプレーを持っておくと、毛先のちょっとしたうねり対策に便利ですよ。
湿気で髪がうねらない方法&直し方【ストレート】
ストレートヘアの場合は、毎朝ストレートアイロンでセットしている人が多いと思います。
特に髪の毛が長い人は、湿気の影響を受けやすく、梅雨の時期は厄介です。
梅雨の時期には縮毛矯正をするという方法もありますが、そうでない場合は、トリートメントの回数を増やしたり、スタイリング剤を見直すことがおすすめです。
スタイリング剤では、ミストタイプによる軽めのスタイリングではなく、ヘアオイル・ヘアバーム・クリームによる重めのスタイリングが最適です。
重めのスタイリング剤を毛先を中心にしっかりと揉みこむことで、毛先が広がりにくくなります。
キープ用のスプレーは、軽めのものを全体に吹きかけるようにします。
ストレートの場合も、携帯用のヘアオイルを持っておくと、お直しに便利です。
どの髪型でも、ドライヤーで髪の毛を乾かす時には、しっかりと根本から乾かすことが大事です。
熱風でよく乾かしたあとは、冷風をしばらく当てることで髪の毛に艶がでますよ。
きれいにベースが整ったあと、ヘアアイロン・コテやワックスなどでスタイリングをし、スプレーやオイルでキープさせるという方法がスタンダートでおすすめです。
梅雨の髪の毛のうねり対策におすすめのトリートメント3選!
梅雨の髪の毛のうねり対策におすすめのトリートメントを紹介します。
うねりに効果があるトリートメントを取り入れるだけでも、スタイリングは楽になりますよ。
紹介する3つの商品は、いずれもドラッグストアで購入できますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
パンテーン ウェザープルーフトリートメント
どんな天気のときでも、パサつき・うねり・広がりのない、いい髪が続くトリートメントです。
独自処方のトリートメント成分が髪の芯まで浸透し、ダメージを集中補修してくれますよ。
ジェル・ヴェール美容液がキューティクルを保護し、お天気要因から守ってくれます。
柚子とジャスミンをブレンドした爽やかな香りも人気♪
エッセンシャル フラット くせ・うねりメンテナンストリートメント
うねりときほぐし成分・髪のごわつき除去成分が配合されています。
ドライヤーやアイロンの熱で髪をやわらかくし、指通り良く扱いやすい髪に仕上がります。
アイロンやドライヤーで頑張ってスタイリングしているけど、なかなか思うように決まらない!という人におすすめです。
ディアボーテ HIMAWARI ゆがみディープリペアマスク
髪のうねり・くせ・パサつきを整え、毛先までプレミアムな質感へと導くヘアマスク。
痛んだ部分を狙って集中補修するダメージセンサー機能で、扱いやすい髪へ導きます。
サルフェートフリー処方なのも嬉しいポイントです。
まとめ
今回は、湿気で髪がうねる原因・髪型別でのうねり対策について解説しました。
湿気が多い雨の日には、髪の毛が通常より湿気を多く含んでしまうことにより、うねったり広がったりと扱いにくい髪になってしまいます。
湿気で髪がうねらないようにするには、髪全体をよく乾かして整えてから、オイルやバームなど重めのスタイリング剤でセットするのがおすすめ。
そのあとは、キープ用のスプレーをして、形状記憶させましょう。
前髪においては、キープ用のスプレーをする前にベビーパウダーを少量つけて、水分を飛ばしておくのも効果的です。
外出先では、携帯用のオイル・キープ用のスプレーがあると手軽にお直しができて便利です。
最近では、うねり対策に効果的なトリートメントもドラッグストアでたくさん売られていますので、試してみてはいかがでしょうか。
気候に左右されない美髪を手に入れて、梅雨を乗り切りたいですね。
コメント