愛犬が病院で膀胱炎と診断を受けると、それにあった抗生物質を処方されますよね。
しかし、薬にはさまざまな副作用があるため、飲ませるのをためらう飼い主さんも多いと思います。
また、膀胱炎が完治するまでどのくらい薬を投与すれば良いのかも気になるところ。
そこで今回は、膀胱炎になる原因と薬の投与期間、そして薬による副作用についてまとめました。
ご参考になれば幸いです。
膀胱炎は主に細菌感染が原因?
愛犬が膀胱炎を起こす原因は、細菌感染や膀胱結石などによるものです。
なかでも細菌感染が膀胱炎の原因として最も多く、尿道が短いメスは細菌が侵入しやすいため、オスより膀胱炎にかかりやすくなります。
膀胱炎の主な症状としては、頻尿、排尿痛、血尿などが見られます。
また残尿感から排尿回数が多くなり、排尿の際は膀胱が刺激されて痛むことがあります。
さらに、細菌が膀胱粘膜を傷つけることで血尿などの症状が現れます。
細菌には抗生物質が有効!
上記でお伝えした通り、膀胱炎の原因は細菌感染が主であり、抗生物質による治療が一般的です。
動物病院の検査で細菌感染による膀胱炎であることが確定されると抗生物質の投薬治療が開始されます。
抗生物質の投与期間は1週間~4週間ほど。投与期間の長さは、急性か慢性か、また再発したものかなどによって変わってきます。
抗生物質は細菌の成長を抑制し死滅させる働きがあるため、細菌感染による膀胱炎には非常に効果的ですが、薬の副作用が出る可能性もあります。
抗生物質で副作用が起こる?
抗生物質は細菌による膀胱炎に対して有効な薬ですが、犬の体質、体調などによって副作用の症状が出ることがあります。
これは抗生物質だけではなく、どんな薬に対しても言えることです。
・嘔吐
・下痢
・食欲不振
抗生物質は胃に負担がかかるため、胃腸障害を引き起こしやすくなります。
そのため、嘔吐、下痢、食欲不振などの副作用が現れることがあり、対策として胃腸を保護するものを(乳酸菌など)一緒に摂取する必要があります。
また、皮膚が乾燥しやすくなるため、副作用としてかゆみや発疹などの皮膚症状が現れることもあります。
一口に抗生物質といっても様々な種類があります。
体質に合わない場合は獣医師に相談し、別の抗生物質の処方を検討してもらいましょう。
抗生物質を与える際の注意点!
抗生物質の投与でよくあるトラブルとして、服用を途中でやめてしまうというケースがあります。
「膀胱炎の症状が見られなくなったので」という理由が多く、「治った」と飼い主さん側が勝手に判断してしまうことからきています。
抗生物質を飲み続けることで、細菌の力が弱まっていくため、治ったように見えるかもしれませんが、完全に菌を「死滅」させないと意味がありません!
中途半端に飲むことで菌が薬に慣れてしまえば(耐性菌)もう、今服用している抗生物質は効かなくなってしまいます。
膀胱炎を悪化させないためにも処方された薬はきちんと服用させましょう。
また、完治したかどうかの自己判断はせず、必ず獣医師の指示に従って下さい。
膀胱炎を再発させないために飼い主ができること
薬によって膀胱炎が完治しても、おかれている環境や年齢による免疫力の低下、基礎疾患など様々な要因により再発する可能性があります。
少しでも再発の要因を取り除くために、日頃から下記のことを心掛けましょう
・トイレを我慢させない
・ストレスをためさせない
膀胱炎の予防には何より水分摂取が大切です。
水をあまり飲まないようなら、フードをふやかしたり、ウェットフードを与えるなど食べ物から水分を摂らせるのも対策です。
また、散歩の回数を増やすことでトイレの回数も増えますし、ストレス発散にも繋がります。
ドッグフードは、尿疾患用の療法食などもあるため獣医師に相談し検討することをお勧めします。
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まとめ
今回は膀胱炎の薬の副作用について書かせて頂きました。
それでは、今回の記事の要点をまとめます。
・膀胱炎の原因のほとんどが細菌感染によるもの
・抗生物質には副作用があり、嘔吐や下痢などの胃腸障害が多い
・抗生物質は途中でやめると菌に耐性がつくため危険
抗生物質を正しく飲ませることで膀胱炎をしっかり治してあげて下さいね。
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