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老犬が散歩中に急に倒れるのは病気?倒れたときの対処法は?

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老犬が散歩中に倒れてしまうのは病気の可能性があり、命に関わることもあるため早期受診が大切です!

今回は、老犬が倒れてしまう原因となる病気とその対処法をまとめました。

早期発見のきっかけになれば幸いです。

 

老犬が急に倒れるのは病気が原因なの?

老犬 散歩 倒れる

 

老犬が急に倒れてしまった場合、下記の病気が考えられます。

・てんかん発作
・心不全
・貧血
 など

それでは原因を詳しく見ていきましょう。

 

てんかん発作

てんかんとは、脳の神経回路が何らかの異常(ショート)を起こすことで発作を繰り返す病気です。

原因不明(遺伝が関与)のものから脳の病気(脳腫瘍、水頭症など)によって引き起こされるものもあり、主にけいれん症状が見られます。

てんかんにより意識がなくなることもありますが、たいがいは数分程度でケロッと戻ります。

しかし、一日に何度も発作が起こったり、長時間(10分以上)発作が続く「重積」と呼ばれる症状は、脳に深刻なダメージを与える可能性があるため早急に動物病院への受診が必要です。

 

 

心不全

心不全とは、心疾患(僧帽弁閉鎖不全症など)により血液の循環がうまくいかなくなってしまった状態を指し、命を奪いかねない深刻な状態と言えます。

 

心不全を起こすと下記のような症状が現れます。

・咳をする
・すぐに疲れる
・ゼーゼーと苦しそうに呼吸をする
・急に倒れる
 など

急に倒れてしまうような症状が見られる場合、心不全がかなり進行している可能性があり、さらに進行すれば呼吸困難、失神などの症状が現れます。

心不全は主に高齢犬に起こりやすい病気のため、定期健診などで心疾患を早期発見をすることが大切です。

 

 

貧血

犬の貧血は、病気(免疫介在性溶血性貧血という赤血球を破壊することで貧血を起こす病気が代表的)や中毒(タマネギ中毒など)によって起こります。

 

<免疫介在性溶血性貧血による貧血の症状>

・食欲不振
・すぐに疲れる
・倒れこむ

 

免疫介在性溶血性貧血は、原因不明であることが多く、遺伝が関係しているとも言われています。

治療が遅れてしまうと命の危険もあるため、「貧血だから大丈夫」などと軽く考えず一刻も早く受診してください。

 

 

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老犬が突然倒れた場合どうしたらいいの?

老犬 散歩 倒れる

 

散歩中に老犬が突然倒れてしまった場合は、下記の順番で行動しましょう。

① まずは老犬を安全な場所へ移動させる
② 愛犬を呼びかけてみる
③ 意識があり、すぐに立ち上がる場合はそのまま動物病院へ。
④ 意識がない場合、動物病院にすぐに連絡。状況を伝えたらバスタオルなどで老犬を包み、安全を確保しながら抱きかかえて連れていく。

 

 

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老犬になったら定期健診を!

老犬 散歩 倒れる

 

人間と同じく、犬も年をとったら様々な病気にかかりやすくなり、免疫力の衰えから重症化しやすくなります。

 

「年だから」とあきらめず、定期的な健康診断で愛犬の体に潜む異変に素早く気付いてあげることが健康寿命を延ばすことに繋がりますよ!

 

病気の早期発見は、進行を防ぐだけでなく、改善や病気によっては完治なども可能にしてくれます。

年に一回の健康診断を忘れずにしてあげましょう。

また、老犬に何か異変が見られたら、すぐにメモすることや、動物病院に相談する「クセ」を付けるのも大切です。

脚が弱くなって倒れる場合は介護用ハーネスの検討を。

病気ではなく、加齢により脚の力が入らなくなり倒れこんでしまう場合は、歩行補助用のハーネスをお勧めします。

また、散歩後にマッサージやストレッチをしてあげるのも良いようですね^^

老犬の筋力アップの方法やストレッチ法を少し紹介しますね。

加齢とともに寝起き後は体が固くなってくるので、ストレッチは朝一番にやることをおすすめします。

 

朝時間がないという飼い主さんは散歩の前でもOKです!

【基本の筋力アップ&ストレッチ方法】

1.まず足の指を1本ずつ上下に5回動かします(全部の指を行います)
2.指全体(足先)を曲げ伸ばしします(伸ばす時は地面に着地しているときの角度になるようにします)
3.肉球の間を広げるように足裏をやさしく刺激します
4.足首は可動域がせまいのでやさしくそっと動かします
5.肘、膝の曲げ伸ばしをします(関節に問題がある場合は慎重に)
6.首からしっぽまで背骨に沿って両手でやさしく手の腹でさすっていきます

※キュティア老犬クリニックより引用

痛みがある場合や嫌がる時には無理して行わないで、獣医師に相談しましょうね。

 

 

まとめ

老犬が倒れてしまうと慌てて何も考えられなくなりがちですが、愛犬を守ってあげられるのは、飼い主さんの素早い判断です。

いざという時のために日頃から対処法を覚えておくと良いですね。

それでは今回の記事をまとめましょう。

①老犬が突然倒れたら、てんかんや心不全、貧血などの病気が考えられる。
②いずれにしても素早い処置が求められるため、すぐに動物病院へ受診すること。
③老犬になったら特に定期健診で病気の早期発見に努めること。

愛犬の出すサインにいち早く気付いてあげて下さいね。

 

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